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B156  恋愛・性愛・性意識
紹介図書目録
※ このページの図書は初版刊行年順に紹介しています    が最新紹介図書
 2013年
 2012年
  • 中学生までに読んでおきたい哲学 〈1〉 愛のうらおもて   松田哲夫【編】    
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 1994年
 1993年
 1991年
 1989年
 1988年
 1985年
 1982年
  • 愛のヨガ  ルドルフ・フォン・ウルバン、片桐ユズル
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    調査・データ
ティーンズの性行動・意識は B186 セックスレスは B122
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図書紹介 留意事項





























書名:
文春文庫
世界禁断愛大全
「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛
No. B156060
NDC 280.4
著者・出版社:
桐生操/文藝春秋
初版2009/07/10
¥689
内容:
人類の歴史とともに古くからある、ホモ・セクシュアル、近親相姦、ロリータ・コンプレックス…。作家トルーマン・カポーティが愛したのは父親ほども年の違う地味な学者だった。息子との近親相姦を疑われたマリー・アントワネット。美少女ばかりを愛した天才俳優チャールズ・チャップリン。禁断の愛に挑んだ彼らの運命や如何に。

  1 ホモ・セクシュアル
    オスカー・ワイルド―ブロンド美青年に心を奪われたイギリス文学の巨匠
    ヴェルレーヌとランボー―天才詩人同士の壮絶な愛
    エミリ・ブロンテ―不朽の名作を生んだ女流作家の恋       ほか

  2 近親相姦
    ベアトリーチェ・チェンチ―城に閉じ込められた薄幸の乙女
    マリー・アントワネット―息子を愛したフランス王妃の苦悩     ほか

  3 ロリータ・コンプレックス
    波紋を呼んだ問題小説『ロリータ』
    チャップリン―共演者の少女たちとの恋が有名な喜劇王
    ヒトラー―独裁者のロリコン遍歴
    ジョンベネ殺人事件     ほか

  4 サディズム
    ジル・ド・レ男爵―数百人の美少年を惨殺したフランスの大貴族
    イヴァン雷帝―身も凍るロシアの血塗られた殺戮王
    サド侯爵―キザな若い貴公子の裏の顔
    切り裂きジャック―ロンドン子を震え上がらせた姿なき殺人鬼     ほか

  5 カニバリズム
    ヨアヒム・クロル―ドイツ・ルールの食人鬼
    ヘンリー・リー・ルーカス―百七十人も殺したという同性愛カップル
    ジェフリー・ダーマー―主食は人肉?!  チョコレート工場で働lく美少年
    アルバート・フィッシュ―「女の子のお尻は、なんて美味しいんだろう」


桐生操[キリュウミサオ]
本名・上田加代子。ソルボンヌ大学、リヨン大学でフランス文学・歴史を専攻。現地で出会った堤幸子と帰国後、共同執筆を開始、歴史の裏面に隠された知られざるエピソードを様々な形で紹介。2003年、堤女史が腎不全のため死去。以後、単独で活動。

メモ:


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書名:
性と健康ブックス
あなたの彼のメイクラブ
No. B156059
NDC 598.2
著者・出版社:
林田昇平/自由企画・出版
初版2003/12/20
¥2,100
内容:
二人の愛がもっと深くなるメイクラブの知恵を学びましょう。

  1 ご自分の性生活に満足していますか?
    多いオーガスムの悩み
    オーガスムとは
    オーガスムのふりをする女性

  2 クリトリス、Gスポット(膣)、膣括約筋(骨盤底筋)とオーガスム
    男女の体のちがい
    オーガスムは学習によって
    クリトリスの快感 ほか

  3 どこまでも快感を求めて
    セックスの快感はお互いの思いやりから
    基本のテクニック
    基本になる体位 ほか



林田昇平[ハヤシダショウヘイ]
1928年長崎市生まれ。1953年九州大学医学部卒業。1962年ECFMG合格。1963〜65年N.Y.マウントサイナイ病院産婦人科で臨床研修。1968年昇平産婦人科(東京・杉並)を開設し現在に至る。1998年日本性科学学会より、次の資格を認定された(セックスカウンセラー並びにセックスセラピスト)

メモ:


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書名:
講談社SOPHIA BOOKS
恋する寄生虫
ヒトの怠けた性、ムシたちの可愛い性
No. B156058
NDC 491.9
著者・出版社:
藤田紘一郎/講談社
初版1998/06/15
¥1,575
内容:
もしこの世に男女の区別がなく誰でも大人になれば子供が産めるようであったら、どんなに殺風景であろうか。ムシたちの真摯な恋とヒトの「雌雄同体型」の遊びの性をユーモラスに描く「大笑い」の1冊。

生物にとって「性」とは何か?学校では教わらない性の生物学を面白くマジメにわかりやすく講義。生物の大目標は次の世代を残すこと―その為に生物はあらゆる策略をめぐらし、真剣な闘いをくり広げる。ジャングルの中で働く人々を治療しながらヒト族の性のおかしさ、いい加減さを笑い、一方でムシたちの厳しい性と生を見つめる寄生虫博士の、生きることがとても楽しいことに思えてくる一冊。

  第1章 恋を邪魔する寄生虫
    左右対称なアナタが好き
    病は君から、学問に尿道なし
    清潔すぎる女は「女性」ではない
    クラミジアにご用心 ほか

  第2章 虫たちの真剣な「性」
    虫たちの性の可愛さ
    サナダ虫のセックス
    雌雄同体が意味するもの
    性転換する生物たち ほか

  第3章 心の「性」と身体の「性」
    無菌とセックス
    日本のセックス事情
    両性具有の美
    性分化異常・半陰陽
    「性同一性障害」の若者たち
    同性愛は本人の責任ではない ほか

  第4章 寄生虫たちの平和
    虫たちの新たな宇宙
    なぜ「エイズ」が誕生したか
    人との共生に向かうエイズウイルス
    イスラム教徒がブタを食べないわけ ほか

  第5章 今、「性」があぶない
    「怠けた性」に対する処方箋
    精子減少で地球はどうなる
    ペニスが小さくなったワニ
    女たちはなぜ粗暴化するのか
    男と女のセックスレス ほか


藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年、中国・旧満州に生まれる。東京医科歯科大学医学部を卒業し、東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了。医学博士。金沢医科大学教授、長崎大学教授を経て、東京医科歯科大学大学院教授。専門は寄生虫学と熱帯医学。マラリア、フィラリア、成人T細胞白血病やエイズ関連の免疫研究、人畜共通伝染病の研究治療を続けている。その一方で自然の生態系からみた現代の人間社会のゆがみを鋭くとらえ、ユーモアのある名文でつづられた警告の書を出版し幅広く支持されている。

メモ:


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書名:
角川選書
「愛」と「性」の文化史
No. B156057
NDC 384.7
著者・出版社:
佐伯順子/角川学芸出版
初版2008/11/10
¥1,575
内容:
私たちが現在使っている「愛」や「性」という言葉の概念は昔から同じような意味で使われていたものではない。現代の日本人が「愛」や「性」に抱くイメージは、どのような軌跡をたどり形成されてきたのだろうか?その変容を文学や絵画などに描かれたさまざまな表現に焦点をあてて考察。時代や男女の違いによって異なる多様な恋愛観、結婚観、性愛観の文化史的意味を探る。

  第1部 色と人情の江戸―「性欲」以前
    春画のスピリチュアリティ―「現世離脱欲」の表現
    人情本と「性欲」の発見―為永春水と森鴎外
    「美人」の時代―「好色」における女と男

  第2部 「貞操」と「夫婦愛」の近代―オンリーユー・フォーエヴァーの倫理
    与謝野晶子の「貞操」と「処女」論
    “夫婦愛小説家”としての谷崎潤一郎―「色情」から「恋愛」へ
    御伽草子の夫婦の「情」

  第3部 「愛」の諸相と現代
    心中の変容―『古事記』から『失楽園』まで
    戦後民主主義社会と「貞操」の崩壊
    高齢化社会における恋愛の将来


佐伯順子[サエキジュンコ]
東京都生まれ。学術博士。国際日本文化研究センター客員助教授等を経て、同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻教授。著書に『「色」と「愛」の比較文化史』(岩波書店サントリー学芸賞受賞)などがある。


メモ:


