だぶる厄MAN 椎間板ヘルニアと深部静脈血栓症の闘病記+α
アドバイス

1. 入院準備物
2. ミエロ検査
3. 入院計画書
4. 手術の前に
5. ベッドの高さ
6. 高額療養費
7. リハビリ-1-
8. リハビリ-2-
9. 治療費明細
10. 手術を受けた理由
11. 硬質コルセット
12. 軟性コルセット
13. リスクマネージメント
14. 曲がりません
15. DVTに要注意!
16. 洗顔は辛い!
17. 重い荷物
18. 関節痛
手術直後のリハビリについて

ここでは、病棟でいただいた資料(ほぼ原文まま)をご紹介いたします。
「自動運動の説明」と「おさらの運動について」、
そして「腰の手術を受ける方へ」の豪華3本立てです(笑)。


□ 自動運動の説明 □

手術した後は、数日〜数週間ベッド上で過ごすことになりますが、
筋肉というものは使わないと1日1日と衰えていきます。
起立、車椅子、松葉杖歩行とベッドから離れていく時期が来ますが、
何もしなければ筋肉が衰え、関節が硬くなる・腫れる等、
リハビリテーションを進めていく上で悪影響を及ぼします。
それらを防ぐために、運動を行うことが大切です。
1日3回(10時・14時・19時)毎日欠かさず続けるようにしましょう。
☆運動は手術の前から始め、手術後できるだけ早くから行いましょう。

運動しないと 運動すると
*筋肉が落ちる
*関節の動きが悪くなる
*関節痛が起こりやすくなる
*足が腫れる
*血液のめぐりを良くし、腫れを防ぐ
*関節が硬くなるのを防ぐ
*体のバランスを保つ
*筋肉が落ちるのを防ぐ
*血栓の予防


□ おさらの運動について □

手術をしてからの安静期間は、歩くために必要な筋肉が徐々に痩せてきて、
いざ歩くときにガクついたり、膝の関節が固まったりします。
それを少しでも防ぐために、膝のおさらの骨を動かせて、
おさらの上にある筋肉を鍛えることが大切です。
特に膝や股関節の手術をする方は、キズの周りの血液の流れを良くし、
汚い血液が溜まったりしないようにするためにも、
手術前から練習をしておきましょう。
また、この運動は手術の翌日から行っても差し支えありません。
できるだけ早い時期から始めてください。

1.足はまっすぐに伸ばします。
2.膝で敷布団を押さえるような感じで太腿に力を入れる。 sara1 sara2
3.力を入れた状態を5秒間続け、力を抜く。
4.これを1回につき10回位繰り返し、徐々に回数を増やしていきましょう。


□ 腰の手術を受ける方へ □

手術後は、腰の安静を保つ為、体をねじらないよう
腰に力が入らないように気をつけてください。
足の筋肉を衰えさせない為に、以下の運動を行いましょう

hiza asikubi


腕・肩・胸・背中の筋肉を衰えさせない為、また、関節が硬くならないように、
手術後、できるだけ早くから以下の運動を行いましょう。

*仰臥の姿勢で、手のひらを上に向け肘をまっすぐに伸ばす。
*腕を体の横につけたまま上げ下ろし(肘は伸ばし、手のひらは下に向ける)。
*肘をベッドにつけたまま腕の曲げ伸ばし(手のひらは上に向ける)。
*両腕を横に広げて上げ下ろし(肘は伸ばしたままで、横に広げる時に深く息を吸い込む)。

但し、最後の「両腕を.......。」はベッドサイドのスペースが狭い病棟ではまず無理です(苦笑)。



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