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生活習慣病とは、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、
肥満など、日常の生活習慣が発症に深く関わっていると考えら
れている病気の総称です。
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生活習慣病は中年以降から発症しやすくなり、以前は「成人病」
と呼ばれていました。これらの病気の発症には長年の生活習慣
の積み重ねが大きく関わっており、生活習慣の改善によって、
病気になるのを予防し、進行を遅らせることができることから、
10年ほど前から「生活習慣病」という名前が使われるように
なりました。
高血圧、糖尿病などがあると、健常なヒトに比べて動脈硬化が
速く進行します。動脈硬化が強くなると、脳卒中、心筋梗塞、
腎臓病などの病気がおこりやすくなります。
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生活習慣病は発症しても相当進行するまで自覚症状が出ない
ため、対策としては年1回の健康診断を受けることが大切です。
もし健康診断で異常が認められたら、無症状だからと放置せず
に医療機関を受診して日頃の生活習慣をチェックし、その改善
からはじめましょう。
初期で軽い場合には、クスリを飲まずに生活習慣の改善だけで
正常になることもあります。また、逆に生活習慣がそのままだと、
クスリを服用しても病気は進みます。
生活習慣で最も大切なことは食生活の改善(総カロリー、塩分、
糖質)と適度な運動(歩くだけでも効果があります)です。
アルコールも摂りすぎないこと、タバコもできるだけ控えること
が大切です。
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