ゼロからの出発。小学5年生でもできるパソコンの組み立て

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俗に言う、パソコンの組み立ては、パーツを買ってきて、それをプラスドライバーで組み立てる簡単なものです。特に最近はコネクタの向きを間違えないよう、反対に差し込めないよう作られています。そのため、プラモデル感覚でしかも少ないパーツ数での組み立てとなり、手軽にできるようになってきました。

昔は、万が一、組み立て不良を起こした場合、たとえば、コネクタを反対に挿し込んで壊してしまったとか、CPUファンがきちんと取り付けられておらず、発熱によって、焼けてしまったなどの事故がたびたび発生しており、組み立てに挑戦しようとしたときに、先人にかなり脅されておりましたが、さらにその前の時代を大先輩に聞いてから、こんなにも苦労しなくてすむようになったのに、組み立てないのはもったいないと。その大先輩は、昔は、基盤にハンダゴテを使ってやってたもんだ。だって、モデムなんて出回ってなかったもん。なんて。今じゃ、そんなこと考えられません。足りないものは自分で作っていた時代の話を聞くと、こんなにも簡単になったのにしないほうがもったいないと、チャレンジしたことを思い出します。

実際に組み立てをしてみると、コネクタの向きに若干の不安を覚えましたが、本とにらめっこしながらなんとかできました。最初にスイッチを入れるときはどきどきです。万が一の時には、1秒以内にコンセントを引っこ抜けば、マザーはなんとか助かるかもしれない。3秒過ぎるともうだめだなんて話を聞くと、やっぱりどきどきします。現在では、加熱防止装置がついて、万が一の失敗も部品がダメージを受けることないと聞いています。

と、まあ昔話はおいておいて、『ゼロからの出発。小学5年生でもできるパソコンの組み立て』では、パソコンを完成させるための最低限のパーツパーツ選び、部品を実際に組み立てる方法を写真つきで掲載し、極力わかりやすく文章にしています。小学5年生に視点を絞り、5年生で理解できる文章や漢字に気をつけています。難しい表現も避け、簡単な表現に言い換えるなど工夫をしていますので、5年生の子供が見て、理解できるように作っています。

パソコンパーツ選びは、さまざまな部品の組み合わせによる不具合である『相性』がもっとも気を使うポイントですが、実際に組み立ててみて万全に使用できる確認をした例を部品の型名も挙げていますので、これを例の通りに組み合わせることで相性を心配することなく、組み立てることができます。今後、組み合わせを実際に試した上で、この組み合わせならという例も増やしていこうと思います。

部品の組み立てて、なにかしら不具合が発生したときに一番困るのが、不良部品か、組み立てのなにかが悪いのか、もしくは相性で動かないのかどうか判断することです。本来なら、同じパーツを持ってきて、こちらでは動くが、あちらでは動かないというのが特定できれば簡単なのですが、はじめての組み立て、もしくは形式の違うパソコンへの乗り換えというと同じパーツを持ってきてというわけにはいきません。

実際にパソコンを組み立てる流れとしては、パーツ選び組み立て前の確認マザーボードにCPUとCPUファンを取り付けるメモリの取り付けマザーボードをケースに取り付けるケーブルの取り付け→ディスプレイを接続し、電源を入れて確認→ハードディスクと光学ドライブの取り付け→ケーブルの差し込みとマウス・キーボードの取り付け→オペレーションシステムの導入となります。

パソコン組み立ての順番も番号を付けて並べ、ケース、CPU、マザーボード、メモリの最低限電源が入って、不具合が確認できる時点で一度電源を入れてを促しています。また、失敗の無いよう、また失敗してもどこが悪いのか的確に判断できるような記事も今後、掲載する予定です。

コネクタの確認など、形状がわかりやすいよう写真つきで解説し、どの部分に何を取り付けるか、背面パネルなど付属で入っている交換しなくてはいけない部品についても記述しています。

夏休みの宿題でも自慢できますよ!ちょっと投資するようになりますが(笑。

がんばれ、小学5年生!!

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