2009年6月
2009年6月30日
本日の更新:
@ 図書紹介 B970 カレー・インド料理 食文化に、辛島昇著『岩波ジュニア新書 インド・カレ−紀行 カラ−版』ほか数冊を追加しました。これでインド料理やカレーに関する蔵書は45冊。料理を作っている時間より本を眺めている時間の方が長いのが情けないところです。
A 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に、神奈川の私立小学校教諭夫婦と茨城県の中学校教諭の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N970 カレー・インド料理に、京大総長カレーの記事紹介を追加しました。
つれづれ
六月の最後の日になってやっと梅雨らしい本降り。5年前の6月末には季節外れの台風が通り過ぎていきました。それに比べれば、静かな雨ですが、木々に打ちつける雨音や下水に流れ落ちる水音に、町の鼓動を聞く思い。
写真は和室の床の間に活けた三種類の西洋紫陽花。脇で香りを嗅いでいるのは屋久島の阿多良窯で生まれた山羊さん。花台は屋久杉、敷いてある紫の布はアフガニスタンのカブールで買ったテーブルクロスです。
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2009年6月28日
本日の更新:
@ 図書紹介 B145 宗教一般 死と葬儀に、池田晶子著『死とは何か―さて死んだのは誰なのか』を追加しました。
A 記事紹介 N161 同性愛に、アイルランドの記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に、神奈川の小学校教諭と広島の中学校教諭の記事紹介を追加しました。
C 記事紹介 N411 北海道・アイヌ民族に、アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会の報告書素案に関する記事紹介を追加しました。
つれづれ
梅雨の晴れ間とはいえ猛暑日の休日。夜更かしした分ゆっくり朝寝し、日が高くなりかけたところでおもむろに庭の紫陽花に水やり。
写真は一足遅れて膨らみかけたピンクの紫陽花。何とも言えぬいじらしさに、しばし見惚れてしまいました。
光浴びてゆっくり、ゆっくり開け!
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2009年6月26日
本日の更新:
@ 図書紹介 B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、河西千秋著『新潮選書 自殺予防学』と中島義道著『角川文庫 どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?』を追加しました。
A 図書紹介 B145 宗教一般 死と葬儀に、上坂冬子著『死ぬという大仕事 がんと共生した半年間の記録』と城山三郎著『どうせ、あちらへは手ぶらで行く 「そうか、もう君はいないのか」日録』を追加しました。
つれづれ
梅雨の1週間がまた過ぎて行きました。収穫と呼べそうなのは、紫陽花の挿木を40鉢ほど作れたこと、少しばかり読書が進んだことか。ただ、眼には活字の辛さが増してきました。目薬を差してもまばたきばかりで集中力が続きません。
写真は家の北側のガク紫陽花。田口ランディのパピヨンを眺めているようです。
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2009年6月21日
本日の更新:
@ 記事紹介 N313 生活指導 制服に、奈良県の女子高生のロンスカブームの記事紹介を追加しました。
A 六角堂計画の六角堂の基本理念に繋がるページ屋久島に持っていきたい六角形に、清水俊彦作丹波焼六角花瓶を追加しました。
つれづれ
湿気に溢れて元気なのは紫陽花ばかりの休日。午前中はオタフク紫陽花と、すでに終わった花を切ってしまったカメレオンハイドランジアの伸びた枝を切って「メネデール溶液」に浸けて挿し木の準備。その後、四種類の紫陽花を花束にして妻のお墓に供えてきました。
午後からはWEB店舗を閉店されたあかね工芸さんの亀岡にある実店舗に伺い、奥さんやご主人、居合わせたお客さんと楽しくおしゃべり。おまけに奥さんが六角形なら!とリビングで大切に飾っておられた六角形の花瓶を超格安で譲っていただきました。精神的五月晴れの一時を頂いたことに感謝。
写真は玄関脇のピンクの西洋紫陽花。背の高い紫陽花の影で、小柄ながらキュートな色気を漂わせています。
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2009年6月20日
本日の更新:
@ 記事紹介 N185 女子大に、京都の光華女子大学とノートルダム女子大学の記事紹介を追加しました。京都の学校別私学・教育情報からもどうぞ。
A 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、山梨県の小学校教諭の記事紹介を追加しました。
つれづれ
雨の元がずっしり溜まったような雨雲が空に広がり、そこから滲み出た湿気ばかりが風に乗って部屋に流れ込んできます。体の内側に生えたカビが皮膚を突き破り、産毛のように湧き出しそうな気分です。生えたカビから金色の胞子でも飛びだしたら爽快かもしれません。
写真は家の東側でガク紫陽花に混ざって咲いている墨田の花火。本当はもっと憂いを含んだ青い光を放っているのですが、そう写らないのは携帯カメラの限界のようです。
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2009年6月19日
本日の更新:
@ 記事紹介 N313 茶髪・制服・化粧 - 茶髪に、神奈川県立神田高校の記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N354 子どもの自殺に、東京都青梅市の中学2年生男子生徒の記事紹介を追加しました。
B リンク集 L970 カレー・インド料理に『Namaste Taj Mahal (ナマステ タージマハル) 壬生西檜町店』さんを追加しました。
つれづれ
久しぶりに京都市内でまだ入ったことのなかったインド料理店に出向きました。大衆食堂風の庶民的な店構えで、インド人(ネパール人?)のコックさんも愛想よし。インド料理屋がラーメン屋並みに町になじんできたことを感じさせるお店でした。
写真は一輪ずつ自分のペースで花を開き、日毎に色を深めていく西洋紫陽花の青花です。
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2009年6月17日