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書名:
岩波文庫
恋愛指南
アルス・アマトリア
No. B156056
NDC 922
著者・出版社:
オウィディウス、沓掛良彦【訳】/
岩波書店
初版2008/08/19
¥588
内容:
航海術や馬術のごとく恋愛にも技術がある。愛の名著か背徳の書か、詩人に名声と流刑をもたらした書は男女に濃やかな知恵を授ける。遊びの恋、戯れの愛、洒脱と雅とを離れず、知的にことをはこぶには…“黄金のローマ”時代の社会や風俗を鏡のごとく映し出す奇書。






メモ:


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書名:
欲情の作法
No. B156055
NDC 914.6
著者・出版社:
渡辺淳一/幻冬舎
初版2009/02/20
¥1,155
内容:
男と女の根源的な違い。それを理解すれば、新しい愛がはじまる。実践的最新恋愛講座。その時、女は何を期待しているのか?その時。男は何を考えているのか?肉体と精神を知り尽くした医師の目、人間の性の深淵を追う作家の目、冷徹にして優しい眼差して綴る実践的最新「恋愛&SEX入門講座」。

  Lesson 1   男は振られる生きものである
  Lesson 2   二兎しか追わぬもの一兎も得ず
  Lesson 3   考えるよりまず行動を
  Lesson 4   巧言令色ときめく愛
  Lesson 5   焦らず明るく正直に
  Lesson 6   近づきながらテイスティング
  Lesson 7   容易に許す女は軽いのか
  Lesson 8   結ばれる直前に考えること
  Lesson 9   挿入する性とされる性
  Lesson 10  男が萎える派手派手下着
  Lesson 11  文句をいえない男に代わって
  Lesson 12  セックスは二人の共同作業
  Lesson 13  うまくできなかったときに
  Lesson 14  なぜ、男と女がいるのか


渡辺淳一[ワタナベジュンイチ]
1933年北海道生まれ。医学博士。58年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科講師として医療にたずさわるかたわら小説を執筆。作品は初期の医学を題材としたものから、歴史、伝記的小説、男と女の本質に迫る恋愛小説と多彩で、医学的な人間認識をもとに、華麗な現代ロマンを描く作家として、常に文壇の第一線で活躍している。70年「光と影」で直木賞受賞。80年に「遠き落日」で吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞を受賞。

メモ:


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書名:
宝島社新書
セックス格差社会
「恋愛貧者」「結婚難民」はなぜ増えるのか?
No. B156054
NDC 367.9
著者・出版社:
門倉貴史/宝島社
初版2008/11/24
¥700
内容:
恋愛も結婚も簡単には手に入らない時代。統計数値が語る日本人の性行動、少子化の根本的な背景。未婚女性の3人に1人は生涯未婚、独身男性の25%が「中年童貞」、30代夫婦の35%がセックスレス、ワーキングプアの85%が風俗未体験…。気鋭のアナリストが読み解く「所得格差」と「人口減少社会」のリアルな関係とは?

  第1章 「出会い」「恋愛」「結婚」と所得格差
    独身女性が結婚相手に求める「最低年収400万円」の意味
    結婚適齢期の女性が230万人もあぶれる計算に ほか

  第2章 高収入ホワイトカラーの性愛事情
    高収入ほどセックスの回数が減る
    「働きすぎ」の弊害は30代正社員で最も深刻 ほか

  第3章 「できちゃった婚」と貧困スパイラル
    一昔前では考えられなかった中学生の妊娠・出産
    コンドームの出荷量はなぜ半減したか? ほか

  第4章 「中年童貞」「負け犬」のエコノミクス
    結婚情報サービス業が盛況になった理由
    「現代版お見合いシステム」の利用者数は推計60万人 ほか

  第5章 人口減少社会とセックス格差
    平均セックス回数をフランス並みにするには?
    シンガポール「官製お見合い」の顛末 ほか


門倉貴史[カドクラタカシ]
1971年神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、(株)浜銀総合研究所に入社。(株)第一生命経済研究所主任エコノミスト等を経て、2005年7月よりBRICs経済研究所代表を務める。08年度同志社大学大学院非常勤講師。専門は日米経済、アジア経済、BRICs経済、地下経済と多岐にわたる。

メモ:


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書名:
文春文庫
性的唯幻論序説
「やられる」セックスはもういらない (改訂版)
No. B156053
NDC 367.9
著者・出版社:
岸田秀/文藝春秋
初版2008/09/10
¥780
内容:
女が男に一方的に「やられる」セックスというものがある。人類だけに見られるこの奇妙な現象は、何に起因するのだろうか―99年に本書の前身『性的唯幻論序説』を発表した後、女子学生たちから寄せられた「女の性欲への理解が浅い」という批判に、ものぐさ先生が一念発起。さらに議論と思索を重ねて、ついに完成した決定版。

  すべての人間は不能である
  男の性欲は単純明快である
  文句を言い始めた女たち
  女体は特殊な商品である
  売る女たち
  「女」は屈辱的な役割である
  母親に囚われた男たち
  性欲の発明
  色の道と性欲処理
  神の後釜としての恋愛と性欲


岸田秀[キシダシュウ]
昭和8(1933)年、香川県善通寺市生まれ。早稲田大学卒。中学時代から強迫神経症に悩まされ、自身の心の問題を解決しようとしたのがこの道に進んだきっかけ。やがて強迫症状はすべて自分を支配しようとした母親との葛藤から起きたものと悟り、神経症から解放される。52年、人間は本能の壊れた動物であり、「幻想」や「物語」に従って行動しているにすぎないとする「史的唯幻論」を『ものぐさ精神分析』のなかで披瀝、一大センセーションを呼ぶ。以降、精神分析の手法を社会、集団にも適用させる特異な文明批評家として人気を博す。

メモ:
文春新書   性的唯幻論序説  岸田秀  1999/07/20


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書名:
文庫クセジュ
フェティシズム
原書名:Le fetichisme
No. B156052
NDC 145.7
著者・出版社:
アスン,ポール=ロラン、西尾彰泰、守谷てるみ【訳】/白水社
初版2008/12/20
¥1,102
内容:
フェティシズムは、民族学の領域で生まれ、哲学、性科学、文学、芸術などへ影響を及ぼし、最終的には、フロイトによって精神医学に導入された。その思想史を追うことによって本質に迫る。なぜ精神分析がこの概念を必要としたか、それによって何を知ることができたのかが明らかになる。

  第1部 フロイト以前のフェティシズム
    フェティシズムの発明
    フェティシズムの構成―哲学と民族学
    フェティシズムの再発見―性科学的用法

  第2部 フロイトにおけるフェティシズム
    フェティシズムとリビドー論
    フェティシズムとファリックな象徴論
    フェティシズムと自我の分裂

  第3部 精神分析とフェティシズム
    フェティシズムの社会文化的な側面;フェティシズムの美学
    精神分析におけるフェティッシュな対象のかたち
    フェティシズム―精神分析の試金石


西尾彰泰[ニシオアキヒロ]
1972年生まれ。1998年、愛媛大学医学部卒業。2000年、マルセイユのエクス=マルセイユ大学で臨床研修医として勤務。2001年、パリ第七大学精神分析学部博士課程に在籍。2003年より、岐阜病院、岐阜大学付属病院助手などを経て、現在、須田病院勤務、岐阜大学医学部精神科非常勤講師。


守谷てるみ[モリヤテルミ]
1959年生まれ。1982年、南山大学文学部仏語学仏文学科卒業


メモ:


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書名:
ベスト新書
イケないオンナの愛し方
No. B156051
NDC 598.2
著者・出版社:
キム・ミョンガン/ベストセラーズ
初版2008/12/20
¥780
内容:
「絶頂に達した経験がない」という女性は、男性が想像するより遥かに多いのが現実であり、その原因は男性のひとりよがりなセックスによるものです。私が『せい奉仕隊』というセックスボランティアをはじめたのもそんな理由からでした。男性諸君よ、もっとセックスを磨きなさい!愛すべき妻や恋人は、男性がマスターベーション的なセックスをするためのパートナーではないのです。ペニスだけに頼らず、女性を“心で抱く”ことを覚えなさい!本書では女性にセックスの悦びをもたらす、『せい奉仕隊』の秘密のテクニックを公開します。

