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つれづれのたば

2008年 10月分  / 11月分  /  12月分






































































































2008年12月

2008年12月29日
本日の更新:

@ 記事紹介 N186 ティーンズの性行動・意識に、中学生のころ朝食を抜いていた男女は、性体験が早い傾向にあるという調査結果の記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N353 子どもの非行・事件に、千葉県の少年が病気の母を撲殺した記事紹介を追加しました。

つれづれ
年神様を迎えるより、自分を迎えに来てくれる「時」を待ちながら眠りに着く日々。
失業したばかりの長男と、家を出て行って姿を見せぬ次男が、親しい人と共に自分なりの人生を切り開いていってくれることを願うばかりです。
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2008年12月25日
本日の更新:

@ 記事紹介 N171 大学でのセクシュアルハラスメントに、東大の事件の記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、12月になってからの記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に、12月になってからの記事紹介を追加しました。
C 記事紹介 N333 教職員・管理・事故・不祥事・処分 一般に、2007年度の教職員の状況調査の記事紹介を追加しました。
D 記事紹介 N353 子どもの非行・事件に、沖縄県の女子高生が父を刺殺した記事紹介を追加しました。
E 記事紹介 N354 子どもの自殺に、千葉県八千代市中学3年生の記事紹介を追加しました。
F 記事紹介 N173未成年者への性支配・暴力・虐待に、和歌山県で中学生の娘に売春を強要した母親への判決の記事紹介を追加しました。

つれづれ
更新情報を更新できないまま一カ月が経ってしまいました。日々の仕事にずぶずぶと埋没していくなかで、自分の本来すべきことからずんずんと遠ざかっていくような日々でした。

読んだ本のこと、読みかけの本のこと、六角堂の修正案など、年末までに少しでも整理をつけていければと思います。
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2008年11月


2008年11月25日
本日の更新:

@ 六角堂の基本理念 六の説明 に亀甲紋と麻の葉紋の説明を追加しました。
A 図書紹介 B141-2 風俗に、百瀬響著『歴史文化ライブラリー  文明開化  失われた風俗』を追加しました。B144 装飾・化粧・入墨・タトゥーB411 北海道・アイヌからも入れます。

B 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に、川崎市の中学教諭の事件を伝える記事紹介を追加しました。

つれづれ
あちこちの大学で、大麻の栽培や売買が問題視されています。そんな折、思い出したのが正六角形をした麻の葉柄の紋様。二つのアワの国、阿波の国(徳島県)と安房の国(千葉県)には、ともに麻の葉紋を神紋とする神社があります。

また六角の紋様で一番なじみ深いのが亀甲紋。出雲大社をはじめ、海にまつわる神社の神紋には、亀甲紋がいくつも見られます。

屋久島の南部には安房(あんぼう)の名の港町があり、北部の永田のいなか浜海水浴場は世界有数の海亀産卵地。安房の国の麻賀多神社は成田市にあります。何やら不思議な縁を感じたので、六の説明に亀甲紋と麻の葉紋の紹介を追加しました

神紋に興味をお持ちの方は玄松子の記憶  神紋調査のサイトをご覧ください。
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2008年11月16日
本日の更新:

@ 図書紹介B150 身体とセクシュアリティ・心理一般に、福岡伸一著『光文社新書  できそこないの男たち』を追加しました。
A 図書紹介B162 性同一性障害・トランスジェンダーに、三橋順子著『講談社現代新書  女装と日本人』を追加しました。

B 記事紹介N127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、警官の拳銃自殺増加を伝える記事紹介を追加しました。
C 記事紹介N173 未成年者への性支配・暴力・虐待に、和歌山市で中学生の娘に売春を強要した母親が起訴された事件を伝える記事紹介を追加しました。

つれづれ
2001年1月から、ちんたらトロトロ更新し続けてきたこのサイト、MENUバーに設置したカウンターが70000カウントを超えました。混迷雑多なサイトの性質上、それぞれのページにgoogleなどの検索から飛んでこられた方はもっと多いようですが、とにかく「正面玄関」までおいで下さった方がのべ七万人を超えたというのは、「マイノリティの交差点」の役割を、少しは果たしているのかなと思ってみたりもします。

六角堂計画が遅々として進まぬ間に、屋久島では、着実に夢や計画を実現されている方が増えています。夏にお話をうかがった屋久島自然広場のご夫妻は、空港近くにCafe「
ラ・モンステラ」をオープンされました。

この冬、新たな一歩を踏み出さなければ、六角堂計画は麦生の土地だけを残して、かなわぬ夢の跡になってしまいそうです。
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2008年11月8日
本日の更新:

@ 図書紹介 B145 宗教一般 死と葬儀に、湯本香樹実【文】酒井駒子【絵】『くまとやまねこ』を追加しました。
A 図書紹介 B317 学校カウンセリング・保健室に、金子由美子著『岩波ジュニア新書  思春期ってなんだろう』を追加しました。

