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つれづれのたば

2004年 4月分  / 5月分  /  6月分











































2004年6月


2004年6月26日
本日の更新:

@ 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に新しい手紙を収めました。
A 記事紹介
N313 生活指導・規則・体罰・処分―体罰の特集包丁示し高1生徒を注意/広島県警、教諭を聴取2004/06/24と血の「反省文」迫る/福岡の高校教師、生徒に 2004/06/19を追加。
B 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集わいせつ教諭を懲戒免職/福井、修学旅行で部屋に呼ぶ2004/06/24を追加。
C 記事紹介N354 子どもの自殺の記事『秋田の中3男子 校内で焼身自殺/遺書に悩み』2004/06/23を追加。

つれづれ
街の庭先のノウゼンカズラがオレンジの花を滴らせ、白川通りの街路樹のクチナシがじっとり雨に濡れています。みずみずしい植物の世界に比べ、なんと人の世の、それも学校という人の成長する場の殺伐たることか!

子等の心の痛みを知らぬ生活指導の傲慢を悲しみ、かつ申し訳なさに頭を垂れる他ありません。

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2004年6月21日
本日の更新:

@ 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に新しい手紙を収めました。

つれづれ
今日は台風による暴風警報で休校。6月の台風で休校というのは、勤めてこの方記憶にありません。

巡る季節の足の早さに地球の焦りを感じるのは、馬鹿げたことかもしれません。でも、人の世が天の怒りを買ってもおかしくないなと思う、今日この頃の世相です。

2004年6月15日
本日の更新:

@ 手紙に新しいシリーズ「共に生き人を活かす道を探る生活指導」を加え、その一枚目を収めました。

つれづれ
今日は今年度初の保護者会&クラス懇談会。生徒たちが一人一人違うように、お母さんやお父さんの多様な持ち味や人柄に接することができて刺激的な一時でした。ただ、ご本人はそれとはあまり気付いておられないようですが、娘そっくりなお母さんのしぐさ表情を見つけることで、何やら心が和んでしまいました。

子を思う親の気持ちを大切に、明日からまた気持ちを引き締めて生徒たちと接していきければと思うことしきり。

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2004年6月14日
本日の更新:

@ 図書紹介B145 死と葬儀に山折哲雄著『岩波現代文庫  死の民俗学  日本人の死生観と葬送儀礼』を追加しました。

つれづれ
何の前触れもなく、突如浮かんだ二つの日付。2004年6月18日と7月13日。

きっと誰かにとっての何かの日なのでしょう。誰かにとって、今日が忘れられない日であったように。

2004年6月12日
本日の更新:

@ 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に新しい手紙を収めました。

つれづれ
かすめて行った六月の台風の雫を受けて、

紫陽花は、ただ梅雨の雨だと思っただろうか。

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2004年6月6日
本日の更新:

@ L910 ヤギさんリンク集農畜産業振興機構 月報 「畜産の情報」 よりに6月の新情報「地域便り : 長野県 ヤギ乳見直しの動き」へのリンクを追加しました。

つれづれ
6月1日に起こった佐世保市の少女同級生殺害事件をめぐって、様々な発言が飛び交っています。腹立たしいのは、この事件にかこつけて教育基本法の改正を進めようとする連中。以前広島の校長の自殺を利用して君が代・日の丸法制化を進めた手口が思い起こされます。そしてもう一つが、政治家に根強いジェンダー問題。

記録しておかねばと思い、N353 子どもの非行・事件に関連記事の紹介を収めました。

2004年6月3日
本日の更新:

@ 手紙―チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導に新しい手紙を収めました。
A 記事紹介N354 子どもの自殺にこの二週間ほどの4件の記事紹介を追加。
B 4月分のつれづれ更新情報をつれづれのたばにしまいました。

つれづれ
久しぶりの更新。この間に、なんとも悲惨な事件が相次ぎました。佐世保市の小学6年生の女の子による同級生殺害、守口市の母親による長女殺人未遂、児童虐待、そして子どもの自殺。

佐世保の事件を受けて、文部省の「関靖直児童生徒課長は今後の指導策として『心の教育』の重要性を指摘。具体的には(1)自分の行為がどんな結果をもたらすのか児童生徒が考えて行動できるような教育の充実(2)教職員が協力して児童生徒の心のサインを見逃さず問題行動の前兆を把握し早期に対応する(3)家庭、地域、関係機関との連携を強化し学校が問題を抱え込まない−を挙げた」と報じられましたが、何かずれています。

