トレジョグ 2019年

山を走るほど強くないので、登りは基本的に歩き、下りや平坦なトレイルを楽しくジョグする 「トレジョグ」を気の向くままにおこなっています。 人の少ない静かな所が好きです。トレジョグした後の温泉や食事も楽しみです。

12月29日(日)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 晴れ
先週と同じコースをトレジョグした。 頂上付近では日影などに雪が残っており、道はグチャグチャになっている場所があった。 人出は先週と同じくらいだった。

「弘法の里湯」で汗を流し、いつものおじさんにマッサージしてもらった。
海老名の「ヤナギ」でケーキを二つ買った。

所要時間: 吾妻山登り口→高取山(1:12)→1:31→大山(2:43-51)→46→蓑毛越(3:37)→30→高取山(4:07)→45→鶴巻温泉(4:52)
Hoka One One トレント(4)
12月21日(土)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 曇りのち晴れ
明日が冬至で日の出が遅かったけれど、鶴巻温泉駅を出発することには少し明るくなり始めた。 思っていたほど寒くはなく、下部では少し暖かく感じるほどだった。 登るにつれて霧がでてきて、頂上は霧の中だった。地面が少し濡れていた。

積もった落ち葉の下には木の根や石が隠れているかもしれないので、少し慎重にくだった。
「弘法の里湯」で汗を流し、久しぶりでいつものおじさんにマッサージしてもらった。
駅前のお店で、秦野産という話のピーナッツの素焼きを買って帰った。

所要時間: 吾妻山登り口→高取山(1:14)→1:34→大山(2:48-55)→49→蓑毛越(3:44)→30→高取山(4:14)→48→鶴巻温泉(5:02)
Hoka One One トレント(3)
12月14日(土)田貫湖⇔長者ヶ岳⇔佐野峠⇔思親山 晴れ
田貫湖南テントサイト前の道路に面した駐車スペースに車をとめて歩き始めた。 山道に入いってしばらくの間はずっとカラスの鳴き声がうるさかった。 思っていたほどには寒くなく、だんだんと汗がでてきたので、ゴアのカッパを脱いだ。 標高を上げるにつれてガスが出てきた。長者ヶ岳に着いた時はガスにつつまれて展望はまったくなかった。

佐野へ下る道は斜面のトラバースが続いた。 所々崩落している場所もあり、トラ・ロープが張られていた。 上佐野の集落は、誰も住んでいない打ち捨てられた家々や放棄された田畑が多いようだった。 佐野まで下ってくると、人が住んでいる雰囲気の建物が増えてきた。

佐野峠へ上る道を少し進んだ所の茶畑横の石垣に座ってしばらく休憩した。 陽だまりに座っておにぎりを食べながら、下の集落や遠くの山々などを眺めた。 ほっとして、少し幸せな気分になった。

佐野峠近くで今日初めて一人のハイカーとすれちがった。 佐野峠の駐車場に車はなく、思親山頂上にも誰もいなかった。 ベンチに座り、景色を眺めながらおにぎりを食べて休憩した。 そのあとで来た道を忠実に戻った。

道が分かっているせいか、帰りは時間が短く感じられた。 長者ヶ岳へ向かう途中で、行きにすれちがったおじさんを抜いた。 長者ヶ岳頂上からは大きな富士山が見えた。数人のハイカーも休んでいた。 田貫湖までの下りは走りやすい部分が多く、駐車場まですぐだった。

走りやすいのは、田貫湖と長者ヶ岳の間と、佐野峠と思親山の間だけだった。 それ以外の道は東海自然歩道の一部だけれど、暗い植林の森が多く、利用者も少なそうで荒れ気味だった。

所要時間: 田貫湖→長者ヶ岳(1:12-15)→1:15→上佐野(2:30)→1:03→佐野峠(3:33)→23→思親山(3:56-4:04) →15→佐野峠(4:19)→38→上佐野(4:57)→1:57→長者ヶ岳(6:54-59)→33→田貫湖(7:32)
Hoka One One トレント(2)
11月30日(土)大蔵経寺山⇔兜山⇔要害山 晴れ
大蔵経寺山登山口の前にある広い草の駐車場に車をとめ、動物よけのゲートを開けて林道を歩いた。 しばらくすると案内板があり、お宮を経由する登山道と、林道を歩いて展望台を経由するルートの二つがあった。 お宮を経由する登山道を選んだのだが、道はあまりよくなかった。

大蔵経寺山の頂上はあまりピークという感じではなく、山梨百名山の標柱がポツンとあるだけだった。 大蔵経寺山から岩堂峠へ続く尾根上の道は歩きやすい部分が多かった。 葉っぱを落とした木々の間から、白くなった南アルプスの山々や甲斐駒ヶ岳などが時々見えた。

鹿穴のピークを巻くようにして岩堂峠に着いた。 ここから兜山に往復した。行きは、沢沿いの道を少し下り、途中から兜山を目指した。 日陰の地面近くに、まるで白い花がかたまって咲いたようになっている場所がいくつかあった。 近づいてよく見ると、霧氷みたいな雪(?)が、草の茎の間に張り付いているのだった。 本物の花のように見えた。

上部は明るい広葉樹の森で気持ちよかった。 昔、この季節によくクライミングに出かけた兜山の岩場付近とよく似た雰囲気だった。 誰もいない兜山の頂上でおにぎりを食べて休んだ。 気温が低く、じっとして座っていると寒いくらいだった。