本日の更新:
@ 記事紹介 N176 伝統習俗 性差別・支配・暴力に、一夫多妻制の南アフリカの大統領の記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に、千葉県の中学校教諭の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N353 子どもの非行・事件に、大阪府富田林市の記事紹介の続報と、昨年の大阪府大東市の事件に対する地裁判決の記事紹介を追加しました。
C 記事紹介 N354 子どもの自殺に、兵庫県西宮市の私立高校の校舎内で自殺した高3女子生徒の記事紹介を追加しました。
つれづれ
カラ梅雨のせいにはできない心の干からびで、苛立ちばかりが募る日々。
食べなくてもよいものを食べ、
飲まなくてもよいものを飲む卑しさに満ち
出さざるをえないものを出し、
吐かざるをえないものを吐く虚しさに暮れる
観たくもないものを見、
聴きたくもないものを聞く悪寒に震え
知らざるを得ないことを知り、
思わざるをえないものを思う憂鬱に浸る
食べかつ飲める幸せを噛みしめ
目と耳を持つことの有り難さに涙する
感謝感激に胸焼け小焼け
よく生きることがよく死ぬことならば
下手に生き続けてしまった果ての
下手な死を待とう
写真はガレージ脇で雨上がりの朝日を浴びる青紫のガク紫陽花。まっすぐ天を見つめて微笑んでいるようです。
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2009年6月14日
本日の更新:
@ 記事紹介 N353 子どもの非行・事件に、大阪府富田林市の記事紹介を追加しました。
つれづれ
カラ梅雨なのでしょうか。休日の朝、きつい日差しにしな垂れた紫陽花は、水やりをするとグイグイ水を吸い上げ、すぐに首をもたげて空を見上げます。萎えたヒトの心には愛を……言うは易し行ないは難しです。注がれた愛を吸い上げる力を失ったヒト、注ぐべき愛の涸れてしまったヒトが、眩しすぎる光にうつむきながら街を交差していきます。
写真は庭のフェンス際に咲くピンクのオタフク紫陽花。ぷっくりとしたガクが心の擦り切れを癒してくれます。
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2009年6月12日
本日の更新:
@ 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に、愛知県豊橋市の記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N910 山羊ヤギやぎさんに、山口県秋吉台サファリランドのヤギさん記事紹介を追加しました。
B リンク集 L930 モロビト 屋久島への I・J・Uターン移住者特集-安房に『屋久島アンデス』さんと『和蔵』さんを追加しました。
つれづれ
人間の記憶の巧妙さには驚くべきものがあります。一月前の出来事を何年も前のことであるかのように忘れつつ、何年も前のことが昨日のことのように思われます。今日は5年前に買ったサラ・ブライトマンのCD「アベ・マリア」を思い出して「冬のシンフォニー」を買いました。音質が全然違って少し戸惑いましたが、聴き込むことでもう一つの味わいを楽しもうと思います。
写真は家の鬼門で五月晴れの朝日に淡く輝く西洋紫陽花。同じ根を持ちながら、赤紫に染まろうか、青紫に染まろうかと戸惑っている一つ一つの花珠がいとおしく思われます。
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2009年6月9日
本日の更新:
@ 図書紹介 B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、本願寺出版社刊行『教学伝道研究センターブックレット〈No.16〉 自死、遺された人たち 死別の悲嘆によりそって』他数冊を追加しました。
A 図書紹介 B354 子どもの自殺に、若林一美著『自殺した子どもの親たち』を追加しました。
B 記事紹介 N173未成年者への性支配・暴力・虐待に、兵庫県の母親の記事紹介を追加しました。
つれづれ
今日も朝から熱っぽくて気だるい一日。おまけに採点続きの影響か、目の具合もすっきりしません。それでも休んでばかりはいられないのでトボトボ出勤。家の体温計は怪しいので保健室で検温すると36.6℃。家に帰って一息ついて測り直すと35.8℃。代謝が低下しているのか、体温計が狂っているのかわかりませんが、しんどいことに変わりません。
さて、今日の二分類の図書紹介で、大人と子どもの自殺に関する紹介図書は計70冊を超えました。この分類の蔵書は家の玄関口の本棚が定位置なのですが、お客がめったにない家だからよいものの、知らない人が玄関の扉を開けたら不気味な家だと思うでしょう。空き巣除けにはいいかもしれません。
写真は、庭の東側に開きはじめたガク紫陽花の青花。どんよりした梅雨入りの朝、少しばかりの励ましをくれました。
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2009年6月8日
本日の更新:
@ 図書紹介 B910 ヤギさん-ダチョウに、塚本康浩著『ダチョウ力 愛する鳥を「救世主」に変えた博士の愉快な研究生活』を追加しました。
A 記事紹介 N127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、2008年度の過労自殺の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N415 アフガニスタンに、ペシャワル会の記事紹介を追加しました。
つれづれ
朝目が覚めると体中に熱がこもったようでしんどく、起き上がるのもやっとだったので休みを頂きました。
夕方横になっていると電話。葬儀屋からの「式場見学のお誘い」だったので、「私の葬式のためですか?」と尋ねると「はい。お元気なうちに」との返事。「ホットケ、アホ!」とは怒鳴らずに、ガチリと受話器を置きました。この手の電話勧誘を快く思わない人がたくさんいると知りつつ電話をする仕事は、辛いものがありますね。
夜、熱を測ってみると35.9℃から上がりません。だんだん下がって、そのうち室温になるのでしょうね。
写真は玄関脇の「墨田の花火」。まだ開きはじめたばかりです。白さが曇り空に眩しい紫陽花です。
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2009年6月7日
本日の更新:
