脳死・臓器移植反対署名が87万1,571人
大本・人類愛善会が1999年5月から行ってきた脳死・臓器移植反対署名が87万1,571人に達し16日、厚生省に提出した。
この日、奧田 宗弘大本本部長(生命倫理問題対策会議議長)ら大本本部関係者10人と、渡部 良夫藤田保険衛生大学名誉教授、綱川 英治「『脳死』臓器移植による人権侵害監視委員会・東京」代表世話人、岡本 隆吉「『脳死』臓器移植による人権侵害監視委員会・大阪」代表らは厚生省記者クラブで会見の後、厚生省保健医療局(日比谷セントラルビル)を訪れ、署名を大沢 範恭臓器移植対策室長に手渡した。
奧田本部長は、以下の5項目について厚生大臣宛の要望書も提出した。
- 本人の承諾なしに臓器摘出が行われることのないよう措置すること
- 十五歳未満の未成年の臓器提供を認めないよう措置すること
- 六歳未満の幼小児に対する脳死判定を行わないよう措置すること
- 臓器提供施設のすべてに最新の救命救急治療設備を整備すること
- 人工臓器をはじめ臓器移植を不要とする治療法の開発を促進されるよう措置すること