  第1章 セックス奉仕隊とは
  第2章 心を抱くセックスに目覚めよ!
  第3章 心が風邪をひいてしまった女性たち
  第4章 間違ったセックスの定義は捨てなさい!
  第5章 女性が感じるオッパイの愛し方
  第6章 深い快感を誘う複合愛撫術
  第7章 外性器への愛撫術
  第8章 腟内の感じるポイント
  第9章 セックス奉仕隊の体位術
  第10章 ゆったリズムで女性を蕩けさす


キムミョンガン[キムミョンガン]
性人類学者。1950年、神戸生まれ。京都精華大学の講師を経て99年、性に関する教育・指導を行なう相談所「せい」を設立。夫婦や恋人のみならず、あらゆる性に悩む人たちにパートナーとの在り方や、セックスに関するアドバイスを行なっている。さらにその過程で、セックスレスや不感症などに悩む女性たちの悩みをいかにして解決すべきかを探り、セックスのボランティアをする『せい奉仕隊』という画期的な組織を結成。国内はもとより海外メディアからも注目を浴びている。また大人の性だけではなく、児童・生徒の性教育にも熱心に取り組んでんいる。

メモ:
キムさん主宰のオフィス[せい]公式サイトへのリンクはこちらから


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書名:
ベスト新書
枯れない男のセックステクニック
No. B156050
NDC 598.2
著者・出版社:
田辺まりこ/ベストセラーズ
初版2008/08/20
¥740
内容:
悲しいことに、99%の女性はセックス中に演技をしています。年を重ねた男性こそ、女性の気持ちを理解してあげられるはず。そんな思いで開設した講座「セクシャルアカデミー」でのテクニックを本書でお教えします。そう、これは女性が教えるセックス教本です。モテる要素は、外見、内面、ベッドテクニック。これさえあれば、50代からのモテ期も夢じゃありません。腰を振るより、愛撫を丁寧に。大切なのは、ペニスではなく愛情と優しさなのです。

  第1章 セックスは50代からが楽しい
    なぜ中高年はモテうるのか
    50代以上の男性は誰とセックスをするか

  第2章 「男」の衰えをくいとめる
    性機能の衰えを自覚する
    精神的に男を錆びさせない
    衰えを感じたらすぐに対策

  第3章 愛撫を変えればセックスは変わる!
    女性にとっての愛撫とは
    全身への愛撫実践
    女性の性感ツボを読み取る

  第4章 性器愛撫と三所攻め
    女性の快感とクリトリス
    ヴァギナ愛撫
    三所攻め

  第5章 中高年交接のススメ
    体位アドバイス
    愛撫と交接を上手く切り替える


田辺まりこ[タナベマリコ]
北海道札幌市生まれ。札幌でホステスをしていたところをスカウトされ、21歳で銀座デビュー。著名人の集う高級クラブ「姫」で数年にわたってナンバーワンをキープした後、30歳で独立。座って10万円が当たり前の銀座で飲み放題クラブをオープンさせ大繁盛し、その後も塩で食べる鮨屋、会員制ラーメン店、結婚相談所などのビジネスで成功を収める。現在はカウンセリング講座「セクシャルアカデミー」を開設し、全国から来る生徒に実技指導を行なっている。政財界の多くの方と親交が深く、スポーツ界、芸能界にも顔が広い。


メモ:


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書名:
ラブレターを読む
愛の領分
No. B156049
NDC 280.4
著者・出版社:
中村邦生、吉田加南子/大修館書店
初版2008/12/10
\1,890
内容:
文豪も画家も哲学者も皇后も一心に書いた―ラヴレターという手紙。17人の愛のかたち。作家、音楽家、画家、思想家など17名のラヴレターの書き手を選び、手紙のさわりとその恋のエピソードやドラマを紹介する。

   愛を、もっと愛を
    「私に返事をください」  フリーダ・カーロ
    「あなた『ひとりだけ』をどうしてもわがものにしたいのです」  クロード・ドビュッシー
         ほか

   たとえ報われなくとも
    「私の顔が嘆きの仮面になっていようとも」  オスカー・ワイルド
    「僕の肉体は貴方の前ではもう殺そうと思っています」  坂口安吾
         ほか

  愛の迷路をさまよって
    「この手紙はぼくの心の嵐」  アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
    「あなたはイングランド中でもっとも素晴らしい女性です」  D.H.ロレンス
         ほか

  死のそのときまで
    「ぼくの人生の最後の一ページさん」  アントン・チェーホフ
    「いまや八七歳の身でありながら…狂おしいほどに夢中になっています」  ヘンリー・ミラー
         ほか


中村邦生[ナカムラクニオ]
作家。大東文化大学文学部教授
吉田加南子[ヨシダカナコ]
詩人。フランス文学者。学習院大学文学部教授


メモ:


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書名:
新潮文庫
むかし女がいた(改版)
No. B156048
NDC 913.6
著者・出版社:
大庭みな子/新潮社
初版2008/03/01
\380
内容:
「結婚して、男に働いて貰い、当分威張らせて、若いうちに子供を生んで、育てておきなさい。男にされたことはしっかり憶えておいて、いずれ仕返しすればいいわ」と女の母はかつてこう言った。異国との戦争が終り、女と男の戦争が常事となった。少女は、結婚をしていつしか強くなり、さまざまな愛と恨みを掬いとる。初恋、嫉妬、復讐、倦怠、沈黙…愛の変容を綴る現代版「伊勢物語」。

メモ:


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書名:
彼には内緒
私たちのセックス白書

No. B156047
NDC 367.9
著者・出版社:
二松まゆみ・須藤なほみ/小学館
初版2007-07-15
\840
内容:
「ひとりよがりのセックスはイヤ!」「手抜きはしないで!」女性たちの本音です。感じたフリをしたことのある女性はなんと67%。男性と女性の間に何が起こっているのでしょうか?「夫婦仲相談所」を主宰して多くの女性の悩みを聞いてきた二松まゆみ所長と婦人科の現場で親身になって診察する医師が女性のための新しいセックスを提案します。

  第1章 ひとこと言わせて!女性たちの不満
     ひとりよがりなHにうんざり…
     手抜きセックスはお断り! ほか

  第2章 データで分析するイケない理由
     クリトリス派の意見
     激しいのがいいわけじゃない! ほか

  第3章 独身女性のセックスライフ
     セックスレスとセックスOFFは紙一重
     セックス嫌いが生まれるワケ ほか

  第4章 幸せのセックスを求めて
     セックスレス夫婦の危機意識
     オーガズムってどんな感じ? ほか

  第5章 婦人科は今日も大忙し―なほみ先生の臨床報告
     緊急避妊のリピーター
     コンジローマの十字架 ほか


二松まゆみ[フタマツマユミ]
奈良教育大学卒業後、教師を経て主婦マーケティングの会社を経営。03年から『夫婦仲相談所』所長。夫婦仲に悩む主婦会員1万2000名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開している。

須藤なほみ[ストウナオミ]
広島大学医学部卒業。現在、虎の門病院産婦人科勤務。「全ての女性に美と健康を!」をコンセプトに現場で診療にあたる産婦人科医。主に性差医療を学んでいる。ダンスとミュージカルで20年以上の舞台歴を誇る行動派の女性医師。

メモ:


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書名:
幻冬舎文庫
恋愛の格差

No. B156046
NDC 914.6
著者・出版社:
村上龍/幻冬舎
初版2004-06-10
\519
内容:
幸せな恋愛・結婚のモデルはもうどこにも存在しない―。“格差を伴う多様化”が進む現在の日本で、恋愛はどう変化しているのか?いい男・女とはどんな人間なのか?そして結婚の魅力とは?不幸な恋愛を回避し、自分なりの幸福を見つけるためには、知らなければならない事実がある。大好評、村上龍の恋愛エッセイ。

