日本臓器移植ネットワークは、2014年7月18日に更新した移植に関するデータページhttp://www.jotnw.or.jp/datafile/offer_brain.htmlにおいて、法的
「脳死」臓器提供にもとづき臓器移植を受けた患者の死亡例が本年3月31日更新時と比べて、心臓で3例増加し、肺
で3名増加し、肝臓で2名増加し、腎臓で1名増加し、小腸で1名増加したことを表示した。法的「脳死」臓器移植患者の死亡は、心臓14名、肺41名、肝臓38名、膵臓1名、膵腎同時8名、腎臓15名、小腸5名の累計122名に達した。
これまでの臓器別の法的「脳死」移植レシピエントの死亡情報は、臓器移植死ページに掲載。
「移植」49巻2−3号p275〜p280掲載の「本邦心臓移植登録報告(2014)」https://www.jstage.jst.go.jp/article/jst/49/2-3/49_275/_pdfは、死亡12例までの死因内訳として、多臓器不全2例(移植後17日、67日)、感染症5例(移植後2カ月、4カ月、8カ月、2年、4年、4年)、移植後冠動脈病変(移植後7年)、胃癌1例(移植後10年)、腎不全1例(移植後11年)、その他1例(移植後2年)、としている。