「心」を問題にされるべきは子ども以上に大人であるということが、どこまで実感されているのか。

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2004年5月



2004年5月23日
本日の更新:

@ 記事紹介
N185  女子校・女子大・女子生徒の活動-女子小・中・高校の活動『女子高生が京うちわ 伝統産業や文化学ぶ』 2004/05/20を追加。京都の私学からもどうぞ。
A 夜の窓 死の扉の模様替え。あわせて「羅列の束」を「修羅の行列」と改名しました。

つれづれ
私事あれこれあっていささか疲れました。これからしばらくサイトの更新もできなくなるかもしれませんが、その間もこのProjectGが何処かの誰かのお役に立っていられれば幸いです。

さて、先日リンク先のシャンティ国際ボランティア会の市川斉さんから、メールをいただきました。アフガニスタンはインターネット環境が悪く、パキスタンに出国して当サイトの内容を確認してくださったとのこと。そのメールで市川さんの私信「アサマレコン通信」が紹介されていて、「転載歓迎」とのことなのでその一部を紹介させてもらいます。小学校での読み聞かせの様子を伝えるあったかな内容もあるのですが、ここではProjectGの趣旨に沿ってアフガニスタン女性のDVと自殺に関する内容を転載します。
アサマレコム通信(No.4) 2004.5.16〜 「ハジババと1000頭のロバ」その後〜
この通信は、市川個人の私信です。すべての責任は所属団体のSVAでなく、市川個人にあります。

■番外編■【アフガン女性のこと】

 「あの女の子のお母さんが、この前焼身自殺をしたんです。」とスタッフが、コミュニティ文庫に行った際、そっとつぶやいた。イスラムでは、自殺することは、基本的には許されていない。スタッフの話によれば、そこの家には、3人妻がいて、自分だけ冷遇されたのを苦にとの話ではあるが、この国で自ら命を絶つということは想像を絶する。

 ちょうど同じ時期、パキスタン英字新聞『The News』に「1年間でアフガン人女性90人が焼身自殺を図る」との記事があった。あくまでも正式に確認された数だけなので、実態とはかけ離れていると予想されるが、実態を把握する目安にはなる。それによると、西部ヘラートで56人が焼身自殺を図り、男性4人対して女性52人で、その女性の内32人が亡くなったという。カブールで30人、ジャララバードでも3人が確認された。その中で、ある女性の記事が紹介されていた。グルモラさん22歳。焼身自殺を計り、体の98%が焼け、6日後に亡くなったという。その最後の6日間で彼女は、徐々に弱りながらも、事実を語った。夫を初め夫の家族に暴力を受け、離婚したくても、自分の父に反対され、最後は、自殺だけが彼女の唯一に選択だけだったといい、妹もその事実を認めている。その一方で、夫とその家族は、あくまでも事実を否定していて、しゅうとめは、自分の娘のようにかわいがっていたと出張している。

 このような事件では、女性(妻)が、家庭内で身体的または性的な暴力を受けていて、逃げ道がなく、唯一の選択肢と焼身自殺を選択するしかないという(ただし、スタッフに言わせると必ずしも焼身自殺とは限らないというので、調べる必要はある)。

 ここパシュトゥン人地域では、女性は家事、育児に専念し、基本的には家の中にいることが当たり前で、外に働きに出る人はごくまれである。

 私のような外から来た外国人男性には、たまにアフガン人の家に言っても、家の居間(ヒュジュラと呼んでいる)に通されて、男だけの食事をするだけで、絶対に家の中(ようは女性がいるところ)には、入れない。基本的には、スタッフには奥さんのことを聞いてはいけないし、名前すらもきかない。だから、同僚の女性スタッフである山本さんの情報が私にとってアフガン人女性の実状を知る唯一の手がかりといって良い。山本さんからの話ではある医療関係者に言わせると、アフガン成人女性の8割方が何らかのうつ病などの精神的、心理的問題を抱えているという。

 最近は、女性への暴行誘拐事件も全国で多発していて、この前もジャララバードにおいて、この10日間のあいだに、2人の女子高校生と若い女性が男性数人に次々誘拐された。一人は負傷しSVAの隣の公立病院に運び込まれているが、彼女は生きていけないと泣き叫んでいると聞く。この最近10年間ぐらいで一番女性への暴行事件が少なかった(というか、ほとんどなかったらしい)のは、タリバン時代だという。西欧社会から見れば、女性の教育を禁止し、女性の人権を弾圧した言われていたタリバン時代が、一番女性が守られていたと聞いたら、驚くかもしれないが事実である。