帰りは尾根の道を進んだ。 先週トレラン大会がこのあたりで開催されたらしく、ピンクのテープはそのためにつけられたものなのかもしれない?  棚山へ向かう道と別れて左下に進むと伐採跡地にでた。 道がわかりにくかったけれど、先ほど通った道が伐採地の下に見えたので、テキトーに歩きやすい所を登山道まで下り、 岩堂峠まで戻った。

岩堂峠から要害山まで往復した。 途中に「深草観音」があったので少し見物した。 太く黒く冷たい鉄のはしごが遥か上まで伸びていた。 どんどん進んでいたら、要害山を通り過ぎてしまったらしく道が下りになった。 引き返すと、武田信玄生誕の地の石碑の数メートル右側の草むらの中に標柱を発見した。 20分くらいロスしてしまったが、まあ、しかたない。

ここからは通ってきた道を引き返した。既にようすが分かっているので、走れる部分はルンルン気分で走った。 岩堂峠まで登り返し、大蔵経寺山へ向かった。途中で数人のハイカーとすれちがった。 大蔵経寺山からは展望台経由の道をくだった。こちらのほうが本来の道らしく、走りやすかった。

尾根を外れて右に少し下ると林道になった。 そのまま進むと、林道わきにベンチが二つあり、そこが展望台だった。 ベンチに座り、景色を眺めながらおにぎりを食べた。車をとめた駐車場の一部が右下に見えた。

案内板によると、北斎の富嶽三十六景の甲州伊沢暁は、大蔵経寺山付近から眺めた富士山と宿場町の様子を描いたものらしい。 北斎の版画では、富士山の手前には遮るものが何もないように描いてあるが、 実際は御坂の山々が富士山の裾野の部分を隠していて、見えるのは富士山の上部三分の一くらいだ。

ただ、眼下に広がる街、笛吹川、そして遠くに見える富士山の眺めがすばらしいことにかわりはない。 今朝、大蔵経寺山に登る時にこの道を通っていれば、暁の景色が見れたであろうと思うと少し残念だった。

展望台から駐車場までは林道をジョグしてすぐだった。 岩下温泉に浸かろうと思い車で向かったのだけれど、周囲の道がとても狭いので止めてそのまま帰った。

所要時間: 大蔵経寺山登山口駐車場→大蔵経寺山(0:42)→50→岩堂峠(1:32)→49→兜山(2:21-28)→38→岩堂峠(3:06) →57(頂上を通り過ぎてしまい20分ほどロス)→要害山(4:03-08)→35→岩堂峠(4:43) →55→大蔵経寺山(5:38)→25→大蔵経寺山登山口駐車場(6:03)
Hoka One One トレント(1)
11月16日(土)精進湖⇔三方分山⇔釈迦ヶ岳⇔蛾ヶ岳 晴れ
精進湖に着いた時には日の出少し前で、湖から霧が立ち昇り、その向こうに大きな富士山が見えた。

山田ホテルの横を入り少し進むと15mくらいの大きな堰堤があり、右側(左岸)から越えた。 暗い植林の森を進み、何度か沢を渡ると、広葉樹の森に変わった。 太陽が富士山東の肩から顔をだし、紅葉した木々の葉に光が当たってきれいだった。 三方分山にはだれもいなかった。まだ霧の残る精進湖と富士山の景色をしばらく眺めていた。

釈迦ヶ岳が近づくと、左手下に舗装林道が見えた。 釈迦ヶ岳頂上まで往復した後で尾根を西に進むと梯子があり、それを下って舗装林道にでた。 ここからは尾根上の道を蛾ヶ岳まで進んだ。 最初は植林の暗い森だったけれど、だんだんと広葉樹の明るい森になった。 一か所、ピークをまいて180度近く向きを変える場所があった。

蛾ヶ岳の手前は急登だった。 三方分山から蛾ヶ岳までの区間では誰にも会わなかったけれど、蛾ヶ岳には十人近い人たちがいた。 皆さん反対側から登ってくるようだった。 蛾ヶ岳からは富士山、雪をかぶった南アルプス、甲府盆地がよく見えた。 おにぎりなどを食べながらしばらく休憩した。

帰りは、トレールランナーと一人すれ違ったほかは三方分山まで誰にも会わず、静かな山旅が楽しめた。 三方分山で少し休んでから精進湖へ下った。 県営駐車場の隣にある山田ホテルの温泉に浸かってから帰った。

所要時間: 精進湖県営駐車場→三方分山(0:58)→31→釈迦ヶ岳(1:29)→1:17→蛾ヶ岳(2:46-58) →1:19→釈迦ヶ岳分岐(4:17)→38→三方分山(4:55-5:01)→32→精進湖県営駐車場(5:33)
11月2日(土)新田温泉黄金の湯→山伏→八紘嶺→新田温泉黄金の湯 曇り時々晴れ、山は霧
黄金の湯に車をとめ、車道を歩いて山伏登山口へ向かった。 林道を進むのに夢中になっていたら、登山口を通り過ぎてしまった。 途中で気がついて引き返すと、ゲートの少し手前、沢の流れが道路を覆っている先に登山口の標識が見えた。 24分ほどロスしてしまった。 初めての場所では地図をよく確認しながら地形を読み、慎重に行動しなければならないという基本的なことを痛感した。

沢に沿った登山道を登っていくと、打ち捨てられた山葵田の跡があった。 登山口のあった農作業用モノレールのレールはこの山葵田のためのものだったのだろう。

沢を何度か横断しながら登っていくと、だんだんとガスがでてきて、肌寒いくらいになってきた。 上部ではもう紅葉は終わり、落ち葉が積り始めていた。 何人かハイカーを追い抜いた。 ストックをザックにくくりつけている人が二人ほどいたけれど、登りで使わないでいつ使うのだろうと思った。