@ 図書紹介 B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、斎藤貴男著『強いられる死 自殺者三万人超の実相』を追加しました。
A 記事紹介 N354 子どもの自殺に、兵庫県姫路市で女子高生を刺傷後自殺した少年の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N960 針穴写真 ピンホール カメラに、京都の記事紹介を追加しました。
つれづれ
庭の紫陽花が花を開き始めました。去年より小ぶりですが花数は2割増し。一種類ずつ写真を撮って紹介してみたいのですが ……気力も体力も思うにまかせません。
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2009年6月6日
本日の更新:
@ 図書紹介 B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、須原一秀著『自死という生き方 覚悟して逝った哲学者』を追加しました。
つれづれ
今日紹介した本はL930 モロビト 屋久島への I・J・Uターン移住者特集にもリンクを張らしてもらっている「GO!GO!屋久島」さんのサイトに追加リンクされていたサイト「源頭の風景を求めて・・・」の「昨年の読書総括」を閲覧していて知って買い求めたものです。それを読むまで、自らの命を絶つべき根拠とその正当性を一冊の本になるほどの原稿に書き残して自死した立命館大学の哲学講師がいたことなど知りもしませんでした。
圧倒的多数のホームレスが生活の困窮や様々な障害を抱えてやむなく路上で生活しているのと同様、圧倒的多数の自死者はどうしようもなく心理的に追い詰められたり、精神的な疾患で「あちらへの一歩」を踏み出してしまったに違いありません。ただ管理された世俗社会に愛想をつかせて家や会社のドアから足を踏み出す人が稀にいるように、自己の満足を確保するために地上から足を浮かせた人もいるのでしょう。
さて、今日は6月6日。「かわいいコックさん」の日です。
棒が一本 あったとさはっぱかな
はっぱじゃないよ かえるだよ
かえるじゃないよ あひるだよ
六月六日に 雨ザアザア降ってきて
三角定規に ひびいって
あんパン二つ まめ三つ
コッペパン二つ くださいな
あっというまに
かわいい コックさん
ついでながら「ドラえもん絵描き歌」にも6月6日は出てきます。
まる書いて ちょん まる書いて ちょん
お豆に芽が出て 植木鉢 植木鉢
6月6日にUFOが
あっちいって こっちいって おっこちて
お池が二つ出来ました
お池にお船を浮かべたら
お空に三日月昇ってた
ヒゲをつけたら
ドラえもん
いつの日か6月6日 今日は何の日〜毎日が記念日〜 に「六角堂の日」が加えられることが……あったらおかしいでしょうね。
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2009年6月3日
本日の更新:
@ 図書紹介 B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、茂幸雄著『自殺したらあかん! 東尋坊の“ちょっと待ておじさん” 』を追加しました。あわせて図書目次を出版年毎に並べ直しました。
A 図書紹介 B156 恋愛・性愛・性意識に、佐伯順子著『角川選書 「愛」と「性」の文化史』を追加しました。
B 記事紹介 N127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、厚生労働省の統計の記事紹介を追加しました。
C 記事紹介 N125 少子化・育児休職・保育制度に、厚生労働省の統計の記事紹介を追加しました。
つれづれ
新型インフルエンザへの対応による休校で一週間繰り下げになった中間考査も明日で終わり、採点に明け暮れる日がやってきました。ただ、気温が高くなったせいもあってか、気だるいばかりか夕方になると睡魔に襲われてどうしようもありません。昨日は気分転換に献血へ。成分献血の約50分間、DVDで「明日への記憶」を観ましたが、自分の最近の症状が若年性アルツハイマーではないかとの疑いを強くするばかり。
眠気を払おうと言葉を吐くほどに、話すほどのことなのかと虚しさが募ってきます。脳味噌が軋むように放つ言葉は、自分の耳にも不快な響きを孕んでいます。
明日からしばらくは心鎮め、少しでも背筋を伸ばして一日を過ごしてみましょう。
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2009年6月1日
本日の更新:
@ 六角堂計画の六角堂の基本理念に繋がるページ屋久島に持っていきたい六角形に、岩手の職人さんが作った竹籠と岡山の職人さんが作ったイ草玄関マットを追加しました。
つれづれ
何度かお店にも伺わせてもらっていたあかね工芸さんが閉店されることになりました。それで先日、今日紹介した竹籠やイ草マットを注文したところ、早速送っていただきました。
一人ひとりの職人さんが丹精込めて作り上げた品、そしてそれを扱う民芸品店には、工業製品やデパートにはないぬくもりや味わいがあります。そうした品々、それを売る店が一つ一つ消えて行ってしまうのは、日本の文化がやせ細っていくようで切ないです。
モノはヒトの心の表れです。六角堂もそうしたバとして、一日も早く実現したいと改めて思いました。
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2009年5月
2009年5月31日
本日の更新:
@ 図書紹介 PB970 カレー・インド料理 食文化に、内山昭一著『楽しい昆虫料理』を追加しました。
つれづれ
宇治市植物公園で催されている「蛍ナイター」をのぞいてきました。あふれかえる人波をものともせずに明滅する蛍には、儚さではなく命のたくましさを感じました。
蛍の光惑うよい
滴り落ちる闇の間に
あいひきあいて焦がれ合う
ほ ほ 蛍の恋
とまるもゆくもさだめなら
闇の五線を辿りつつ
交わす光のラブソング
ほ ほ 蛍の恋
甘く瞬く囁きに
惹かれ誘われ舞いあがり
落ちて交わる闇の底
ほ ほ 蛍の恋
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2009年5月29日
本日の更新:
@ 図書紹介 B111 フェミニズム・女性学・ジェンダーフリー・地位に、天野正子ほか編『新編日本のフェミニズム 1 リブとフェミニズム』を追加しました。
A 記事紹介 N144 服飾 下着 ブラジャー特集に、メンズブラの記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に、千葉県の記事紹介を追加しました。