  それでもわたしは幸せ、と言えるだろうか
  結婚しなければ生きていけない女
  「なぜ彼を好きなのか」答えられますか
  自分を高く売れなければ意味がない
  恋愛のリスクとコスト、そして利益
  パラサイト・シングルに恋愛は可能か?
  セックス、同棲、不倫…そのモラルと現実
  「選ばれる」ことは本当にいいことか
  果たしてその恋愛に希望はあるのか
  自分をごまかす恋愛の結末
  恋愛に我慢や忍耐は似合わない
  変わりはじめた「いい女」と「普通の女」
  普通の結婚を望む、その“普通”とは
  一人で生きられる時代に二人で暮らす理由
  個性を失った男たちのゆくえ
  退屈な人生より確かな失恋の痛手
  他人をまねするだけの愛
  誰も気づいていない異常な事態
  自信を失った男と恋愛に憧れている女
  家にこもった人間の恋愛のかたち
  想像力のない恋愛は、もうやめよう
  人が家を出なくなる、本当の理由
  フリーターの未来と恋愛の危うさ
  あなたの彼は「恥ずかしくない」存在か
  恋愛に勝ち抜くために今、必要なこと
  恋愛ができる人間の資格とは
  「こういう世の中」だから「こういう恋愛」
  きちんと「自立する」というのはむずかしい
  あなたにしか売れないものがある
  彼の「本当」を知る唯一の方法
  「この」人の信頼だけは失いたくないとき
  恋愛の条件を満たせない男
  タフな男はこんな場所にいる
  不幸の原因は自分の中にある


村上龍[ムラカミリュウ]
1952年長崎県生まれ。76年「限りなく透明に近いブルー」で第七五回芥川賞受賞。「コインロッカー・ベイビーズ」で野間文芸新人賞、「村上龍映画小説集」で平林たい子賞を受賞。

メモ:


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書名:
中公文庫
少女コレクション序説

No. B156045
NDC 914.6
著者・出版社:
澁澤龍彦/中央公論新社
初版1985/03/10
\660
内容:
  T
    少女コレクション序説
    人形愛の形而上学
    アリスあるいはナルシシストの心のレンズ
    犠牲と変身
    東西春画考
    セーラー服と四畳半
    インセスト、わがユートピア
    幻想文学の異端性について

  U
    ポルノグラフィーをめぐる断章
    近親相姦、鏡の中の千年王国
    処女生殖について
    ベルメールの人形哲学
    ファンム・アンファンの楽園
    幼児体験について
    コンプレックスについて
    宝石変身譚
    エロスとフローラ
    鏡について
    匂いのアラベスク
    玩具考
    マンドラゴラについて

    シモンの人形(あとがきにかえて)


澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた。

メモ:


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書名:
集英社新書
ロマンチックウイルス
ときめき感染症の女たち
No. B156044
NDC 361.4
著者・出版社:
島村麻里/集英社
初版2007/03/21
\735
内容:
俳優や歌手、スポーツ選手に熱狂とお金を捧げる中高年女性はますます増加中だ。そこに出現した韓流ブームや演歌の王子様氷川きよし…。彼らに向けて、あたかもウイルス感染のように大規模に拡がったロマンと愛を求めるミーハー現象。著者はこれを「ロマンチックウイルス」と命名する。現代の日本で中高年女性がかくも“ときめく”のはなぜか?感染者の行状と心理、歴史的・社会的背景を分析。あなたのまわりの“ときめき感染症”の謎が解明される。

  はじめに 「ロマンチックウイルス」の飛来
  第1章 「ロマンチックウイルス」発症編
      ミーハー界に起きた過去最大級の異変
      ビギナーズ・ハイ  旅行とセットの熱狂  学びとセットの熱狂     ほか

  第2章 「ロマンチックウイルス」症状編
      ロマン&郷愁
      ラブシーンもっと求む      ほか

  第3章 「ロマンチックウイルス」培地編
      カップル中心社会ではありえない
      均等法世代が牽引      ほか

  第4章 「ロマンチックウイルス」とメディア
      ミーハーと雑誌の蜜月関係  少女まんがの力     ほか

  第5章 「ロマンチックウイルス」の落とし穴
      火種の宝庫  自分に心地良い景色だけを眺める
      時代が連れてくる、しんどさ      ほか

  第6章 「ロマンチックウイルス」で危機回避
      出会い願望も長寿化
      「押入れの奥」に潜む欲望     ほか

  第7章 「ロマンチックウイルス」効能編
      世界一長い日本人の残り時間
      最大の効用  性的欲求の自己コントロール
      アジアの〈難民〉      ほか

島村麻里[シマムラマリ]
1956年生まれ。上智大学外国語学部卒。メーカー、ラジオ局勤務を経てフリーライターに。主に女性と社会や文化とのかかわりをテーマに新聞、雑誌などで執筆活動中。最近では大学での研究発表などにも参加している

メモ:


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書名:
官能論
祝福としてのセックス
No. B156043
NDC 367.9
著者・出版社:
宮迫千鶴/春秋社
初版2006/04/30
\1,785
内容:
歌うように踊るように、胸ときめいて生きるために。エロスとセクシュアリティの現在。

  第1章 美男の聖職者
  第2章 「愛」のための準備
  第3章 脱ぎはじめた女性たち
  第4章 「不感症」という傷
  第5章 「アジワイ」のある性愛
  第6章 罪悪感のないセックスへ
  第7章 「不倫」から「婚外恋愛」へ
  第8章 「恋」の壊死
  第9章 「セックスレス」という難問
  第10章 祝福としてのセックス
  第11章 エクスタシーと瞑想


宮迫千鶴[ミヤサコチズル]
画家、評論家、エッセイスト。1947年、広島県生まれ。1970年、広島県立女子大学文学部卒業。画家としての活動とともに写真・美術評論、女性の視点から文化論を展開。伊豆高原に転居後は、自然や暮らし、身体・いのち・霊性の不思議に着目、多くのエッセイを発表。1992年、『緑の午後』(東京書籍)が“世界でもっとも美しい本展”(ライプチヒ)で銀賞

メモ:


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書名:
集英社新書
男女交際進化論「情交」か「肉交」か
No. B156042
NDC 367.9
著者・出版社:
中村隆文/集英社
初版2006/03/22
\735
内容:
最初にお伺いしましょう。あなたは「男女交際」に興味がありますか?あれ、どうしてモジモジされるのですか。ニヤニヤしている方もいらっしゃいますね。「男女交際」という言葉の本来の意味は、辞書を引いても決して理解することはできません。「男女交際」とは、単に「男女」と「交際」という単語が結合しただけの熟語ではありません。明治の始めに、あの福沢諭吉が作り上げた、文明開化の薫り高い言葉なのです。そしてこの言葉の置かれた状況や歴史を見ていくと、「男女同権」を実現し、近代社会を構築していく手段に他ならなかったことが見えてきます。不思議で真面目な「男女交際」ワールドを一緒にお楽しみください。

  第1章 二つの恋
  第2章 福沢諭吉と『男女交際論』
  第3章 恋人たちの文明開化―女性知識人階層の登場
  第4章 恋愛神聖論
  第5章 恋愛哲学と『青春』
  第6章 「オールドミス」から「新しい女」へ


中村隆文[ナカムラタカフミ]
1953年、神戸市生まれ。同志社大学卒。京都大学大学院にて博士号(教育学)取得。専門は、美術教育史、社会文化史、教育社会史。神戸女子大学文学部教育学科教授

メモ:


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書名:
ちくま学芸文庫
性家族の誕生
セクシュアリティの近代
No. B156041
NDC 367.9
著者・出版社:
川村邦光/筑摩書房
初版2004/07/07
\1,155
内容:
日本人のセクシュアリティは、文明開化による「西洋性科学」の流入をうけ、大きく変貌する。それまで自然なものにすぎなかった「性欲」に人々の意識は強く囚われるようになり、その中心に特権化された身体部分=性器が据えられる一方で、色情は貶められ貞操が重視される。この流れのなかで、性を制御・隠蔽しつつ、「強い男/弱い女」幻想を作りあげ戦争推進力へと変換する、巧妙な中間装置となったのが、「家族」であった。近代日本の性の変遷を、通俗的な書物や図版をもとに、緻密に解析する。

  序 透谷、処女を論ず
  第1章 色情のエチカ
  第2章 文明開化のセクソロジー
  第3章 性欲の時代
  第4章 性家族の肖像
  第5章 男らしさの病と女らしさの病
  第6章 戦争と母性愛の時代


川村邦光[カワムラクニミツ]
1950年福島県生まれ。東北大学文学部卒。天理大学教授を経て、97年から大阪大学教授。このごろでは、近代日本のセクシュアリティ観の変化を探っている

メモ:
『蒲団』、『青踏』

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書名:
講談社プラスアルファ新書
スローセックス実践入門
真実の愛を育むために
No. B156040
NDC 598.2
著者・出版社:
アダム徳永/講談社
初版2006/10/20
\840
内容:
女性を傷つけるジャンクセックスとは永遠に決別。画期的アダム性理論によって心も身体も癒され、至福と悦びに満ちた最高の人生を過ごせます。