B 記事紹介N333&N173 校長・教頭のセクハラ特集に、東京都の小学校校長の事件を伝える記事紹介を追加しました。

つれづれ
引いた風邪は立冬を迎えていよいよ悪化し、あちこちの筋肉に痛みが走り、肩こりから歯痛が生じ、口を開けるのもおっくうになりつつあります。体を温めようとラム酒をあおると、胸にまで痛みが走りました。

そんな体たらくで、何となくテレビのチャンネルを回すと、今まで気付かなかった番組が映りました。NHK総合のドキュメント「不屈の者たちへ」です。今回は、経営していた建設会社を倒産させ、全てを失った56歳の男性が、タクシードライバーとして再起をかけ、9年間で営業所での売り上げ1位となる姿を追っていました。彼が、仕方なしで始めたタクシードライバーの仕事を、自分の仕事として意識し直すきっかけとなったのが山本有三の『路傍の石』の一節でした。

『路傍の石』は1937年、山本有三49歳の時、『朝日新聞』に連載されながら当局の検閲に引っ掛かり、未完のまま断筆された作品です。戦後何度も映画化された、「国民的名作」と評価されています……が、私は中学生時代、その文庫本を手に取りながら、何ともいえぬ辛気臭さを感じて読了できないまま今日に至っています。

ひょっとしたら50を過ぎた今の私なら、最後まで読み切ることができるかもしれません。明日、近所の本屋の書架にあれば、買い求めてページを繰ってみようと思います。
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2008年11月5日
本日の更新:

@ 図書紹介 B143 漫画・劇画・コミックに、伊藤公雄著『マンガのなかの「他者」』を追加しました。
A 図書紹介 B156 恋愛・性愛・性意識に、大庭みな子著『むかし女がいた』を追加しました。

B 記事紹介 N412 オキナワ・琉球民族に、沖縄ノート訴訟、二審も大江氏勝訴を伝える記事紹介を追加しました。
C ヤギさんアルバム(財)福知山市都市緑化協会三段池公園動物園のトカラヤギさんのスナップを三枚追加しました。

つれづれ
治りかけていた風邪がこじれてしまい、仕事を休んで、一日横になっていました。

さて、アメリカの大統領選挙では、ケニアにルーツを持つ民主党のオバマ氏が、共和党のマケイン氏に対して圧倒的な勝利を収めました。マケイン氏が副大統領候補に指名していたサラ・ルイーズ・ペイリンの言動が気がかりだっただけに、彼女が副大統領にならなかったことで若干の安堵を覚えました。

全米ライフル協会の会員であり、銃の規制に強く反対している彼女は、同時に人工妊娠中絶や同性婚に対して否定的な立場をとっています。17歳の長女の妊娠がわかると、相手の18歳の少年と結婚させると公表したり、44 歳の彼女が今年の春に産んだダウン症の次男を抱いて繰り広げるキャンペーンに熱狂する共和党員の声に、性にまつわるアメリカの課題の複雑さを感じてきました。

アメリカ初の女性大統領になるかも知れなかったヒラリー・クリントンを押しのけて、アメリカ初の黒人大統領に選ばれたオバマ氏が、分厚い防弾ガラスに囲まれながら勝利演説をする姿に、民主主義の進展と、それを押し戻そうとする力のせめぎ合いを見たのは、私だけではないでしょう。

どういうリーダーを自分たちが選ぶのか。その判断によって自分たちの生活が変わるのだと信じられる国は、それだけでも幸せなのかもしれません。

そうした海の向こうの大きなせめぎ合いを、自己の問題として意識することすらできないまま、セコイせめぎ合いに明け暮れている日本の一地方都市の片隅にある女子校が、どうしようもなくつまらないものにみえてしまいます。
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2008年11月2日
本日の更新:

@ 図書紹介 B182 家庭・地域の性・ジェンダー教育 に、杉作J太郎著『よりみちパン!セ  恋と股間』を追加しました。
A リンク集 L162  性同一性障害(TS/TG)、にNPO法人  GID mediaさんを追加しました。
B 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、広島の高校教諭の事件を伝える記事紹介を追加しました。
C 記事紹介
N313 生活指導・規則・体罰・処分 茶髪に、校長による不適切入試の記事紹介を追加しました。
D 記事紹介 N127-N333 教師の自殺特集に、校長のパワハラによる教員の自殺記事紹介を追加しました。

つれづれ
昨夜、京都みなみ会館で萩生田宏治監督の映画『「コドモのコドモ」』を鑑賞。全国の映画館館主が選ぶこだわりの一本「シネマ・シンジケート 第1回選定作品」だそうで、俳優の演技は、かなりの味わいがあってよかったのですが、そのテーマ性やストーリーがなんとも評価しがたい作品でした。2007年のアメリカ映画「JUNO」の日本版とも言えなくもない映画ですが、ジェンダーフリーや中絶や避妊を否定しているどこやらの宗教団体の影が透けて見えるような気もして、どうも後味はよくありませんでした。
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2008年10月