山伏の頂上は草原状になっていて、天気が良ければ気持ちよさそうな場所だったけれど、 今日はガスのために遠くは何もみえなかった。 おにぎりを食べて休憩した後、八紘嶺へ向かった。

稜線上は風が吹き、立ち止まると寒いほどだった。 途中で時々ガスが消えて太陽の光が差し込むと、つかの間は少し暖かく感じられた。 そういう時は、南アルプス南部の山並みが稜線の左手遠くに見えた。 八紘嶺の頂上には誰もいなかった。ここでもおにぎりを食べ長めに休憩した。

ストックを折りたたんでトレラン・パックの中にしまい、梅ヶ島温泉へ下った。 途中にある広葉樹の森では紅葉がきれいだった。 一度舗装林道に出て、植林の暗い森の中を下ると梅ヶ島温泉だった。 ここからは車に気をつけながら車道をジョグし、スタート地点まで戻った。

黄金の湯で一時間半券(400円)を購入し、ヌルヌルの温泉にのんびり浸かってから帰った。

所要時間: 新田温泉黄金の湯→山伏登山口(0:44)→47→蓬峠(1:31)→50→山伏(2:21-27) →40→新窪乗越(3:07)→1:11→八紘嶺(4:18-33)→55→梅ヶ島温泉(5:28)→19→新田温泉黄金の湯(5:47)
(林道を走りすぎて引き返した時間の24分を引いてある。)
10月26日(土)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 晴れ時々曇り
週末ごとの台風や大雨で、最近はどこにも出かけられなかった。 今週はようやく晴れたけれど、台風の影響がいろいろあるかもしれないので、一番近い大山のコースに出かけた。

念のため、ヒル対策として塩を持ち、家を出る前に靴に塩水を塗った。 夏に比べればさすがに気温が低くなったせいだろう、今日は山ヒルは見かけなかった。

人は少なく、下社から登ってくる道を合わせるまでは二人しか人に会わず、静かな山旅が楽しめた。 昨夜まで雨だったので心配していたけれど、思っていたほど道はグチャグチャでなかった。 登りでトレランポールを使った。楽だけれども、まだスピードアップにはつながらない。

大山の頂上からは雪をかぶった富士山がよく見えた。南アルプス北部も白くなっているようだった。 大涌谷からは白い煙が上がっていた。

台風による倒木が数本あったが、特に問題はなかった。 下社から蓑毛越までのトラバース気味の道で、沢を渡る道が一か所崩れている部分があった。

「弘法の里湯」で汗を流し、駅前のお店で、秦野産という話のピーナッツなどをお土産に買って帰った。

所要時間: 吾妻山登り口→高取山(1:17)→1:34→大山(2:51-59)→53→蓑毛越(3:52)→31→高取山(4:23)→52→鶴巻温泉(5:15)
10月5日(土)廻目平手前P→小川山→瑞牆山→廻目平手前P 晴れ
大弛峠への道が分かれる所にある駐車場に車をとめて歩き始めた。 クライマーにとっては、夏が来れば小川山という感じなので、夏から秋にかけて小川山に来ると私の数少ない知り合いに全員会うような気がしたものだった。

キャンプ場のトイレの先から山道に入り、カモシカコース分岐までは急な登りだった。 その後は、暗い林の中の分かりにくい道を進んだ。 小川山の山頂が近づくにつれて少し歩きやすくなった。 山頂からの展望はよくないので特に休まず、少し進んだ眺めの良い場所で休憩した。

風の音しか聞こえなかった。右手には、これから登る瑞牆山がよく見えた。 ここから八丁平までは原生林の中をいく比較的歩きやすい道だった。苔がとても綺麗だった。

八丁平から瑞牆山まで往復した。八丁平に到着するまでに会った人はほんの数人だったけれど、 富士見台からの道と合流して瑞牆山往復の間には百人以上の人を見た。 瑞牆山からの眺めを楽しんだ後で下りにかかり、八丁平に登り返す途中の小屋跡みたいな開けた場所で少し休んだ。 ここは静かで日当たりも良くのんびりできた。

八丁平から大日岩方面に少し進み、左に分岐して砂洗川の左岸を下る道を進んだ。 途中で犬を連れた人に会い、少し話をした。

林道にでてからは昔を思い出しながらジョグした。 バナナクラックのある岩や、ジュピター、サイコロ岩、兄岩などを眺めながら出発場所までもどった。 思いガチャ(金属製のクライミング道具)やロープがないので30分ほどしかかからなかった。

「ヘルシーパーク川上」で風呂に入って汗を流した(300円)。 昔よく買い物したボロイお店に寄ってみた。以前と同じおばあさんがいた。期待していた松茸は売り切れだった。 相模湖IC付近と小仏トンネル付近で軽い渋滞にはまったけれど、16時半頃には帰宅した。

所要時間: 廻目平手前P→カモシカコース分岐(51)→1:09→小川山(2:00)→52→八丁平(2:52)→1:01→瑞牆山(3:53-4:01) →1:08→八丁平(5:09)→23→林道出合(5:32)→28→廻目平手前P(6:00)
9月22日(日)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 曇り時々晴れ
天気予報は下り坂で午後から雨といっていたけれど、雨が降る前に降りてくるつもりでいつものコースに出かけた。 蛭対策として塩を持ち、家を出る前に靴に塩水を塗った。でも今日は山ヒルは見かけなかった。

先日購入したトレランポールを登りで初めて使ってみた。確かに楽だ。荷物が重い時にはもっと楽に感じられるだろう。 ただし、まだ慣れてないせいもあるのだろうけれど、今日のところは、時間短縮にはつながらなかった。 下りで最後までタイムが落ちなかったのは、登りが楽だったからかもしれない?

