2002 北海道ツーリング
ツーレポTOPへ 一日目へ ニ日目へ 三日目へ 四日目へ 六日目へ 七日目へ 八日目へ 九日目へ 十日目へ ◎8月13日(火)五日目 目覚めると小雨が降っていた。それほど強くは無い。 しかし午後から強くなるという予報だったので、今日は撤収せずに連泊することにした。 朝食を作っていると近藤さんがテントから出てきた。 夢の中でテントに引き上げていったのは現実だったようだ。良かった良かった。 帯金さんは既に起きていた。 夏目さんは雨の中、知床方面に行くらしい。 私も晴れていれば知床方面に向かう予定だったのだが。。。 夏目さんは「知床にしばらくいるから待ってますよ」と言って出発した。 「どうなるかわかりませんが」とお見送りした。この時点で私の予定は白紙になっていた。 キャンプ場で腐っているのも何なので近場を廻ってこようと思い立った。 帯金さんが焚火をしたいので薪があったら買って来て欲しいと言う。 ほか、コーヒーのフィルターを仰せつかって出発。この時点で雨は止んでいた。 摩周湖を一周してみようと思い、摩周湖へ向かう。 昨日行った第一展望台を素通りして第三展望台へ。 途中から小雨が降りだし、かなりガスってきていた。 案の定、展望台からは何も見えなかった。

霧だけです。 第三展望台を後にしようとしたら雨足が急速に強くなった。 隣に停めていたライダーと顔を見合わせ苦笑しつつ雨具を装着して出発。 道道52号からR391を北へ。10kmほど進んで道道1115号に入り、南下。 神の子池・裏摩周展望台方面へ向かう。 この辺りから雨のせいで体温が下がる。寒い。震えながらの運転。 道道1115号から神の子池まではダートだったのを思い出した。 雨中でダートは危険と判断、素通りして裏摩周展望台へ。 裏摩周展望台に着くとレストハウスへ飛び込む。 ありがたいことにストーブに火が入っている。 しばし缶コーヒーとストーブで体を温め、展望台へ登る。やっぱり何も見えません。。。 道道150号を南下、養老牛から道道885号を西へ。 突き当たりからR243を西へ向かい、キャンプ場を目指す。 途中のホームセンターで、薪が売ってないか尋ねるが無かった。 おなじく途中のスーパーでコーヒーフィルターを買う。 また途中のセイコーマートでホットドッグとコーヒーを買って腹ごしらえ。 軽い食事でお腹の辺りが暖かくなる。 ところで皆さん、懐石料理の意味が懐の暖まるちょっとした料理だってご存知?? キャンプ場に戻り、ガスコンロで体を温める。 ほどなく買って来たコーヒーフィルターで帯金さんがコーヒーを煎れてくれた。 美味いです。 薪が手に入らなかったので夕食は旅館でジンギスカンにしようということになり 帯金さんが通りかかった旅館のおばちゃんにお願いしていた。 帯金さんは毎年ここにやって来て何泊もするらしく、キャンプ場の人や旅館の人と顔見知りであった。 しばらくのんびり、うとうとする。 時々帯金さんがフルートを奏で、時々コーヒーに呼んでくれる。 夕方ごろ、近藤さんが連絡を取っていた九州のカタナV型ご夫婦が到着。 このご夫婦、小学3年生を筆頭にお子さんが3人いるそうだ。全員家に置いてきているらしい。 ちゃんと躾てあるから大丈夫と奥さんは豪語。私も似たよな環境で育ったから何となく理解できる。

ご主人のカタナ。かっこええ。 五人で旅館のジンギスカンを頂きにいく。 キャンプ場横の旅館「湖心荘」のジンギスカンは非常に美味しかった。 鍋の周りにたまるタレで煮て食べる卵がサイコーです。 帯金さんがまとめてお金を払っていたので、一人いくらか聞くと 「若いヤツは払わんでいい。」と言われた。 ご馳走さんです。 かなり眠くなっていたのでテントに戻りすぐに寝支度をする。 シェラフに潜り込み、よくお邪魔するHP、かおりさんの「セローでRUN」掲示板を携帯で覗く。 すると、TRX乗りのじゅんきちさんという方がこのキャンプ場にいると書き込みがあった。 今朝、私はこのキャンプ場にいると書き込んだのだが、テントの特徴とかを書いてなかったので 私がじゅんきちさんを見つけないと対面できない。 しかし強烈な睡魔に襲われ、眠りに落ちていった。明日の朝探そう。 五日目終了 六日目へ

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