  第1章 現代人が知らない“本当のセックス”
    目先の快楽に走る男の“罪と罰”
    キーワードは“時間” ほか

  第2章 男と女の違い
    本当の性的悦びを知らない女性たち
    蔓延する性感処女 ほか

  第3章 スローセックスのすすめ
    射精を放棄することから始めよう
    イカせようとしないセックスとは ほか

  第4章 アダムセックス理論とは
    リラックスが興奮と官能の出発点
    愛戯は指、愛情表現は口 ほか



アダム徳永[アダムトクナガ]
セックスセラピスト。M&Wオーガズム研究所所長。東京生まれ。1985年にアーティストを志し渡米。イラストレーターとして活躍する一方、マッサージ・テクニシャンの資格を取得。ロサンゼルス・ビバリーヒルズを中心にマッサージ師としても活動。顧客には四大メジャー映画会社社長をはじめ、プロデューサー、ディレクター、俳優などが多数いた。マッサージを施すうちに、女性の体には計り知れない深い性感帯があることに気づき、以後性感開発の研究を始める。91年帰国後にM&Wオーガズム研究所を創設。男性原理を超越した最高のエクスタシーを得られる新技法を開発。実技実践を通じて多くの女性たちから絶大な支持を得る。KUKIほかアダルト・ビデオに性感マッサージ師としても出演。

メモ:


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書名:
中公新書ラクレ
恋愛達人の世界史
No. B156039
NDC 384.7
著者・出版社:
上村くにこ/中央公論新社
初版2006/02/10
\777
内容:
あらゆるものと交わり世界を創造したギリシア神話のゼウスから、現代に甦った恋愛の騎士、『冬のソナタ』のヨン様まで―。男と女の3000年史を繙けば、「恋愛の真実」が見えてくる。

  第1章 恋愛は“突然の災難”―古代ギリシア・ローマ人の恋愛観
    エロスはすべての根源であり、無邪気で残酷な子どもである
    魅惑の悪女列伝―思うままに生きた女たち
    運命のパートナー、ベターハーフの起源
    ホモセクシャルの系譜
    史上初の不倫裁判
        ほか

  第2章 恋愛は信仰の妨げ―キリスト教の恋愛観
    キリストと恋愛した聖女たち―恋愛が母性愛に変容
    ミスコンの女王がケープをまとい王冠を戴くわけ
    魔女と聖女の両極を生きたジャンヌ・ダルク
    異端を生きた男、ジル・ド・レ
    伝説のカップル、「エロイーズとアベラール」
         ほか

  第3章 恋愛は修業―騎士と貴婦人、宮廷恋愛の深層
    「結婚と恋愛は別」という恋愛ルール
    不倫こそ真の恋愛
    遠距離恋愛のルーツは十字軍遠征
    宮廷恋愛の秘儀「アサーニュ」―シーツ一枚隔てて何もしちゃだめ
    コキュ(寝取られた男)は軽蔑の対象
    恋愛史上最大級の軽薄カップル、ロミオとジュリエット
         ほか

  第4章 ロマンチックラブ誕生―恋愛のゴールは結婚
    ロマンチックラブ―恋愛と結婚の一致
    最初から危うかったロマンチックラブ―オペラ『フィガロの結婚』の結末
    カサノヴァvs在原業平
    恋には四種類ある―スタンダール『恋愛論』
    フランス革命の男と女
        ほか

  第5章 十九世紀―恋愛不安の時代
    ファムファタル―ぼろぼろにされたい男たちの恍惚と不安
    恋愛と贅沢と資本主義の三位一体―ドゥミ・モンドと呼ばれた女性たち
    「家庭の天使」主婦の誕生
    逆玉男のはじまり―『ベラミ』に描かれた美貌男の成り上がり
    十九世紀の三大不倫小説から学ぶ
    サドとマゾの本来の意味
    「恋とは小さな死である」ことの発見
         ほか

  第6章 現代―恋愛不可能の時代

    二十世紀のビッグ・カップル  サルトルとボーヴォワールを検証する
    フェミニズムが恋愛に与えた影響
    昔、車内結婚、今、セクハラ
    セックスレス大国・日本は意外に次世代恋愛の先進国?
    ピグマリオン・コンプレックスの終焉―男の醍醐味は女を自分色に染めること?
    『冬のソナタ』―中世宮廷恋愛の末裔


上村くにこ[ウエムラクニコ]
大阪大学文学部卒業。大阪大学博士課程満期退学。パリ第四大学文学博士取得。甲南大学文学部教授。

メモ:


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書名:
変態性慾ノ心理
No.B156038
NDC145.7
著者・出版社:
クラフト=エビング,リヒャルト・フォン【著】〈Krafft‐Ebing,Richard von〉、柳下 毅一郎【訳】/原書房
初版2002/07/05
\2400
内容:
淫靡なるカルテ集。サディズム、マゾヒズム、フェティシズム、精神医学者が遭遇した19世紀色情倒錯者たち、111の症例。

  1 サディズム
    ―能動的残虐性と欲動をともなう暴力
   患者―走行中の列車の中がお気に入り
   メネスクロウ、二十歳―子どもの上腕を持っていた
   アルトン、英国人書記―「今日、若い娘を殺した」 ほか

  2 マゾヒズム
    ―残酷さと暴力に受け身で耐えることと性欲の関係
   Z氏、二十九歳、技術者―美しい少女に仕える妄想
   男、四十五歳くらい―束縛され放置される男
   X、二十六歳、技師―「御主人様は私にきわめて卑しい仕事を命じます」 ほか

  3 フェティシズム
    ―性愛が女性の身体の一部、あるいは女性が身につけている物の観念と結びつくこと
   X、三十四歳、小学校教師―鼻を女性器のかわりにした
   P・L、二十八歳、商人―ただ手の美しい形のみに魅力を感じる
   B―美しい手が指輪で飾られていると欲望が高まる ほか


クラフト=エビング,リヒャルト・フォン[Krafft‐Ebing,Richard von]
1840年ドイツ生まれ。普仏戦争には医師として従軍した。1872年、精神医学の教授としてストラスブールに招聘される。以後、国立精神病院の院長など要職を歴任。1902年に亡くなる直前まで、ウィーン大学の精神医学科の主任教授を務めた。梅毒、催眠、癲癇研究や犯罪精神病理学の先駆者である

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年生まれ。東京大学工学部卒、特殊翻訳家。ハリウッド・ゴシップと欧米の実録犯罪に詳しい

メモ:
性倒錯、サディズム、マゾヒズム、フェティシズム

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書名:
新書y
毒婦の誕生―悪い女と性欲の由来
No.B156037
NDC367.21
著者・出版社:
朝倉喬司/洋泉社
初版2002/02/21
\740
内容:
毒婦にまつわる“性欲伝説”はどのようにして醸成されたのか?明治十年代初めに誕生し、あっという間に一般化した「毒婦」。その代表格・高橋お伝の女陰は今も東大病院に保存されているという。なぜお伝は毒婦と呼ばれ、その性器は注目を集めたのか?解剖された身体=性器を媒介にして発生させられた「情欲」が、メディアによって「異常」「過剰」の意味を付与され、近代の「性」の言説へとつながっていった過程を追いながら、近代の徒花=毒婦に刻印された幾重もの意味を読み解く。

  序章   いま、なぜ毒婦なのか?
  第1章 「毒婦」の大立者・高橋お伝の「おしゃべりな」女陰
  第2章 解剖された女体=性器をめぐる医学の神話力
  第3章 お伝自らが雄弁に紡いだ物語
  第4章 新聞ジャーナリズムの誕生と毒婦小説
  第5章 鳥追お松と精神の病理解剖
  第6章 夜嵐お絹・江戸の追憶の最後の光芒
  第7章 明治毒婦列伝
  第8章 花井お梅―毒婦の列から外された女性犯罪者


