紹介記事目録 | ||
12月
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夜の窓 死の扉 | 分類表に戻る | 大人の自殺の記事 |
記事紹介の留意事項 |
朝日 |
2004/12/22 |
夕刊 | 11面 | No .N354a041222e11 |
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埼玉県/東京都 |
高校2年生 |
男 |
16歳、17歳、 | |||||||
シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 男子高校生2人、団地14階から飛び降り自殺 東京 |
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メモ : 2004年12月21日午後5時40分ごろ、東京都北区豊島5丁目の公団住宅(14階建て)から男性2人が飛び降りた、と住民から110番通報があった。2人は団地内の路上に倒れ、間もなく死亡した。警視庁によると2人は埼玉県内の別々の高校の生徒で、一緒に飛び降り自殺を図ったとみられる。 王子署の調べでは、死亡したのは東京都小平市に住む狭山市内の私立高校2年生(16)と新座市内の県立高校2年生(17)。私立高校の生徒の手帳に両親あてに「勉強と吹奏楽部について行けなかった」、吹奏楽部あてには「ここまでやれたのはみんなのおかげです」などと書かれたメモが残されていたという。 14階の通路には2人の革靴とスニーカー、かばんや携帯電話が残されていた。双方の親とも2人の関係を知らないと話しているという。 |
朝日 |
2004/12/17 |
朝刊 | 33面 | No .N354a041218m33 |
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文部科学省 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 児童・生徒自殺/昨年度は137人/公立小中高 5年ぶり増加 |
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メモ : 体罰やいじめ、不登校などの昨年度分の状況をまとめた結果(確定値)を、文部科学省が2004年12月17日、「生徒指導上の諸問題の現状について」として公表した。4年連続で減少していた公立の小中高校の児童生徒の自殺は、昨年度は14人増えて137人だった。 自殺は原因別にみると、「家庭の事情」12.4%▽「精神障害」8.8%▽「厭世(えんせい)」5.1%▽「学校問題」4.4%。このほか、原因不明など「その他」63.5%となっている。 体罰の件数は前年度から16件減って938件。ただ、発生学校数は6校増の835校、関与した教員も18人増えて980人だった。 不登校は国公私立の小中学生計12万6226人(前年度比5026人減)で、2年連続で減少した。 |
京都 |
2004/12/07 |
刊 | 面 | No .N354k041207xxx |
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大分県/弥生町 |
高校生 |
男 |
19 |
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シリーズ・特集; http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004120700113&genre=C1&area=Z10 | ||||||||||
見出し: 男性は大分市の高校生/練炭自殺の3人、身元判明 |
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メモ : 大分県弥生町の空き地の軽乗用車内で2004年12月7日午前に見つかった集団練炭自殺とみられる男女3人について、佐伯署は同日午後、大分市の男子高校生(19)、車の持ち主で大阪府和泉市の職業不詳の女性(42)、宮崎市の会社員女性(26)と断定した。 検視の結果、3人の死因は一酸化炭素中毒で、6日中に死亡したとみられる。 男子高校生は自宅に人生を悲観する内容のメモを残して帰宅せず、会社員女性も家族に携帯メールを送って自殺をほのめかしており、それぞれ家族が警察に捜索願を出していた。 |
朝日 |
2004/11/29 |
刊 | 面 | No .N354a041129xxx |
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静岡県/静岡市 |
高校2年生 |
女 |
17 |
三重県鳥羽市 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 男女4人が集団自殺か、車内に練炭燃やした跡 静岡 |
