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B144 服飾・装飾・化粧・裸体・人形-人形
紹介図書の目録
 人 形
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図書紹介 留意事項






書名:
INAX BOOKLET
糸あやつりの万華鏡
結城座375年の人形芝居
No. B144126
NDC 777.1
著者・出版社:
/INAX出版
初版2009/12/15
1,575
内容:
人形は語る

  満員御礼 糸あやつりの万華鏡
  第1部 平成のぞきからくり 破れ傘長庵
  第2部 乱歩・白昼夢
     Making of RAMPO幕が開くまで
    ―Interview参加クリエイターに聞く
    「傀儡」の家に生まれて
    結城座考  糸あやつりの妖艶
      七代目市川染五郎  唐十郎
    論考  結城座の魅力と位置


メモ:


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書名:
創作市場増刊
いつか鳥のように
民族の讃歌〈3〉
森小夜子人形作品集
No. B144122
NDC
著者・出版社:
森小夜子/マリア書房
初版2004/03/10
¥2,940
内容:
〜いつか鳥のように  民族の讃歌3〜
人気人形作家の作品集。モンゴルやチベットに生きるたくましい子供をイメージした作品を制作。美しい配色による民族衣装を纏った最新作トルコの子供たちも収録。


森小夜子[モリサヨコ]
1969年桑沢デザイン研究所卒業・デザイナーとして商社勤務。1973年結婚を期に退職、創作人形の世界に入る。1986年人形工房&カフェテラス『アイトワ』オープン(京都・嵯峨野)。1992年NHKテレビ「婦人百科」出演。1993年アイトワ(京都・嵯峨野)に人形展示室オープン。1994年建都1200年記念全国都市緑化きょうとフェアー『十彩回廊・山紫水明』担当。1999年東京12ch「ドキュメンタリー人間劇場・京都嵐山に愛をみた」出演。NHK近畿地方番組審議会委員。


メモ:


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書名:
人形記
日本人の遠い夢
No. B144115
NDC 759
著者・出版社:
佐々木幹郎、大西成明【写真】/淡交社
初版2009/02/11
¥2,940
内容:
宇野千代氏愛蔵の阿波浄瑠璃人形から人気フィギュアまで収録。時代・ジャンルの異なる人形から日本文化、日本人が失ったものを回想する。

浄瑠璃人形、生人形、糸あやつり、からくり人形、伏見人形、御所人形、奈良人形、流し雛、土偶、埴輪、フィギュア…辻村寿三郎、四谷シモン、竹久夢二、堀柳女、林駒夫、宇野亞喜良、結城孫三郎、ムットーニ、ボーメ、…人形と人形作家、人形を操る人に出会う18の旅。

  宇野千代と天狗屋久吉の人形
  「生人形」の魅力―松本喜三郎と安本亀八
  人の世の夢の宴―辻村寿三郎
  あやつることの妖しさ―十二代目結城孫三郎
  華やかで劇的な指人形―宇野亞喜良
  ギアで円環する物語―ムットーニの自動からくり
  踊りと変化と伝統と―飛騨のからくり人形
  土人形のあたたかさ―伏見人形
  小ささと凛とした可愛さと―御所人形
  宵待草のやるせなさ―夢二人形
  生き残った人形―青い目の人形と答礼人形
  悲しみのオーラ―浮遊する四谷シモン
  都の華やぎと品位林駒夫の桐塑人形
  幕末から明治という時代―奈良人形
  流し雛、祈りの彼方―鳥取市用瀬町
  色から出た立体、人形の心―堀柳女の世界
  フィギュアという「リアル」―オタク文化と原型師
  人形の眼差しと、その不在―土偶と埴輪
  人形と「おむすび」と―後書に代えて


佐々木幹郎[ササキミキロウ]
詩人。1947年、奈良県生まれ。同志社大学文学部中退。1984年、ミシガン州立オークランド大学客員研究員。2002〜07年、東京芸術大学大学院音楽研究科音楽文芸非常勤講師。1988年、評論『中原中也』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。1991年、詩集『蜂蜜採り』(書肆山田)で高見順賞受賞。2002年、『アジア海道紀行』(みすず書房)で読売文学賞受賞


