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■ 相続税ってどんな税金 ■ |
親が死んで財産の名義が変わっただけなのに、なぜ相続税という税金がかかるのでしょうか?ここまで相続税の本質を探ってみましょう。 |
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相続税法にもとづく税金 |
相続がかかるケースは三つある |
誰が相続税を納めるのか |
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■ 相続税のかかる財産 ■ |
財産をそうぞくすると相続税がかかることはわかりましたが、財産とはいったいなんでしょうか?ありとあらゆる財産に相続税がかかることになるでしょうか? |
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相続税のかかる財産範囲 |
本来の相続財産 |
みなし相続財産 |
相続税のかからない財産 |
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■ 相続税の計算のしかた ■ |
相続税の計算というと複雑で面倒くさそうです。しかし、計算のしくみがわかってしまえば、それほど難しくはありません。ここではまず、相続税の計算の枠組みを理解してください。 |
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相続税の計算のしくみをよく理解しておこう |
相続税は三つのステップに分けて計算する |
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■ 課税価格の計算のしかた ■ |
相続税の対象になるものを挙げれば、相続税の課税価格が計算できます。
課税価格の計算とは、相続税の対象となるもののプラス・マイナスの計算にすぎません。 |
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本来の相続財産 |
みなし相続財産 |
債務及び葬式費用 |
相続開始前3年以内の贈与財産 |
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■ 相続税の総額の計算 ■ |
養子をつくると相続税が安くなるということはご存知かとおもいます。その理由の一つは、この基礎控除額の計算にあるのです。 |
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遺産に係る基礎控除額 |
法定相続財産の計算 |
相続税の総額 |
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■ 各人の納付税額の計算 ■ |
財産をそうぞくしたのが亡くなった人の親、子(代襲相続人を含む)及び配偶者以外の人であるときには、相続税が高くなります。これらの人以外が財産を相続するのは偶然性が高いからで、この取り扱いも相続税の特徴を示しています。 |
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各人の相続税額 |
相続税額の加算 |
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■ 相続税の税額控除 ■ |
贈与税額控除 |
配偶者の税額軽減 |
未成年者控除 |
障害者控除 |
相次相続控除 |
外国税額控除 |
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■ 相続税の計算例 ■ |
課税価格の計算 |
相続開始前3年 + 本来の相続 +みなし相続 − 債務及び = 課税価格
以内の贈与財産
財産
財産
葬式費用 |
相続税の総額の計算 |
(1)基礎控除額の計算
5000万円 +(1000万円
X 法定相続人数) = 基礎控除額 |
(2)課税遺産総額の計算
課税価格 - 基礎控除額
= 課税遺産総額 |
(3)法定相続財産の計算
課税遺産総額 X 法定相続人Aの法定相続分 = Aの法定相続財産
課税遺産総額 X 法定相続人Bの法定相続分 = Bの法定相続財産
課税遺産総額 X 法定相続人Cの法定相続分 = Cの法定相続財産 |
(4)相続税の総額の計算
Aの法定相続財産 X 税率
= 税額
Bの法定相続財産 X 税率 = 税額
Cの法定相続財産 X 税率 = 税額 |
各人の納付税額の計算 |
(1)各人の相続税の計算
相続税の総額 X 各人が実際に相続により取得した財産
÷ 相続税の課税価格 = 各人の相続税額 |
(2)各人の納付税額
各人の + 相続税 - 各種の = 各人の納付税額
相続税額
の加算
税額控除 |
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