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つれづれのたば

2014年

1月分  / 2月分  /  3月分






3月


2014年3月31日
本日の更新:
@ トップページにブログ『屋久島六角堂便り〜手紙』へのリンクバナーを張りました。

つれづれ

3月30日に伊丹から直行便で島に渡り、いよいよ「屋久島生活」の開始。

やるべきことは山ほどありますが、まずはコテージのお客様用モーニングセットやカフェの基本メニューの試作。

写真はモーニングトーストセット。左上からスクランブルエッグ、屋久島特産サバ節の山菜合え、カボチャのソテーとキャベツ・ピーマン・シイタケの炒め野菜。それにホテルサンカラで売っている全粒粉パンのトースト。紅茶を付けて500円の試作品。

ベーコンかウィンナーを付けた方が彩やお値打ち感も出るかもしれませんが、とりあえずカフェ「イート・ハーブ」らしく作ってみました。

写真の奥は、餞別で頂いた「卓上苔玉牧場」。六角堂らしくヤギとダチョウの住む苔玉の牧場です。午後には、屋久島のスーパーでよく売られている豚のスペアリブを使って、スパイシー・スペアリブを作ってみます。

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2014年3月26日
本日の更新:
@ 記事紹介 N354 子どもの自殺に、広島県の男子高校生に関する続報の記事紹介を追加しました。

つれづれ

一昨日の午後、「願いにより職を解く」の辞令と退職金の明細をもらい大きな一区切り。

昨日は、銀行ローンの繰り上げ返済をしたあと京都シネマで『ソウルガールズ』を鑑賞。ベトナム戦争たけなわの時代、オーストラリアでは先住民族に対する過酷な差別があり、アボリジニたちは居住区に押し込まれていたばかりか、「白い子」は強制的に親元から引き離されていた事実を初めて知りました。

先週までオーストラリアへの海外研修に行っていた卒業生たちはそのことを事前に学んでいたのか知らぬところです。

学校とは何を学ばせ、何を考えさせ、どんな力を身に付けさせるところなのか。こうした映画を見ることで、改めて考えさせられました。

さて、私といえば昨夜からパソコンに向かっての作業。6年前に開設しながら1回しか書き込まずにほったらかしにしてあった六角堂のブログを『屋久島六角堂便り〜手紙』と改題してリニューアルオープン。失敗続きの作業に8時間以上を要しました。失敗の後遺症でyahooやgooglで「屋久島六角堂便り〜手紙」と検索すると一旦作って削除した別のファイルが引っ掛かってしまいます。数日もすれば作り直しのファイルがちゃんと引っ掛かってくれるようになるのではと期待しているのですが……

一週間後の屋久島行きに向けて、まだまだやるべきことが残っています。

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2014年3月23日
本日の更新:
@ 記事紹介 N162 性同一性障害 TS・TGに、岐阜県の小学6年生に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ

本当は昨日の昼のフェリーで屋久島を発ち、今日の昼まで高速を突っ走る予定だったのですが、あれこれあって今朝一番の高速船と新幹線を乗り継いで夕方帰京。

昨日と今日屋久島で、島崎智子さんを島にお迎えし、これまでずっとスタッフとして六角堂を守ってくれていた大熊君とのジョイントライブが行われました。昨日の昼に行われた屋久島の靴屋『ポンポン』さんでのライブは一緒に楽しむことができましたが、今夜行われた六角堂でのライブは、明日行われる勤務校での卒業式と退職者退職辞令式に参加しなくてはならないため鑑賞できませんでした。

明日は、出勤簿に最後の判子を押す日です。来月からは月々決まった給料をもらえなくなる身分。コテージのお客様の4月のご予約はゴールデンウィークまで入っておらず、先行き不安はありますが、カフェの開業の準備と合わせてボチボチトロトロ歩みを進めていくだけです。

そんな今日紹介した記事、性同一性障害の12歳の子が、中学入学を機に新しい人生を切り開こうとしている記事を見て、いい年こいたオッサンが不安にとっつかまっていては情けないと思い直しました。

