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つれづれのたば

2004年 7月分  / 8月分  /  9月分











































2004年9月


2004年9月28日
本日の更新:

@ 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に新しい手紙を納めました。

つれづれ

今日はお月見。残念ながらお月様は雨雲に身を隠してしまって、お姿拝見かないません。
それでも近所のスーパーで買った、ススキと菊と鶏頭という妙な組み合わせの花束を、白い花瓶に生けてみました。
ホントは里芋やら団子やらをお供えしたいところだったのですが、ままなりませんでした。

人の気も知らず、季節はどんどん巡ってゆきます。

今日配信の「よみうり教育メール」で紹介されていた「鳥取県人権教育基本方針」(案)を多くの方に知ってもらいたいものです。

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2004年9月26日
本日の更新:

@ 記事紹介N182 家庭・地域の性・ジェンダー教育に『性交渉に、年齢制限?!/東京都が条例に追加検討』2004/09/23を追加。
A 記事紹介N174 ドメスティック・バイオレンスに『「同居の強姦」認定、1755万円賠償命令 大阪高裁』 2004/09/22を追加。
A 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に新しい手紙を納めました。

つれづれ

『国家の安全を守るために国民の基本的人権の一部は制限されざるを得ない』という論理と似た論理が、歪んだ社会の縮図でもある学校で『学校の存続のためには生徒の人権の一部は制限されても仕方ない』という方便として通用してしまうのが辛い。

骨拾う 斎場の部屋に並び居て 骨の指輪に独りときめく

少しずつ少しずつ悲しみの底に言葉が結晶してゆく仲秋の夜

2004年9月23日
本日の更新:

@ 花と悲しみ〜魂の軌跡 宮田美乃里 特別室に森村誠一氏の公式サイトへのリンクを加え、若干部屋の模様替えをしました。これからはMENUフレームの「花と悲しみ」からお入りください。

つれづれ

コツコツとたたけば哀し 骨箱の硬さに知る 死の確かさを

今朝、妻と僕らの墓碑を作る手続きをすべて終えました。納骨は10月24日。北海道のキャンプでバーベキューを楽しんだ時の残りの炭を墓の中の土に敷き、清水焼団地の木箱屋さんで特別注文で作ってもらった桜の木箱(15p×15cm×12cm)に納めた妻の遺骨を納める予定です。

さて、2004年9月21日に宮田さんからいただいたメールによれば、森村誠一氏の筆で宮田さんをモデルとした小説の連載が、2004年10月21日発行の雑誌「宝石」から始まる予定だそうです。

病は人の体を蝕み、世界をせばめていくようにしか思えないことがままあります。しかし、時に病は今までなかった人と人との結びつきを生み出し、自分の中に眠っていた不思議な力を目覚めさせてくれることがあります。

何のために生まれてきたのか?その問いに対する答えは、そうした新たな絆の中でしか見つけられないのかもしれません。

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2004年9月15日
本日の更新:

@ 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に新しい手紙を二通納めました。

つれづれ

通勤途中の道すがら、住宅地の狭間にある田んぼが黄金色に色付き始めていますが、その縁取りをするように彼岸花(曼珠沙華)が咲いています。
放課後にカメラ部の生徒と写しに行こうと思いながら、ままなりません。
そしているうちに季節は巡り、花は枯れてしまうのでしょうね。

2004年9月12日
本日の更新:

@ 記事紹介N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に『中学教え子にわいせつ行為/大阪の教諭、懲戒免 2004/09/11を追加。
A 記事紹介N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に『男児連れまわし、わいせつ誘拐容疑などで教諭逮捕 静岡』 2004/09/12を追加。
B 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に新しい手紙を納めました。

つれづれ

夏のテレビドラマが次々最終回を迎えるのを惜しむように、秋咲きのバラが次々に蕾を開いていきます。
朝、新聞受けに朝刊をとりに行くとカラスアゲハがラベンダーの蜜を吸いに来ていました。
急いでカメラを取って来て写そうとすると、風に乗って向いの家の屋根を越えていきました。