人は少なく、心配していた台風による倒木もほとんどなかった。 タイツと薄い長袖で出かけたけれど、大山では、まだまだ短パンと半そででよく、特に下りは暑かった。 「弘法の里湯」で汗を流し、マッサージしてもらった。新しい人だったが、まずまず上手だった。

所要時間: 吾妻山登り口→高取山(1:11)→1:38→大山(2:49-57)→48→蓑毛越(3:45)→31→高取山(4:16)→51→鶴巻温泉(5:07)
9月14日(土)奈良田温泉→広河内岳→笹山→奈良田温泉 晴れ
4時に起きるつもりだったのだけれど、3時半過ぎに目が覚めてしまった。少し興奮しているのかもしれない。 もう眠れそうにないので、腹ごしらえをして4時過ぎに家を出発した。 奈良田温泉には6時半過ぎに着いた。

奈良田温泉の大きな駐車場は九割くらいうまっていたけれど、入口から一番遠い付近にはまだスペースがあった。 忘れ物がないか確認し、車をロックし、歩き始めた。 広河原へ行くバスを待つ人達が長い列を作っていた。

土砂崩れなどの影響で、登山道入り口まで、二か所ほど去年とは違う迂回路を通っていた。 吊り橋を渡って山道に入ると、思っていたより道が濡れてぬかるんでいた。 沢沿いにトラバース気味に進みすぎてしまったようで見印を見失い、引き返すと、真上に登るようになっている所を見過ごしていた。 大門沢小屋から大門沢下降点までの急登にそなえ、力を抜いて楽に歩くことを心掛けた。

いったん広河内から離れ、林の中を進むと、だんだんと無音の世界に近づいていった。 小さな尾根を越え、少し下ると、また沢の音がうるさいほど聞こえてきた。 大門沢小屋で、単独行らしい女性と少し話をしながら休憩し、給水して出発した。

途中ゴーロになった沢で目印を見失った。すぐ右の尾根上の部分に登山道があった。 この時期は草が伸びていて、道が分かりにくい部分があるので気をつけないといけない。 去年より10分ほど遅く大門沢下降点へ到着した。快晴で風がなく良い天気だけど、日影はないのでジリジリ焼けるようだった。 少し休み、呼吸を整えてから広河内岳へ向かった。

広河内岳頂上には誰もいなかった。 耳のついた富士山、これから縦走する笹山方面へと続くクジラの背中みたいな尾根、大きな塩見岳、農鳥岳方面に続く山々、 雪が降ったように白い鳳凰三山などを眺めながら、おにぎりを食べ、寝転んだりして大休止した。

笹山への尾根道は思っていたよりもマーキングされていた。尾根が広い部分が多いので、霧がでたりして見通しが悪いと苦労するかもしれない。 谷を挟んで右手に見える塩見岳の姿がだんだん変化するのを楽しみながらの稜線散歩だった。 日影が一つもないので、じりじりと焼けるようだった。 白河内岳にはネパール人(?)みたいな英語以外の言葉を話す団体さんがいた。

白河内岳を下ると、森林限界より低くなり、木々の背が高くなった。 地図にはハイマツ漕ぎがあると書いてあり心配していたのだけれど、ハイマツをくぐる程度で終わってよかった。 春先だと大変なのかもしれない。 少し登り返して、林を抜けると、笹山の北峰で、ここには日本人のグループがいた。 南峰で下りに備えて少し休んだ。ここからは先々週に下った道なので安心だ。

ここまでの下りでほとんど走れる場所がなかったためか、下りに使う筋肉はあまり疲労していないらしく、 前回とほぼ同じくらいの時間で奈良田湖の吊り橋まで降りてこれた。 まだまだ下りの技術は改良でき、もっと楽に早く下れる余地があると感じられた。 車道を歩き駐車場までもどった。

「西山温泉湯島の湯」へ寄り道し、ぬるめの露天風呂にのんびり浸かった。 今回は新東名経由で帰った。渋滞をさけるため、伊勢原ICからも新東名を走り、19:15くらいに家についた。

所要時間: 奈良田P→大門沢小屋(1:57-2:04)→1:51→大門沢下降点(3:55-59)→18→広河内岳(4:17-33)→1:04→白河内岳(5:37)→51→ 笹山(6:28-36)→1:33→吊り橋(8:09)→9→奈良田P(8:18)
9月1日(日)奈良田温泉⇔笹山 曇り時々晴れ
奈良田湖にかかる吊り橋手前の東屋がある広場の駐車スペースに車をとめて出発した。 コバルトブルーの奈良田湖を長い吊り橋で渡り、沢を渡り、発電所の手前から山道に入った。 基本的にずっと登りが続き、標高差が1900m近くあるのでゆっくりとマイペースで歩いた。

途中で地図を落としてしまったことに気がついた。稜線まで尾根伝いの一本道で、目印のテープがたくさんあって問題ないのでそのまま登った。 展望はほとんどないけれど、林相が美しかった。 途中で登山者を二人抜いた。 下部では暑くて汗みどろになった。登るにつれて気温は下がり、風に吹かれると肌寒いくらいになってきた。

笹山頂上でおにぎりを食べ、寝転んで青空を見上げながら少し休憩した。 銀色のジェット機が早い速度で空を横切って行くのが見えた。 登り一辺倒だったので、あたりまえだけど、帰りは下り一辺倒だった。

