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LENS (low energy neurofeedback system) は、1990年前半に開発されました。これまでに75万人以上に対して実施されています。アメリカの食品医薬品局（FDA）の認可も受けています。
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従来のニューロフィードバックは、脳波を測定しながら、テレビゲームを行うことによって、脳波のゆるやかな自己調整を促していきます。
一方でLENSは、同じく脳波を測定しながら、脳に腕時計の1万分の1程度の微細電流を流します。脳そのものの脳波の調整作用、同期作用を利用して、一瞬で脳波を正常に近づけます。
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脳波が問題となる病態の多くは、脳波の徐波化（遅くなること）が原因となっています。少し早い脳波を脳に流すことによって、一瞬で正常に近づけるわけです。
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旧来のニューロフィードバック同様に、LENSでも長期間残る副作用は報告されていません。
LENSの特徴は、実施時間が短くて済むことです。通常のニューロフィードバックの場合は、１セッションに45分前後の時間が必要です。LENSは15分程度です。電極を付ける点は、通常のニューロフィードバックと全く同じですが、実際の治療時間は、30秒以内です。イライラが強くじっとすることが苦手な人や体動の激しい人への適応が期待できます。効果の持続時間も長く、センションは繰り返して行かないといけませんが、従来のニューロフィードバックに比べて、少ないセッション数で済むと言われています。
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対象疾患は、頭部外傷、不安、うつ、PTSD、OCD、自閉症、ADD/ADHD、てんかん、偏頭痛、依存症などに有効性が報告されています。
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当院は、LENSの公認機関として認定されています。
http://www.site.ochslabs.com
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