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メモ : 2004年11月29日日午後3時半ごろ、静岡市口坂本の砂防ダムの堰堤上に止まった車内で男女4人が死亡しているのを、通りがかった会社員男性(37)が見つけ、警察に届けた。車内には練炭を燃やした跡のある七輪が二つあったといい、県警は集団自殺とみて調べている。 死んでいたのは免許証などから静岡県裾野市の無職男性(25)と広島市の無職男性(34)、栃木県足利市の飲食店店員女性(20)、三重県鳥羽市の高校2年女性(17)。調べでは、運転席に裾野市の男性、中央席に女性2人、最後部席に広島市の男性がいた。助手席と後ろの荷台に七輪が置いてあったという。酒と睡眠薬も見つかった。 県警によると、足利市の女性が27日昼前に家を出た後、家族が女性がインターネットで自殺志願者を求め、鳥羽市の女性と連絡を取っていたことを知り、捜索願を出していた。広島市の男性の手には便箋に書いた遺書があった。車は前日昼ごろ静岡市内で借りたレンタカーだったという。 現場は静岡市中心部から北西へ約25キロ離れた山間部。 |
毎日 |
2004/11/05 |
刊 | 面 | No .N354m041105xxx |
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長崎県 |
小学校5年生 |
女 |
11 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 小5女児、首つり自殺 遺書なく原因は不明 五島 長崎 |
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メモ : 五島市内の小学校に通う5年女児(11)が首をつって自殺していたことが分かった。五島署などの調べでは、遺書はなく、学校でのいじめや交友関係のもつれ、家庭でのトラブルなどもないことから、自殺の理由は不明という。学校は2004年11月4日夜、緊急のPTA総会を開き、経過を報告するとともに、家庭との連携強化について協議した。 五島署などによると、10月31日午後3時20分ごろ、女児が近くの叔母宅の廊下天袋の取っ手に荷造り用のビニールロープを通して首をつって死んでいるのを、迎えに来た母親(41)が見つけた。足元に8枚の分厚い座布団があり、これを踏み台に自殺したとみられる。女児は「ピアノを弾く」と叔母宅を訪ねたが、叔母は仕事で留守だった。 女児はまじめで成績も良く、読書好き。2004年10月29日には「命の大切さ」を学ぶ道徳の授業があり、感想文に「苦しい時に笑って生きるのは素晴らしい」と記していたという。 父親は「理由が全く分からない。親としてそれがつらい。あれこれ思いを巡らすだけです」と悲しみを語った。校長は「心の教育は十分やっているつもりだが、心の奥底に響かずショック。心理士などの専門家に依頼し対応策を探りたい」と話した。 |
朝日 |
2004/11/01 |
夕刊 | 14面 | No .N354a041101e14 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: うつ症状 小中生13%/北大3300人調査 自殺願望、約2割 |
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メモ : うつ症状のある子どもが小中学生の1割以上いると考えられることが、北海道大学の伝田健三助教授(児童精神医学)らのグループの調査でわかった。自殺願望のある小中学生も2割近くいた。「子どものうつを見逃さないで」と研究者は訴えている。研究成果は2004年11月3日、名古屋市である日本児童青年精神医学会で発表される。 2003年10月から12月にかけ、札幌、千歳、岩見沢の3市の56の小中学校に通う2万人余に質問紙を配った。うち本人と保護者の同意を得られた有効回答は、3331人だった。数千人規模の調査は世界的にも珍しい。 多数の質問項目に対する回答内容から、抑うつ傾向があると判定されたのは、小学生7.8%、中学生22.8%で、全体でならすと13%だった。 スウェーデンで1994年に実施された同様の500人規模の調査では、抑うつ傾向と判断された小中学生は7%だった。 今回の調査で、「生きていても仕方がないと思う」との問いには、4.0%が「いつもそうだ」と回答。「時々そうだ」と合わせると、18.8%に達した。この割合は、欧米の同種調査とほぼ同じだった。 抑うつ傾向のある人のうち、うつ病と診断されるのは一部だが、中学生の4.6%はうつ病の可能性が高いと判定された。 伝田助教授は「子どものうつ病は少なくないのに、見逃されている。『うつ』がメディアで紹介されることが多くなり、疲れた子どもたちが自分の中のうつに気づき始めた」と話している。 |
朝日 |
2004/10/29 |
夕刊 | 15面 | No .N354a041029e15 |
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兵庫県/神戸市・明石市 |
中学3年生 |
女 |
14 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 神戸と明石で中3女子自殺? |
