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ささき よしなが

佐々木吉良

ささき よしなが

1883(明治16)〜 1936.4.16(昭和11)

明治・大正・昭和期の陸軍軍人(少将)

埋葬場所: 21区 1種 20側

 福井県出身。1905.3.30(M38)陸軍士官学校卒業(17期)。同期に東條英機(後の大将・首相)、後宮淳(後の大将:21-1-12)、今村基成(後の少将:21-1-14)らがいた。同.4.21陸軍輜重兵少尉に任官。'14(T3)陸軍大学校卒業(26期)。同期に東久邇宮稔彦王(皇族・後の大将、首相)、塚田攻(後に大将:9-1-19)、今井清(後の中将:8-1-14)、澤田茂(後の中将:4-1-26-2)、原常成(後の中将:16-1-10)、飯塚朝吉(後の少将:3-1-25)らがいた。以降、様々な要職に就く。
 '22(T11)兵站業務を専門とする輜重(しちょう)兵を研究した『輜重勤務講授録』を刊行。'27.3.15(S2)陸軍大学教官。'29.3.16陸軍輜重兵大佐となり、輜重4大隊長に就任。'31.8.1輜重兵監部員。満州事変勃発のため、'32.8.8第6師団参謀長として熱河作戦に参加した。
 '33.12.10少将となり、第6師団司令部附。'34.3.5留守第6師団司令部附を経て、同.8.1 第5代 陸軍自動車学校長に着任した。'35.8.1教育総監部輜重兵監に就任。現職のまま逝去。享年54歳。功4級。

<帝国陸軍将軍総覧>
<日本陸軍将官総覧>
<講談社日本人名大辞典>


*墓石正面「佐々木家之墓」。戒名は尽忠院釋道朗。

*輜重兵(しちょうへい)については今村基成の頁へ。

*陸軍自動車学校は、'41(S16)に陸軍機甲整備学校と名称を改称。


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