これまで何十年間ずっと学級通信や学年通信を書いてきた惰性を借りて、「六角堂便り」とでも名付けたブログを始めようかとも思っています。

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2014年3月17日
本日の更新:
@ 修羅の行列に『アンの代価(手紙版)』と『未来はいつも』を追加しました。

つれづれ

昨年の10月、取材旅行で一ヶ月ご宿泊下さった取材担当者さんから出来上がった『屋久島トラベルサポートBOOK  3泊4日で旅する屋久島』が送られてきました。「居心地の良い選りすぐりの宿15軒」の一軒として六角堂も紹介して下さいました。

少しでも多くの方が六角堂を知って下さり、屋久島でのゆったりした時間をお過ごしいただければ幸いです。

さて、明日は教員生活最後の卒業生を送り出す卒業式。社会に出ても一生学び続け、助けを求めている人に自分が身に付けた力を貸せる人になってもらいたいものです。

明日を過ぎれば先生と生徒ではなく、互いにこの世を支え合う仲間として、どこかで関わり合えれば幸いです。

卒業式が終わったらその午後から鹿児島まで、いつもと同じ900qの道をひた走り、翌朝のフェリーで屋久島に渡ります。23日に一旦京都にもどりますが、4月からは島に移って、本格的にコテージとカフェのオヤジに転身。

それまで、事故や病気に捕まらないことを祈るばかりです。

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2014年3月12日
本日の更新:

@ 夜の窓 死の扉 あなたとともに涙のうちに住まうもの』にPDFファイルにした曲の楽譜をリンクしました。。

つれづれ

なんなんだろうねえ……と思うようなことがあった職場から帰る途中のファミリーマートで、目を引いたのがた「エチゴビール」。

商品名が「イチゴビール」に見えたのは文字がイチゴ色だったからかもしれませんが、それよりもマークを見るとヤギさんがいるではありませんか。

ためらわず買って帰り、グイッと一気に飲み干してしまいました。

味は、地ビールらしい素朴なものですが、それよりなによりヤギさんマークのビールと出会えて、それを楽しめたこと自体が喜びでした。

このサイト、「スケープゴートを許さない」が謳い文句の一つなのですが、「なんならスケープゴートになってあげてもいいよ」という気分にもさせてくれた一本の缶ビール。安いものです。

人間の小ささに乾杯。

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2014年3月10日
本日の更新:
@ 夜の窓 死の扉 あなたとともにに『左手に本を持って闘え』と『涙のうちに住まうもの』を追加しました。

つれづれ

昨夜は、京都のライブハウス「SILVER WINGS」でのライブを鑑賞。職場の同僚がリードボーカルを務める「長岡京おっさんパワーズ」の演奏を楽しみました。

自分の居場所は与えてもらうものでも何となく過ごしているだけで見付かるものでもなく、仲間を作って一緒に作り上げていくものだと再確認。

生きる場所は思い出の中にしかない人もいるかもしれません。それでも、誰かが掛ける声と差し伸べる手で、今を生きることができるようになるのかもしれません。
そして今夜は、京都シネマで映画二本を鑑賞。異色の邦画『愛の渦』とチリを舞台にしたスペイン映画『グロリアの青春』。ともに愛や性を真正面からテーマにした作品でした。特に『グロリアの青春』は老年期を迎えていく者にとって、一つの方向性を示す貴重な作品でした。

さて、後10数分では3.11。子どもたちにわずかながらであっても何かを刻むことができるよう、たぶん最後から二枚目になる『手紙』を明日発行できるよう、朝までかかって原稿を作るつもりです。

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2014年3月7日
本日の更新:
@ 修羅の行列に『アンの代価』と『支える命として』を追加しました。

つれづれ

子供達は今日で、義務教育期間最後の定期考査を終えました。

そしてそれは私にとって、教室の教壇から子どもたちの姿を眺める最後の機会となりました。

彼女らがたくましく人生を切り拓き、しなやかに新しい世界を創造してくれることを願うばかりです。

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2014年3月5日
本日の更新:
@ 修羅の行列に『美味しいおかずになってやる』と『私の出産』を追加しました。