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メモ : 2004年10月28日午後5時半ごろ、神戸市中央区楠木町6丁目の敷地内に、和歌山県田辺市の中学3年の女子生徒(14)が倒れているのを管理人が見つけた。女子生徒は頭などを打ってまもなく死亡。生田署は最上階の手すりを越え、自殺を図った可能性が高いとみている。遺書などはなかった。女子生徒は27日夜に自宅を出たまま帰らず、両親が28日朝、和歌山県警に捜索願を出していた。 ◇ 2004年10月28日午後8時ごろ、兵庫県明石市内の7階建てマンションの駐車場で、このマンションに住む中学3年生の女子生徒(14)が倒れているのを住民が見つけた。女子生徒は約1時間後に死亡。明石署は飛び降り自殺の可能性があるとみている。 |
京都 |
2004/09/30 |
刊 | 面 | No .N354k040930xxx |
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神奈川県/川崎市 |
高校生 |
男 |
17 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 高3男子がナイフで自殺/「就職決まらない」と悩み |
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メモ : 2004年9月30日午前8時半ごろ、川崎市麻生区岡上の「岡上公会堂」敷地内で、近くに住む県立高校3年の男子生徒(17)が首から血を流して死亡しているのを散歩中の無職男性(69)が見つけ、麻生署に通報した。 近くにカッターナイフが落ちており、首にためらい傷があったことなどから、同署は自殺とみている。 調べでは、生徒は就職活動中で、27日に入社試験を受けた会社から不採用の通知を受けており、両親に「就職できないかもしれない。つらい」などと話していたという。生徒は29日夕から行方が分からなくなっていた。 |
京都 |
2004/09/29 |
刊 | 面 | No .N354k040929xxx |
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愛知県/名古屋市 |
無職 |
男 |
17 |
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シリーズ・特集; http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004092900133&genre=C1&area=Z10 | ||||||||||
見出し: 集団自殺の1人は17歳少年/埼玉、車内練炭自殺事件 |
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メモ : 埼玉県皆野町の山林で男女4人がワゴン車内で練炭自殺した事件で、身元が分からなかった3人のうち1人は秩父署の調べで2004年9月29日、名古屋市中川区の無職の少年(17)と分かった。 少年はインターネットの自殺サイトに書き込みをしており、同署は4人が知り合った経緯や残る2人の身元などを調べている。 調べでは、少年は昨年に高校を中退、今年8月から家出していた。ワゴン車はレンタカーで、運転席で死亡していた東京都国立市の男性会社員(26)が25日に埼玉県川越市で借りていた。 4人は28日、車内で練炭を燃やし死亡しているのが見つかった。車の近くにビニールシートが敷かれ、ビールの空き缶や睡眠薬の空き箱などが散乱していた。 |
京都 |
2004/07/19 |
刊 | 面 | No .N354k040719xxx |
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新潟県/柏崎市 |
高校生 |
15 |
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シリーズ・特集; http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004071900022&genre=C2&area=Z10 | ||||||||||
見出し: 女子高生2人、飛び降りか/新潟で1人死亡、1人重傷 |
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メモ : 2004年7月18日午後8時10分ごろ、新潟県柏崎市東長浜町4ノ15、スーパー「ラパーク柏崎」の敷地内で、同じ県立高校1年の15歳と16歳の女子生徒2人が倒れているのを通行人が見つけ、消防を通じ柏崎署に届けた。 15歳の女子生徒は全身を強く打ち、約7時間後に死亡、16歳の女子生徒は重傷。 調べでは、2人は高さ約10メートルのスーパー屋上から落ちたとみられる。2人は私服姿で、アスファルトの道路に倒れていた。屋上は駐車場で、周囲は高さ約1.5メートルの塀で囲まれている。 同署は、2人が自殺を図った可能性が高いとみて調べている。 |
朝日 |
2004/07/16 |
夕刊 | 18面 | No .N354a040716e18 |
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岐阜県/清見村 |
高校生 |