朝倉喬司[アサクラキョウジ]
1943年岐阜県生まれ。早稲田大学文学部中退。「週刊現代」記者を経てノンフィクション作家となる

メモ:
毒婦、性欲

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書名:
文春新書
性的唯幻論序説
No.B156036
NDC367.900
著者/出版社:
岸田秀/文芸春秋
初版1999/07/20
\770
内容:
「人間は本能の壊れた動物である」と著者はいう。したがって性交も本能ではできない。人類は基本的に不能なのである。しかし不能のままでは人類は絶滅する。不能を克服するため、人類は本能ではなく幻想に頼らざるをえなかった。人類において性にまつわる一切は幻想であり、文化の産物なのである―との視点から、性差別の起源、売買春、恋愛と性欲、資本主義と性、などの諸問題に根本的メスをいれる。目からウロコが落ちること、うけあい。「本能の壊れた動物」人間は、多様な性文化を生んできた。資本主義の成立もその視点から説明できる。性と文明に関する画期的論考

  第1章 すべての人間は不能である
  第2章 男の性欲は単純明快である
  第3章 文句を言い始めた女たち
  第4章 女体は特殊な商品である
  第5章 「女」は屈辱的な役割である
  第6章 母親に囚われた男たち
  第7章 「性欲」の発明
  第8章 「色の道」が「性欲処理」に
  第9章 神の後釜としての恋愛と性欲
  第10章 恥の文化と罪の文化
  第11章 資本主義時代のみじめな性
  第12章 性交は趣味である


岸田秀[キシダシュウ]
1933年香川県生まれ。精神分析者。早稲田大学文学部心理学専修卒。和光大学人間関係学部教授。人間は本能の壊れた動物であり、幻想や物語に従って行動しているに過ぎない、という唯幻論をもとに、個人の神経症や性の問題のみならず、文化・社会・歴史の問題など幅広い分野にわたって考察する

メモ:
性欲、性交、性解放、セックスレス

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書名:
AERA SEX REPORT
浮気をしたことがありますか。感じたフリをしたことがありますか。
No. B156035
NDC 367.9
著者・出版社:
AERA編集部【編】/朝日新聞社
初版2002/09/05
\800
内容:
あなたのSEXは、みんなのSEXとどう違いますか。この本には、全部で53の質問が用意されています。質問はすべて右ページにあります。質問に対するあなた自身の答えを出してからページをめくってください。どんな答えを導き出したとしても、数学とp違って間違いも正解もありません。あなたが、あなた自身を知るために、正直に考えて答えてみてください。ページをめくるとアンケート調査の回答をまとめたグラフや、回答者のコメントがあります。あたらしい考え方が生まれたり、意外な自分を知るきっかけになるかもしれません。

  性的な関係  Q.1〜20  

  Q.1   あなたにとってセックスとは何ですか。
  Q.14 セックスでオーガズムを感じていないの感じたフリをしたことがありますか。
  ほか

  自慰           Q.21〜25
  Q.24 女性が自慰をすることについてあなたはどう思いますか。
    ほか

  初体験        Q.26〜27
  Q.26 初体験のとき、どんな気持ちになりましたか。
    ほか

  セックスレス Q.28〜29
  Q.28 あなたは今まで最高で、どのくらいの期間、セックスをしませんでしたか。
    ほか

  結婚観        Q.30〜31
  Q.31 あなたにとっての、セックスと結婚の関係を教えてください。
    ほか

  不倫           Q.32〜36
  Q.36 結婚後、夫以外の男性を好きになったら、ああなたはどうすると思いますか。
    ほか

  性欲           Q.37〜43
  Q.40 セックスをしたい相手に「セックスしたい」「しよう」といえますか。なんと言いますか。
    ほか

  風俗           Q.44
  Q.44 あなたの相手が性風俗に行くことをどう思いますか。

  避妊           Q.45〜53
  Q.50 相手にコンドームを使ってくれと頼めますか。
    ほか

メモ:


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書名:
カラダと気持ち
ミドル・シニア版  40〜70代セクシュアリティ1000人調査
No.B156034
NDC367.900
著者/出版社:
日本性科学会セクシュアリティ研究会【編著】/三五館
初版2002/02/05
\1600
内容:
本邦初!妻と夫の性の「実態・意識」学術調査。体系的・総合的に専門家集団が分析した『中高年の性』。

  プロローグ 熟年世代のパートナーシップと性
  第1章 熟年世代の結婚生活―互いの愛情満足度
     結婚のカタチ
     パートナーと日常会話をきちんとしていますか
     夫の思い、妻の思いあれこれ
        ほか

  第2章 夫婦の寝室
     寝室の同室・別室の効用
     性的欲求の一致度
     どちらからアプローチするか
     性交頻度について
     気乗りのしない性交渉に応じる理由
     前戯めぐる傾向
     マスターベーションについて
          ほか

  第3章 男性が求める性・女性が求める性
     配偶者との望ましい性的関係は?
     閉経すると女性は性交渉を望まなくなるのか?
     性的コミュニケーションがありますか?
     スキンシップの効用
          ほか

  第4章 私たちは、セックスレス?
     セックスレストは
     性交停止の理由は
     あなたの欲求不満度は?
        ほか

  第5章 離婚・不倫願望の心理
     離婚願望と浮気願望
     密かな羨望と現実の狭間
     もし配偶者以外の異性と交際できたら
     不倫・婚外交渉についての男女の意識差

  第6章 ミドルライフ・クライシス―更年期と加齢変化
     閉経と更年期障害
     性交痛について
     セックスは卒業という前に
        ほか

  第7章 男性にも更年期?まだまだ現役?―更年期と加齢変化
     中高年男性の性的欲求は?
     男性更年期の治療と予防
        ほか

  第8章 最新セックス・クリニック
     疾患のある場合のセックス
     加齢や嗜好のズレをどう埋めるか
        ほか

  エピローグ よりよいパートナーシップのために

メモ:
日本性科学会セクシュアリティ研究会代表 荒木乳根子
中高年,セックスレス

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書名:
データブック
NHK日本人の性行動・性意識
No.B156033
NDC367.900
著者・出版社:
NHK「日本人の性」プロジェクト【編】/
日本放送出版協会
初版2002/03/30
\1800
内容:
16歳から69歳までの日本人男女を対象にNHKが実施した「性に関する調査」。その全貌を収め、調査結果が浮き彫りにした日本社会の断面を解析する。

  1 調査の構想とあらまし
     テレビ制作者が企画した「調査」 森博明
     性についての実態調査―日本の性状況とメディア 牧田徹雄

  2 調査結果の分析とその意味
     性行動・性意識から見た日本人像 岩間夏樹・辻泉
     世代と性
     男の性、女の性
     セックスレス
     ライフステージと性
     職業と性、学歴と性
     都市の性、地方の性
     メディアと性
     何が若者の性を決めるのか
     性規範のダブルスタンダード
    再び世代と性〜日本の性状況の鳥瞰図


  対談:調査から見えてくる日本の性状況
        上野千鶴子、宮台真司

  3 調査結果全データ

メモ:


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書名:
ベスト新書
「出会い系」時代の恋愛社会学
ケータイ&ネットの性と「もてたい男」
No.B156032
NDC367.900
著者・出版社:
今一生/ベストセラーズ
初版2001-08-01
\714
内容:
出会い系メディアの人気が沸騰し、雑誌からインターネット、そして携帯電話i‐modeに至るまで、さまざまに乱立している今日の状況は、“性”が快楽のために次から次へと多様な「他者」を必要とし、呼び寄せては消費するゲームのようだ。著者が体験・見聞・取材したさまざまな“性”の担い手たちは、いったい何と出会っていたのか?出会い系全盛時代の“性”に振り回されずに「もてたい」人、必読の真摯な恋愛論。

  第1章 他者論―「私」に都合のいい相手
     「セックス依存症」という名の病気―1000人斬りの主婦
     「テレクラ依存症」闘病記―「ここではない、どこか」に誰がいるか
     親子関係を振り切って仕事で見つけた「愛」―僕の恋愛ノートより

  第2章 役割論―“性”の機能分化
     逆援助交際に成功した予備校生―「彼氏代行業」と“共依存ナンパ”
     インターネットが実現する「性の自己決定」―「インディーズ風俗」とは何か
     SM版イエスの方舟「くるくる」―ミラ狂美と6人の奴隷少女

  第3章 自足論―脱・支配の「愛」へ
     「リアルドール」は生身男をどこまで愛せるか?
     レズビアンたちの「射精」―自分を所有している自信へ
     40代からのスワッピング―「愛」を再発見する夫婦の妙味