C 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、福岡市の中学校の記事紹介を追加しました。
D リンク集 L144 服飾 下着に、『ウィッシュルーム』さんを追加しました。
つれづれ
今日紹介したメンズブラ。以前紹介した女性用ふんどしと対をなす社会現象と言えるのか。女性は機能を認めて褌をはき、男性は情緒を求めてブラをつける。これを「男勝り」「女々しさ」とあきれたり嘆いたりするのも勝手ならば、それぞれの欲求を誰はばかることなく満たすのも勝手なのだと思います。ただ、誰をも傷つけることのない誰かの装い(表現)を非難し中傷することだけは止めたいものです。
そういえば5月28日のasahi.comの記事痴漢事件聞き「女性の服の乱れ指導を」 杉並教委で発言に次のような記述がありました。この76才の老男性教育委員と同様の発言は、どこかの学校の職員室で比較的若めの女性教員の口から聞くことしばしば……
「東京都杉並区教育委員会の教育委員(76)が今月13日の定例会議の席で、痴漢容疑で逮捕された教諭について報告を受け、「最近の女性の服装の乱れは度を超しており指導が必要」という趣旨の発言をしていたことが分かった。傍聴者には「痴漢擁護」と受け止めた人もいた。区教委は「発言は、報告と直接関係ない」との見解だが、誤解を招いたことを認めている。
発言があったのは、13日の区教育委員会定例会議。区立中男性教諭が先月、電車内で中3の女子生徒に痴漢をした容疑で現行犯逮捕されたことが報告された直後だった。
区教委庶務課によると、委員は、報告案件とは別の話と前置きしたうえで、「最近電車に乗っていると、女性の度を超えた服装の乱れが見受けられ、指導が必要」という趣旨の発言をした。区教委は「被害女性と直接関係があると言ったわけではなく、『児童・生徒に乱れがないようにしよう』という発言と受け止めている」との見解だ。
しかし、やりとりを傍聴していた女性は「男性を挑発する女性の方にも原因があると言わんばかりだった。公式の場で雑談のような話をするのは不適切で、委員としての資質を欠く」と憤る。」
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2009年5月27日
本日の更新:
@ 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、京都市の中学校の記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 よみうり教育メール抜粋に、広島市の小学校の記事紹介を追加しました。
つれづれ
新型インフルエンザによる休校も終わり、明日より平常授業。閑散としてけだるい空気ばかりが澱んでいた校舎に、子供たちの明るい声があふれてくれるのは何より……とはいえ、子どもたちの声以上に課題問題が溢れかえっている学校に明日も足を向けねばならぬのかと思うと、マスクを付けていなくても息苦しくなってきます。
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2009年5月26日
本日の更新:
@ 図書紹介 B156 恋愛・性愛・性意識に、オウィディウス著『岩波文庫 恋愛指南 アルス・アマトリア』を追加しました。
つれづれ
あれこれ思い巡らす時。最後まで読めずに放り出したままでいる漱石の『草枕』の冒頭ばかりが脳髄を巡ることしばしば。
青空文庫http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/776_14941.htmlから転載します。
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せ窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどかくつろげて、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。
あらゆる芸術の士は人の世をのどかにし、人の心を豊かにするが故に尊い。
住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、画である。
あるは音楽と彫刻である。
こまかに云えば写さないでもよい。
ただまのあたりに見れば、そこに詩も生き、歌も湧く。
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2009年5月25日
本日の更新:
@ リンク集 L930 モロビト 屋久島への I・J・Uターン移住者特集-尾之間に、『aqua style pension アクアスタイル』さんを追加しました。
A 記事紹介 N920 アホウドリに、小笠原の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N940 トイレあれこれに、岩手県早池峰山の記事紹介を追加しました。
C 記事紹介 N970 カレー・インド料理に、関根勤がプロデュースした弁当「関根式チキンカレー(欧風)」の記事紹介を追加しました。
つれづれ
北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国が本日午前、二度目の地下核実験。それを報ずる朝鮮のアナウンサーの声は誇らしげでした。一方、一昨日23日には大韓民国の元大統領盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏が飛び降り自殺。隣国の揺れに比べれば、豚インフルエンザにあたふたする学校のある国は「平和」なのかもしれません。
asahi.comの記事(http://www.asahi.com/international/update/0523/TKY200905230033.html)に載せられていた、盧武鉉氏がパソコンに残したとされる遺書の全文をここに保存しておこうと思います。
盧武鉉前大統領の遺書(韓国警察発表の全文)
とても多くの人々に面倒をかけた。私のせいで人々が受けた苦痛はあまりに大きく、今後受けるであろう苦しみもはかりしれない。余生も、他人に負担をかけざるを得ない。体調が悪く、何もできない。本を読むことも、ものを書くこともできない。
あまり悲しまないでほしい。生と死はどちらも自然の一端ではないか。気の毒だと思わないでほしい。誰も恨まないでほしい。運命だ。
火葬してほしい。そして家の近くに、とても小さな碑をひとつだけ残してほしい。ずっと考えてきたことだ。
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2009年5月23日