人の記憶が時とともに薄れていく中で、記憶にとどめる努力が様々に繰り返されています。
一人一人の持つプライベートな記憶は、いくら美しく変形されてもいいでしょう。
しかし、2001年9月11日のような記憶は、ある人たちにとって都合のよいゆがめられ歴史として伝えられないよう、常に点検し続けることが必要なのかもしれません。

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2004年9月5日
本日の更新:

@ 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に2学期最初の手紙を収めました。

つれづれ

庭のムラサキシキブの実がすっかり色付き、軒の上を眺めればハナミズキの実も朱色に輝いていました。
夕暮れの雷に続いて、夜の地震。
さて、明日の朝には何が起こっているのでしょうか?

2004年9月1日
本日の更新:

@ 記事紹介N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 よみうり教育メール抜粋女子児童スカート内盗撮の県立高校教諭を県教委が停職処分(鹿児島)『女生徒と交際した県立高教諭を停職一か月の懲戒処分 (茨城)』 2004/09/01を追加。


つれづれ

新学期のスタート。クラス全員そろってスタートできたことが何よりでした。

生徒たちの楽しげで、生き生きとした姿を見て、ほっとすると同時に、そのエネルギーに圧倒されて半日で疲れきってしまいました。こんなことで、この多忙な二学期をやっていけるかどうか不安です。

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2004年8月


2004年8月27日
本日の更新:

@ 記事紹介N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集に『セクハラの京都府立高教諭を懲戒免職/府教委 今年3人目』2004/08/26と『教諭が交際強要 懲戒免職処分に/大阪府教委』2004/08/27を追加。

つれづれ

台風の影響でか、夜が更けてきても昨日ほどには涼しくなく、湿気を含んだ風が網戸をすり抜けて背中を撫でます。

さて、本日よりIBMホームページビルダーの最新バージョン「8」でサイトを更新。縦書き機能や新しい素材集も付いているので、ボチボチ利用します。このサイトの扱う「素材」自体が重たく辛いものが多いので、せめて見た目には楽しげなページにしていければと思います……が、ねえ。

妻の死から明日で8週間。今日ようやく、妻の葬儀への参列や頂いた弔電、供花に対するお礼状を発送することができました。この間、メールなどで頂いたはげまし、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。あとは「僕たちのお墓」を作る仕事が残っています。なにやら『禁じられた遊び』の気分。

と書き終わってファイルを転送しようとしたら、なんと言うことでしょう!何遍やっても途中でフリーズ。仕方なく以前のバージョン6を起動して送り直します。

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2004年8月26日
本日の更新:

@ 図書紹介B161 同性愛に赤杉康伸・土屋ゆき・筒井真樹子編著『同性パートナー  同性婚・DP法を知るために』を追加。
A 図書紹介B164 障害者・高齢者の性に河合香織著『セックスボランティア』を追加。
B 記事紹介N123-161 同性婚に『同性婚めぐり党内に波紋/米副大統領の容認発言で』2004/08/26を追加。

つれづれ

二週間以上サイトの更新ができませんでした。南の島で水平線を見つめていたわけでも、北の大地に寝転んでいいたわけでもありません。
妻の死がボディ・ブローのように効いてきて、何をするのも億劫な日々を過ごしていただけでした。

ふと気がつけば、庭や近所の家々からスズムシ、マツムシ、カネタタキ、コオロギ、ウマオイ、ナヲシラヌ虫の音さざめく秋の夜更け。
心の準備ができぬまま、二学期が始まってしまいそうです。

2004年8月10日
本日の更新:

@ 花と悲しみ〜魂の軌跡 宮田美乃里 特別室に宮田さんと荒木経惟さん共著『写真歌集 乳房、花なり』の図書紹介を追加。この特別室の内容は、宮田さんの了解のもとで開設、更新しています。