テント跡があるあたりまで下りてくると、そこからは走りやすい道になり、どんどん下った。 最後は、奈良田湖の吊り橋付近で写真を撮ったりしながら、ゆっくりと車をとめた場所まで歩いた。

「西山温泉湯島の湯」へ寄り道し、ぬるめの露天風呂にのんびり浸かった。 中央道を通って帰ったら渋滞に45分ほどはまってしまった。 新東名経由の方が早くて高速代も安かったかもしれない。

所要時間: 奈良田P→水場入口(1:20)→1:54→笹山(3:14-31)→1:31→奈良田P(5:02)
8月24日(土)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 晴れ時々曇
旅行の時差ボケがなかなか取れないし、少し間があいてしまったので、いつもの大山のコースにトレーニングへ出かけた。 蛭対策として塩を持ち、家を出る前に靴に塩水を塗った。 そのかいがあって、今日は蛭にたかられることはなかった。

暑いこの時期に大山へ出かける人は少なく、山はすいていた。 思っていたよりは暑さを感じなかったけれど、久しぶりのためか、後半はかなりバテてしまった。 膝上の太もも内側の筋肉がつりそうで、体調も良くなかった。 「弘法の里湯」は今月末までお休みだったので、駅のトイレで着替えて帰った。

所要時間: 吾妻山登り口→高取山(1:05)→1:35→大山(2:40-44)→52→蓑毛越(3:36)→34→高取山(4:10)→58→鶴巻温泉(5:08)
8月1日(木)渋辰野館近くのP→西天狗→東天狗→黒百合平→P 曇時々晴れ
渋辰野館近くの道路沿いのPに駐車し、渋辰野館前で山道に入った。 直ぐに黒百合平への古い標識があったが、道は笹に埋もれて明瞭でないようだった。 しばらく進むと、古い林道らしい道にでて、黒百合平への新しい標識があった。 ここがパノラマコースへの入り口らしい。帰りはここを下りてくるつもりだ。

そのまま林道を進み、唐沢鉱泉への未舗装の道路にでて、この道路を少し進むと、右に枯尾の峰への登山口があった。 山道に入り、直ぐに沢を渡って、西天狗を目指した。 途中からブヨやアブの大群があらわれて大変だった。帽子でひっきりなしに体を軽くたたいていたのだけれど、かなり食われてしまった。 標高が上がるにつれて虫は少なくなった。

西天狗には多くの人がいた。東天狗から空荷で往復する人も多いようだった。 ガスであまり展望はよくないけれど、おにぎりを食べながら少し休み、東天狗を目指した。 東天狗にも多くの人がいた。

天狗の奥庭付近には人が誰もいなくて、なかなかいい雰囲気だった。大きな岩の上に寝転がってしばらく休み、これからの下りにそなえた。 スリバチ池は干上がっていて水は見えなかった。 黒百合ヒュッテからの下りは岩がゴロゴロした道が続いた。

唐沢鉱泉への分岐を過ぎ、少し登った後は、林の中のシングルトラックになって走りやすくなった。 林の中に続く、両側に苔が生えた幅30cmほどの道をどんどん下る。 ネズミか小さなモグラみたいな生き物が、狭いトレイルを同じ方向に進んでいて踏みつぶしそうになったりした。

快調に下っていると、道の真ん中に大きな黒い奴が立ち止まり、こちらをじっと見ているのに気がついた。 ニホンカモシカだ。昔、有笠山で時々見かけたが、今日のはかなり大きかった。 「ドウ」と声を上げてみたけれど、動じる気配がないので、少しの間にらめっこしているような感じになった。 そのうち「フン」というような感じで目をそらし、右の林の中へ消えていった。

走りやすい道をどんどん下っていたら、渋辰野館へ右に曲がる所で林道を直進してしまったようだった。 地図で確認すると、10分ほど余計に時間がかかるだけなので、そのまま林道を下り、舗装道路に出ると、車をとめた場所はすぐだった。

駐車スペースにあったベンチでTシャツに着替え、プール平の共同浴場へ行ってのんびり温泉に浸かった。 これまでは道路を挟んだ向かいにある蕎麦屋で食べて帰ることが多かったのだけれど、今日は別の店に行ってみた。 中央道の諏訪南ICへ向かう途中にある「傍」というお店で、もりそばを食べた。 野菜天ぷらが美味しそうに見えたので、次は天ぷらも注文してみようと思った。

平日なので高速道路はすいていた。 圏央道厚木ICを下りたところの信号で、右折方面は長い渋滞だったけれど、私は左折なので大丈夫だった。

所要時間: 渋辰野館近くのP→枯尾の峰登山口(0:37)→60→第一展望台(1:37)→31→西天狗(2:08-15)→41→黒百合平(2:56)→60→八方台分岐(3:56)→12→P(4:08)
7月20日(土)秦野駅→簔毛→ヤビツ峠→三ノ塔→大倉→湯花楽→渋沢駅 曇時々小雨
秦野駅から蓑毛までは「関東ふれあいの道」を進んだ。 歩道がなくて歩きにくい箇所もあったので、バス通りを進むほうが良いのかもしれない。 蓑毛につくと、ちょうどバスが到着したところだった。

蓑毛からの川沿いの道は涼しかったけれど、沢を渡って植林の林に入ったとたんにむっとした熱気に包まれ、メガネが曇ってしまった。 ヤビツ峠からしばらく舗装された道をり、三ノ塔への登り口まで行った。

曇っていたけれど、三ノ塔からの眺めはまずまずだった。江ノ島や大島、伊豆の山々、少し霞んだ富士山、丹沢の主脈などが見えた。 暑いので上半身裸になってしばらく寝転んで休んだ。

