ホームページに来てもらったのに、目的の情報にたどり着けるまで、
何度も何度もページのリンクをクリックしないといけない・・・
というのでは 手間もかかりますし 訪問者にとってとても使い辛
いものになってしまいます。ですから なるべく少ないクリック数
で 目的のページにたどり着けるような工夫が必要です。
トップページから 目的の情報にたどり着くには 何クリックする
必要があるのか、 そして 今いるコンテンツから他のコンテンツ
に移動するには、何クリック必要なのかというのも 制作の段階で
把握しておく必要があります
。
● ホームページの構成図を書いてみる
ちょっと面倒くさい作業ですが ホームページの構成図を作って
みましょう。 トップページを軸に その他のサブページをどの
ようにリンクしていくのか、あらかじめ紙に書いてみるのです。
これをやることで サブページへの行き止まりを防ぐことができ
ます。
個人サイトには あまり必要がない事かもしれませんが、ホーム
ページの規模が大きくなると、訪問者がいまどこのページにいる
のか解らないなんてことがないように、また どのページがどこ
にリンクしていて どう戻っていけるのかを あらかじめチェッ
クするために これはとても大切な作業です。
● 上手なナビゲーションをつける
今 自分がどのページにいて そして 次のページに移動したい
という場合や 今のコンテンツから別のコンテンツに移動したい
という場合に 最短の作業ですむよう 上手なナビゲーションを
考える必要があります。これがないと いちいちトップページに
戻って、また最初からページをたどっていくという 結構面倒な
作業をさせてしまうことになります。
コンテンツの多いサイトの場合は、なるべくそれぞれのコンテン
ツ毎に他のコンテンツへの紹介リンクを入れて たとえその紹介
リンクからさらに奥へ入ったとしても すぐ元の紹介ページに戻
れる、とか どこにいてもそれぞれの主要なページに簡単に移動
できるような工夫をしましょう。 つまり訪問者自身が 今どの
階層のどのページを見ているのか、そしてどう戻ればいいのかを
解りやすくナビゲーションしてあげる ということです。
● サイトマップを作る
ページ数が多くなると どうしてもそれぞれにジャンル分けする
必要がでてきます。すると次第に階層も深くなってしまいます。
小規模なホームページなら必要はないかもしれませんが 大規模
なホームページには 1ページでホームページの構成を理解して
もらいやすくするために この「サイトマップ」のページを入れ
ています。
これがあると ホームページにはどんなコンテンツ
があって どういう構成になっているのかが一目で解りますから
たとえ 訪問者が迷ったとしても このサイトマップを見ること
で 迷わずページを観覧できるわけです。必要に応じて 取り入
れてみてください。
でも サイトマップがあるから 他のページのナビゲーションは
適当でいい! という訳ではありません。確かにサイトマップが
あれば便利なのですが、いちいちサイトマップを見に行かないと
ページの構成がわからない、というのでは困ります。
基本的には サイトマップに頼らなくても 欲しい情報に簡単に
たどりつけるようなページ構成を考えてほしいと思います。
サブページを行き止まりにしない |