つれづれ

見えない痛みに共感し、それを伝え合うことはとても難しいことです。

ここでまた、言葉の力の限界を感じてしまいます。それでも言葉以上に、見えないものを伝える手段はないのが人間の限界だと思わざるを得ません。

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2014年3月2日
本日の更新:
@ 記事紹介 N970 カレー・インド料理に、京都府の地元食材カレー2種類に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ
予測通り、ロシアはウクライナのクリミアにロシア軍を展開。

1916年にベルリンで行なわれる予定だったオリンピックは第一次世界大戦により開催中止。その20年後の1936年、オリンピックを「アーリア民族の優秀性と自分自身の権力を世界中に見せつける絶好の機会」と位置づけたヒトラーによりベルリンオリンピックは開催。その大会期間の前後に限りユダヤ人に対する迫害政策を緩めることをヒトラーは約束しましたが、その3年後の1939年、ポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まり、あのユダヤ人虐殺が起きました。

そして、その第二次世界大戦中の1940年、東京で開催されることが予定されていたオリンピックは日中戦争の影響により開催中止。その24年後、戦後の復興を遂げ経済成長に沸く東京でオリンピックが開催されました。

セクシュアリティにまつわる人権侵害が危惧されたロシアでのオリンピックが閉幕した直後にウクライナの混乱が表面化した今、そして図書館や書店で「アンネの日記」が破り去られている東京で6年後にオリンピックが予定されている今、私たちは時代に何に見るのか、それぞれの立場で何をなすべきかが問われています。

そんな時代の明日は桃の節句。野山に出て薬草を摘み、その薬草で体のけがれを祓って健康と厄除けを願い、紙人形に災厄を引き受けさせて川に流す「流し雛」の日。その節句を前に、ヨメサンの墓を守るミニバラをひと回り大きな鉢に植え替え、冬のシクラメンを春のムスカリに植え替え、桃の花も活けました。

さて、明日は生徒にとっては義務教育期間最後の、私にとっては33年間勤めた学校での最期の授業の日です。さしたる感慨があるわけではありませんが、大事な節目の一日として気持ち良く過ごせれば幸いです。

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2月



2014年2月28日
本日の更新:
@ 図書紹介 B971 食と文化に、加藤千洋【著】『辣の道 トウガラシ2500キロの旅』と農文協【編】『地域食材大百科 第13巻 ハム・ソーセージ・ベーコン,食用油脂,調味料・香辛料』を追加しました。
A 図書紹介 B149 死と葬儀-絵本に、國森康弘【写真・文】いのちつぐ「みとりびと」』を追加しました。
B 記事紹介 N354 子どもの自殺に、広島県の男子高校生に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ
二月最後の日、PM2.5が話題になっていますが、それは一昔前に「スモッグ」と呼ばれていたあの公害の元とさほど変わらないものでしょう。100年以上前の「霧の都ロンドン」や50年程前の「四日市ぜんそく」と何が変わるのでしょう。

中国を責める声が世間にあるようですが、日本がかつてどれほどの『公害』を大気や海に垂れ流し、かつ現在も福島の原発から放射能を垂れ流し続けていることに意識が向かない日本人の意識の希薄さ低さが身に染みます。

そして一方、「スポーツと平和の祭典」と裏腹の混乱がその隣国で進行していたことを多くのマス・メディアは正面切って取り上げませんでしたが、どうやらウクライナは、永い混乱の時代に入るようです。

先週までプーチンがその権勢を誇ったソチのすぐ隣で、ウクライナのヤヌコビッチ大統領は国外脱出に失敗した後行方不明。あるいは独立分離を、あるいはロシアへの帰属を求める国民同士の対立は、新たな内戦を招き、ロシアやEUやアメリカの介入を招き、あのボスニア・ヘルツェゴビナ紛争やチェチェンの惨劇を繰り返しかねません。

霞む山並みを、古来変わらぬ「春霞」と愛でつつ、六角形の東屋がトレードマークのプエルトリコ産ラム酒「RONRICO」のほの甘さに酔っている自分には、憂いをつぶやく資格などないのでしょうが。

