だぶる厄MAN 椎間板ヘルニアと深部静脈血栓症の闘病記+α
アドバイス

1. 入院準備物
2. ミエロ検査
3. 入院計画書
4. 手術の前に
5. ベッドの高さ
6. 高額療養費
7. リハビリ-1-
8. リハビリ-2-
9. 治療費明細
10. 手術を受けた理由
11. 硬質コルセット
12. 軟性コルセット
13. リスクマネージメント
14. 曲がりません
15. DVTに要注意!
16. 洗顔は辛い!
17. 重い荷物
18. 関節痛
日常生活上の注意
一般 出来る限り座っていること。横になれればその方が良い。
同一姿勢を長くとらない。
太らないように注意。
中腰の姿勢はとらない。
就寝時 敷布団は固いものが良い。
側臥位で、股関節を屈曲させて寝るか、膝の下に布団を入れ、膝を屈曲させて仰臥位で寝る。
うつ伏せは良くないが、どうしてもうつ伏せになりたい時は、腹の下に枕を入れる。
うつ伏せになって本は読まない。
座っている時 椅子に座る場合は、膝を股関節より高くなるようにする。膝を組むことも良い。
床に座る場合には、あぐらをかかずに正座をすること。
車を運転する場合は、シートを出来るだけハンドルに近づけ股・膝を屈曲させ、
膝を股関節より高く保ち背中を伸ばす。
ソファーに浅く腰掛けて背もたれに寄りかかるのは、首や肩の痛みを引き起こすので良くない。
立ち上がり、
起き上がり時
椅子から立ち上がる際、背中を丸めて立ち上がらずに、背中を伸ばしたまま立ち上がる。
臥位より起き上がる場合には、まず膝・股を屈曲した側臥位になり、
肘をついて起き上がり、次いで肘を伸展させて座位になる。
背中を伸ばしたまま、必要なら支えになる物につかまって立ち上がる。
立っている時 決して両足を揃えて立ってはいけない。
足台(約20cmの高さ)を置き、片足ずつ交互に載せて腰椎の前湾を減少させておく。
中腰の姿勢は長く保たない。
どうしても中腰の姿勢をとらなければならない時は、膝を屈曲させると良い。
物を
持ち上げる時
痛みがある場合には、7kg以上の物は持たない。
良くなってからも半年間は20kg以上の物は避けるのが望ましい。
物を持ち上げる際は、背中を伸ばしたまま物を抱くようにして、股・膝を屈曲させて持ち上げる。
女性に対する追加事項
家事 普段使う器具は長い柄がついている方が屈まないで済むので腰への負担が少ない。
掃除 掃除機を使う場合は、細かく前後に動かし大きな動作はしないこと。
一度に行う掃除の量は少なくする。
台所 台所の戸棚の配置をし直して、普段良く使う物は背伸びをしなくても届く範囲に置く。
足元に小さな台(約20cmの高さ)を置き、これに一方の足を載せて腰椎の前湾を減少させる。
また、この台を使って高いところにある物を取るようにする。
足回りにある物を取り扱う場合は、背中を伸ばし股・膝を曲げて行う。
洗濯 洗濯物を運ぶ場合は、一度に少しずつ運ぶ。
運ぶ際には、小さな容器で腋に下げて運ぶ。
物を胸の前の方には(手を伸ばしたまま)持たない。
ヒールは3cm以下のものを選ぶ。
階段の昇降 階段の昇降はなるべく避ける。

それぞれの動作が分かり易いように図が添付されておりましたが、
スキャナーで取り込めば図が潰れてしまい、ご紹介ができませんでした。
では、MSペイントを使って手書き.......など、絵心が無い私には到底できません。
と言いますか、マウスで描かかなければならないので気力が湧かないという理由であります。
ペンタブレットなど高価なものは持ち合わせておりませんので(ぐっすん)。

いずれにせよ、退院後のコルセットをつけた生活では体の自由が利かないので(当たり前だ)、
洋式トイレは言うまでもなく、テーブルに椅子は快適な生活の必需品であると思います。

「うちは純和式な生活なんだーっ!どないせーっちゅうんじゃ......(涙)。」と仰られても困りますけど(貰泣)。



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