女 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 練炭使い自殺?女子高生ら死亡/岐阜・清見村 |
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メモ : 岐阜県清見村藤瀬の林道で、2004年7月15日午後4時20分ごろ、軽自動車の車内で男性1人。女性2人が死亡しているのを通りがかった人が見つけ、高山署に届け出た。同署の調べで16日、亡くなっていたのは愛知県刈谷市内の無職男性(27)と、同県西春日井郡内の高校3年の女子生徒(17)、名古屋市内の高校2年の女子生徒(16)だとわかった。車内には練炭の入った七輪が置かれており、集団自殺とみて調べている。 調べによると、いずれも死因は一酸化炭素中毒。13日ごろ死亡したと見られている。男性の免許証や女子生徒が所持していた携帯電話などから身元がわかった。 車は三河ナンバーで、粘着テープで目張りされていた。遺書などは見つかっておらず、同署で3人の関係や動機などをしらべている。 |
京都 |
2004/06/23 |
朝刊 | 27面 | No .N354k040623m27 |
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秋田県/羽後町 |
中学3年 |
男 |
14 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 秋田の中3男子 校内で焼身自殺/遺書に悩み |
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メモ : 秋田県羽後町の町立羽後中学校の校舎内で焼身自殺を図った男子生徒(14)は2004年6月22日夜、やけどのため搬送先の病院で死亡した。また男子生徒は最近「眠れない」などと担任の女性教諭に相談していたことが同日、分かった。 湯沢署などによると、教室の棚から見つかった遺書とみられるメモには、人生に対する不安などプライベートな悩みが書いてあったという。 同署は関係者から事情を聴き、詳しい動機を調べている。 22日朝、2階廊下で体に火が付いている男子生徒を登校してきた女子生徒が見つけ、駆けつけた教諭2人がほうきでたたいて火を消した。 |
京都 |
2004/06/16 |
刊 | 面 | No .N354k040616xxx |
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埼玉県/蕨市 |
中学2年 |
女 |
14 |
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シリーズ・特集; http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004061600108&genre=C4&area=Z10 | ||||||||||
見出し: 中2自殺の原因は罰ゲーム/「男子に告白」を約束 |
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メモ : 埼玉県蕨市立第2中学校(羽富正晃校長、生徒540人)の2年生の女子生徒(14)が2004年6月3日に飛び降り自殺したのは、友人らと約束した「罰ゲーム」が原因とみられることが16日、学校側の調査で分かった。 同校によると、女子生徒は2日、放課後の部活動中に友人4人と指遊びをして負け、罰ゲームとして次の日に男子生徒4人に「好きだ」と告白する約束をした。 生徒は翌3日午前6時40分ごろ、蕨市内の自宅マンションから飛び降り死亡。部屋に遺書があり、罰ゲームのことや、害虫のあだ名をつけられていたことなどを記し「死にたい」と書かれていたという。 羽富校長は「ささいなことでも相手が嫌がることはしないよう指導していたが、このような結果になり残念だ」と話している。 管理人: その後の記事紹介(2006/10/25)はこちら その後の記事紹介(2007/02/02)はこちら |
朝日 |
2004/06/02 |
刊 | 面 | No .N354a040602xxx |
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埼玉県/さいたま市 |
中学3年 |
女 |
14 |
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シリーズ・特集; http://www.asahi.com/national/update/0602/032.html | ||||||||||
見出し: 中3女子が飛び降り自殺 さいたま市のマンション |
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メモ : 2004年6月2日午前2時55分ごろ、さいたま市桜区西堀4丁目の12階建てマンションの警備員が「ドスン」という音を聞き、外側階段の下に人が倒れているのを見つけた。浦和西署の調べでは、倒れていたのは戸田市の市立中学3年の女子生徒(14)で、全身を強く打ち死亡していた。同署は飛び降り自殺とみている。 調べでは、マンション11階と12階の間の階段踊り場に、女子生徒が履いていたとみられる運動靴が並べられ、手提げバッグも置いてあった。母親は調べに「学校の成績のことで悩んでいた。期末試験が近いので、学校に行きたくないと言っていた」と話しているという。 |