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2014年2月25日
本日の更新:
@ 図書紹介 B971 食と文化に、堀田貴之【著】『ホットサンド54のレシピと物語』を追加しました。
A 記事紹介 N161 同性愛に、ウガンダの同性愛行為に最高で終身刑を科せるとする法案に関する記事紹介を追加しました。

B 記事紹介 N354 子どもの自殺に、文科省の子どもの自殺が起きた場合の調査義務化に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ
なぜ、この「つれづれ」をトロトロ書き続けるのかと疑問に思っていらっしゃる方もおいでかも。それは、きっと私自身が忘れていってしまうことどもをどこかに残しておきたいからなのかもしれません。

かつて観た『明日の記憶』を今日、BS3で観たことで、それを再確認しました。

自分自身とこの社会の今を記録することで、誰かの明日に何かを残したい。

それが自分のできるわずかばかりのことの一つだからです。

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2014年2月22日
本日の更新:
@ 修羅の行列に『イートハーブに光る雫』を追加しました。
A 図書紹介 B149 死と葬儀に、青木新門【著】『それからの納棺夫日記』を追加しました。
B 図書紹介 B970 カレー・インド料理-絵本に、角野栄子【著】『カレーライスはこわいぞ』他1冊を追加しました。

C 記事紹介 N313 生活指導 制服に、ロシアの学校の制服義務化復活に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ

スイートリトルライズ」をBS3で鑑賞。中谷美紀が古典的な美人であることを再発見。先日『嫌われ松子の一生』のサウンドトラックCDを中古で買ったところでした。その中の一曲「まげてのばして」は何十回聞いても飽きません。

今日は2月22日。12年前の今夜、ヨメサンが腹部に激痛を訴えて車で3分の救急病院に連れて行き、そのまま入院、翌夕開腹手術。癌性腹膜炎で余命6カ月を宣告された記念日です。

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2014年2月17日
本日の更新:
@ 図書紹介 B149 死と葬儀-絵本に、テッケントラップ,ブリッタ【作】『ポプラせかいの絵本 いのちの木』を追加しました。
A 図書紹介 B971 食と文化に、坂本義喜【原案】、内田美智子【作】『絵本いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』を追加しました。
B 記事紹介 N149 死と葬儀に、ベルギーの安楽死の年齢制限を撤廃に関する記事紹介を追加しました。

C 記事紹介 N354 子どもの自殺に、福岡県の男子高校生に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ

なぜ、同じ失敗を繰り返すのか?

それは、失敗を繰り返す自分自身を見つめることができないからだ。

哀しいことに、この世で一番見えないものが「自分」だから。

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2014年2月16日
本日の更新:
@ 図書紹介 B910 ヤギに、瀧玉童【著】『やぶり絵童夢 サルタとヤギ爺チャン』を追加しました。
A 記事紹介 N354 子どもの自殺に、鹿児島県の女子中学生に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ
14日に降った雪は、翌朝も我が家の前の道には積もったまま。16日になっても、日当たりの悪い庭の植木鉢はソフトクリームのようです。

もう、どこかに埋もれてしまった半年前の夏の記録的な暑さの記憶の上に、京都では記録的とまではいかないまでも少なからぬ雪が降り積もり、そんな記憶も溶けて流れて巡る春には何が待ち受けているのか。

どんどんいろんなことを忘れていくのに、ふとした瞬間鮮明に思い出されるものもあります。

ソチのオリンピックで選手を応援するロシア女性の眼差しに、1970年の映画「ひまわり」に登場したロシア人の若妻の姿が重なり、あのドラマチックなテーマ音楽が響きました。

如何にも肉食系の官能美あふれるソフィア・ローレンの美しさ以上に、若妻を演じたリュドミラ・サベーリエワの可憐さに心惹かれました。

ときめくものとの出会いは、くすみがちの命を輝かせてくれます。

ジャンプの葛西の銀メダルに沸く朝のニュースの片隅に、第64回ベルリン国際映画祭コンペティションの部門に参加した山田洋次監督の『小さいおうち』に出演した黒木華(はる)さんが最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞したニュースが到着。

