1975(S50)聖路加看護大学卒業。卒業後、聖路加国際病院で看護師として勤務。その後、聖路加看護大学の助手、講師を経て、'81 米国ピッツバーク大学大学院(University of Pittsburgh)看護学研究科修了(小児看護学専攻)。東京大学大学院医学系研究科修了(健康科学・看護学専攻)し、保健学博士(東京大学)。
2002(H14)天使大学教授に就任。2003 聖路加国際大学教授看護学部長、同大学院看護学研究科教授に就任。2018(H30) 聖路加国際大学停年退官後は、国際医療福祉大学成田看護学部教授および看護学部長を務めた。
研究分野はライフサイエンス、臨床看護学であり、看護における教育的機能に関する研究、看護師の継続教育に関する研究、看護学士課程における看護実践能力の育成に関する研究、看護教育学を行った。日本の看護教育におけるサービス・ラーニングの可能性の検討や、慢性疾患入院児の家族の家族機能、役割ストレス、ソーシャルサポートなども共同研究した。
2006 日本看護系学会協議会理事、2007 東京都看護協会「看護管理者・教育責任者との交流推進会議」委員、2009.4 大学基準協会評価委員会評価分科会主査(-2010.3)、同.6 財団法人大学基準協会基準委員会委員などを務めた。
聖路加看護学会の庶務担当理事、学術交流委員会委員長を歴任。2015.9 第20回聖路加看護学会学術大会長を務めた。2016〜2019 聖路加看護学会理事長として2期にわたり学会を牽引され、理事長任期満了後、2020からは監事となる。
『英国における看護教育』『教育と管理:看護の教育的機能』など著書や論文は多数あり、看護学基礎テキストや看護学教育、基礎看護技術などの教科書などの共著や、自分のからだを知ろうプロジェクト「わたしのからだ」を共著した。
2020.2(R2)膵がん罹患が判明。化学療法と並行して大学などの仕事をこなしつつ、『看護体験のリフレクション−−看護の神髄(art & science)を語り,活力を与える80のストーリー』の看護体験などのエッセイ本の翻訳を行った。最後の見直しを行った後に、その後のことを夫に託し、同.6.10 自宅で逝去。没二か月後、8月に日本語版が上梓された。