大西成明[オオニシナルアキ]
写真家。1952年、奈良県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1992年、写真集『象の耳』(ニッコールクラブ)で日本写真協会新人賞受賞。2000年、フォトルポルタージュ『病院の時代』で講談社出版文化賞受賞


メモ:


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書名:
桜子と市松人形たち
幻想人形館
No. B144114.
NDC 759
著者・出版社:
片岡吉【写真】/グラフィック社
初版2002/03/03
¥2,625
内容:
純真、無垢。古き佳き時代の名匠による、日本の人形たち。人形写真の第一人者、片岡佐吉による初の市松人形写真集。

江戸時代から現代まで愛され続けてきた日本を代表する人形、市松人形。本書では、その黄金期である大正時代の名匠の作品を中心に、自身が一大人形コレクターであり、人形写真家、人形屋、かつ人形プロデューサーとして知られる片岡佐吉が20年に渡り撮り続けてきたプライベート・コレクションを集める。

人形を「私のこどもたち」と呼び、熱愛する佐吉のファインダーを通して見た市松たちは、どれも気品をたたえ、素直で無垢な顔立ちである。二代目郷陽、永徳斎、光龍斎といった、明治、大正期の天才と呼ばれた職人たちが、当時の日本のおさなごの姿を映して腕を振るった姿までが目に浮かぶ。

人形に人生を捧げた男、片岡佐吉の暖かいまなざしが捉えた、のびのびとした人形達の表情が何よりの見所だ。佐吉の長年の執念の結果とも言えるコレクションにより、幸運にもかつてない名作人形の数々が収められた市松人形写真集としてここに結実した。現代には失われた技術による美しい胡粉、昔ながらの瞳の造り、その時代時代を映した着物など、今も慈しまれ続ける貴重な人形たちをじっくり鑑賞して頂きたい。解説は嶽本野ばら氏。


片岡佐吉[カタオカサキチ]
北海道札幌市に育つ。1978年、同市に「人形屋佐吉」を開店。1984年には東京・表参道ハナエモリビル店をオープン。古今東西の人形やアンティークを取り扱う他、人形プロデューサーとして数々のイベントを企画・開催する。また、人形写真家として『幻日の少女』(人形屋佐吉・刊)、恋月姫作品集『人形姫』(小学館)、同『震える眼瞼』(角川書店)、『幻想人形館桜子と市松人形たち』(グラフィック社)と意欲的に写真集を刊行している。2003年には東京・新御徒町に人形ミュージアムを開館予定。

メモ:


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書名:
ド−リィ・ド−リィ vol18
お人形mook
美しき、制服ド−ルたち 制服ド−ル大図鑑
No. B144113.
NDC 759
著者・出版社:
/グラフィック社
初版2008/12/25
¥2,100
内容:
「制服」とお人形の関係を、様々な角度から考える大特集。高校生、販売員、客室乗務員など、古今東西の、制服姿のお人形を「制服ドール大図鑑」と題して大紹介。良家の子女の女学生リカちゃんが、様々な衣装で登場する、可愛いミニ企画も。他、momokoドールをモデルに、女子高生のスタイルの変遷を追う企画等、見て楽しく、型紙充実の一冊です。

メモ:


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書名:
南極1号伝説
ダッチワイフからラブドールまで
特殊用途愛玩人形の戦後史
No. B144112
NDC 589.7
著者・出版社:
高月靖/バジリコ
初版2008/04/26
1,680
内容:
南極観測隊のための特殊用途人形、「南極1号」は実在したか!?ダッチワイフ開発に賭けた男たちが挑んだもうひとつのプロジェクトX。綿密な取材により、その進化と変遷をあますところなく描いた異色のノンフィクション。

 1 ダッチワイフの履歴書
    「ダッチワイフ」と「ラブドール」
    抱き枕がシリコンに進化するまで
    旧日本軍が開発した「疑似女体」
    和製ダッチワイフ「吾妻形人形」
    「南極1号」は実在したか
    60〜70年代サブカルチャーとの出会い

  2 素材革命―風船からシリコンへ
    シリコン製ラブドールの中身
    シリコン製ラブドールの作り方
    ソフビ、ウレタン、ぬいぐるみ
    マンガでおなじみの「空気式」
    ラブドールの生殖器「ホール」