本日の更新:
@ 記事紹介 N145 宗教一般―死と葬儀に、アメリカの「尊厳死(安楽死)法」に基づく初の死者の記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、宮城県仙台市の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N354 子どもの自殺に、長崎市の中学男子生徒による校舎からの飛び降り自殺を、当初「転落死」と処理した市教委が、後に「自殺」と修正していたことを家族に説明していなかった事実を報ずる記事紹介を追加しました。
つれづれ
胃もたれに胸やけ、手足のむくみに目の霞み。その一つひとつも腐れゆく生の証かと思えば苦笑い。
昼下がり
生暖かな雨に長い髪を湿らせ
生ぬるい風に頬を打たせる
水玉の傘に潜む艶めかしさ
黄昏て
生臭いスダジイの香を嗅ぎつつ
生っちろい腕を揺らして歩く
薄青い闇に浮かぶ艶めかしさ
生返事
生欠伸
生半の生
夜更けて
生煮えのロールキャベツを頬張る
遠くの踏切の鐘に耳をすませて
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2009年5月22日
本日の更新:
@ 修羅の行列に、この数ヶ月間書き散らしたつれづれメモの一部を収め、つれづれのたばに、3月の更新情報をしまいました。
つれづれ
昨夜の11時前管理職から「自宅待機せよ」との電話連絡。京都市の小学生が新型インフルエンザに感染し発症したことが判明したので、「明日以降休校にするかどうか京都府文教課からの連絡があり次第判断をして連絡するので待機せよ」とのこと。そこで、昨日買ったCD「アンデスのケーナ」を聞きながら時間つぶしに「修羅の行列」の更新作業をしました。が、日付が変わっても何の音沙汰もないのでボチボチ寝ようと思います。
ちなみに京都市のHPでは、既に京都市内の学校の対応に関する情報が掲示されています。ただし、私立学校所轄の京都府のHP府民のみなさんへは5月17日のまま。
「世間」のスピードはまちまちですが、「学校」だけはいつも通りの「マイペース」。
情報にばたつく人生ではなく、ケーナの響きに身と心を揺らす人生を早く送りたいものです。
※ と、思いつつ奄美大島のラム酒を楽しんでいたところ、再度電話が鳴って、「京都府からの要請で明日は休校。各家庭に連絡するよう担任に連絡をとれ」との指示。夜中の1時にクラスの電話連絡網が機能するとしたら、それこそ日本の社会はどうなっているのかと思ってしまいますが……「学校」の常識に対する「世間」のご批判を受けねばならぬ身には辛いものがあります。(1:12)
※2 と、憂いながらとりあえず何かしら寝るに寝られず飲んで起きていると、「連絡網、若干の不通があるものの回りました」との担任さんからの連絡。ご苦労様というより、ご迷惑様でした。21世紀になっても20世紀の技術しか使うことのできない「原始的学校」に乾杯!出勤時にアルコールが残っていないことを祈るばかりです。(2:42)
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2009年5月21日
本日の更新:
@ 図書紹介 B970 カレー・インド料理 食文化に、世界文化社刊『別冊家庭画報 デリシャスBOOK 使いこなしとお料理 人気シェフのスパイス術』を追加しました。2006年刊行なので、残念ながら絶版になっています。
つれづれ
森小夜子作品展「民族の賛歌」には、こちらをじっと見つめてくれる人形がありましたが、一体60ン万円。心惹かれても手が出ませんでした。
新型インフルエンザの影響で、今日は学校の行事「降誕会(ごうたんえ)」が中止になり、教員も年次特別有給休暇が管理職より下されて休日。午前中はゆっくり過ごし、午後から外出。入った蕎麦屋で思わぬ方と出会ったり、スーパーの古本市で今日紹介した本と出会ったり、夕方思い立って寄った宇治植物園に隣接するchou-cho restaurant&gardenのsouvenir shopで、味わい深い六角形に出会ったりと収穫多。
ランプは鉄製のフレームにバナナの繊維で作った和紙を張ったランプです。28000円。思い切って……と思いましたが、今日買ったドリームジャンボが当たってからにしようと思い直し、真鍮製のスプーンとフォークを買って帰りました。どんなランプか興味ある方は携帯で撮った写真をどうぞ。
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2009年5月17日
本日の更新:
@ 図書紹介 B144 人形に、森小夜子著『創作市場増刊 いつか鳥のように 民族の讃歌〈3〉森小夜子人形作品集』を追加しました。
A 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、福島県の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N354 子どもの自殺に、滋賀県守山市の中2女子の記事紹介を追加しました。
C リンク集 L127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、『福島県精神保健福祉センター 自殺で残された遺族のケアの手引き』を追加しました。
D リンク集 L930 モロビト 屋久島への I・J・Uターン移住者特集-宮之浦に、『屋久ザル奮戦木』さんを追加しました。
つれづれ
打ちつけるフロントガラスの雨粒を
ワイパーはしゃにむに
振り払い、弾き飛ばそうと
全身で伸び上っては倒れこむ
掻き消されるフロントガラスの視界を
ワイパーはしゃにむに
取り戻し、失うまいと
身を軋ませて振れ続ける
ウインカーを出して路肩に寄り
涙ぐむ景色を眺めながら
雨垂れの響きに耳を澄まそう
打ちつけるフロントガラスの雨粒は
流れるままに溢れさせ
零れるままにつたわそう
静かな休日の昼下がり。雨が小やみになったら、今日紹介した森小夜子さんの作品展「民族の賛歌」(大丸京都店六階美術画廊)に足を向けてみようと思います。いつか機会があれば森さんが経営されているaightowaにも。
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2009年5月15日
本日の更新:
@ 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編とN333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 よみうり教育メール抜粋に、広島県竹原市の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介N910 山羊ヤギやぎさんに、前橋市の記事紹介を追加しました。