大倉まで三ノ塔尾根を快適に下った。梅雨の時期なので人は少ないようだった。 湯花楽までジョグして風呂に浸かり、「なんつっ亭」でラーメンの大盛を食べ、渋沢駅まで歩いた。

所要時間: 秦野駅→簔毛(0:56)→50→ヤビツ峠(1:46)→56→三ノ塔(2:42-53)→49→大倉(3:42)→27→湯花楽(4:09)
7月13日(土)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 曇
鶴巻温泉から高取山の間はヒルがとても多かった。靴に視線を落とすたびにヒルが目に入り、歩きや走りに集中できなかった。 丹沢の北側や大山の日向薬師付近はヒル汚染が激しいけれど、ここもこんなに酷いとは知らなかった。 暖かい時期の雨上がりには塩を持ってこないといけない。 高取山を過ぎてNTTの施設付近からはヒルを見ることはなくなった。

登るにつれて霧が出てきた。大山の頂上で休んでいると、霧が少しだけはれて、うっすらと富士山や丹沢の主脈の山脈が見えた。 見晴台へ下る道では空気が生暖かかった。 下社で給水し、蓑毛越を過ぎると、またヒルがいそうな雰囲気になってきた。

あまり気にしすぎても楽しくないので、高取山で靴をチェックし一匹のヒルをはがしてからは、一気に下ることにした。 吾妻山登り口まで下ってからチェックすると、一匹見つけたので、アスファルトのうえですり潰しておいた。 キノコも生えてきていたのだけれど、ヒルが気になるので、キノコ狩りはまた次回にした。

「弘法の里湯」で水風呂と温泉に浸かり、久しぶりにマッサージしてもらった。 外にでると雨がぽつぽつ落ちてきた。

所要時間: 吾妻山登り口→高取山(1:11)→1:34→大山(2:44-50)→51→蓑毛越(3:41)→32→高取山(4:13)→49→鶴巻温泉(5:02)
6月14日(金)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 曇り時々晴れ
今日は職場のカレンダーにより休みだった。 それほど良い天気ではないようなので、近くの大山でいつものコースをトレジョグした。

山は緑が濃くなっていた。頂上から東方面は真っ白で、直ぐ近くの三ノ塔さえ見えなかった。 今日はトレラン用の靴ではなく、ロード用の靴を履いてきた。 特に問題は感じなかったけれど、左足の親指外側にマメみたいなのができたのは靴のせいなのかもしれない。 思っていたほど暑くはなく、タイムもまずまずだった。

「弘法の里湯」は平日なのですいていた。前回スタンプが一杯になったので、今日は無料だった。

所要時間: 吾妻山登り口→高取山(1:06)→1:25→大山(2:31-36)→51→蓑毛越(3:27)→31→高取山(3:58)→50→鶴巻温泉(4:48)
6月1日(土)大菩薩嶺と鶏冠山
斜めになった土の駐車場に車をとめて歩き始めた。林道が終わると急な登りになった。 開けた場所に出たら、そこが丸川峠だった。 大菩薩嶺まで往復している間は、思ったほど暑さを感じなかった。

丸川峠から六本木峠の間は明るい広葉樹の森だった。花崗岩には苔が生え、エゾハルゼミ(多分)の大合唱の中を気持ちよく走れた。 昔、甲府幕岩でこの季節にクライミングした時にも、この蝉がたくさん鳴いていたのを思い出した。 六本木峠から鶏冠山の間は植林が増えた。 黒川山の展望台を示す立派な標識で、鶏冠山神社方面に進み、岩々した尾根を回り込んだ所が鶏冠山だった。

下をのぞき込むと長い岩壁が見えた。もう少しアプローチが楽な場所にあったら、良いクライミング・ルートができそうに思えた。 鶏冠山からは正面に大菩薩嶺が見え、その右肩に富士山が顔をだしていた。

しばらく休憩した後、忠実に来た道を戻った。 六本木峠から丸川峠への気持ちの良い道をジョグしたり歩いたりしていると、普段の生活でたまった澱みたいなものが、浄化されていくような気分になった。

丸川峠から駐車場まではすぐだった。 「大菩薩の湯」で汗を流した。 勝沼ぶどう郷駅でマスカットベーリーAの赤ワインを買って帰った。

所要時間: 丸川分岐P→丸川峠(1:00)→46→大菩薩嶺(1:46-49)→31→丸川峠(2:20)→34→六本木峠(2:54)→36→鶏冠山(3:30-39) →31→六本木峠(4:10)→42→丸川峠(4:52)→29→丸川峠分岐P(5:21)
5月25日(土)御坂付近の山々を一周 晴れ
河口の浅間神社前付近にある無料駐車場に車をとめて、付近の山々をぐるりと一周した。

母ノ白滝は想像していたよりも立派な幅の広い滝だった。その上にも滝があった。 木無山まで登ると視界が開けて見晴らしが良くなった。

大昔、クライミングを始めた頃に屏風岩でクライミングして以来の三つ峠だった。 頂上付近は山小屋や通信施設がたくさんあって雰囲気は良くないけれど、見晴らしは良い。 富士山、南アルプス、八ヶ岳などが良く見えた。

三つ峠から急斜面を下り、本社ヶ丸へ向かった。 御巣鷹山を下ってから清八山までの区間は明るい森で気持ち良く走れる部分が多かった。 清八山からは本社ヶ丸の間は岩尾根が多くなった。誰もいない本社ヶ丸で少し休んだ。 青空に雲はほとんどなく、先ほどまでいた三つ峠と、富士山、南アルプス、八ヶ岳の眺めを楽しんだ。