  3 開発者の苦闘と喜び
    創業30余年のトップブランド  オリエント工業
    安価なエントリーモデル市場を確立  ハルミデザインズ
    ラブドールの「高級スポーツカー」を目指す  4Woods
    造形のプロが手がける高級ラブドール    LEVELID

  4 ダッチワイフの主人たち
    消えた「ラブドール風俗」
    「里子」をヤフオクに出す
    究極の「ドーラー」


高月靖[タカツキヤスシ]
雑誌、書籍の編集を経てフリーライターに。内外の社会事象を幅広く扱う。

メモ:


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書名:
日本人形の美
伝統から近代まで、浅原コレクションの世界
No. B144111
NDC 759
著者・出版社:
是澤博昭/淡交社
初版2008/09/09
¥2,599
内容:
人形コレクター浅原革世氏のコレクション展(2010年1月そごう美術館)図録。作品解説・各論・総論を添えて構成。
偏向のないバランス感覚に優れたコレクションとして日本の人形の流れを網羅。近代は昭和初期の作品にいたるまで各領域の人形がおおらかに豊かに集められた日本有数の人形コレクションです。

  第1章 信仰の人形
    ―信仰の人形 子供への願いと祈り
      立雛;寛永雛 ほか

  第2章 鑑賞の人形
    ―飾り、愛で、さまざまな意匠を楽しむ鑑賞の人形
      嵯峨人形;御所人形 ほか

  第3章 愛玩の人形、玩具、縁起物
    ―大人から子供まで楽しんだ、愛玩の人形、玩具、縁起物
      市松人形・手遊人形;似顔人形 ほか

  第4章 近代の創作人形
    ―人形芸術の誕生 職人から作家へ
      平田郷陽;野口光彦 ほか


是澤博昭[コレサワヒロアキ]
大妻女子大学家政学部准教授・博士(学術)。1959年生まれ。東洋大学大学院修了。児童文化(人形玩具文化論)・日本人形史を専門とする。子供に関わる伝統的な児童文化財、とくに節句行事・祭礼に関係する人形などの調査、各地の博物館の展示監修、伝統的工芸品指定の審議(江戸節句人形・岩槻人形)などに従事。

メモ:


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書名:
創作市場増刊
ホリ・ヒロシ人形絵巻
No. B144110
NDC
著者・出版社:
ホリヒロシ/マリア書房
初版2003/09/19
¥2,940
内容:
  谷崎潤一郎の世界
  源氏物語の世界
  対談「平成版源氏物語絵巻」の楽しみ方
    (篠田正浩(映画監督)×ホリ・ヒロシ)
  平家物語の世界
  三島由紀夫の世界
  泉鏡花の世界
  大正浪漫の世界「歳時記八景」
  舞台の魅力―衣裳デザイン原画紹介
  映画の魅力―衣裳デザイン原画紹介
  対談 共鳴しあう魂
    (窪塚洋介(俳優)×ホリ・ヒロシ)
  対談 「創造のプロファイル」
    (高円宮憲仁親王×ホリ・ヒロシ)
  ホリ・ヒロシの横顔


ホリヒロシ[ホリヒロシ]
1958年昭和33年1月1日、神奈川県横須賀市に生まれる。3歳より裁縫をする母の傍らで糸と針を持ち、端裂で人形作りを始める。日本舞踊をしていた祖母の影響を受け、踊りに興味を持ち、自分でも踊る。1976年青山学院大学経済学部に入学。本格的に人形を作り始める。1978年8月、銀座ギャラリー三番街創作人形公募展に「楊貴妃」入選する。1979年9月、日本創作人形協会、創作人形公募展において「福助猿」が優秀賞入賞、「唐人魚」が入選する。1980年2月、青山学院大学経済学部を卒業。1987年2月、吾妻流宗家直門の名取を許され吾妻瑤穂と名のる。11月、財団法人民族衣裳文化普及協会より、62年度きもの文化賞受賞。1990年12月、東京都民文化栄誉章を最年少で受章。以後、数多くの人形制作、衣裳デザインや日本舞踊公演を行い、現在に至る。
メモ:


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書名:
人形の世界
No. B144109
NDC 759
著者・出版社:
ホリヒロシ、後勝彦/講談社
初版1998/04
5,250
内容:
ホリ・ヒロシ人形作家活動20周年記念刊行。篠田監督の映画「源氏物語」「宇治十帖」に出演した人形をはじめ、日本舞踊、能・地唄舞など日本の伝統芸能に題材を求めた数多くの人形を収録。

