巨骨は語る、世界最大の恐竜博2002

恐竜化石の発掘熱がここ20〜30年程再燃して今も継続しているという。
「世界最大の恐竜博2002」はこの十数年の発掘・研究の集大成(というよりは経過報告か)として千葉幕張メッセで開催された。
開催期間が、やはり対象としてより多くのお子さん親子連れに観てもらおうというものの為に夏休みにその多くを充てていたが、ちょっとその辺と違う層の自分としてはどえらい混雑の中は避けたいとの思惑から、9月19日という期間末期の平日になってようやく会場に赴く事になった。
恐竜博の類は、むかーし「中国の恐竜展」なるものを国立科学博物館(だったと思う)で観たのが最後。ちょっと調べたら開催されたのが1981年という事で流石に詳細は記憶に残っていない。だが、映画「ジュラシックパーク」なんかでもお馴染みになったと思うが、近年明らかにされてきた恐竜像はその当時と比べると随分と変わっており、骨格の組み方、生物学的位置付け、絶滅の理由など、多岐にわたって自分が幼かった頃学んだ事柄が役に立たない程多くの新発見がなされている。
これらについて断片的には新聞や雑誌の記事等で追う事はあったが、今回はそうした情報の断片を集約できる貴重な機会になるだろうと楽しみにしていた。

世界最大の恐竜博2002
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[reports-10] 2005.08.15再編
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