つれづれ

先日宮田さんからいただいたメールによれば、宮田さんは転移が全身に進んだ中、QOLを高めるための治療を受けているとのことでした。この写真歌集が「乳がんで片方の乳房を摘出した傷跡をさらしたヌード写真集」という“話題性”だけで注目するのではなく、一首一首の歌、一枚一枚の写真が、切り取り浮かび上がらせた生き死にの激しいエネルギーを受けとめたいものです。

さて、今日は宇治川の花火大会。20歳と18歳の二人の息子はそれぞれ彼女と花火見物へ。私はといえば、風に乗って流れてくるボン…ボボボポンパン…の響きを耳にしつつ、ヨメさんの遺影の横でパソコンに向かう静かな夜。今日紹介した写真歌集のなかで、一番心(というより身に)沁みた歌は「モルヒネも効かぬ五月の病床であなたの指に指を絡める」でした。

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2004年8月7日
本日の更新:

@ 図書紹介B145 宗教一般 死と葬儀に荒木経惟著『センチメンタルな旅・冬の旅』と、高橋繁行著『講談社現代新書 葬祭の日本史』を追加。
A 図書紹介B147 キリスト教に生田哲著『講談社現代新書 聖書のヒロインたち』を追加。
B 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集に『先生と生徒、キスはダメ/岡山の高校教諭を懲戒免職』2004/08/06を追加。

つれづれ

今日は立秋。昼下がりの空の青さに、ほんのり焦げ目が見えました。夕暮時、今年初めてのヒグラシが、カナカナナナナと高く鳴くやいなや雷鳴が轟き、激しい夕立のシャワー。こうして夏が終わっていきます。

2004年7月19日号の『AERA』で知って注文した写真集『センチメンタルな旅・冬の旅』が届きました。42歳で亡くなった妻に対する荒木氏の慈愛のリアリティに、熱く酸っぱいものがこみ上げてきました。荒木氏をただの変態エロ写真家だと思っている方は、ぜひこの作品集をご覧ください。人が何と向き合いどう愛しているかを深く知ることができると思います。

2004年8月4日
本日の更新:

@ 花と悲しみ〜魂の軌跡 宮田美乃里 特別室に宮田さんの『歌集 死の乙女』の図書紹介と、荒木経惟さんとの共著『写真歌集 乳房、花なり』の図書が紹介されていた『AERA』の記事紹介を追加しました。また、宮田さんの近況を紹介されているサイト「のいのほーむぺーじ・縁側」さんへのリンクを張りました。

つれづれ

今日リンクを張らしてもらった「のいのほーむぺーじ・縁側」さんによれば、宮田さんは6月末に再入院されたとのこと。この一ヶ月の私事バタバタでそれに気付いたのが数日前でした。それですぐ紀伊国屋に注文した「死の乙女」が昨日届き、その図書紹介を作成した後、半年振りに宮田さんにメールを送りました。ちゃんと届いて読んで頂ける状態でいらっしゃるのかどうか気がかりです。

さて、昨日8月3日は妻の初めての月命日でした。業界用語で言われる「無宗教」のため何の「儀式」もしませんでしたが、妻の以前の職場の方が午前・午後、それぞれ御一方ずつ偲びに来てお花を供えて下さいました。とりとめもないお喋りをしているだけで、自然に涙がツーイッと頬を垂れてしまいました。

この3日間『片付け』に没頭していて、ヨメさんの服や本や楽譜を整理しながら、私自身のいろんな「過去」を捨てています。ほんの何通かを除いて、小学生時代からの私宛のすべての葉書と手紙を捨てました。中学時代から付けていた日記やメモ帳も捨てました。このProjectGの記事紹介の元になっていた新聞記事のスクラップファイルもあらかた捨てました。懸案だった“自然消滅計画”が、いよいよ始動です。そのために、いくつかの峠を一つ一つ丁寧に越えて行くつもりです。