ヒリ・ヒロシ舞台公演
作者自身が創作した等身大の人形を遣い、共演の役者と同じ舞台で舞い、芝居を演じる。人形を巧みに遣いながら舞うホリ氏は、人形と一心同体となり、妖艶で流れるような姿の美しさは、観客を魅了してしまう。伝統芸能の歌舞伎や古典文学を始め、大正ロマンの世界までも人形とともに舞台で表現している。

ホリヒロシ[ホリヒロシ]
1958年昭和33年1月1日、神奈川県横須賀市に生まれる。3歳より裁縫をする母の傍らで糸と針を持ち、端裂で人形作りを始める。日本舞踊をしていた祖母の影響を受け、踊りに興味を持ち、自分でも踊る。1976年青山学院大学経済学部に入学。本格的に人形を作り始める。1978年8月、銀座ギャラリー三番街創作人形公募展に「楊貴妃」入選する。1979年9月、日本創作人形協会、創作人形公募展において「福助猿」が優秀賞入賞、「唐人魚」が入選する。1980年2月、青山学院大学経済学部を卒業。1987年2月、吾妻流宗家直門の名取を許され吾妻瑤穂と名のる。11月、財団法人民族衣裳文化普及協会より、62年度きもの文化賞受賞。1990年12月、東京都民文化栄誉章を最年少で受章。以後、数多くの人形制作、衣裳デザインや日本舞踊公演を行い、現在に至る。

メモ:


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書名:
吉田式球体関節人形制作技法書
No. 144105
NDC 759
著者・出版社:
吉田良【著・写真】/ホビージャパン
初版2006-09-16
\2,800
内容:
本書は月刊ホビージャパンに2004年10月より19回にわたって連載された「吉田良球体関節人形制作ノート」をベースに、より理解し易くなるように写真ページを増やし補足項目を加えました。球体関節人形の制作にチャレンジする初心者の方にも技法を理解していただけるように解説してあります。

  1 基礎
  2 造形
  3 関節
  4 組立
  5 塗装
  6 髪
  7 靴

メモ:


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書名:
YASO夜想
特集#『ド−ル』

No. 144104
NDC
著者・出版社:
/ステュディオ・パラボリカ
初版2004/10/14
\1,575
内容:
  死の淵を人形に見る   恋月姫
  あなたの傷を見せて  三浦悦子
  少女  初潮とリボン   秋山まほこ
  エロティシズムのかたち  土井典
  触れ得ない存在をめざして   堀佳子
  自分で自分を取り戻すために   井桁裕子
  痛みを忘れないために   与偶
  neoteny  dolls   一央+阿哉
  すべて空蝉、わが化身   四谷シモン
  危うさと儚さんのあわいに   吉田良
  The Doll Parts   フローリア・シジスモンディ
  少女地獄と旅する老女   やなぎみわ
  人の形に込められたもの  ルイズ・ブルジョワ
  タデウシュ・カントル
  三原ミツカズ
  人形愛とj女性の謎   斎藤環
  人形を愛でるためのブックガイド
  写真は人形的なるもの   森村泰昌
  ゴシック・ドールの系譜   高原英里
  エロス的身体としての人形/人間   川合健一
  人形をめぐる読書ガイド11選   森島章人
  塵の中の塵  鈴木創士
  身体変工   やなぎみわ

メモ:


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書名:
人形愛の精神分析
No. 144077
NDC 146.1
著者・出版社:
藤田博史/青土社
初版2006/04/15
\2,310
内容:
言葉など覚えるんじゃなかった。幻想とは人間だけが囚われる病なのだろうか。鍾愛するもの言わぬ人形にそっと囁きかけ微かに応答する声にじっと耳を傾ける時、人の心にはどんな感情が起伏しているのか。永遠を見つめ続ける人形の眼差しを通じて、言葉の海に溺れる人間の果てしなき危機を根源から分析する、大胆な精神分析入門。


プロローグ  人形とは何か  「人◇形◇愛」とは何か  なぜ人は人形を作るのか

1 眼と眼差し、あるいは視的欲望
  欲動・必要・欲求・要求
  鏡の段階
  在形の欲望から所有形の欲望へ
  「見られる」から「見る」へ人形の眼差し    ほか

