だぶる厄MAN 椎間板ヘルニアと深部静脈血栓症の闘病記+α
治療記録

1. はじめに
2. 主な症状
3. 原因
4. 検査方法
5. 治療方法
6. 続発症
7. ロングフライト血栓症
8. 日常管理
9. そして......
10. 急性期経過
11. 7/10/2002現在
12. 9/4/2002現在
13. 2002.11.現在
14. 2003.3.現在
15. ストッキングの末路
16. 2003.8.現在
17. 2003.12.現在
18. 2004.5.現在
19. 2004.7.現在
◇ 続発症 ◇

続発症とは、ある疾病が引き金となって起こる別の症状や疾病。
合併症とは、ある疾患に関連してともに起こる他の病症。余病。併発症。

どちらが的確なのかは素人の私には知る由も無いのですが(苦笑)、
腰椎椎間板ヘルニアの手術を受け、それが原因で下肢深部静脈血栓症を発症し(合併症)、
尚且つ以下の症状を引き起こす可能性があったということで(合併症の合併症)、
このコーナーの名には『続発症』の方が合っているかなと思ったまでのことです。

続発症例 症状など
肺塞栓 下肢・骨盤腔内静脈に存在した血栓が剥離し、肺動脈を閉塞した結果生じる肺血流
障害のこと。

【主な症状】
呼吸困難、胸痛、息苦しさ・不安感、ショック・失神、等。

◎最も怖い続発症で、重症の場合は急死の可能性が高いと言われます。
肺塞栓の徴候が見られた場合には、下大静脈フィルターを留置して、流れる血栓をキャ
ッチし完全溶解させる施術が行われます。

手術後の急性発症には、離床直後から数日間がハイリスク期間であるようです。
急性心筋梗塞 心筋への栄養動脈である冠動脈が閉塞し、その冠動脈が養っている心筋が死につつ
ある状態のこと。

【主な症状】
激しい胸全体の締め付けられるような痛み、呼吸困難、冷や汗、等。
脳梗塞 脳以外の場所にできた凝血塊や異物が脳の血管に運ばれて栓子となって、動脈を塞い
でしまうもの。

【主な症状】
からだの片側に麻痺やしびれ(半身不随)の症状が現れたり、手足の感覚が鈍る、もの
がつかめなくなる、言葉がしゃべれなくなるなど意識障害が起きることもあります。
静脈瘤と潰瘍 下肢の表在静脈の弁が壊れた為に、静脈が拡張し、蛇行し皮膚の表面に瘤を形成する
もの。

下肢深部静脈血栓症とのかかわりは、深部静脈が閉塞した為に血圧が高くなり、
他の下肢静脈に負担がかかって弁が壊れてしまうということでしょう。

【主な症状】
浮腫、倦怠感、灼熱感、等。無症状の場合もあり。
症状が重くなると湿疹ができたり、色素沈着、潰瘍ができたりします。




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