ここではわたしが傑作、もしくは価値ありと判断を下し、ビデオテープに残している回を紹介しています。わたしが傑作といっても他の人にはどうだかわかりませんが、そんな時は昔こんな企画があったのか、ってくらいに思ってください。放送日、順番は失念しておりますので一応放送順に近いかたち(下が古く上が新しい)になってますが諸般の事情により一部順番を変えています。そのところはご了承ください。本当に松尾貴史がよく出る。こんなにキッチュの出たネタをとっといてるんだなあと思いました。あと、渡辺祐の出演回数の多さといったら。最近はあまりでないのですけれど。
タモリ倶楽部 さよなら20世紀SPECIAL | |
ゲスト:山崎邦正、天山広吉、AKIRA、こずえ鈴、プリンプリン(以上うどんつゆ)、安齋肇、クリス・ペプラー、MAX(以上空耳)、ZEEBRA、DJ KEN-BO、今井了介、UNCLE-T(以上ライブ) | |
今回はクリスマススペシャルとのことで約90分の長丁場。パートも全部で3つと豪華な内容になっている。 まずはタモリの持ち込み企画「新幹線各駅停車うどんつゆの旅」。彼はうどんが好きらしいが、東京の濃口よりも地元・博多の薄口のほうがお好みの様子。そこで、東海道新幹線で少しずつ西へ向かいながら各駅のうどんを食してだしをとり、どこを境界にして薄口になるのかを検証する。 手始めに東京で食してからプリンプリンの待っていた新横浜へ。当然のごとく大きな変化はなく、次の小田原でももちろん変化はなし。しびれを切らした山崎の提案で一気に豊橋へ移動し、途中の駅はスタッフに任せることにする。しかしなおも変化せずにむしろ濃くなっている有様。変化のないままBパートへ(Aパート後半へ直接行くにはこちら)。 スペシャルBパートはこれまでの空耳ネタを一気に振り返り21世紀に残したい空耳を選ぶ「21世紀に残したい空耳大賞」。今回のゲストは安齋の読みによればクリスマスということでクリスペプラーに加えてマックス、ということである。苦しい。さて本編は古いものから年代順に名作を追っていく。オンエアされたのは以下の通り。
以上。「50連発」と銘打っているが実際は49本だった。まあ四捨五入で50本。途中、安齋の髪型の変遷も紹介された。 |
Jとタモリの爆笑ドライブ 他1編 | ||||||||||
ゲスト:杉作J太郎 | ||||||||||
番組視聴者にはすっかりおなじみの杉作J太郎、杉Jが企画を持ち込んだ。最初から2部構成の予定で、その第1部が「Jとタモリの爆笑ドライブ 杉作J太郎・俺を語る!!」。杉Jの運転する車で彼とタモリがトークを繰り広げる。「俺を語る」とあるように彼の本名やペンネームの由来など、知っている人は知っているけれど多くの人が知らないであろう秘密が明かされた。 これからいろいろな話が展開されると思いきや、それだけでネタが尽きてしまった杉J。重い沈黙。と、突然喫茶店で働く意中の女性の話に。タモリの経験談を聞いたりしてにわかに恋愛相談の様相になってきた。この話はタモリが軌道修正して打ち切りに。万策尽きた杉J、強引に第2部「Jとタモリの爆笑グルメ 高級料理に舌鼓!!」に突入。 第2部ではフカヒレ、燕の巣、北京ダックといった高級中華料理をいただきながらトーク。普段杉Jが食べないものを食べるためいいリアクションが求められる。彼のリアクションといったら当然、低周波治療器の登場だ。リアクションが弱いと即機械が唸りをあげる。普通に食事をしたり悶絶したり、という展開だったが、杉Jはここでもさっきの喫茶店の女性の話を蒸し返す。嫌がるタモリにしつこく食い下がり、結局その彼女のところに行こうということに。事態は急展開、彼女に告白することになってしまった。 一旦杉J宅で一張羅のタキシードに着替え、喫茶店へ向かう。道すがら、不安でたまらない杉Jは口説き文句・切り出し方をタモリに求め、「礼服のモニターやってるんですよ」という恋愛相席術の回とリンクする文句などを与えられる。いよいよ告白。隠しマイクに遠目からの撮影という状況に緊張が伝わってくる。結局駄目だったようで、はかなく散ってしまった。