★これは江源武鑑の簡易年表です。
通説との内容・年号の食い違いには
ご注意ください。(管理人)
巻第二 |
天文六年 |
1537年 |
七月 |
屋形の妹君が二條晴良公に輿入れする。 |
天文七年 |
1538年 |
四月 |
武田信国が江州に参り屋形に扶持を蒙る。 |
五月 |
千葉清胤が江州に参り屋形に扶持を蒙る。 |
天文八年 |
1539年 |
九月 |
一国子が江州に来訪する。 |
天文九年 |
1540年 |
五月 |
将軍義晴公息女が屋形に輿入れする。 |
十一月 |
目賀多八郎三郎が歌を詠む。 |
十一月 |
将軍家が江州へ下向する。 |
巻第三 |
天文十年 |
1541年 |
四月 |
飛龍御曹子が誕生する。 |
六月 |
栗本郡の由来の事。 |
八月 |
将軍義晴公が都を落ち坂本へ出奔する。 |
九月 |
屋形が北陸道管領職に就任する。 |
十一月 |
新庄と大野木が所領の境界で争う。 |
天文十一年 |
1542年 |
二月 |
長命寺の由来の事。 |
三月 |
屋形が夢窓国師の教訓を将軍家に贈る。 |
六月 |
井口・池田家の怪事件の事。 |
九月 |
勢州国司と蟹ヶ坂の合戦を行う。 |
十月 |
北伊勢へ進軍する。 |
天文十二年 |
1543年 |
四月 |
屋形が山伏等を諸国へ派遣する。 |
五月 |
伊庭にて馬揃えを行う。 |
天文十三年 |
1544年 |
三月 |
武佐桝の由来の事。 |
九月 |
箕作定頼の息女が土岐へ輿入れする。 |
十一月 |
後藤但馬守が愛宕山にて霊験を受ける。 |
巻第四上 |
天文十四年 |
1545年 |
八月 |
屋形が小野明神を造営する。 |
十一月 |
義輝公が江東へ下向する。 |
天文十五年 |
1546年 |
一月 |
箕作義賢が春の馬場始めを催す。 |
天文十六年 |
1547年 |
二月 |
義輝公が征夷大将軍になる。 |
八月 |
箕作定頼の息女が土岐へ輿入れする。 |
天文十七年 |
1548年 |
二月 |
屋形が多田院を造営する。 |
十月 |
義実公の次男龍水丸が若州武田の養子になる。 |
巻第四下 |
天文十八年 |
1549年 |
三月 |
君ヶ畠にて銀が採掘される。 |
十二月 |
推知苦院道三が屋形へ推脈を伝える。 |
天文十九年 |
1550年 |
五月 |
万松院殿義晴公が死去する。 |
十二月 |
吉田出雲守の事。 |
天文二十年 |
1551年 |
三月 |
観音寺城にて武備百首が行われる。 |
巻第五 |
天文二十一年 |
1552年 |
一月 |
後見箕作定頼が死去する。 |
九月 |
三井寺合戦。 |
天文二十二年 |
1553年 |
三月 |
将軍家の下知により天文の縄が行われる。 |
六月 |
屋形が義仲寺を建立する。 |
十二月 |
飽浦信清が江州に参り屋形に扶持を蒙る。 |
天文二十三年 |
1554年 |
二月 |
藤堂善兵衛が悪徒を退治する。 |
六月 |
真羅軒が来朝する。 |
九月 |
屋形が諸社に仏舎利を奉納する。 |
巻第六 |
弘治元年 |
1555年 |
三月 |
義実公が義秀公へ家督を譲る。 |
五月 |
長子口が来国する。 |
七月 |
箕作義賢の娘が能登畠山へ輿入れする。 |
十月 |
平川采女正が大蛇を退治する。 |
巻第七 |
弘治二年 |
1556年 |
四月 |
三好家と志賀合戦を行う。 |
弘治三年 |
1557年 |
一月 |
義実公が遺言を伝える。 |
十一月 |
義実公が卒去する。 |
十二月 |
箕作義賢と八幡山義昌が着座で争う。 |
巻第九 |
永禄元年 |
1558年 |
四月 |
箕作義賢が出家し、抜関斎承禎と号する。 |
十月 |
後見承禎と後藤但馬守が口論になる。 |
永禄二年 |
1559年 |
三月 |
織田信長の妹が浅井備前守に輿入れする。 |
十月 |
屋形が濃州斎藤山城守へ加勢の軍勢を遣わす。 |
永禄三年 |
1560年 |
五月 |
屋形が尾州桶狭間合戦へ加勢の軍勢を遣わす。 |
八月 |
亀井茲矩が江州に参り屋形に拝謁する。 |
十月 |
織田信長の息女が屋形に輿入れする。 |
永禄四年 |
1561年 |
三月 |
八幡山義昌が死去する。 |
四月 |
六十三箇の兵雲の気の事。 |
五月 |
京極高吉と箕作義弼が着座で争う。 |
巻第十 |
永禄五年 |
1562年 |
三月 |
細川藤孝が江東に下向し、屋形と承禎を和解させる。 |
八月 |