つれづれ
竹林を抜ける夕日が
坂道を黄金色に染めながら
静かに初夏の一日は暮れ
闇が私を掻き消した
明けぬ夜明けを
待つこともなく
冷ややかな空虚の優しさに浸り
闇に溶けてゆく安らかさ
眠るのでもなく
まどろむのでもなく
闇の流れに漂う
たゆたゆたゆ
たゆたゆたゆ
たゆたゆたゆとう
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2009年5月12日
本日の更新:
@ 図書紹介 B144 裸体・身体に、『別冊太陽 裸婦 素晴らしき日本女性の美』を追加しました。
A 図書紹介 B970 カレー・インド料理 食文化に、農山漁村文化協会のシリーズ『絵本 世界の食事』を7冊追加しました。
B 記事紹介 N186 ティーンズの性行動・意識に、大阪の高校3年生がトイレで出産した子供を窒息死させた事件に関する記事紹介を追加しました。
つれづれ
六角堂 コテージの見積もりが屋久島の大工さんから郵送されてきました。が、こちらの予算との差は大きく、再検討が必要です。一方カレー作りは着々と進行中。インド料理用のステンレスの弁当箱以外に、小ぶりの弁当箱をもう一つ用意し、毎日二人分のカレー弁当を作って職場に行き、何人かのカレー好きの人に試食してもらい始めました。明日は、チキンサグワラ(鶏のもも肉入りほうれん草カレー)と野菜(ナスとオクラ)入り豆カレーです。
暑さのせいもあってか体力の消耗が激しく、夕方の四時頃になると睡魔が襲い、イスに座っているのも辛くなります。おまけに治療したばかりの歯がまた傷んで治療のし直し。早く事を進めていかないと、まずいことになるなと実感する日々です。
残されている時間がどれだけあるのか分からないということだけは確かなのですから、今やれること、やっておきたいことを、一つずつやり終えていくことだけを心がけたいものです。
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2009年5月7日
本日の更新:
@ 図書紹介 B354 子どもの自殺に、得丸定子編著『学校での「自殺予防教育」を探る』を追加しました。
A 図書紹介 B970 カレー・インド料理 食文化に、伊藤武、香取薫著『いんど・いんどシリ−ズ チャラカの食卓 二千年前のインド料理』を追加しました。
つれづれ
梅雨入りでもしたかのような雨。連休明けた学校のメダカ池をのぞくと、膨らみかけていたスイレンの蕾が、何者かによってかじられたように削れていました。カラスの仕業かもしれません。
今朝作ったパラク・パニール(ほうれん草とカッテージチーズのカレー)は、ほうれん草のペーストが滑らかさに欠けていたせいか子供の舌には不評でした。それで、今夜は海老のカレーとチキンキーマカレーを作りました。
まだ本をのぞき込みながらの作業ですが、あと100回ほど作れば、かなり形になってくるのではと思っています。
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2009年5月6日
本日の更新:
@ 六角堂の基本理念に「屋久島で見つけた六角形」と「屋久島に持っていきたい六角形」を追加しました。
つれづれ
GWの最終日。身の回りにある六角形を撮影。そこで気付いたことがありました。六角はいま住んでいる家に引っ越した15年前から始まっていたのだということです。
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2009年5月5日
本日の更新:
@ 図書紹介 B111 フェミニズム・女性学・ジェンダーフリー・地位に、天野正子他編集『新編日本のフェミニズム 〈第5巻〉 母性』を追加しました。
A 図書紹介 B141 社会・文化・風俗・民俗・広告-1 社会・文化に、ベルナウ,アンケ著『新潮選書 処女の文化史』を追加しました。
B 図書紹介 B144 裸体・身体に、クラーク,ケネス著『ちくま学芸文庫 ザ・ヌード 理想的形態の研究』を追加しました。
C 図書紹介 B182 家庭・地域の性・ジェンダー教育に、松江哲明、古泉智浩著『よりみちパン!セ 童貞の教室』、千木良悠子、辛酸なめ子著『よりみちパン!セ だれでも一度は、処女だった』山本直英【文】、木原千春【画】著『性の絵本〈3〉女と男ともに生きる』を追加しました。
D 記事紹介 N940 トイレあれこれに、屋久島の携帯トイレと入山制限に関する記事紹介を追加しました。
つれづれ
屋久島を訪れるはずだったGWでしたが、目の療養のため自重。かわりに、連日「インド家庭料理入門 アーユルヴェーダで食べる朝昼夕晩」を参考にカレーの試作。いつでも素早くカレーを作れるように、玉ねぎとトマトにクミンとショウガとニンニクを加えたカレーベースと、鶏がらスープの作り置きも冷蔵庫に備蓄できました。
そのかたわら、この数年ほったらかしにしていた庭の手入れも。近所のホームセンターで、新種の紫陽花を二鉢購入。梅雨時に挿木をして増やし、上手く根が着いたら夏に屋久島に持っていこうと思います。
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2009年4月29日
本日の更新:
@ 図書紹介 B143 文学 その他 文学と性に、中川素子著『女と絵本と男』を追加しました。
A 図書紹介 B144 装飾・化粧・入墨・タトゥーに、鶴岡真弓著『よりみちパン!セ 阿修羅のジュエリー』を追加しました。
B 図書紹介 B161 同性愛に、シルツ,ランディ著『MILK〈上〉・(下) ゲイの市長と呼ばれた男ハーヴェイ・ミルクとその時代』を追加しました。
C 図書紹介 B970 カレー・インド料理 食文化に、『月刊 カフェ&レストラン2009年4月号 カレー大特集』を追加しました。
D 記事紹介 N174 ドメスティック・バイオレンスに、京都府のDV防止計画改定の記事紹介を追加しました。
E 記事紹介 N313 生活指導2 体罰に、熊本県の小学校臨時講師の行為が、学校教育法の禁じる体罰に当たるかを判断した最高裁判決の記事紹介を追加しました。
F リンク集 L930 モロビト 屋久島への I・J・Uターン移住者特集-平内に、『マシマタケシのウェブサイト』さんを追加しました。
つれづれ
今日は「昭和の日」だとか。昔を懐かしみがちな世相の中で、「昔」の限界や過ちを静かに振り返る時間が大切だと思い、久しぶりの映画鑑賞。京都シネマでただいま上映中のMILK ミルク(第81回20008年アカデミー賞2冠)は秀作です。48歳で暗殺された彼は、それを予期して遺言をテープに録音していました。その言葉も含め、彼のゲイ・ムーブメントを綴ったのが今日紹介したMILKです。