でも話せただけで満足そう。 初めての杉J単独出演に最初は爆笑の連続だが、口説きシーンなどはその緊張感と音楽とが相俟ってせつなかったりする。今回はつくり自体がにんげんドキュメントっぽくて最後にはほろりとさせられる。「恋愛相席術」の時とは彼の真剣さがまるで違うし。タモリも普段より随分とくだけた調子でいい組み合わせ。企画そのものにほとんど金がかかっていないからかテロップが妙に豪華で、挿入の仕方も普段と違って日テレバラエティーっぽかった。何にせよ低周波があるし彼の絵も見られるし彼の部屋だって見られるし独特の間合いのトークも存分に味わえるし、杉Jの魅力に溢れる回。見逃すと当分後悔するレベル。おそらくここまで杉J大フィーチャーというのは最初で最後だろう。 なお、スタッフの笑い声に聞き慣れない女性の声が含まれているが、新人かな。本郷さん? 空耳アワーの結果 1本目に出てきたのは夢眠ちゃんですか?
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フェロモンレコード専門チャンネル開局!! | |||||||||||||
ゲスト:松尾貴史、みうらじゅん、濱田マリ | |||||||||||||
小雨そぼ降る夏の午後、タモリ・キッチュ・みうらで構成されるタモリ隊が濱田の番組を放送中だったワンダーエッグ3のスタジオ、WE3ステーションを占拠した。この行動は志高い計画実行のためであり、その計画とは普段ラジオなどのメディアではまずかからないお色気レコードだけをかける番組を作ることである。 そんなわけで今回は、全国のお色気レコード(番組ではフェロモンレコードと表現)をかけまくる企画。スタジオからの放送ということでワンダーエッグ内にも流れる(らしい)ので、ラジオ番組の体裁をとっている。「聴けばムクムク!タモリの男のラジオ!」なるジングルも2種類作る気合の入れよう。 かかる曲は谷ナオミ「昭和枯れすゝき」、荒砂ゆき「夜の味」、沢久美「ミミの甘い生活」、応蘭芳「渚の歓喜(エクスタシー)」、プティ・マミ「Baby Doll」「Girl Friend」、麻里エチコ・黒沢良「おじさまいや?」、谷ナオミ「明治一代女」、小松みどり「こちょこちょ娘」、窪園千枝子「しおふき小唄」。こうした曲世界に日頃親しんでいる人にはすっかりおなじみの湯浅学や根本敬からのリクエストもバイク便やファクシミリで届き、なかなかの盛り上がりを見せた。 最後に今回かかった曲の中からフェロモン大賞を選定。応蘭芳と荒砂ゆきが残り、A面では決着つかずということでB面勝負に。応「火遊びのブルース」と荒砂「夜のメカニズム」を聴いた結果、優勝は応蘭芳に。彼女には高級ベビードールが贈られた。また、湯浅からはちゃっかり幻の名盤解放歌集のお色気BOX(通称お色気箱)の宣伝のファクシミリも届いた。 今回は顔触れを見ても企画を見ても安心して見られる一本。個人的にはここしばらくよく聴く分野で、かかった中にはフルで唄える曲まであったためにインパクトは極端には大きくなかったがそれでも充分楽しめた。谷ナオミやプティ・マミは圧巻。ゲストもよく喋り、特にみうらなどはヒートアップで超絶セクハラ発言を。いいのか?みうららしくていいけど。みんなギャラリーの数を気にして進行してるのが微笑ましかった。 追記:最後に宣伝された「幻の名盤お色気ボックス」だが、この回が楽しめたならそれなりに愉しいものとなるだろう。「夜の味」「Baby Doll」「Girl Friend」「おじさまいや?」「しおふき小唄」「夜のメカニズム」はフルコーラスで聴ける。他にも卒倒しそうな曲が続々。 空耳アワーの結果 安齋、1時間遅刻。「今度から15分待って来なかったら始める」とはタモリの弁。
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音楽ファン必見! 家で簡単にできる楽しい顔ジャケプレイ!! | |||||||||||||
ゲスト:クリス・ペプラー、久住昌之、みうらじゅん、MC BOO!! | |||||||||||||
