中国二億五千万年、驚異の大恐竜博

昨年「世界最大の恐竜博2002」があった幕張メッセで今年も大きな恐竜博がやってきた。
「驚異の大恐竜博 起源と進化 〜恐竜を科学する」である。
今回も夏休み期間中の開催であり、やはりその期間の訪問は避けるべきであったが、都合でお盆開け間もない8月18日に訪れた。・・・案の定大混雑である。
こういう時に自分的に一番困るのは写真撮影で、人ごみを掻き分けての撮影は困難を極めた。今回はイベント事では初登場のデジカメ、Panasonic製FZ-10を主に利用したのだが、不慣れなせいもあってあまり良い結果は得られなかった。それを期待して買った機能である12倍ズームと手ブレ防止機能は流石に高い威力を発揮してくれたけど。

チュアンジエサウルスの頭

さて内容の方は、表題にある通り今回は恐竜の起源から追う趣向となっている為、対象となる時代が広範囲で、まだ恐竜に明確に分化していない三畳紀前期から、昨年も見たような鳥類進化へと進む過程までを追う事ができる展示になっている。そして扱う種はその時代の恐竜は勿論、そのずっと前に爬虫類から分化した一部の種と恐竜と同時代の魚類、昆虫、植物に至るまで多岐に渡っている。点数も8区分240点超と凄まじい。
会場の入口には今回の目玉の一つ、中国雲南省禄豊県で発見された27mもある巨大恐竜"チュアンジエサウルス"の復元模型が来場者を迎えていた。その巨体の側面、前脚と後脚の間に設けられたゲートを潜り抜けると、多くの化石が待つ展示のスタートとなる。

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[reports-14] 2005.08.15再編
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