2 声/幻聴、そして皮膚/体感
  「子を為す」という隠喩
  差異とシニフィアン
  皮膚感覚と体感    ほか

3 関節、そして性器
  切断と接合
  象徴的去勢・想像的虚勢・現実的虚勢
  伸びると曲がる精神分析における性器
  父の名・父の否
  創造活動と性器表現    ほか

4 毛、そして乳房
  毛と欲望
  トリコチロマニア
  虚勢と毛
  性愛の対象
  縁の構造      ほか

5 尻、そしてゆび
  尻と肛門
  尻の高さ
  性倒錯と肛門
  欲望原因としての割れ目
  精神病と性倒錯
  ゆびと去勢
  フェティシスムとペニスナイト     ほか

6 身体運動
  言葉と日本語の踊り
  視的欲望と意味
  死とダンス      ほか

鈴木晶とのダイアローグ

7 鼻、耳、そして口
  鼻と男性性器
  鼻と権力
  鼻とジャパニメーション
  エロスとタナトス       ほか

8 口、頭、そして内臓
  開いた唇と歯
  口とアブジェクシオン
  頭とペニス
  見えない部分のリアリティ      ほか

9 人形とはなにか
  人間が作るすべての創造物は人形
  人形とは何かという問い
  不在のものを作り出す力
  差異を作り出す能力
  光みたいなもの
  今も夢
  自分を導く眼差し

シンポジウム   四谷シモン/吉田良

エピローグ


藤田博史[フジタヒロシ]
1955年生まれ。信州大学医学部卒業後、東京医科歯科大学医学部附属病院で、精神科医および麻酔科医として勤務。その後、フランス・ニース大学文学部哲学科博士課程、医学部精神医学専門医課程を経て、ニース大学医学部附属パスツール病院で精神科医師を務める。現在は、東京を中心に精神分析医、麻酔科医として活躍。

メモ:


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書名:
人形の誘惑
招き猫からカーネル・サンダースまで
No.B144033
著者・出版社:
井上章一/三省堂
NDC759.000
\1600
内容:
あの奇妙な光景から、すべてははじまった!客をよび、福をもたらす異形の人形たち。
その秘めやかな関係とは?その意外な正体とは?着想の妙と華麗な展開が魅せる不思議の国、日本探検。

第1章 サンダース大佐に、さそわれて
   平面か、立体か
   薬局の動物たち
   メイド・イン・ジャパン
   不二家に学ぶ
   ペコちゃん誕生史
   ペコちゃんとポコちゃんと
   張り子の虎
   タイガースとサンダース
   カエルの登場
   街頭のカエルと芸術展
    ほか

第2章 魅惑のマネキン
   新素材の人形たち
   彫塑から転身して
   ファイバーか、カルトンか
   人形を供養する
   マネキンと呼ばれた女たち
   モデルの起源
   ハウス・マヌカンへ至るまで
   生人形を考える
    ほか

第3章 招き猫のセクソロジー
   ヨーロッパの招き猫
   寺と猫神
   花柳社会と芸人など
   養蚕地の招き猫
   熊手をよろこぶひとびと
   縁起棚の謎
   生殖器崇拝の近代史
   ダルマと猫
   遊郭成駒屋
   ビリケンと日本人
   福助と、キューピーと
   二十世紀の人形史
    ほか

井上章一[イノウエショウイチ]
井上章一氏は1955年京都生まれで、京都大学工学部建築学科卒業。同大学院修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手を経て、1987年より国際日本文化研究センター助教授。専攻は風俗史、意匠論。1986年『つくられた桂離宮神話』(弘文堂)でサントリー学芸賞、1998年『南蛮幻想』(文芸春秋)で芸術選奨文部大臣賞受賞

昔ながらのそば屋に二階へ通じる階段があった。それは、そば屋が逢い引きの空間だったからという、今となっては衝撃的≠ネ風俗の歴史を紐解いた同氏の著書「角川選書 愛の空間」と「朝日選書 パンツが見える。 羞恥心の現代史」(三省堂)もあわせて読まれると、味わい一層深まるとこと間違いなし。

メモ:
招き猫、ペコちゃん、福助、マネキン、生人形

招き猫マネキン関連サイト紹介

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