MP3やらネット配信やら、コンピューターを介した音楽の楽しみ方が浸透しつつはあるが、音楽の楽しみのひとつにはジャケットがあり、それはコンピューター経由では味わえない。無論メモリースティックなど日々小さくなっていく音楽メディアに関しても同様。で、ジャケットといえばなんといってもアナログ盤である。もっともわたしはアナログ盤を持たないためいまひとつぴんとこない。 そんな中、アナログ盤がふたたび流行の兆しを見せているらしい。特にクラブでの需要が大きい。モーニング娘。のアナログ盤が即完なんてこともあった。ただ、アナログ盤の流行はそうしたクラブユース(実際にモーニング娘。がクラブユースで売れたのかは知らないが)によるものばかりではない。新たなジャケットの楽しみ方が見出されているからだ。それが顔の描かれたジャケットを実際に顔に貼り付け、かつシチュエーションを想像しながらポーズや台詞を加えていく、いわゆる「顔ジャケプレイ」である。 今回は顔ジャケプレイをみんなで楽しむ。最初乗り気でないタモリもいったん受けるや、どんどんやる気になってゆくのはいつものこと。使われるのはちょっと懐かしめのジャケットが中心。Stanley Turrentine「The Sugar Man」、、Miles Davis「Tutu」、Elvis Presly「Shock, Rattle'n'roll」、John Lee Hooker「Mad Man Blues」、Paul McCartney「McCartney II」、Billie Holiday「Sixteen Of Her Greatest Interpretations」、Rick Astley「She Wants To Dance With Me」、James Brown「Live Hot On The One」などが使われた。 顔ジャケプレイでは、角度が非常に重要になってくるらしい。実際、ジャケットの顔の角度と身体の角度が一致しなければ不自然だし、一致してこそ面白みがあるし。5人も集まれば(MC BOO!!はモデル役中心だが)いろいろな案が出るもので、「裏社会」「マニア」「悩み」「特技」「記憶」「繊維質不足」「悪戯」「不動産業」「おしおき」「天気」「偏食」「妻へ」「アクシデント」「発見」「健康」「レスラーの再会」といった作品ができた。以上オンエアされた全作品。 最後も顔ジャケプレイの楽しさを味わいつつ幕を引いたが、「見てる人も写真撮って送って…んなことないかな」というタモリの発言は今後に含みを残すものだった。将来はレギュラーコーナー化? 顔ジャケといえば番組でも取り上げていたキング・クリムゾン、John Coltrane「Blue Train」、Art Blakey & The Jazz Messengers「Moanin'」くらいしか思い浮かばない自分にはぴんとこない部分も多かったが企画は優れていると思う。番組で取り上げられたレコードの音楽的背景なり曲想なりを知っていればそれと作品とのギャップに笑えるのではないかと思われる。 まあそういうことを抜きにしても、やはりシモに走るみうらなりタモリはよいですね。生き生きしてる。それ以外にも伊藤政則とみうらの関係のくだりをはじめ、彼に関係するパートには常に笑いが。さすが。タモリのちょっとした小ネタの上手さも目立つ。小道具の無闇な充実ぶりも可笑しみを誘った。タモリのポロシャツの襟のワンポイントが妙に気になる。久住は顔ジャケプレイを20年やっているというが本当だろうか?それはともかく久住、久しぶりに見るとやけに痩せたような気がする。大丈夫?あと、作品紹介時の周りの電飾風の枠がハウフルスっぽさを思わせる。ボキャブラ天国シリーズを思い出しちゃったよ。 空耳アワーの結果 珍しく長尺トークが2本。ひとつはマイルス・デイヴィスの話。もうひとつはブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの話。必見。しかもネタは3本。どうした(笑)?また、1本目にはハウフルスロゴ入りユニフォームが映っている。ハウフルスの野球チームでもあるのか?
