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N960  針穴写真 ピンホールカメラ
紹介記事目録
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記事紹介の留意事項
























































京都
2009/06/07
No .N960k090607xxx
京都市



ピンホール写真芸術学会
シリーズ・特集;http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009060700018&genre=G1&area=K1C
見出し:
ピンホールカメラの教育的役割を考える 中京でシンポ
メモ :
ピンホール写真芸術学会(京都市左京区)は2005年6月6日、中京区の京都芸術センターでシンポジウム「ピンホール写真の今日的意義」を開き、ピンホールカメラが教育で果たす役割について意見を交わした。

学会が2007年から開いている「ピンポール・フォトフェスティバル」のメーン行事。

東北芸術工科大学の屋代敏博准教授(39)は、自由に設計できるピンホールカメラの特性を生かした授業を紹介した。学生たちに撮影したいイメージを思い浮かべさせ、その写真を撮るカメラの設計図を書かせる。空を飛んで鳥の目線で撮影するカメラや、煩悩や夢を写すカメラなど、柔軟に発想するトレーニングになったという。

写真家の細江英公さんは、小学低学年の子どもたちへのワークショップを報告、「撮影したい対象のために交渉したり、撮った写真で人を楽しませることを通じて、人とのかかわりを学ぶことができる」と話した。

同センターや市内のギャラリーで写真展が開かれている。7日まで(一部11日まで)。詳細はホームページ(http://ppas.jp/)。

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京都
2007/09/30
No .N960k070930xxx
京都市/左京区



京都工芸繊維大
シリーズ・特集;http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007093000025&genre=G1&area=K10
見出し:
小さな穴からパチリ 京都工繊大 周辺の風景一堂に
メモ :
ピンホールカメラで大学近くの風景を撮影した作品に見入る学生(京都市左京区・京都工芸繊維大)

小さな穴から露光する「ピンホールカメラ」を通して、科学と芸術の出合いを学ぼうと、京都工芸繊維大(京都市左京区)の学生が2007年9月29日、大学周辺の風景を写真撮影し、学内で作品の発表会を行った。

工繊大は、科学分野を専攻する学生たちに芸術的な感性を養ってもらおうと、2年前から2年の全学生を対象にピンホールカメラを制作し、写真を撮る講義を続けている。本年度は約590人の学生が受講した。

学生は、10人が1組となり、段ボール箱に小さな穴を開けたカメラを制作した。この後、大学の近くを流れる高野川や周辺の神社、公園などに出向き、1メートル四方の印画紙に露光させ、モノクロ写真を撮影した。曇り空だったため、快晴の場合は約8分で済む露光時間を80分に延ばすなど工夫を重ね、各組が2枚を撮影した。

発表会では、学生は作品の前で足を止め、ゆっくり見入った。滑り台などがある公園の風景を撮った2年沢田直紀さん(20)=守山市=は「ピンホールカメラは動くものが写らないので、風景がふだん見るより静かな印象だった」と話していた。

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京都
2007/06/30
No .N960k070630xxx
滋賀県/大津市



井原進
シリーズ・特集;http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007063000088&genre=K1&area=S10
見出し:
手軽なピンホールカメラ製作  大津の男性が創意工夫
メモ :
レンズの代わりに小さな穴で撮影するピンホールカメラの製作に大津市の男性が取り組んでいる。古いカメラをリサイクルし、通常のピンホール機にはないシャッターやファインダーを取り付けるなど、手軽に思い通りの写真が撮れるよう創意工夫を重ねている。

同市中央1丁目で写真店を経営する井原進さん(69)。ピンホール写真は中央部分が明るく浮かび、周囲がやや暗く写る。柔らかで、幻想的な雰囲気に仕上がる写真にひかれ、数年前から撮影を続けてきた。

従来のピンホール機は露出時間が長いため三脚で固定する必要があったが、井原さんは高感度フィルムを使ったカメラを3台作り、手持ち撮影を可能にした。

これまでのタイプは穴の部分を指で押さえてシャッターの代わりとしていたため、指が写り込むトラブルがあった。井原さんは針金やバネでシャッターを自作し、この問題を解決した。針金でファインダーも作り、狙い通りの構図で撮影できるようになった。

井原さんは「デジタルカメラ全盛の時代だが、カメラの原点のような機材を使うことで、これまでとは違った風景や光景が見えてくる」と話している。

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京都
2005/08/09
No .N960k050909xxx
京都市/左京区



京都工芸繊維大学
シリーズ・特集; http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005090900149&genre=G1&area=K1D
見出し:
ピンホールカメラで京の街角を撮影 京都工繊大の学生
メモ :
京都工芸繊維大(京都市左京区)の学生たちが2005年9月9日、段ボールで自作した大型ピンホールカメラで京都の街角を撮影、一辺1メートル弱の作品40点をキャンパスに並べた=写真。

2年生の共通科目「科学と芸術」の授業。420人の受講生が8日からカメラの組み立てと彩色、撮影などを役割分担して進め、「京都の(過ぎ行く)夏を撮る」をテーマに被写体を探した。

ピンホールカメラ独特の遠近表現や陰影を生かし、誰もいない道や後ろ姿の若者、立ち枯れた草などで夏の終わりを表現。力作ぞろいに、教員も真剣な表情で採点していた。

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京都
2005/03/06
No .N960k050306xxx




日本針穴写真協会・鈴鹿芳康
シリーズ・特集;
見出し:
「針穴写真」の魅力伝えよう 作家ら4月 京都で協会結成
メモ :
デジタルであわただしい社会だからこそ、アナログでゆったりとした時間を写し取るピンホールカメラの魅力を伝えようと、京都と東京の作家や教員、写真愛好家が2005年4月1日に「日本針穴写真協会」(事務局・京都市)を結成する。6月には「針穴写真週間」と題して、京都造形芸術大(京都市左京区)や市内各所のギャラリーで展示やシンポジウムを開く。

ピンホールカメラは小さな穴を開けた暗箱で撮影する原始的なカメラ。独特の光の表現に、世界的に愛好者が多い。

設立メンバーの中心は京都造形芸術大でピンホールカメラを学んだ教員や作家、社会人。恒常的な作品発表の場を模索するうち、インターネットで作品を発表していた東京のピンホールカメラ愛好家と出会い、協会を作ることにした。

日の出や海岸、砂漠、ピラミッドなどの針穴写真作品で世界的に知られる鈴鹿芳康・京都造形芸術大教授が会長に就任。作品発表や技術指導、インターネットを通じた国際交流とともに、子どもの「科学する心」を育むもうと、ピンホールカメラを活用した教育活動も進める

鈴鹿教授は「写真は人や社会と関わり自分を確認するメディアで、ピンホールカメラはその原点。自分の時間をピンホールカメラを通じて取り戻して欲しい」と話している。


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