暑さのせいか、御坂山までは遠く感じられた。御坂山手前のブナ林はきれいだった。 清八山からは黒岳の間はあまり展望もなくてアップダウンが続くけれど、基本的には走りやすい明るく気分の良い森だった。

黒岳の展望台付近で景色を楽しんでから広瀬方面へ下山した。 急で滑りやすい部分が多く、所々にトラロープが張られていた。 下るのが嫌になった頃、「ふふ」の従業員駐車場の所で舗装道路に出た。 ちょうどサルが一匹何かを持って歩いていた。 美術館の先で左折し、二車線の車道を時々走って駐車場へ戻った。

所要時間: 浅間神社前P→母ノ白滝(0:18)→1:06→木無山(1:24)→13→三つ峠山(1:37)→1:10→本社ヶ丸(2:47-56)→1:14→御坂山(4:10-16) →45→黒岳(5:01-07)→46→広瀬(5:53)→9→浅間神社前P(6:02)
5月11日(土)西湖一周 晴れ
西湖西の根場にある駐車場に車をとめて、西湖を囲む山々をぐるりと一周した。

鬼ヶ岳登山口の小さな道標を確認し、林道を歩き始めた。 最初は植林の暗い森だったけれど、上部は芽吹き始めたブナの広がる明るい森になり、あちこちで鳥のさえずりが聞こえた。 雪頭ヶ岳から鬼ヶ岳まではすぐだった。 鬼ヶ岳の頂上からは大きな富士山、これから走る西湖の南にある山々、そして、西の遠くの方に雪をかぶった南アルプスが見えた。

金山から十二ヶ岳へ向かった。 十二ヶ岳から十一ヶ岳の間はロープが張られた岩場の長い下りが続き、吊り橋を渡って十一ヶ岳へ登り返した。 この区間は落石などに注意が必要だ。 十一ヶ岳、十ヶ岳、九ヶ岳、、、と小さなピークを通過し、一ヶ岳の次が毛無山だった。

毛無山頂上で少し休み、走りやすい斜面を文化洞トンネル方面へ下り、足和田山へ登り返した。 ここからは林道と東海自然歩道が一緒になったり別れたりする尾根を下った。 三湖台の展望台で少し休み、今朝がた通過した西湖の北に広がる山々を眺めた。 紅葉台の先で右下方面に曲がり、樹海の中の道を進んだ。

途中の「竜宮洞穴」をのぞいてみた。 石灰岩の洞窟でクライミングしたことのある私には地形的にはそんなに珍しくはなかったけれど、 ほんの数メートル降りるだけで気温が下がり、涼しく感じられる岩の窪みは不思議な場所だった。 溶岩の間から冷風が吹き出してくるのだろう、樹林の中に戻ると蒸し暑く感じられた。

樹海の中を野鳥の森方面へ進み、舗装道路へ出て右に少し進むと、車をとめた駐車場はすぐだった。
変化にとんだコースだった。 雪頭ヶ岳のブナの森、毛無山からの気持ちの良い下り、三湖台の展望、樹海の中のジョグは特に楽しめた。

所要時間: 根場P→雪頭ヶ岳(1:17-20)→06→鬼ヶ岳(1:26)→11→金山(1:37)→16→十二ヶ岳(1:53-58)→34→毛無山(2:32-37) →60→足和田山(3:37-41)→26→三湖台(4:07-09)→16→竜宮洞穴(4:25-30)→21→根場P(4:51)
5月5日(日)猿橋駅→百蔵山→扇山→権現山→棚頭→四方津駅 晴れ
猿橋駅で準備をすませ、国道20号線を歩道橋で渡り、桂川を遥か下に眺めながら長い橋を渡った。 市街地の分岐にはたいてい百蔵山への標識があった。 美術館の前を過ぎて山道へ入る所に、入山者を数えるためと思われるカウンターがあったので一回押した。確か5111番だった。

百蔵山までは思っていたより近かった。いったん下ってから大久保山へ登り返し、ここで少し休んだ。 広い尾根を進と扇山はすぐだった。富士山をしばらく眺めてから権現山へ向かった。 この区間は広葉樹の明るい森が続いて気持ち良かった。ゲラ君がドラミングする音が時折聞こえてきた。

権現山でも少し休んだ。 和見分岐まで走りやすい道が続いた。 下るにつれて植林の暗い林になり、棚頭集落の舗装道路に降りた。

ここからは車道を四方津駅まで行った。 天気が良くて気温が上がり、アスファルトの道は暑かった。 四方津駅で着替えて電車に乗って帰った。

所要時間: 猿橋駅→和田美術館前(0:31)→37→百蔵山(1:08)→1:04→扇山(2:12)→1:04→権現山(3:16-23)→44→棚頭(4:07)→57→四方津駅(5:04)
4月21日(土)樽峠登山口→樽峠→高ドッキョウ→樽峠→貫ヶ岳→樽峠→樽峠登山口 曇りのち晴れ
樽峠登山口への林道は舗装されていたけれど、最後の2kmほどは少し荒れていた。 登山口の手前に車が6台くらい駐車できそうなスペースがあった。

登山口から樽峠までは杉の植林の中を登った。峠から稜線伝いに高ドッキョウまで行った。最後が少し急だった。 曇ってガスが出ていたので、南方向は何も見えなかった。

高ドッキョウから樽峠まで来た道を楽しくジョグして戻り、貫ヶ岳へ向かった。 途中に展望台が二か所あったけれど、南方面はガスったままで何も見えなかった。 貫ヶ岳から樽峠までも楽しくジョグできた。 帰りに樽峠付近でハイカーに3人あった。 駐車場まで下りてくると、他に車が3台とまっていた。