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書いた!刷った!売れ…!? 私の空振り本大反省会!! | ||||||||||
ゲスト:130R(進行)、加藤賢崇、山田ゴメス、高橋洋二、杉作J太郎、安齋肇 | ||||||||||
巷を賑わすベストセラー。しかし、そんなのは出版される量に比べたらほんの一握り。大半が意気込みのわりに売れないいわゆる「空振り本」になってしまう。番組ゆかりの文筆業者(という表現をされている)が出した本も、当然といっては失礼だが空振り本だ。そこで今回は、明日のベストセラー作家を目指す彼らの空振り本を見ながら、どこがいけなかったのか著者本人とともに省みるとともに、出版に当たって世話になった人々に謝罪の言葉を述べる。 まずは加藤。空振り本は「いぬちゃん」(ヤマハ音楽振興会)という漫画作品集。主人公のいぬちゃんの活躍に加え自伝も載っている豪華版。しかし「個性がない」「わからない」「アシスタントが1日目にする仕事」などとタモリや130Rからきつい言葉。オビの後ろにつけたタレント推薦文も不評。そして締めに、空振り本著者にとっては寝耳に水かもしれない実売数が公表される。「いぬちゃん」は日比谷野音超満員、とのこと。 続いて山田。風俗業界で働く女性の素顔に迫るルポ、「間接挿入」(KKベストセラーズ)だ。タイトルや装丁は評判がよいのだが肝心の文章に意味不明の部分が散見されて一気に評価が落ちる。書き上げた時に誰にも読んでもらわなかったらしいし。で、実売は東京ベイN.K.ホール(空席あり)。 次に高橋。TV Bros.連載のテレビ評コラムを集めた「10点さしあげる」(大栄出版)。見た瞬間、あ、これ立ち読みしたことある、とわかった本だし安齋がデザインということで空耳でも紹介されたような気がする一冊。タイトル・イラスト(しりあがり寿)・デザインがダメとは言われたがちょっと説得力に欠けるか。発売日には新宿紀伊國屋書店で平積みになったうえPOPも立ったようだが実売はNHKホール超満員どまり。 いよいよ真打(?)、杉作の登場である。もちろん「ヤボテンとマシュマロ」(メディアワークス)の紹介だ。自伝的内容を含むエッセイと漫画が組み合わさった純文学作品。今回紹介された中で唯一持っている本である。ここしばらくでは番組に一番なじんでいる人だしある程度の加減もわかるのだろう、攻撃の仕方がちょっときつい感じだが、それでもなぜか著者も含めて笑いの渦である。タイトルとか判別できない芸能人の似顔絵とか散々だ。渋谷公会堂2DAYSの実売数。 最後に安齋。なんきん・しりあがり寿と共著、となると当然出てくるのは「なす」(アスペクト)である。演劇集団・NAS(今や解散状態だとか)の全貌がわかる、デザインも新しいムック。これも手に取ったことはある一冊。革命的デザインはかえって不評で内容もチェックが入らないほど見るべきところがないらしい。これもちょっと手厳しいか。実売数は渋谷公会堂空席ちらほら。 これで終わるかと思いきや、突然残部をさばくべくサイン本の手売りを始めてしまう。うらやましい!わかってればそりゃ買いに行ったさ!と思った人はわたしだけではないだろう。かつて井筒との名コンビで披露された杉Jのサクラも行われた、が果たして実際にあの場では売れたのだろうか? 実売数はある程度ぼかされているものの、いずれも有名な会場なのではっきり書いたも同然である(実際わたしも、どの会場にも行ったことはないけどキャパくらいわかる)。空耳でタモリが述べているが実売数公表は業界のタブーらしく、今後クレームが来ないかちょっと不安。まあかなりサバを読んでいるらしい週刊少年ジャンプのような有名誌の実売ってわけでもないから問題なさそうだけど。 顔触れが顔触れなので評価は甘い。もっとも客観的に見ようとしても面白い企画だとは思うけど。