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2005年 3月 7日 50代男性←bP2ドナー(20010121) 心臓(国立循環器病センター)
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2005年 3月21日 40代男性←bR2ドナー(20041120) 心臓(大阪大)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明
心臓(施設名不明)
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2002年 2月 3日 43歳男性←bP1ドナー(20010108) 右肺(東北大)
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2002年 3月20日 46歳女性←bP6ドナー(20010726) 右肺(大阪大)
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2002年 6月10日 38歳女性←a@5ドナー(20000329) 右肺(東北大)
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2002年12月 5日 20代女性←bQ2ドナー(20021110) 両肺(岡山大)
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2004年 6月 7日 50代男性←bR0ドナー(20040520) 両肺(東北大)
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2005年 3月10日 50代男性←bR6ドナー(20050310) 両肺(京都大)
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2006年 5月初旬 40代男性←bP9ドナー(20040102) 右肺(岡山大)
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2006年 5月27日 40代女性←bS6ドナー(20060526) 両肺(岡山大)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肺(施設名不明)
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2006年10月24日 30代女性←bS3ドナー(20060321) 両肺(京都大)
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2007年 7月? 32歳男性←bS9ドナー(20061027) 左肺(福岡大)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肺(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肺(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肺(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肺(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肺(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肺(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肺(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肺(施設名不明)
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2000年11月20日 47歳女性←bP0ドナー(20001105) 肝臓(京都大)
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2001年 5月25日 10代女性←bP4ドナー(20010319) 肝臓(京都大)
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2001年12月11日 20代女性←bP8ドナー(20011103) 肝臓(北大)
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2002年 9月10日 20代男性←bQ1ドナー(20020830) 肝臓(京都大)
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2005年12月26日 50代女性←bS1ドナー(20051126) 肝臓(北海道大)
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死亡年月日不明 20代男性←bQ9ドナー(20040205) 肝臓(大阪大)
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死亡年月日不明 60代男性←bR6ドナー(20050310) 肝臓(京都大)
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死亡年月日不明 40代男性←bQ2ドナー(20021111) 肝臓(北大)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肝臓(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肝臓(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肝臓(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肝臓(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肝臓(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肝臓(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 肝臓(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 膵臓・腎臓(施設名不明)
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2004年 6月頃 50代女性←bP5ドナー(20010701) 腎臓(東京女子医科大学腎臓総合医療センター)
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死亡年月日不明 50代男性←a@5ドナー(20000329) 腎臓(千葉大)
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死亡年月日不明 30代男性←bP4ドナー(20010319) 腎臓(大阪医科大)
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死亡年月日不明 50代男性←bP6ドナー(20010726) 腎臓(奈良県立医科大)
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死亡年月日不明 50代男性←a@2ドナー(19990512) 腎臓(東京大学医科学研究所附属病院)
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死亡年月日不明 女性←bQ6ドナー(20031007) 腎臓(名古屋市立大)
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死亡年月日不明 50代男性←bR6ドナー(20050310) 腎臓(国立病院機構千葉東病院)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 腎臓(施設名不明)
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死亡年月日不明 レシピエント不明←ドナー不明 腎臓(施設名不明)
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2001年9月11日 7歳女児←bP2ドナー(20010121) 小腸(京都大)
チクサン出版社発行のCAP(Campanion Animal
Practice)2010年7月号は、p58〜p68に岩手大学農学部獣医学課程・小動物外科学教室の片山 泰章氏による「猫の腎移植,成功へのシナリオ」を掲載した。
片山氏は、岩手大学動物病院は2010年度からネコの腎移植プログラムを末期腎不全に対する治療オプションのひとつとして打ち出した、という。小動物医療における腎臓移植は、米国ではGregor氏yらが1987年にイヌ、ネコの症例を発表し、日本では麻布大学の三品氏らがネコの臨床例を発表している。日本で臨床獣医師に腎臓移植が治療法として馴染みの薄い要因として、片山氏は1968年の和田心臓移植事件をあげた。ドナー選定の段落は以下の枠内。
「ドナー選定」に続く「片腎摘出のその後」では、ドナー猫の詳細な腎機能測定が実施されていないことを指摘し、「今後の追加報告が待たれるところである」としている。
「術後成績」では、「Schmiedtらは6ヵ月生存率65%、3年生存率40%と報告している。全体の22.5%が入院中に死亡しているが、うまく周術期を乗り切り退院することができたケースでは6ヵ月生存率は84%、3年生存率は45%とされている。このことから周術期死亡率の高さがうかがえる」
「ケース紹介」されたレシピエントネコは、実験で右腎を摘出され、左の自家腎を摘出・保存・再植したところ腎機能廃絶に陥ったため、他の実験において摘出された腎臓を用いた再移植に踏み切ったオスネコ(体重6.2キロ)。「現在、レシピエントは筆者が並々ならぬ愛情を持って飼育している。家の中で活発に遊んでいる様子をみると、腎臓がひとつしかない状態ではあるが、実験施設で生涯を終えるよりは、明らかに生活の質が向上しているといえる。ドナー猫に対しても同様のことがいえるのではないか・・・・・・と個人的に感じている」と記した。