2008年10月25日
本日の更新:

@ 記事紹介 N319 私学一般に、京都の東山中学高等学校と佛教大学との合併を伝える記事紹介を追加しました。京都の学校別私学・教育情報からもどうぞ。
A 図書紹介 B145 宗教一般 死と葬儀に、中村志著『大いなる看取り  山谷のホスピスで生きる人びと』を追加しました。
B リンク集 L160 性的マイノリティ一般に、NHKのサイト『NHKオンライン 虹色 - LGBT特設サイト』を追加しました。

つれづれ
今日紹介した『大いなる看取り  山谷のホスピスで生きる人びと』は、『釜ケ崎と福音 神は貧しく小さくされた者と共に』と対をなすような本です。生活の貧しさと生の貧しさは、必ずしも一致しないという当然のこと、生の豊かさを支えるものは何かということ、それを改めて実感させてくれました。

学ぶことの意味。豊かさの意味。それへ自分なりの答えを見つけていけるような学びの場にならない学校は、知識詰め込み型押し工場と呼ばれても仕方がないでしょう。

11月1日(土)午後9時30分〜11時30分のNHK]教育テレビETVワイド ともに生きるでは「LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)」の特集です。関心をお持ちの方はぜひご覧ください。
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2008年10月19日
本日の更新:

@ 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、京丹後市の小学校教諭の事件を伝える記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N330&333 管理職・校長特集に、学校の管理職の希望降格続出を伝える記事紹介を追加しました。
A 図書紹介 B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に、上野正彦著『死体は悲しい愛を語る』を追加しました。
C 図書紹介 B162 性同一性障害、に椿姫彩菜著『わたし、男子校出身です。』を追加しました。

つれづれ
今日は、51回目になるはずだった妻の誕生日。小さなバスケットにミニカボチャや赤唐辛子が詰め込まれた飾り物とアップルタルトを買ってきて、写真の前に供えました。
あっさりしたアップルタルトは、この夏屋久島の八万寿茶園で買ってきた紅茶と、とてもよく合いました。

今日紹介した椿姫彩菜の本を読んでいて、ジェンターを重視するフェミニストが、性同一性障害を持った人々と性にまつわる問題を共有しにくいのがなぜか、少しわかるような気がしきました。「らしさ」というものへのこだわりや囚われというのは、本当に難しい問題です。

風邪の症状は少しばかりおさまってきましたが、萎えた気力はなかなか回復しません。アジア雑貨の店で買ってきたラベンダーのお香を焚いて、何とか明日からの一週間を乗り切ろうと思います。
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2008年10月16日
本日の更新:

@ 記事紹介 N127-N333 校長の自殺特集に、2003年に起きた尾道の小学校校長自殺にまつわる訴訟に関する記事紹介を追加しました。
A 記事紹介 N144 化粧・装飾の特集に、大学のパウダールームに関する記事紹介と茂木健一郎氏の研究を紹介する記事紹介を追加しました。
B 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、埼玉県の小学校教諭と東京都の高校教諭,、滋賀県の中学校教諭、兵庫県の中学校教諭の事件を伝える記事紹介を追加しました。
C 記事紹介 N333&N173 校長・教頭のセクハラ特集に北九州市の中学校校長の事件を伝える記事紹介を追加しました。
D 図書紹介 B144 装飾・化粧・入墨・タトゥーに、津田紀代著『輝きはじめた女たち  20世紀の化粧と旅』を追加しました。
E 図書紹介 B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害全国自死遺族総合支援センター編『自殺で家族を亡くして  私たち遺族の物語』を追加しました。

つれづれ
9月には3度しか更新できず、気がつけばまた更新できないまま、半月が経ってしまいました。

学校では文化祭も終わり、間もなく中間考査。職場に持ち込んだ万華鏡を時折のぞきつつ、ナンンジャカンジャと「やるべき仕事」をこなしていくなかで、急速に気力と体力が衰えていきます。

六角堂の建物の修正案もまとまらず、それにまつわるあれこれも進まず、くすぶる中で風邪をこじらせました。

仕切り直しというのは、言葉で言うほど容易ではないことを、今更ながらに実感している秋の日々です。

何気なく、いまテレビのチャンネルを変えたら、緒方拳が暖炉の火の前で語っていました。「死は、誰もが必ず通る道です……恐ろしいことではありません」。「風のガーデン」の撮影中、自身の死を微かにではあれ感じていたはずの彼の台詞。どんな思いでそれを声に出したのかと、思うだけで胸の鼓動が静まりました。
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