朝日 |
2004/06/01 |
刊 | 面 | No .N354a040601xxx |
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兵庫県/加古川市 |
小学校5年生 |
女 |
11 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 小5がマンションから転落死 自殺か 加古川 |
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メモ : 2004年6月1日午前8時25分ごろ、兵庫県加古川市のマンション(15階建て)の管理人から、女児が転落したと119番通報があった。同マンション9階に住む男性(44)の次女(11)=小学5年=がマンション中庭に倒れており、全身を強く打って間もなく死亡した。自宅に遺書とみられるメモが残されており、加古川署は飛び降り自殺とみて、動機などを調べている。 調べでは、同マンション13階と14階の間の踊り場に設けられた高さ約1.2メートルのステンレス製手すりに、女児のものとみられる足跡があった。手すりを乗り越え、約36メートルの高さから転落したとみられる。 女児は午前8時ごろ、「学校へ行く」と言って自宅を出たが、ランドセルは玄関先に置いてあった。メモには、母親とけんかしたことを苦にする内容が記されていたという。 女児が通っていた小学校の校長は「ほとんど欠席はなく、いじめなどのトラブルも聞いていない。おとなしい子で、休み時間には一人で本を読んだりすることが多かった」と話した。 |
京都 |
2004/05/30 |
刊 | 面 | No .N354k040530m26 |
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滋賀県/野洲町 |
予備校生 |
男 |
18 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 野洲でも18歳死亡/JRの線路上 |
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メモ : 2004年5月29日午後8時半ごろ、野洲町富渡甲のJR東海道線下り線で、野洲郡内の男子予備校生(18)が播州赤穂行きの快速電車にはねられ即死した。 守山署によると、予備校生は線路上に横たわっていたといい、自宅に遺書があったことから自殺と見て詳しく調べている。 この事故で、新快速電車など上下6本が部分運休、下りは米原−草津間で約1時間運転を見合わせ、後続電車6本が最大約50分遅れ、約2500人に影響が出た。 |
朝日 |
2004/05/28 |
刊 | 面 | No .N354a040528xxx |
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埼玉県/所沢市 |
高校3年生 |
男 |
17 |
所沢高校 |
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シリーズ・特集; | ||||||||||
見出し: 高3、カンニング疑われ飛び降り自殺/教諭5人が聴取 |
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メモ : 埼玉県所沢市の県立所沢高校3年の男子生徒(17)が、中間試験でカンニングをしたと疑われ、同校の教諭に事情を聴かれた日の夕方、飛び降り自殺していたことが2004年5月28日、わかった。県教育委員会は「学校側に配慮に欠けた点がなかったか詳しく調べる」としている。 県教委や同校の校長らによると、26日の中間試験で2時間目の物理の試験中、試験を監督していた教諭が、生徒が紙片を持っているのを見つけた。紙片には1時間目の試験科目だった日本史について書かれていた。生徒は3時間目の試験後、正午から午後2時ごろまで教諭5人に事情を聴かれた。生徒は「受験に必要な日本史の勉強をしていた」とカンニングを否定、教諭らも生徒の主張を受け入れたという。 同日午後5時50分ごろ、生徒は自宅から約3キロ離れたマンション立体駐車場から飛び降りたらしい。その約10分前、母親の携帯電話に「迷惑をかけてごめんね」というメールの着信があったという。 生徒の母親は「本人は強い子でよほど悔しかったのだと思う」と話している。校長は「威圧的に問いただすようなことはなかったが、生徒への接し方や指導力が足りなかった」と話した。 |
読売 |
2004/04/22 |
刊 | 面 | No .N354y040422xxx |
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茨城県/水戸市 |
中学1年生 |
女 |
12 |
