- 目次
- カーソルを変えてみよう
UAの設定を利用しよう
また会ったね。CSSってナンだろう?を担当したんだけど、覚えてるかな。CSSってナンだろう?が短かったから、また出番がもらえたよ。と言っても、今回は極端に短いセクションなんだけどね。
このセクションで説明するのは、UAの設定を利用する方法なんだ。
でもね、セクションとして解説できるのは、カーソルを変える事だけなんだ。ほら、たまにカーソルが十字になったり、矢印になったりするページに出会った事あるんじゃないかな。やり方はとっても簡単なんだ。
カーソルを変えてみよう
cursor
値 | [ [<URL>,]* [ auto | crosshair | default | pointer | move | e-resize | ne-resize | nw-resize | n-resize | se-resize | sw-resize | s-resize | w-resize| text | wait | help ] ] |
---|---|
初期値 | auto |
適用 | すべての要素 |
継承 | する |
キーワードがとってもたくさんあるね。じゃぁ、順を追って説明していくね。
- auto
- 状況に応じてUAがカーソルの種類を決めるよ。
- crosshair
- シンプルな十字線。例えば「+」記号に似た短い線分など。
- default
- プラットフォーム依存のデフォルトのカーソル。
- pointer
- リンクを指し示す時のポインタ。
- move
- 対象が動かせる事を知らせる時に用いるポインタ。
- e-resize、ne-resize、nw-resize、n-resize、se-resize、sw-resize、s-resize、w-resize
- 辺が動かせる事を知らせる時に用いるポインタ。例えば、[se-resize]のカーソルはボックスの右下隅を動かし始めた時に用いるポインタ。
- text
- テキストが選択出来る事を知らせる時に用いるポインタ。Iの大文字である場合が多い。
- wait
- プログラムがビジー状態でユーザが待機すべき事を知らせる時に用いるポインタ。
- help
- カーソルが指すオブジェクトについて、ヘルプが利用出来る事を知らせる時に用いるポインタ。
- <URL>
- 指定先のカーソルを使用するよ。列挙することが可能で、1番目がダメなら2番目、2番目がダメなら・・・というカンジで適用されていくよ。
書式としては、こんなカンジだよ。
p { cursor : url("mything.cur"), url("second.csr"), text; }
url()を書く時でも、最後にキーワードが必須だよ。それから、url()には、ほとんどのUAがまだ対応してないんだ。使ってあると、指定がゼンブ無視されちゃうんだ。使う時には十分注意してね。