 日本でもようやく事実が明るみにありつつある家庭内暴力であるが、アフガニスタンの場合(特にパシュトゥン人)は、女性が家の中にいるし、基本的には離婚は許されないので、家の中の実態が明らかになるには、まだまだ時間がかかるだろう。

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2004年5月21日
本日の更新:

@ 手紙に新シリーズ「チンタラ・ボチボチ 脇道・袋小路の歩き方指導」を新設。その第一回目の手紙を収めました。

つれづれ
今日は親鸞さんのお誕生パーティの日で「関係学校」である勤務校の授業はありませんでした。

五月の半ば過ぎだというのに台風が近づきましたが、その台風2号は遥か南の海上を東にそれて近畿地方は大過なく久しぶりの青空。でも八丈島のくさや屋さんは大変だったかもしれません。

2004年5月15日
本日の更新:

@ 手紙 「はじまりは詩と共に」に新しい手紙を2枚追加。

つれづれ
今年はどうやら花が豊作?春のサクラも見事でしたが、家々の庭先に咲くバラの、どの一輪もずっしりとして重たげです。

濃厚な初夏。

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2004年5月7日
本日の更新:

@ 記事紹介N411 北海道・アイヌ民族首都圏初のアイヌ料理店十周年/誇り伝えた女性店主追悼2004/05/04を追加。
A 記事紹介N910 ヤギダチョウ『ヤギとヒツジを使った獣害対策/朽木村で実験を始める 』2004/05/06を追加。

つれづれ
連休明けのわがクラスは欠席二名。一息つくと、次に腰を上げるのが辛くなるときもあるもんです。

地に足を着けて歩くことの楽しみを知るには、五感を刺激してくれる自然の営みを受け止めるだけのゆとりか、歩みを合わせてくれる道連れが必要なのだと思います。

「同行二人」のお遍路さんのように、姿は見えないけれどいつも弘法さんと一緒だと思える人は幸せかもしれませんが、孤独に打ち震える日々なくして、その境地にたどり着くこともまた難しいのかもしれません。

2004年5月4日
本日の更新:

@ 手紙 「はじまりは詩と共に」に新しい手紙を一枚追加。
A 図書紹介B111 フェミニズム・女性学・ジェンダーフリー・地位三浦朱門著『プレイブックス・インテリジェンス  「生きる力」と「性」を考える』を追加。
B 図書紹介B950 癌と共に生きる帯津良一著『ガンに勝った人たちの死生観』を追加。
C 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集 その3 よみうり教育メール抜粋『わいせつ中学教諭を県教委が懲戒免。村教委は半年放置(茨城)』2004/04/28を追加。

つれづれ
明日で終わるGWのほとんどをヨメさんの病室で過ごしました。夜もベッドの傍らで読書三昧、というか比叡山麓の田んぼで鳴く蛙の声を聞きながらのぼんやりとした時間に浸り、これもまた一つの人生の送り方だと、妙に納得する日々でした。

さて、いろいろな方に励まされボチボチ存続してきた「ProjectG〜マイノリティの交差点」ですが、その内容を整理・縮小するつもりです。いくつものマス・メディアが一部の政治勢力に乗っかって日本国憲法改悪を推し進めようとする今、管理人に残された力と時間ですべきことを整理する必要をひしひしと感じる今日この頃です。

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2004年4月


2004年4月29日
本日の更新:

@ 文学漂泊―お誕生日と命日に今月11日に自殺された鷺沢萠さんを追加。あわせて鷺沢さんのオフィシャルサイトへのリンクも張りました。
A N127 大人の自殺・心中・殺害・傷害に学校の先生による自殺幇助の記事を二つを追加。
B L333 読売教育メール抜粋  教師の病気・休職特集に『心の病気で休職する教諭が3年連続増加(愛媛)』2004/04/27を追加。

つれづれ
4月25日の日曜日に京都会館で催された綾戸智絵のライブに夫婦で出かけました。ヨメさんが癌性腹膜炎で倒れた二年前にふとしたことで綾戸さんのことを知り、今度で四回目のステージ参観。今回はIVHを4時間ばかり外してもらって入院先の病院からのお出かけになりました。
綾戸さんの歌った『Get in my life.』と「音楽を天職だ思ってきたけどそうでないと最近気付きました。音楽は皆さんと出会うための手段です」という語り掛けが心に染みました。