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シリーズ・特集; http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040422i516.htm | ||||||||||
見出し: 中1少女がマンション14階から飛び降り死亡…水戸 |
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メモ : 2004年4月22日午後6時ごろ、水戸市赤塚の14階建てマンションの4階で、若い女性が血を流して倒れているのを住人が見つけた。水戸署員らが駆けつけたところ、女性は全身を強く打って既に死亡していた。 調べによると、女性は同市、市立中学1年生(12)。高校1年生の姉(15)と一緒にマンション14階に上がり、通路からさくを乗り越えて、吹き抜けになっている4階の床に落ちたという。同署は自殺とみて姉から事情を聞くなどしている。 女生徒が通う中学校によると、明るい生徒で、21日、担任教諭が家庭訪問をした際、親からも特に相談はなく、22日もふだん通り登校していたという。 |
朝日 |
2004/03/05 | 刊 | 面 | No .N354a040305xxx |
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小森美登里・ジェントルハートプロジェクト、武田さち子・日本の子どもたち |
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シリーズ・特集; http://www.asahi.com/edu/news/TKY200403050217.html | ||||||||||
見出し: 「傷ついていい命ない」/いじめ自殺の遺族が中学生に体験語る |
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メモ : いじめに苦しみ自殺した一人娘。悲劇を繰り返さないで、と子どもたちに語る母親がいる。新聞の小さな記事をつなぎ合わせ、心や体を傷つけられて苦しんだ子どもたち100人以上の事例を集めた本も出た。いじめは統計上の数は減っているが、根本的には解決されていない。「過去の悲劇に向き合い、再発を防ごう」と訴える。 ◆母らNPO設立して活動 「……香澄(かすみ)の体を焼くというんです……。親にとって……これ以上の悲しみはありません」。マイク越しの涙声に、会場のすすり泣きが重なった。 2004年3月2日、川崎市立玉川(ぎょくせん)中学校の体育館に集まった全校生徒と保護者、教職員ら約350人に、横浜市の主婦小森美登里さん(47)は、1998年に自殺した一人娘香澄さん(当時15)の葬儀当日の心境を語った。 香澄さんは県立高校入学後の3カ月半、部活のいじめに悩み抜き、自宅トイレで首をつった。「臨終を医師に告げられた時、笑ってしまった。事実を受け入れられなかったのでしょう」 「心」を深く傷つけられ正常な判断力を失った我が子。死の数日前、「優しい心が一番大切だよ」と語った言葉がよみがえる。その心を語り継ぐのが、娘の命を生かす道と考えた。 「体への暴力と同様、傷つけられれば、見えない血がドロドロと流れ出てきます」「傷つけられてよい命なんてありません」 講演後、生徒たちは展示されたパネルを見た。笑顔の写真の9人の子どもたちは全員、いじめや暴力で命を失った。家族への遺書や死の当日に書いた作文が添えられており、「何げない自分の言葉が人を傷つけていたかも」と泣き出す女子や、「命の重さを改めて考えた」という男子もいる。 松野保教頭は「ちょっとした暴力は日常的にある。遺族の話を聞き、生徒も自分たちの問題としてとらえてくれたのでは」と話す。 小森さんら遺族らがつくるNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」(代表理事・小森新一郎さん)は2003年3月設立。これまでに全国30カ所以上で講演会やパネル展を開いている。 ◆事例で問題点学べ 121の悲劇、「白書」を出版 メンバーの一人、横浜市の主婦武田さち子さん(45)は先月末、「あなたは子どもの心と命を守れますか!」(WAVE出版)を出した。 1986年2月、「『生きジゴク』になっちゃう」と書き残して自殺した東京都中野区の鹿川裕史君から、2003年5月の名古屋市の女子中学生まで、いじめで自殺したり、心や体を傷つけられたりした121人について、遺言や学校側の対応、裁判の行方などを書き加えた『いじめ白書』だ。 7年前、ある市民団体の学習会で中学生の娘がいじめを苦に鉄道自殺した親の話を聞いた。高校2年の娘もかつていじめにあったことがある。「どの学校でもうちの子にも起こりうる」と感じた。だが、事件は大きく報道されても、その後の経過や結末が見えない。 図書館で新聞や雑誌の小さな記事をコピーし、遺族が書いた本を求めて古本屋を回った。裁判の傍聴に行き、そこで会った別の遺族に話を聞くなどして事例を集めて、2000年からホームページ「日本の子どもたち」で公開してきた(http://www.jca.apc.org/praca/takeda/)。それを1冊にまとめた。 「『こんなに多くの子が死んだの?』と驚かれる。共通するのは後処理のまずさ。