屋形が近衛・三條と石山にて観月を行う。 |
十二月 |
後藤但馬守の娘が箕作義弼に輿入れする。 |
永禄六年 |
1563年 |
三月 |
箕作義弼が後藤但馬守を騙し討ちにする。(観音寺騒動) |
三月 |
屋形が箕作城を攻める。 |
四月 |
屋形が箕作承禎に次男賢永を嫡男に据えるよう命じる。 |
九月 |
大明の雪峯子が来朝する。 |
永禄七年 |
1564年 |
七月 |
屋形が織田信長の美濃攻めに加勢の軍勢を遣わす。 |
巻第十一 |
永禄八年 |
1565年 |
一月 |
屋形が箕作義弼の勘気を解き赦免する。 |
五月 |
三好家誅罰のため上洛を評議する。 |
五月 |
将軍義輝公が自害する。 |
八月 |
屋形が南都一乗院門主を江東に迎える。 |
巻第十二 |
永禄九年 |
1566年 |
閏八月 |
将軍家が神社に系図を奉納する。 |
永禄十年 |
1567年 |
十一月 |
箕作賢永が名を改めて屋形の怒りを蒙る。 |
巻第十三 |
永禄十一年 |
1568年 |
二月 |
将軍家が若州へ動座する。 |
四月 |
将軍家が矢嶋御所へ帰座する。 |
五月 |
箕作義弼が忍んで上洛する。 |
七月 |
将軍家が濃州へ動座する。 |
九月 |
屋形が箕作城・和田山城を攻める。 |
九月 |
屋形が将軍家・信長と共に上洛し三好家を攻める。 |
巻第十四 |
永禄十二年 |
1569年 |
一月 |
三好家と本國寺合戦を行う。 |
四月 |
将軍家が二條御所へ動座する。 |
八月 |
屋形が信長と共に勢州浅香城・大河内城を攻める。 |
巻第十五上 |
元亀元年 |
1570年 |
四月 |
屋形が信長と共に越州朝倉家を攻める。 |
四月 |
浅井備前守の説得により、屋形と信長が敵対する。 |
六月 |
柴田・佐久間が野洲郡へ攻め寄せる。 |
六月 |
信長と六月二十一、二日の大合戦を行う。 |
巻第十五下 |
六月 |
信長と江北姉川合戦を行う。 |
八月 |
箕作承禎父子が江州を落ち摂州へ入る。 |
九月 |
浅井・朝倉が志賀にて信長と合戦を行う。 |
九月 |
屋形が出陣する。 |
十一月 |
堅田にて信長家臣・坂井右近を討ち取る。 |
十二月 |
勅意により屋形と信長が和睦する。 |
巻第十六 |
元亀二年 |
1571年 |
一月 |
箕作義弼が屋形を調伏する。 |
八月 |
屋形と信長が横山にて合戦を行う。 |
八月 |
室町殿の仰せにより屋形と信長が和睦する。 |
九月 |
屋形と信長が比叡山を焼討ちする。 |
元亀三年 |
1572年 |
五月 |
三好・松永討伐のため屋形が軍勢を上洛させる。 |
十月 |
屋形が若州・武田を攻めるため軍勢を遣わす。 |
巻第十七 |
天正元年 |
1573年 |
四月 |
屋形が軍勢を遣わして信長と共に室町殿を攻める。 |
七月 |
屋形と信長が再度逆心した室町殿を攻め、追放する。 |
八月 |
信長が浅井へ内応を勧め、江尾が手切れとなる。 |
八月 |
信長が越前に乱入し、朝倉義景が自害する。 |
八月 |
信長の攻撃により浅井備前守長政が自害する。 |
九月 |
勅意により屋形と信長が和睦する。 |
天正二年 |
1574年 |
三月 |
信長が南都の蘭奢待を切り取らせる。 |
十月 |
浅井右近が熊野へ参り、神文を得る。 |
天正三年 |
1575年 |
二月 |
屋形が志賀郡・高嶋郡を信長へ預ける。 |
二月 |
木下藤吉郎が屋形の諱字を賜り、秀吉と名乗る。 |
天正四年 |
1576年 |
八月 |
信長父子が越前の一揆を鎮圧するため出陣する。 |
天正五年 |
1577年 |
一月 |
龍武御曹司が誕生する。 |
一月 |
信長が屋形へ安土山を所望する。 |
十月 |
逆心した松永父子を江州・尾州の軍勢が攻め滅ぼす。 |
巻第十八 |
天正十年 |
1582年 |
五月 |
義秀公が逝去される。 |
六月 |
本能寺の変、続いて江州入替合戦が起こる。 |
天正十二年 |
1584年 |
九月 |
幼屋形義郷が秀吉に登用される。 |
文禄四年 |
1595年 |
七月 |
豊臣秀次が自害し、義郷が没落する。 |
慶長三年 |
1598年 |
三月 |
箕作義賢が死去する。 |
慶長五年 |
1600年 |
七月 |
石田三成の出陣要請を義郷が断る。 |
元和七年 |
1621年 |
七月 |
龍武御曹子が誕生する。 |
元和九年 |
1623年 |
七月 |
義郷公が逝去される。 |