今一生[コンイッショウ]
群馬県生まれ。フリーライター。95年からオルタナティヴ・カルチャーを題材に数々のイヴェントを主催

メモ:
今一生さんのサイト紹介はこちら

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書名:
ウイメンズブックス・ブックレット
わたしの性ってなんだろう もっとステキに恋をしようよ
No.B156025
NDC367.900
著者・出版社:
深江誠子/松香堂書店
初版2000/07
\945
内容:

  第一章 商品社会をぶち破ろう
  第二章 援助交際なんてもったいない
  第三章 恋をする時これだけは守りたい
  第四章 生き方もボーダーレス

  親子対談 恋愛と性を語る 深江誠子VS深江たみ
  私の推薦図書


メモ:


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書名:
角川文庫
愛と性の美学
No.B156003
NDC914.6
著者・出版社:
松本侑子/角川書店
初版1998-10-25
\519
内容:
誰かを好きになったとき、手をつなぎ、腕を組み、抱きしめ、そして一つになりたくなる。性とは、人と人がつながりあうこと。そして愛とは、安らぎと喜びを与えあうこと。性の歓びは、人と自分を肯定して愛するときに実感できる。本当の大人になりたいあなた、恋するあなたに贈る心と体のエッセイ集。ベストセラー『別れの美学』に続く第2弾。

  第1章 おいしいセックス、おいしいご飯
  第2章 わたしの可愛い性器と体
  第3章 マスターベーションとオーガズム
  第4章 初めてのセックス
  第5章 避妊と中絶
  第6章 レイプという犯罪
  第7章 ポルノは女嫌い?
  第8章 猥褻でも性差別でもないポルノとは
  第9章 女の性欲と家制度
  第10章 セックスレスの理由
  第11章 レズビアンとゲイ
  第12章 エイズ・人間愛と教育
  第13章 愛することと生きること


メモ:


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書名:
おとこ女いま昔
No.B156013
NDC 910.200
著者・出版社:
荻野文子/毎日新聞社
初版1999-02-25
\1,470
内容:
『源氏物語』『更級日記』『今昔物語』など、古典に描かれた「おとこと女」に現代の「男とおんな」を重ね合わせたとき、そこに浮かび上がるものは―。あのマドンナ先生が贈る色恋の指南書。

 第1部 ちぎり

   女がブリッ子をやめる日
   女の意地
   上手な妻の騙し方
   愛とウンの相関関係      ほか

 第2部よのなか

   通ヒ婚ノススメ
   不倫をゲイジュツにする論理
   夢見る少女の現実
   キャリアで勝負する女たち     ほか


メモ:


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書名:
恋人とつくる時間
No.B156023
NDC367.900
著者・出版社:
村瀬幸浩/KKロングセラーズ
初版1991-06-25
\1,365
内容:
ふたりの宇宙を探る純粋性愛論。コミュニケートする性への昇華法則6章。 素足の娘たちへ

  第1章 90年代、女性のセックスは進化したのか
  第2章 男のこと、どれだけわかっていますか
  第3章 恋人とつくる時間―「ひとりよりもふたりが楽しい」といえるための条件
  第4章 「避妊」積極派人間でなくっちゃ
  第5章 「中絶」その悲しみをよりたくましく生きる力に
  第6章 共生・結婚、夫婦、老後
    ―なが〜くつづく女の性現役女子大生のレポートと共に


メモ:


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書名:
素敵にパートナーシップ
40歳からの性と性
No.B156029
NDC367.900
著者・出版社:
村瀬幸浩、村瀬敦子/大月書店
初版1997-01-20
\1,575
内容:
  1 性―やさしく楽しく人間らしく
     生きる「生」とセックスの「性」
     子産みの性を生きた母
        ほか
  2 「性」のない夫婦
     昔からあったセックスレス
     セックスレスとは何か
        ほか
  3 妻たちの今
     男の性を知らない女 女の性を知らない男
     夫婦の性・アンケートから
  4 二人で生きる―そのむずかしさ、その楽しさ、その工夫
     心を通わせる手だて
    相手の楽しみにつきあう、自分の楽しみに誘う
        ほか
  5 セカンドハーフの性と生
     ポルノの性からエロスの性へ
     食と性をくらべる
        ほか


メモ:


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書名:
快楽電流
女の、欲望の、かたち
No.B156024
NDC367.900
著者・出版社:
藤本由香里、白藤花夜子/河出書房新社
初版1999-03-20
\1,680
内容:
小さい頃から私は売春婦に憧れていた。東電OLはなぜ街に立ったのか?!風俗、AV、レディスコミック、売春・援助交際、小説などを題材に、現代の女性のセクシュアリティの深層に迫る。図版多数。

  序章 割れた鏡のカレイド・スコープ
  1 売春論―私が売春するために必要なこと
  2 ポスト対幻想論―「対」に閉じない恋愛の諸相
  3 実験小説―ワンナイトスタンド
  4 欲望論―レディース・ポルノの黄金律
  5 性幻想論―エロティック・ファンタジーを微分する
  6 AV論―自分を産みたい女たち
  終章 The personal is political


メモ:


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書名:
発情装置
エロスのシナリオ
No.B156021
NDC367.900
著者・出版社:
上野千鶴子/筑摩書房
初版1998-01-25
\1,995
内容:
人はなぜ欲情するのか?もはや「対」幻想の時代は終わった―ブルセラ、援助交際、セックスレス…地滑りを起こしたように変わっていく性意識。その構造を読み解く鍵とは?20世紀というエロスの世紀を、快刀乱麻を断つごとく著者が鮮やかに跡づける。

  序 セクシュアリティの地殻変動が起きている
  1 性愛・この非対称的なもの
  2 「対」という病
  3 「対」という実験
  4 「近代家族」の精神分析
  5 ヘテロセクシュアルの冒険


メモ:


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書名:
文春文庫
快楽主義の哲学
No.B156012
NDC151.600
著者・出版社:
渋澤龍彦/文藝春秋
初版1996-02-10
\459
内容:
人生に目的などありはしない―すべてはここから始まる。曖昧な幸福に期待をつないで自分を騙すべからず。求むべきは、今、この一瞬の確かな快楽のみ。流行を追わず、一匹狼も辞さず、世間の誤解も恐れず、精神の貴族たれ。人並みの凡庸でなく孤高の異端たれ。時を隔ててますます新しい渋沢龍彦の煽動的人生論。

  第1章 幸福より、快楽を
  第2章 快楽を拒む、けちくさい思想
  第3章 快楽主義とは、何か
  第4章 性的快楽の研究
  第5章 快楽主義の巨人たち
  第6章 あなたも、快楽主義者になれる


メモ:


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書名:
男のH・女のH
「エッチな関係」になるためのマニュアル
No.B156018
NDC598.200
著者・出版社:
桜井秀勲/三笠書房
初版2000-05-30
\1,260
内容:
人には聞けなかった「エッチのあれこれ」。ささいなことも、ちょっと過激なことも、包み隠さない、男と女の「本当の気持ち」がわかる本。

  プロローグ 口に出さない「男のホンネ、女のホンネ」

  1章 その気にさせる男・その気になる女―こんなHがしてみたい!

  2章 ホテルへ誘う心理学―“Hな気分”は、こうして盛り上げる!

  3章 イントロからクライマックスへ―女の愛し方、男のよろこばせ方

  4章 “気持ちいい”を倍にするために―ちょっと大人のテクニック

  5章 気になるコトもスッキリ―彼と彼女の「H相談室」


メモ:


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書名:
異性愛をめぐる対話
No.B156015
NDC367.900
著者・出版社:
伊藤悟、簗瀬竜太/飛鳥新社
初版1999-11-27
\1,575
内容:
オトコとオンナじゃ割りきれない。愛はグラデーションだ!美輪明宏、中山千夏をはじめ、性転換者、インターセックス、障害者、人類学者などとの対話が現代社会の孕む“異性愛中心主義”のアブナさを明らかにする。

  アタリマエの不思議
  ―ゲイ・カップルから見えてくること
  同性愛者の置かれている現状
  「異性愛でなければならない」社会
  パートナーシップ
  管理教育の恐ろしさ    ほか

  異性愛って何?