自らと仲間の権利を勝ち取るため、信念と希望を持って権力や常識と闘う人の姿に心打たれる人と、それを苦々しく侮蔑的にしか評価しようとしない人がいるのが現実。だからこそ、何が正しいことなのかを、自ら判断できるように成長していきたいものです。
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2009年4月26日
本日の更新:
@ 記事紹介 N127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、「自殺のない社会づくりネットワーク」(仮称)設立の記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N354 子どもの自殺に、横浜市の女子高校生の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N411 北海道・アイヌ民族に、「世界先住民族ネットワークAINU」の設立総会に関する記事紹介を追加しました。
つれづれ
先週23日金曜日の衆議院本会議で、海賊対処法案PPML taisyouが自民、公明両党の賛成多数で可決。麻生首相の「海の上の強盗みたいなものに対処するにあたり、事前の国会承認はいらない」という論法では、海上保安庁ではなく自衛隊が対処する理由が納得できません。
ひょっとすると数カ月後、国会の審議に無関心でいた多くの人々は、自分たちの代表が決めた新しいルールの意味を、苦々しく思い知ることになるでしょう。
この間、人気芸能人の公然わいせつ事件ばかりを追っかけていたテレビ局の責任は重大です。そしてそれと同等に、憲法記念日を間近に控え、この法律の意味するところをどれだけの学校の教師が生徒たちに教えているのか、教育者の責任も重大です。
同じ金曜日の午後、眼科でレーザー治療後の再チェックを受け、うまく凝固しており週明けから仕事に復帰してもよいと言われました。無理せずぼちぼちの慣らし運転になるかと思いますが、教育の場で働くことの意味だけは忘れないようにしたいものです。
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2009年4月22日
本日の更新:
@ 記事紹介 N134 資格・起業に、京都府宇治市で「和ハーブ茶」を開発したアロマセラピストの記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N144 化粧・装飾の特集に、神奈川県の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N174 ドメスティック・バイオレンスに、定額給付金の受給に関する神奈川県の記事紹介を追加しました。
C リンク集 L930 モロビト 屋久島への I・J・Uターン移住者特集-吉田に、『屋久島町吉田での日々』さんを追加しました。
つれづれ
今日から、このページの文字フォントを大きくしました。見た目は少し野暮ったくなりますが、小さな文字で目を酷使することを避けるためです。それは読み手の方にも優しい配慮になるはず。それで、屋久島六角堂計画のおもなページのフォントも上げました。
患って日常から切り離されると、それまで気付けなかったことに突き当たったり、日常に紛れかけていたことが鋭く浮かび上がったりします。
今を生きる人も今ある世界も壊れていくのが自然の成行き。ならば壊れることを恐れて蹲るのではなく、思いを残さぬように歩みを進めることこそ誠実な生き方。そう、覚悟を新たにしました。
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2009年4月18日
本日の更新:
@ 記事紹介 N415 アフガニスタンに、女性の権利をめぐる法律と昨年亡くなられた伊藤さんに関する記事紹介を追加しました。N145&176 イスラムと性にもつなぎました。
つれづれ
以前からもしやと思っていた網膜裂孔による網膜剥離。昨日、レーザー凝固治療の経過を眼科でチェックしてもらいました。安静の甲斐あってか「レーザーでひっつけたノリ(凝固)が半分乾きかけではがれておらず、うまくいってます。ノリが乾くまでの後10日間は静かにしていてもらいますが、当面、入院を伴う手術の必要はないでしょう」とのこと。一週間後の再チェックで問題がなさそうなら、さ来週から職場復帰できそうです。
ご心配やご迷惑をおかけした方々には、この場を借りて感謝とお詫びを申し上げます。
治療を受けた時、医師に聞きそびれていた「原因と対策」を尋ねると、「原因は体質と加齢。裂孔が起きないようにする予防や対策はありません。いずれまた、左右どちらの目にも裂孔や剥離が起きる可能性があります。網膜が破れた時、速やかに処置をするしかないので、自覚症状に変化があればすぐに検査をしてください」とのこと。で、「右目の網膜も弱くなっているので、左目の状態が落ち着いたら右目のレーザー凝固もしておきましょう」とのこと。
「治療した部分の凝固が完了するまでは振動や衝撃を与えないよう静かにしていなさい。目は開けているだけで眼球が動くので使いすぎないように」ということですが、それ以上の留意事項はなく、パソコンをいじったり読書をすることは可能。
ただ、左目の視野に浮かぶクラゲ状の影は手術をしない限り一生消えないので、それに慣れるまでずいぶんと目が疲れそうです。その分、このところ回すことのなかったCDに耳を傾けたいと思います。
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2009年4月13日
本日の更新:
@ 図書紹介 B146 仏教に、南直哉著『なぜこんなに生きにくいのか』を追加しました。
A 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に、岡山県の記事紹介を追加しました。
B リンク集 L930 モロビト 屋久島への I・J・Uターン移住者特集-小瀬田に、『苺一笑』さんと『鹿鳴庵』さんを追加しました。
つれづれ
数日前から左目の調子が悪く、おまけに手首を痛めていたこともあって、朝食の支度中手元を狂わせて皿を割ってしまいました。同時にモヤモヤした影や微細な水泡のようなものが視野を覆ってきたので、仕事帰りに眼科を受診。検査をするなりお医者が放った言葉は「これは難しいですね。」
