日本臓器移植ネットワークは、2014年12月9日に更新した「移植に関するデータ」ページにおいて、法的
「脳死」臓器提供にもとづき臓器移植を受けた患者の死亡例が2014年9月26日更新時と比べて、
肺で1名増加、肝臓で1名増加、肝腎同時移植で1名増加(肝腎同時移植で初の死亡例)、膵臓で1名増加、膵腎同時移植で1名増加、腎臓で2名増加したことを表示した。法的「脳死」臓器移植患者の累計死亡者数は、心臓15名、肺4
4名、肝臓43名、肝腎同時1名、膵臓2名、膵腎同時9名、腎臓25名、小腸5名の144名に達したことを表示した。
ところが12月16日更新の同ページhttp://www.jotnw.or.jp/datafile/offer_brain.htmlにおいて、法的「脳死」臓器移植患者の累計死亡者数は、再び9月26日更新時と同じ心臓15名、肺43名、肝臓42名、膵臓1名、膵腎同時8名、腎臓23名、小腸5名の137名に戻した。
数字を変更した事情について、何の説明も表示していない。
過去にも同様の事例があり、2008年3月21日に
死亡者数は累計40名となったが、同年4月7日には累計38
名に減少、そして同年5月15日には累計45名となったが、
同年7月7日には累計39名に減少した。