画面を分割して表示してあるホームページ みなさんも見たことがある
と思います。左側がメニュー 右側がメインのページだったり、上下で
分割してあったり 3分割 4分割されたページもありますね。
いわゆる フレームレイアウトってやつです。
フレームレイアウトされたページは 常にメニューが表示されています
ので、ナビゲーション的にはとても使いやすいページですよね。
では フレームのメリットとデメリットをそれぞれ考えてみましょう。
● フレームのメリット
1、 メイン画面だけスクロールできる
フレームを分割しないで 左側にメニューをおいて右側に本文を
記載している場合と フレームで左側をメニュー 右側をメイン
ページにしてあるページとを比較して考えてみましょう。
まず 分割していないページの場合 縦にスクロールすると
再び メニューのリンクを使いたいとき いちいち上に戻って
リンクをクリックする必要がでてきます。 でも フレームで
分割してあるページは 左側メニューはスクロールせず、右側の
本文のページだけスクロールさせることができます。
2 更新がとっても楽
上記の場合 フレームで分割されてないページは メニューの部分を
どのページにも埋め込む必要があります。またページ数が増えた場合も
各ページのメニュー部分にリンクを入れ足していかないといけません。
一方、フレームで出来たページの場合は 右側のメインページの部分
だけ作っていけば、あとは左側のメニューのページに リンクを一項目
付け足せばいいだけです。 とっても楽ですね。
3 ページの構成を一目で解ってもらえる
メニューのフレームだけで ページの構成をすべて解ってもらえます。
出来るだけ多くのページを 一度に解ってもらうには打ってつけです。
そういった目的でフレームを利用しているサイトもあるでしょうね。
● フレームのデメリット
とても便利に思えるフレームにも デメリットはあります
今度は デメリットを考えてみましょう。
1 初心者には難しい
まず制作するのに、若干の知識が必要になります。慣れない人には
難しいかもしれません。ファイルの管理や リンクの設定など、
ちょっとややこしいです。
2 トップページに戻れない?
ページが分割されていますから、もちろん検索結果で メニュー側
ページや メインやサブページに誘導された訪問者が トップページ
に戻れない! という事があります。 こういう事にならないように
どのページに入っても トップページに戻れるリンクを入れておきま
しょう。
3 URLの表示が変わらない
トップページから どのページにリンクしてもURLが変わりません。
サブページをお気に入り(ブックマーク)に追加したいときは、少々
面倒な作業をさせることになります。
4 検索エンジン対策に不利
フレームセットでのIndex.htmlファイルには、フレームセットのための
情報しか入っていません。ですから通常のページのようにキーワードを
連ねることがやりにくくなります。
フレームを使ったページは 直感的にページを作るのはちょっと難しいと思います。
画面を分割しないといけないので、それぞれ メニューフレーム、メインフレーム
共に それぞれのフレーム幅を考えながら作るようにしましょう。
そこで フレームページを作る場合の注意点をまとめておきます。
○ メニュー部分をコンパクトに
メインフレーム側を見るときに、あまり邪魔にならないようにできるだけ
コンパクトに作るようにしましょう。メニュー部分を常に表示させるわけ
ですから、なるべくシンプルで解りやすく なおかつコンパクトに制作す
るようにしてください
○ 広告に気を付けて!
ページ内に広告が表示されるタイプの無料レンタルサーバーだと どの
ページにも広告が表示されてしまいます。もちろんフレームを使った場合も
例外ではありません。このままフレームを使っちゃうと 上の広告がどうし
ても不格好になってしまいます。サービスによっては この広告をはずず事
も可能な場合がありますので、確認してみましょう。
○ メニュー側のフレームはスクロールしないの?
メニュー側フレームにいろんなリンクを一度に設置した場合 訪問者の環境
によっては ブラウザの表示幅を変更しないとすべてのリンクを確認できな
いというのは 使い勝手が悪いページになってしまいます。
メニューがすべて確認できるように メインメニュー側もスクロールできる
ようにしておきましょう。スクロールバーの表示がイヤな場合は、メニュー
の数を減らすとか、他の対策も考えてみましょう。
統一感のある配色を考える
|