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生体腎移植 最初の排尿から高度蛋白尿 再び透析
微小変化型ネフローゼの2歳5ヶ月女児 神戸大学
2月21日、兵庫医科大学において第232回日本小児科学会兵庫県地方会が開催。神戸大学小児科の大沼 健一氏らは、生体腎移植をするも効果がなく透析に戻った小児例を報告した。
症例はネフローゼ発症時1歳6ヶ月の女児。ステロイドパルス・シクロスポリン投与にて加療するも治療抵抗性で、発症半月後には腎不全となり透析導入となった。2歳5ヶ月時に母より生体腎移植をするも、第一排尿より高度蛋白尿を認め、再び腎不全へと至った。腎生検で原疾患の移植後再発と診断した。
出典:治療抵抗性で腎不全へと至り、移植後再発のため再び腎不全へと至った、微小変化型ネフローゼの1例、日本小児科学会雑誌108巻12号p1513(2004年)
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