さて、朝一番9:35からの上映に間に合うよう、今からイオンシネマ久御山に出かけてきます。

4時間後

で、2時間半の映画『小さいおうち』の評価はといえば、五段階の3.5と言ったところ。如何にも松竹映画(山田洋次作品)らしいオープニングシーン。最優秀女優賞に値するほど黒木華の演技が際立っていたとは思えませんでした。

むしろ、倍賞千恵子の老婆姿や葬儀場のシーンを見て、1970年の山田洋次監督の『家族』で主演した倍賞千恵子の若々しく瑞々しかった姿と、長崎から北海道に移住する途上で失った小さな娘の火葬の場面を思い起こしました。

戦前の東京オリンピック誘致とその挫折と敗戦、戦後のオリンピックや万博や高度経済成長の陰の公害や貧困、そしていま、震災と原発事故の教訓に学ばないオリンピック騒動や政治の右傾化。

一本の映画の背景を読むことで、すべきことを再確認したいものです。

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2014年2月10日
本日の更新:
@ 修羅の行列に『ホットサンドを焼こう』を追加しました。
A 記事紹介 N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に、東京都内の区立小学校教諭に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ
言葉の力を信じつつ、言葉の限界を感じつつ、そうして今日も日が暮れました。

今年に入って京都シネマで観た映画
少女は自転車にのって
ブッダ・マウンテン〜希望と祈りの旅
ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート
ある精肉店のはなし
鉄くず拾いの物語
君と歩く世界
母の身終い

イマジネーションの力が「現実の足かせ」をはずしてくれることを信じ続けるのは、1985年に上映された『ネバーエンディング・ストーリー』のバスチアンと同じかも。

ミヒャエル・エンデの物語を読んで興奮する事の出来たはずの子どもたちを、塾に追いやりゲームの世界に閉じ込めた資本家とそれに乗せられた大衆と同時代を生きた一人の人間として、これから自分に何ができるのか探らなくてはなりません。

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2014年2月8日
本日の更新:
@ 修羅の行列に『カレーを食べよう』を追加しました。
A 図書紹介 B176 伝統習俗に、ユスフザイ,マララ【著】『わたしはマララ  教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』を追加しました。
B 図書紹介 B181 学校での性ジェンダー教育に、すぎむら なおみ【著】『エッチのまわりにあるもの 保健室の社会学』を追加しました。
C 図書紹介 B182 家庭・地域の性・ジェンダー教育に、長谷川義史【著】『おへそのあな』を追加しました。


つれづれ
7日の夕暮れから降り出した雪は、0時を回って静かに静かに降り続けています。この分だと土曜の朝は車での出勤は危ぶまれます。サクサクサクサク雪を踏みしめながら坂を下って駅まで歩き、電車に揺られて仕事に行くのは、ひょっとしたら明日が最後になるかもしれません。

なけなしの気力を振り絞って、子どもたちや親御さんとお付き合いをさせてもらっていますが、後ひと月、なんとかやりきれますように。

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2014年2月7日
本日の更新:
@ 図書紹介 B910 ヤギに、西加奈子【著】『めだまとやぎ』他9冊を追加しました。
A 記事紹介 N161 同性愛に、ロシアの同性愛宣伝禁止法に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ
自分がトロトロしている分だけ、月日はヒュンヒュン過ぎていきます。

何やかやに取り紛れて、1月29日が母の10年目の命日だったことも忘れていたことに、今日気付くありさまです

まもなくロシアのソチでオリンピック。ロシアの反同性愛法への世論が、日本のどのメディアでどのように報じられていくのか気に留めてくれる人が一人でも増えることを願います。

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1月


2014年1月17日
本日の更新:
@ 図書紹介 B971 食と文化に、筒井ともみ【著】『食べる女』、東嶋和子【著】『メロンパンの真実』、阿部了【写真】『アンソロジーお弁当。』を追加しました。
A 記事紹介 N354 子どもの自殺に、長崎県の小学生と富山県の高校生に関する記事紹介を追加しました。