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2004年4月23日
本日の更新:

@ 山羊の詩集の部屋にまど・みちおのヤギさんの詩を追加。

つれづれ
今日紹介した詩もそうですが、ヤギさんの詩や童謡は、なぜに何やら哀しげなんでしょうね。

2004年4月21日
本日の更新:

@ 手紙 「はじまりは詩と共に」に新しい手紙を一枚追加。
A 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集『教え子2人にわいせつ/児童福祉法違反容疑 神戸の元中学教諭を逮捕』2004/04/20を追加。
B 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集 ―校外編『札幌南高教諭を買春容疑で逮捕/甲子園出場の監督』2004/04/20と『小学校教諭を児童買春の疑いで逮捕/警視庁』2004/04/19を追加。

つれづれ
新学期十日目にして声がつぶれてしまいました。風邪を引いたこともあるのですが、それより高三の授業がなくなってから3ヶ月のブランクがある中で、初々しい生徒たちとのかかわりに刺激されて思わず力を込めて話し過ぎたようです。
これも「落ち着け!」という神様の戒めかもしれません。

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2004年4月17日
本日の更新:

@ 学級通信 手紙2004年度版の掲載開始。とりあえず入学式からの4枚分。
A 記事紹介N318 君が代・日の丸に4月13日付朝日新聞社説を追加。
B 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集 その3 よみうり教育メール抜粋養護学級の教え子にわいせつ行為の教諭を免職(静岡)』2004/4/13 を追加。

つれづれ
入学式から早や一週間。今年受け持つことになった高校1年6組はとても柔らかで、愛らしいホノボノ系。彼女らと共に過ごし、共に成長していく中で綴る『手紙』の一部を、今日からボチボチ紹介していきます。

2004年4月8日
本日の更新:

@ 記事紹介N318 君が代・日の丸に4月6日付毎日新聞社説を追加。
A 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集 2004年『セクハラ元教諭を刑事告訴へ/京都府立高の女子生徒』2004/04/07を追加。

つれづれ
今日は灌仏会(かんぶつえ)とか花祭りと呼ばれる、お釈迦様(ゴーダマ・シッダールダ)のお誕生日。生まれてすぐさま7歩歩いて発したと言い伝えられる「天上天下唯我独尊」という言葉は、この世のすべての生きものに宿る生命一つ一つが等しく尊いものであることを示し、掛け替えのない命をいつくしむ気持ちが表わされたものだと解釈されています。
その朝の新聞一面は、アメリカ軍によるイラクのイスラム寺院(モスク)空爆の記事でした。子どもも含めて40人以上が亡くなったようです。
さて、明日は勤務校の高校の入学式。そこから始まる新たな出会いを大切にしてゆきたいものです。

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2004年4月4日
本日の更新:

@ 記事紹介N318 君が代・日の丸に4月3日付産経新聞主張と4月4日付朝日新聞社説を追加。
A リンク集L143 文学・芸術・スポーツ ― 音楽『ごんべの雑学村 なつかしい童謡・唱歌・わらべ歌・寮歌・民謡・歌謡』さんを追加。
B Aも参考にさせていただいて、ヤギさんの童謡に歌詞をいくつか追加。

つれづれ
柔らかな春雨が、新緑をくすませていた黄砂を洗い流してくれました。我が家のニワウメとユスラウメも艶やかな紅白を見せてくれています。
全国各地の入学式も、一人一人の感受性が大切にされる晴れやかな一日にしていきたいものです。

2004年4月1日
本日の更新:

@ 記事紹介N318 君が代・日の丸に3月31日付の朝日新聞・読売新聞と4月1日付の中日新聞の社説を追加。
A 記事紹介N333&N173 教師のセクハラ特集 2004年『進路面談中生徒にキス/京都、高校教諭懲戒免』2004/04/01他を追加。

つれづれ

昨日はカメラ部の生徒たちと嵐山へ撮影会。お寺も竹やぶも川べりも満開の桜に誘われた観光客で賑わっていましたが、久しぶりに温かな陽光と爽やかな風に体をさらして少しばかり生き返りました。
月も変わってまもなく新学期。学校という閉鎖的な社会にも、光と風を!

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