「分け入っても分け入っても青い山」  種田山頭火

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2004年7月


2004年7月31日
本日の更新:

@ 針穴写真館 ピンホールカメラの世界特別展示室に「中2選択講座 Project P 作品集」コーナーを増築。
A 記事紹介N162 性同一性障害 TS・TGに『戸籍の性別変更を認める/法施行後初か、那覇家裁2004/07/29を追加。
B 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集 校外編に『女子高生にわいせつ行為/京都府警、容疑で堀川高講師逮捕』2004/07/29を追加。

つれづれ

本日紹介した針穴写真の作品集は、この春オープンした中学2年生対象の選択講座の成果です。女子中学生のセンスをお楽しみください。

さて、酷暑の7月が、風変わりな台風の舌でなめられながら終わりました。昨夜は吹きすさぶ夜風に乗って「リリ〜ン」と鈴虫の声が響いてきました。ひょっとしたら、明日からの暑さは残暑なのかもしれません。今日はヨメさんがこの世から消えてしまってちょうど四週間目。苦しくなるばかりなので、今日を区切りに死んでから○日、○週間と日を数えるのは止めようと思います。明日は22回目の結婚記念日。私の薬指には指輪がはまったままですが、ヨメさんのは骨壷の中。ナンかなァ。

2004年7月28日
本日の更新:

@ 記事紹介N152 エイズ・性感染症に「HIV感染者数、3カ月で199人 過去最多に」2004/07/26を追加。
A 記事紹介N186 ティーンズの性行動・意識に「女子高生20人に1人「レイプ被害」/アジア女性基金調査 加害者「恋人」35.9%2004/07/28を追加。

つれづれ

昨日で夏休みの6分の1が終わり、たくさんの刺激やら励ましをいただいている夏の保護者・三者面談も半ばを過ぎました。今日はクラブもないので休みを取り、首にタオルを巻きながら家の片付けやら何やらかにやら。

この数日、急にクマゼミの鳴く声が激しさを増してきました。ガシガシシャーシャー、夏をむさぼり食っているかのようです。

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2004年7月24日
本日の更新:

@ 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集に『埼玉県立高校の教諭/わいせつで懲戒免職』2004/07/09 を追加。
A 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集 校外編に『強要容疑で小学校教諭を逮捕/元交際相手に会うよう求め2004/07/21を追加。
A 記事紹介N127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に『自殺 最多3万4427人/昨年 「経済」動機25% 30・40代が急増』2004/07/23 を追加。
B 図書紹介B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害にモネスティエ,マルタン著『図説 自殺全書』を追加。
C 図書紹介B145 宗教一般 死と葬儀に茂野初枝著『平安の祈り 源氏物語にみる人生観・死生観』と、養老孟司著『新潮新書 死の壁』を追加。

つれづれ

夏休みの10分の1が終わりました。毎日保護者・三者面談でステキなお母さんやお父さんと、それぞれ一時間以上掛けておしゃべりしています。ともすると教師がお喋りし過ぎるので要注意。謙虚かつ真摯に耳を傾けることが面談の基本。

さて、今日は三週間目の土曜日。あと15分で医者が妻の死を宣告した時間(21:36)です。この間の思いを、歌か詩の形にしようと幾度か試みてみるものの、うまくいきません。でも夏が終わらぬうちにそれをやり遂げ、このサイトにも残しておくつもりです。

2004年7月20日
本日の更新:

@ 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に1学期最後の手紙を収めました。

つれづれ

猛暑の終業式。何とか学期末を迎えることができました。学期途中には、いろいろな方にご迷惑をおかけしました。お世話になったみなさま、ありがとうございました。

先日、大学時代の先輩からいただいたメールの次の文句を読んで気付きました。
「『愛別離苦』は人の世の常・・・とはいうものの、二人称の死、ましてや一人称の死については『受容』は困難なことです・・・ただ、ゴムのような日常が続くことへの嫌悪感に対して『死』が冷や水をかけてくれるのも確かで、私のようなものでも『馬齢』を重ねていけることのありがたさを、思ったりしています。