つれづれ

5日の午後にフェリーに乗り、6日の午後まで高速道路を走り、7日から京都での仕事が始まり、テストをし、追試をし、授業をし、頼まれていた原稿を二つ書き、新春セールのテンポスで大型保冷庫を予約し、閉店セールのBOOK-OFFで中古のCDと古本を漁り、友達のカシムの店ニューデリーの新メニュー用写真を撮っている間に1月も半分以上過ぎてしまいました。子どもたちには「卒業式まであと60日」と発破を掛けていますが、どうも僕自身の火はくすぶり続けているようです。

時間が過ぎる速さは、一定だと言うのは嘘です。自分がのろくなれば、その分だけ時間は早く過ぎるようになります。それで残り時間は加速度的に短くなっていきます。だからと言って焦っても仕方がありません。トロトロでも自分がすべきことを、人に言われてすることではなく、自分が気付いた為すべきことを一つひとつやるばかりです。

やるべきことは無限にあっても、有限の身にできることはわずかです。だから、選んで順番を付けなければなりません。それが、自分の生き方そのものを示すことになります。

今を生きるというのは、あり得ないことです。「今」は、過ぎ去った過去と未来との境界であり、長さのない瞬間でしかありません。今にしか存在しないはずの私たちには存在する時間そのものがないのです。

そんなことを考えているので、いよいよ他のことをする時間が減って行きます。そんな大変さの中で、今日も一日を過ごしていました。

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2014年1月1日
本日の更新:
@ 修羅の行列 に『正午の出会い』を追加しました。
A 図書紹介 B972 アーユルヴェーダと食に、田島恭子【著】『San-ei mook  女性機能を高めるアーユルヴェーダ式家庭料理 本格派、だけどカンタン!「ラサヤナ膳」をはじめよう』を追加しました。

つれづれ

2014年元旦、六角堂の母屋から見る御来光です。

後十日で、このサイトも開設13年目を迎えます。いつまで続くかわかりませんが、今後ともお付き合い願えれば幸いです。

さて、いよいよ新たな出発の年の初めです。

ただ、やることは気負わず地道にコツコツ。

東京からお出でのお客様をお見送りした後は、コテージのデッキ増築の相談を大工の棟梁とし、午後からは花壇の縁石用の石を川から運び上げ、後は隣のイヌに抜け毛取りのブラシをあてつつ海を眺めてボーっとしている内に日が暮れました。

年末は、カレーペーストを玉ねぎ6個分作り、お世話になった方とのお食事会のメニューの一つに。その時は、新作「キーマカレーうどん」を作りましたが関西出身女性には「汁はない方がいい」と不評。大晦日は知り合いに頂いた手打ちそばを使って、お客様に「キーマカレー年越し蕎麦」を振舞いましたが、蕎麦屋の店主をしているご主人からは「カレーは美味しいけど蕎麦がね」と不評。研究の余地が多分にあります。

右の写真は残ったキーマカレーをいつも通りのターメリックライスにのせた朝ご飯。六角堂スタッフに食べてもらったところ合格。

エリンギを具に加えて触感を増し、上に刻み大葉を乗せ、鹿児島産の柔らかなブロッコリーを添えて香りと色合いを増すように工夫しました。


ちなみに本日の更新は、新年を記念した新しい図書紹介の部屋「B972 アーユルヴェーダと食」を増築。カレーやスパイス関連の図書紹介にバラバラにあったアーユルヴェーダ関連図書紹介を集め、暮に出版されたmookなど新たに三冊を加えました。

自分でインド風のカレーを作り始めた時、お手本にしたのが1996年に出版された「インド家庭料理入門  アーユルヴェーダで食べる朝昼夕晩」
。買った時はアーユルヴェーダなどという言葉自体、世間ではほとんど耳にしませんでした。ところが今やどの書店の料理・健康・美容etc.コーナーにもアーユルヴェーダが溢れ、それ系のサロンの広告もあちこちで見受けるようになりました。「先見の明」と自画自賛しても何の足しにもなりませんが、自分が興味を持ってきたことが、たぶん時代を超えた太い流れの中にあるのだろうなと、自分で納得し直すのは悪くないことのように思えるのです。

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