「奥山温泉」というのに行った。 少し硫黄臭のするトロッとしたぬるめの温泉で、時間が早いせいかすいていた。 食堂でざるそばと冷ややっこを食べたが、まあ、普通だった。
国道52号沿いにあった「道の駅とみざわ」に寄ったけれど何も買わなかった。
新東名の沼津SAで「うなぎパイVSOP」とメイポメロという大きなみかんを買って帰った。

所要時間: 樽峠登山口→樽峠(0:24)→53→高ドッキョウ(1:17-22)→32→樽峠(1:54)→50→貫ヶ岳(2:44-51)→41→樽峠(3:32)→10→樽峠登山口(3:42)
4月13日(土)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 晴れ
大山頂上付近には雪がまだ残っていて、登山道がビチョビチョに濡れている所が多かった。 先週よりも涼しく、体も慣れてきて、タイムが少しよかった。
「弘法の里湯」で、水風呂と温泉に浸かって帰った。駅近くのセブンイレブンでアイスを買って食べた。

所要時間: 吾妻山登り口→大山(2:36-42)→46→蓑毛越(3:28)→31→高取山(3:59)→46→鶴巻温泉(4:45)
4月6日(土)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 晴れ
高取山に到着するまでに7人くらいトレール・ランナーに抜かれた。 特別に何かあるわけではないようだったが、MFJ(?)が近いのでトレーニングに来る人が多いのではないかという話だった。

大山頂上からの眺めは、黄砂の影響なのか、霞んでいた。 下社で給水した。 念仏山からはハイカーが多かった。 久しぶりのトレジョグだったので、無理せず楽にいくことを心掛けたのだけれど、思ったよりタイムは良かった。

「弘法の里湯」はすいていた。いつものおじさんにマッサージしてもらって帰った。

所要時間: 吾妻山登り口→高取山(1:07)→1:29→大山(2:36-44)→50→蓑毛越(3:34)→31→高取山(4:05)→48→鶴巻温泉(4:53)
2月2日(土)鶴巻温泉→高取山→大山→見晴台→蓑毛越→高取山→鶴巻温泉 晴れ
蓑毛越付近から上部は雪が出てきて、頂上付近では5-10cm程度の積雪だった。 風がなく、気温も比較的高く、頂上で休んでいてもそれほど寒くなかった。 今日はスカイツリーが見えた。

見晴台まで下ると、雪はほとんどなくなった。 下社を通って蓑毛越までトラバースし、高取山へ向かった。 途中の鉄塔の下付近で、トレール・ランナーの一団とすれ違い、積雪の様子を聞かれた。

鶴巻温泉の「弘法の里湯」につかり、いつものおじさんにマッサージしてもらっい、売店でお菓子を買って帰った。

所要時間: 吾妻山登り口→高取山(1:12)→1:25→大山(2:47-52)→47→蓑毛越(3:39)→33→高取山(4:12)→50→鶴巻温泉(5:02)
1月26日(土)日向薬師バス停→大山→高取山→48→鶴巻温泉 晴れ
日向薬師から大山に登るのは久しぶりだった。 三重塔はいつものようにきれいだった。 山道に入ると、あたりは静かで無音の世界になった。

頂上付近の地面は、小さい粒のあられに薄く覆われている場所があった。 ベンチの上の雪をどけると、下は乾いた木の表面だった。気温が低くて雪がとけないためだろう、雪ん下の木は乾いていた。 腰を下ろし、景色を眺めながらしばらく休憩した。裏のほうへ行くと、富士山がきれいに見えた。

下りはいつものように楽しかった。 体は特にどこも問題ないようで、安心した。

鶴巻温泉の「弘法の里湯」につかり、久しぶりにいつものおじさんにマッサージしてもらった。 海老名の三省堂でNHKのテキストを買って帰った。

所要時間: 日向薬師バス停→大山(1:51-2:00)→60→高取山(3:00)→48→鶴巻温泉(3:48)
1月4日(金)初狩駅→高川山→むすび山→大月駅→岩殿山→猿橋駅 晴れ
初狩駅で準備を整えて外に出ると、体が震えるほど寒かった。 標識にしたがって右に進み、線路下をくぐって林道を進むと、高川山登山口の近くに簡易トイレがあった。 男坂を通って高川山頂上まではずっと登りだった。 頂上からは富士山がきれいに見えた。 頂上には数人の人がいて、富士山の絵を描いている人もいた。

頂上から、むすび山経由で大月までは下り基調で走りやすい所が多かった。 むすび山は気持ちのよい場所だった。ベンチでひなたぼっこし、大月の街の景色をながめながら少しだけ休憩した。

大月駅の前を通り、岩殿山への上り口まで行き、連続する階段を登って頂上まで行った。 岩殿山からは、今日たどってきた高川山のルート全体がよく見えた。 反対側へ降りる道は両方とも土砂崩れで通行止めだったので、来た道を帰り、桂川左岸の集落内の舗装道路を通って猿橋駅まで行った。

せっかくなので、交通量の多い20号線沿いを少しジョグして観光名所の猿橋を見物し、近くの公園で休んでから帰った。

所要時間: 初狩駅→高川山(0:52-56)→36→天神峠(1:32)→28→むすび山(2:00-05)→11→大月駅(2:16)→30→岩殿山(2:46-55)→35→猿橋駅(3:30)