妻の死は、三人称「Her」の死でも、「君」の二人称「You」の死でもなく、「僕ら」が壊れてしまった一人称「We」の死だったのです。僕らが壊れて、僕らは僕になってしまいました。一人が欠けたWeの死が未完の死なら、完全を目指そうとする人の気持ちも、自然かもしれません。

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2004年7月18日
本日の更新:

@ 記事紹介N162 性同一性障害 TS・TGに『性同一性障害特例法が施行/許可に5要件/性別変更可能に』2004/07/16を追加。
A 記事紹介N354 子どもの自殺に『練炭使い自殺?女子高生ら死亡/岐阜・清見村』2004/07/16を追加。
B 図書紹介B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に渋井哲也著『生活人新書 ネット心中』を追加。
C 図書紹介B186 ティーンズの性行動・意識に高崎真紀子著『生活人新書 少女たちはなぜ Hを急ぐのか』を追加。

つれづれ

暑さばかりが先走る夏。なぜか蝉の声は少ないことの不思議。6年前の夏がどんな夏だったのかを思い出せない自分は、蝉の抜け殻のようです。

性にかかわる人権擁護の運動が、また一つ前進。その歩みはこれほどゆっくりしているにもかかわらず、なおそれに追いつけない学校の頑迷さと臆病さ。この夏休みに各学校で行われる研修会や、様々な教育団体が主催する研究会で、子供たちの性の人権への関心や理解が深まることを願ってやみません。

2004年7月12日
本日の更新:

@ 記事紹介N333&N173 教師(校長)のセクハラ特集 校外編に『小6連れ去り未遂の疑い/小学校教諭逮捕 大阪・能勢』2004/07/12を追加。

つれづれ

梅雨はどこかに行ってしまったようですが、家の紫陽花はいつまでも新しい花を咲かせ続けています。

明日は7月13日。何の根拠もない何かしらの不安が、頭の奥でズキリと疼いています。願わくば、誰かにとっての良き日となりますように。

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2004年7月10日
本日の更新:

@ 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に新しい手紙を収めました。
A 記事紹介N317 学校カウンセリング・保健室に『体育祭に参加の32人が熱中症/滋賀 能登川高の女子生徒』2004/07/09を追加。
B 記事紹介N333&N173 全国・地域のスクールセクハラの状況と対策に『スクール・セクハラ許すな/電話相談、対策本も出版2004/07/10を追加。

つれづれ

日本の文化や行事は、自然や季節のめぐりに根ざしています。それを無視して「受験対応」や「学習指導要領の達成」に目がくらんだ学校は、子供たちの心ばかりか体をも傷つけ、時に命までも奪います。それを本気で憂えてまともに対応したいという教師の思いが圧殺される学校の現実をどうすべきか。

さて、妻が死んで丸一週間が過ぎました。何がなんだかわからないうちに、時間だけが過ぎました。ただ、夕方になっても僕を待つ妻の病院はなく、何の心配もなく来週の予定が立てられてしまうのが不思議です。そして疲れだけが、体の底と頭の奥にグリグラ溜って行きます。とりあえず、手付かずだった期末考査の採点とレポートの点検をして、成績を出さなければなりません。

今日の『手紙』は、妻の病気の経過とそこでの思いをクラスの生徒たちに伝え、頂いた悼みと励ましへのお礼を述べたものです。

2004年7月4日

つれづれ

癌性腹膜炎(卵巣が原発と思われる低分化型腺癌)を患った妻が2004年7月3日午後9時36分、2年半の闘病生活の末、46歳の生涯を閉じました。

しばらくサイトの更新はできません。既存のコンテンツをゆっくりご覧ください。

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