診断は「網膜裂孔による網膜剥離」。レーザー治療で済ませるか入院して手術すべきか判断に迷うところだとのこと。どちらにせよ治療は一刻も早くすべきだというので、結局その場でレーザー治療を受けました。治療時間は約10分。3割負担で検査料込57,150円。突然のことなので一部を内金として支払って残金は次の検査時に。しかも「今日から二週間、目に衝撃が加わる運動は厳禁、仕事などで歩き回ると治癒率は50%に落ちるので自宅で安静にし、食事などの用事がある時以外は低い枕で仰向けに寝ていろ」とのこと。
新学期が始まったばかりなのに役割を果たせず、多くの方にご迷惑をおかけすることとなり申し訳ありません。
二週間後に参加する予定だった日吉マラソンは棄権。5月の連休中に屋久島を再訪し、六角堂の母屋建設の契約を取りかわす予定でしたが、それもキャンセルとなりそうです。
人生儘ならず。どうしようもないことはそうしたものとして受け入れる覚悟を身に付けていることだけが幸いです。
というわけで、このサイトの更新もしばらくお休みさせていただきます。
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2009年4月11日
本日の更新:
@ 屋久島六角堂計画のページをフレームページにしてご覧頂きやすくするとともに、大工の棟梁と相談中のコテージや母屋のイメージ図や新たに撮った現地の写真,、バリアフリーへの対応に関するページなどを追加しました。
A 記事紹介 N173 未成年者への性支配・暴力・虐待に、佐賀県の記事紹介を追加しました。
B 図書紹介 B145 宗教一般 死と葬儀に、宮田登、新谷尚紀編『往生考 日本人の生・老・死』を追加しました。
C 図書紹介 B510 人権・平和・福祉に、ブーレグレーン,サッサ【絵・文】、にもんじまさあき【訳】『10歳からの民主主義レッスン スウェーデンの少女と学ぶ差別、貧困、戦争のない世界の原理 』を追加しました。
つれづれ
屋久島から帰ってすぐの新学期スタート。あれこれ雑事に追われて、この二・三日疲労困憊、週末はダウンしてしまいました。
そんな中でも、一年前に校庭のスロープ脇に実っていたサクランボの種を植えたポットから芽を出した六つの桜の赤ちゃんを眺めたり、メダカ池の脇のメダカの赤ちゃん用水槽で生後一年を迎えたメダカたちのために新しい水草を入れてやっていると、小さな命に励まされて微かながらも力が湧いてきます。
さて、今日紹介した『10歳からの民主主義レッスン』は、日本の学校では教えようとしない大切な力を育てるための貴重な「テキスト」にお勧めの一冊。カビ臭い道徳の教科書ではなく、こうした本を「道徳」の授業のテキストにする学校が混迷する世界をより良くする力を子供たちに育てる学校なのだと思います。
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2009年4月7日
本日の更新:
@ 図書紹介 B144 装飾・化粧・入墨・タトゥーに、茂木健一郎、恩蔵絢子著『集英社新書 化粧する脳』を追加しました。
A 記事紹介 N126 児童・幼児虐待に、京都市左京区社会福祉協議会の記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、警察庁が発表した昨年の国内自殺者数の記事紹介を追加しました。
C 記事紹介 N144 化粧・装飾の特集に、愛知県の記事紹介を追加しました。
D 記事紹介 N162 性同一性障害 TS・TGに、松江市の記事紹介を追加しました。
E 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、神奈川県と京都市の記事紹介を追加しました。
F 記事紹介 N354 子どもの自殺に、愛知県の17歳の少女の記事紹介を追加しました。
G 記事紹介 N411 北海道・アイヌ民族に、北海道アイヌ協会の記事紹介を追加しました。
つれづれ
3月25日の夕刻に出発し、4月4日の早朝5時に帰ってきた屋久島行きの11日間はあっと言う間に過ぎ去りましたが、収穫はたくさんありました。
泊まった所は原の本富山荘、宮之浦のロッジ八重岳山荘、高平のヒュッテフォーマサンヒロ、小瀬田の苺一笑、安房の民宿いっぱちの5軒。苺一笑さんと民宿いっぱちさんは車椅子での宿泊を受け入れていると聞いて体験宿泊しました。ちなみに安房のエコタウンの駐車場で車中2泊、25日と3日の晩は高速道路をひた走っていました。
新しく出会った移住者は、尾之間の喫茶木霊のママさん、東京から移住された小島在住のMさん、イラストレーターの向井晶さん、苺一笑のご夫婦、宮之浦の障害者就労支援施設「屋久の郷」の施設長Oさん、屋久島おおぞら高校事務長Mさん、宮之浦でピザ屋虹のたねを開業したマスターの8人。向井さんには六角堂のロゴのデザインをWEBや印刷にも使えるよう加工してもらうことをお願いしました。
それ以外に知り合ったのは地元の大工のO棟梁。再会したのは原の屋久島パインのMさん、高平のヒュッテフォーマサンヒロのご夫婦、安房のカヤックガイドサウスアイランドのHさんとMさん、平内で自然卵の養鶏場と小瀬田のラ・モンステラを経営されているのAさん、原在住GO!GO!屋久島の源田さんとその友達、それに原にお住まいの整体師のSさん。
食べたカレーは、小瀬田のハイビスカスのチキンカレー。尾之間の喫茶トーンのカツカレー、喫茶木霊のドライカレー。安房のヨロン坂の辛カレー、一風堂のカレー。宮ノ浦のリラクシン(うふふ)のチキンカレー、喫茶陽だまりの野菜カレーとハンバーグカレー、屋久島環境文化村センターJANEのオリジナルカレーの計8軒。
それ以外に初めて食べた店は、安房のいその香りの亀の手や寿司、萬来軒のマーボー丼と酢豚。小瀬田のラ・モンステラのオムライス。、宮之浦のマムズキッチンのチーズバーガーとテリヤキチキンバーガー、木村屋のパン。尾之間の定食屋の〆サバ定食の計6軒。
写真を撮った県道添いの公園や駐車場の障害者用トイレは一湊布引公園、志戸子ガジュマル公園、楠川の海岸公園、安房のエコタウンと春田海岸入り口の駐車場、黒崎公園の6ヶ所。それに喫茶陽だまりのトイレ。
今回の調査で分かったのは、車いす対応のスロープ・トイレ・浴室を備えた民宿やコテージが屋久島に一軒もないようだということ。このままの状況が続けば、六角堂コテージが屋久島発のバリアフリーコテージになりそうです。とりあえず、六角堂計画実現の一歩として今年の夏までに、私が生活する母屋部分を建てられる運びとなりそうです。
おまけですがありがたいことに、鹿児島北から宇治西まで片道930キロの高速道路料金が、急遽ETCを搭載したおかげで本来1万8000円のところを、休日割引を利用できた帰りはなんと1950円で済みました。
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