  ―伊藤悟・対談集
  主婦は“家庭内援交”という感覚を持っている!(宮淑子)
  同性愛をバカにする連中は無知なゴキブリみたいなもんよ(美輪明宏)
  異性愛者がカップルになる方が大変な時代になる!?(坂本洋子)
  女はどんどん変わってるんだから男も変わらなきゃ!(中山千夏)    ほか


メモ:


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書名:
女と男のシャドウ・ワーク
No.B156016
NDC367.400
著者・出版社:
藤田達雄・土肥伊都子/ナカニシヤ出版
初版2000-03-20
\2,310
内容:
伏在する問題群に探査光を当てるかそれとも蓋をするか。女と男。今が考え時。

  第1章 恋愛、そして結婚
  第2章 恋人たちがもつ現代的「家」意識
  第3章 彷徨する夫婦関係―衡平性の観点から
  第4章 専業主婦の焦燥感
  第5章 フランス人から見た日本の男女関係
  第6章 ドメスティック・バイオレンス(夫から妻への暴力)
  第7章 セクシュアル・ハラスメントに関わる女と男のシャドウ・ワーク
  第8章 家庭と職場のはざまでゆれ動く女と男のシャドウ・ワーク
  第9章 多様な働き方、生き方とジェンダー


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書名:
性(セックス)とはなにか
原書名:What Is Sex?
No.B156017
NDC481.350
著者・出版社:
マーギュリス,リン  セーガン,ドリオン/せりか書房
初版2000-01-20
\3,150
内容:
本書で展開されるのは、「性」に仮託した独特の文明論である。細胞と細胞を結びつける現象として始まった性は、やがて個体と個体を結びつけるものとなり、その結果として、来るべき人間の社会は、コンピュータ・ネットワークで緊密に一つに結び合わされた超生物(スーパーオーガニスム)となる。動物たちの示すさまざまな行動や現象を紹介し、その起源をたどりながら、人類も動物界の一員として、逃れがたくその枠組みの中にあることを述べ、その枠組みの中で、人類の今後の運命までも予言している。

  1 熱気に包まれた宇宙―性のエネルギー
  2 熱く、そして呪われて―性の始まり
  3 共食いするもの、しないもの―融合という性
  4 死の接吻―性と死
  5 不思議な魅力―性と知覚
  6 一緒になろう―未来の性


メモ:


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書名:
恋愛の起源
明治の愛を読み解く
No.B156022
NDC910.260
著者・出版社:
佐伯順子/日本経済新聞社
初版2000-02-14
\1,575
内容:
「恋愛」信仰はなぜ生まれたか。明治人が憧れ、熱狂した新しい男女関係、「恋愛」。文明開化とともに日本に輸入された「恋愛」は一大ブームを巻き起こした。「男女交際」「玉の輿志向」「不倫」−−−様々な現代の恋愛パターンも明治に生まれた。森鴎外、樋口一葉、泉鏡花、夏目漱石など、さまざまな文学作品から日本人の恋愛のルーツを探る。

  1 「恋愛」の誕生  
   『当世書生気質』---新しい「ラアブ」の理想
   『浮雲』---男女交際事始  
   『妹と背かがみ』--- 自由結婚の夢  
   『二人比丘尼色懺悔』---男子の「貞操」 
   『三人妻』 ----好色の美学の名残

  2 明治の夫婦愛ブーム  
   『十三夜』---強迫結婚の悲劇  
   『不如帰』---うるわしき夫婦愛  
   『多情多恨』---つきせぬ亡妻への思い  
   『金色夜叉』---愛よりも玉の輿

  3 したたかな女たち
   『あだ花』---夫婦愛への無頓着  
   『空薫』---打算的結婚の肯定  
   『離鴛鴦』---嫉妬の深み  
   『草枕』---「色」への回帰

  4 つくられた理想の恋愛像
   『野菊の墓』---従姉弟同士の思慕  
   『たけくらべ』---幼なじみの悲恋  
   『稚児桜』---同級生カップルのハッピーエンド   
   『舞姫』---異国で花開く恋愛  
   『うたかたの記』---プラトニック・ラヴの美化
  『文づかひ』---接吻にこめる恋心

  5 恋愛へのあくなき憧れ
   『こわれ指輪』---理想の結婚を求めて 
   『五大堂』---お嬢さんの心中事件
   『外科室』---死を賭した人妻の恋
   『通夜物語』---自己犠牲の美学
   『婦系図』---芸者の純愛

  6 恋愛できない男たち
   『魔風恋風』---女学生の「ラブ」
   『青春』---詩的恋愛の限界  
   『青年』---明治青年の「恋愛」願望
   『平凡』---プライドと恋愛願望のはざまで

  7 恋愛への絶望と希望
   『門』---夫婦であることの孤独 
   『明暗』---自由ゆえの不自由  
   『炮烙の刑』---ときめきの追究
   『にごりえ』---愛の残酷と恨み   
   『あきらめ』---女性同士の絆と救い  
   『赤坂』---「潤い」としての愛

  おわりに---「恋愛」というまぼろし作品一覧

  あとがき


メモ:


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書名:
セレクション社会心理学12
恋ごころの科学 
No.B156002
NDC141.60
著者・出版社:
松井豊/サイエンス社
0初版1993/04
\1,260
内容:
  1 魅力ある人柄
  2 美人は得をするか
  3 美人が特をしない場合
  4 恋する気持ち
  5 恋のかたち
  6 恋のやりとり
  7 校の深まり
  8 恋を失って
  9 恋愛の心理学


メモ:


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書名:
岩波新書 新赤92
日本人の愛と性
No.B156027
NDC910.400
著者・出版社:
暉俊康隆/岩波書店
初版1989-10-20
\591
内容:
尽きることのない永遠のテーマ―愛と性。万葉の時代から現代まで実に多彩な愛が文学として残されているが、その愛の形は社会の制度や倫理とも深く関わっている。本書は日本の婚姻の変遷をたどりながら、さまざまな文学に描かれた恋慕や嫉妬、浮気や姦通など、面白くも哀しい愛と性の姿を軽妙な語り口で伝える。

  古代前期の愛と性
  古代後期の愛と性
  封建時代前期(中世)の愛と性
  封建時代後期(近世)の愛と性
  半封建時代の愛と性
  現代の愛と性


メモ:


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書名:
新潮選書
日本古典にみる性と愛
No.B156009
NDC910.200
著者・出版社:
中村真一郎編/新潮社
初版1988/05
\1,050
内容:
記紀の世界から江戸の歌舞伎まで、日本の性愛史が鮮やかに浮かび上がる―愛の古典文学論。

  倉梯山―『古事記』
  童子女の松原―『日本書紀』と『風土記』
  垂乳根の母―『万葉集』の一
  蒲生野―『万葉集』の二
  白銀の時代―『万葉集』の三
  永遠の処女=竹取物語
  「好色」の誕生=伊勢物語
  夫婦の愛欲=蜻蛉物語
  恋愛年齢=源氏物語 3
  女房生活=紫式部日記と和泉式部日記
  乳房の検証=大鏡
  白拍子=平家物語と建礼門院右京大夫集
  玉の杯=徒然草
  サド公爵風=とはずがたり
  男色と女性上位=醒睡笑
  心中と姦通=近松
  貞潔と淫蕩=赤城梅花記
  ポルノグラフィー=馬琴と春水
  その他


メモ:
水声社2006-05-10出版あり


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書名:
岩波新書
色好みの構造
王朝文化の深層
No.B156026
NDC910.230
著者・出版社:
中村真一郎/岩波書店
初版1985/11/20
\735
内容:
さまざまな身分の多くの女性たちと次々に交渉をかさねる光源氏の行状は,現在の通念からすれば「乱脈」かつ「不道徳」であるが,当時の教養人たちはこの主人公を「色好み」の美学を体現した理想の人物と見,行動の手本としたのであった――『源氏物語』を頂点とする平安王朝文学のなかに「色好み」の諸相と,その理念の変遷をさぐる。

  序章 「愛の形」の諸文明での相違

  第一章 「色好み」の文化的意味
     「もののあはれ」論など

  第二章 前期・「色好み」の起源と原型
     『竹取物語』『伊勢物語』

  第三章 全盛期・王朝美学の理想人物たち
     『源氏物語』『枕草子』

  第四章 「色好み」の思想的背景
     『理趣経』『医心方』

  第七章 解体期の一・観念への道
     『新古今集』『徒然草』
          ほか


メモ:


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