「謝罪の言葉」といっても書いた側に反省の色があまりないし、タモリ・130R側もケチョンケチョンにけなしているけれど雰囲気は穏やかで悪くない。「出版業界のマイナスの資産」をはじめとする蔵野の指摘・ツッコミが冴えた。杉作になると妙に舌鋒鋭くなるタモリに愛情を感じた。こういう企画に出てこないということは、やっぱりみうらじゅんは売れてるんだね。また、今回はサブタイトルネーミングが秀逸、と思った。 空耳アワーの結果 安齋、今回の2本目は空耳史上有数であろう超弩級の長さ。ただ、文のつながりがほとんどないに等しい苦しさでジャンパーには届かず。
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大物プロデューサーが風俗嬢をプロデュース(タイトル提示なし) | ||||||||||
ゲスト:板尾創路、細野晴臣、白石有杏、樹里、青山麗子 | ||||||||||
こういうのも今更だが、音楽業界はプロデューサーの時代。そんな中、大御所・細野晴臣も久しぶりにユニットプロデュースに乗り出した。プロデュースするのは「身近にいる女の子」をコンセプトにした人気風俗嬢3名のユニット「ヘルシー・ヌッキーズ」。この人たち、カラオケの持ち歌と思しき曲を歌いながら登場するが妙に不安定。つい微笑んでしまうような感じ。タモリの表情も明らかに呆れた風。テロップによると仕事帰りで顎が疲れて歌が乱れているとのこと。ともあれプロジェクトが始動。タモリ・板尾もプロデュースに参加する。 曲は既にできていた。ちょっと古風な曲調。GS期前後にありそうなギターだ。全てのトラックを御大自ら入れたかもしれないと思うと興奮。ただ、デモの段階なので詞ができていない。そこで彼女らの声・日常を聞きながら曲に合わせた詞をタモリが中心になって作る。細野からも「すばらしいですよ」と絶賛のキーワードが続々飛び出す。ヌッキーズの3人の仕事部屋の様子を織り交ぜながら、挙がった言葉をまとめた歌詞ができた。仮歌段階でさらに調整して完成。細野も「音楽生活30年、初めて傑作ができた。代表作」と意欲満々。 プロジェクト、続いて振り付けへ。振り付けも細野。形態模写を披露してそれを取り入れようとするが、それは却下。しかし基本的には「得意」というだけあってだいたい彼の意見が通る。振り付けの見本演技までやってくれた。まあ、単純なものなのだけれど。 以上の決定を踏まえつつ特訓を経て曲「癒しのルンルンアイドル」披露。単調なだけに「美乳大作戦・メスパイ」の主題歌「ドキがムネムネ」のような、耳から離れない曲になった。仕上がりを見て「感動した」と感慨深げの細野。さすがに「HOSONO BOX」には入らないようだけど。曲ができる以前にBOXは完成していたしな。ていうかこの曲、CD発売はされないの?「4月1日発売」だなんて冗談言ってる場合じゃないって。出たらタモリ倶楽部ファンも細野マニアも買うって。いや、どうかな…少なくともわたしは買う。 今回はやはり超大物・細野の出演に尽きる。彼が出たからかさすがにゲストも少なく小ぢんまりとした作りになった。その細野、普段こういう番組(むしろテレビ自体?)に出ないだけに独特の間を作り出し、ぼそっとした一言も併せ独自キャラとして屹立していた。踊る細野・坂本龍一の真似をする細野など、滅多に見られない彼が見られます。また、提供ジングルに敏いとうとハッピー&ブルー「よせばいいのに」を使用。なんて失礼な!大笑いしたけど。さらに言うなれば、ロケ地がわたしの憧れの聖地・音響ハウス。なんて豪華なロケ地! 追記:後で気付いたがこの回は850回だった。850回記念ということで大物ゲストを呼んだのかもしれない。 空耳アワーの結果
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