悲劇を繰り返さないためには、一つ一つの事例が教える問題点に、しっかり向き合う必要がある」 ◇ ジェントルハートプロジェクトは2004年3月3日午後1時半から、設立1周年記念シンポジウムを東京都渋谷区の東京ウィメンズプラザ(地下鉄表参道駅)で開く。暴力防止活動に取り組む民間研修機関「エンパワメント・センター」主宰の森田ゆりさんが講演。いじめやリンチで我が子を失った親3人が「大人は何ができるのか」を語り合う。大人2千円、大学生1500円、中高生500円。申し込みは事務局青山さん(045-845-3620)へ。 ◆「いじめあった」体験8割 大学生らのアンケート いじめが社会問題化したのは1980年代半ば以降。遺書を残して自殺する子どもが相次ぎ、マスコミが頻繁に取り上げた。 その後、公立学校でのいじめ件数は1995年度の6万96件をピークに7年連続で減り、2002年度は2万2205件(文部科学省調べ)。増えているのが不登校で、いじめとの関連を指摘する声もある。 「いじめが及ぼす心身へのダメージは成人後も続くため、軽視してはならない」と警告するのは東京成徳大学の深谷和子教授だ。 2002年末、首都圏の大学生や短大生約1300人にアンケートを実施したところ、8割が小中学校で「周囲にいじめがあった」と回答。小学校で6割、中学校で4割が、「加害者あるいは被害者になった」といい、9割は傍観した経験があった。 いじめで一番つらかった時の心境は「学校を休みたいと思った」がトップで、男子は7割、女子は9割。「死にたいと思った」は、男性は4割、女子では5割に達し、深刻さが浮かび上がった。 「いじめに加わってしまったことをすごく後悔している」などの思いをつづる例も多かった。 「子どもの時に『誰も自分に心を寄せてくれない』と絶望し、大人になっても人間関係に悩む例も予想される。いま一度注意喚起したい」と深谷教授は話す。 管理人:「ジェントルハートプロジェクト」さんのサイト紹介はこちら 「日本の子どもたち」さんのサイト紹介はこちら 「エンパワメントセンター」さんのサイト紹介はこちら 関連図書紹介「あなたは子どもの心と命を守れますか! いじめ白書」 武田さち子はこちら |
朝日 |
2004/01/28 |
刊 | 面 | No .N354a040128xxx |
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愛知県/名古屋市 |
女 |
17 |
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シリーズ・特集; http://www.asahi.com/national/update/0128/027.html | ||||||||||
見出し: 13階から飛び降り、17歳?女性死亡 名古屋 |
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メモ : 2004年1月28日正午ごろ、名古屋市中村区名駅1丁目のJRセントラルタワーズの13階から、女性が飛び降り、約30メートル下の3階ひさし部分に落下した。女性は全身を強く打ち、名古屋市内の病院に運ばれたが、まもなく死亡した。 名古屋市消防局などの調べによると、落下したのは岐阜県多治見市の女性(17)とみられる。 女性は飲食店のテラス席でコーヒーを飲んでいたが、高さ1.8メートルの鉄さくと、さらに外側の同1.2メートルのさくを乗り越えて飛び降りたという。ひさしのガラスが割れて名古屋駅桜通口に飛び散ったが、通行人などにけがはなかった。 |
朝日 |
2004/01/11 |
刊 | 面 | No .N354a040111xxx |
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長崎県/佐世保市 |
男 |
16 |
佐世保学園 |
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シリーズ・特集; http://www.asahi.com/national/update/0111/025.html | ||||||||||
見出し: 少年院のトイレで16歳少年が首つり自殺/長崎・佐世保 |
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メモ : 2004年1月11日午前4時55分ごろ、長崎県佐世保市大塔町の初等・中等少年院「佐世保学園」寮のトイレ内で、保護処分中の少年(16)がタオルで首をつっているのを巡回中の職員が見つけた。病院に運ばれたが、間もなく死亡した。県警は自殺とみている。 学園によると、入園者の就寝は午後9時。職員は15分置きに園内を見回っていた。午前4時40分の見回り時には、少年が自分のベッドで寝ているのを確認していたという。タオルは日用品として支給されたものだった。 少年は長崎県外の出身で、2003年12月18日、家裁で特修短期処遇(4カ月)処分になり、12月24日に入園した。個人指導を受け、1月8日から集団寮に移って4人部屋で生活していた。日記に「これからは頑張りたい」と書くなど特に変わった様子はなかったという。 同学園の竹下基次長は「誠に遺憾。二度と同様の事態が起きないよう努めたい」と話した。 佐世保学園は4〜6カ月の短期処遇専門の少年院。 |