不妊で悩んでいる人・これから病院へ行こうとと言う人の参考になればと思って
昔、自分が勉強した事経験した事を書いてみました
ただ医者では有りませんので、専門的な悩みは是非病院へ行って下さいね。
病院へ行く前に/体温表の結果/病院での検査/ちょっと一休み
経験談と治療法(異常なし)/(無排卵性排卵)/(卵管閉鎖と貧精子症)/(体外受精)/おまけ
病院へ行く前に・・・基礎体温表をつけましょう!!毎朝同じ時間に婦人体温計で計ります。これは病院へ行く時に役に立ちますし、必ずつけさせられます。この体温表が低温期と高温期の2層になっている事が基本です。
体温表の結果・・・子どもが出来ないと言うと昔は100%女性の責任でしたが、医療が発達してきた今、その原因の3・4割が男性という事が分かってきました
病院での検査・・・私の行った病院は、不妊治療については比較的有名(当時)で、下記のような検査をしました。
ちょっと一休み・・・3人の子どもに恵まれた今、あの時の寂しい記憶は薄らいでしまっています。でもすべて忘れた訳ではありません。あの頃、バスの中から見た大きなお腹をした人を羨ましく思った事や、友達のおめでたの連絡が素直に喜べなかった事を今でも鮮明に覚えています。でも私自身あの時期があったからこそ、精神的にも強くなったし、少しだけ優しくなれたような気がします。当時一緒に治療していた人達の心の揺れ動きは分かりませんでしたが、お互いに慰めあったりしながらも治療に対してはみんなが前向きでした。
経験談と治療法(異常なし)・・・お子さんが1人いて2人目がなかなか出来ずに来院していた人は、検査結果では異常がなく、その上検査が終った時点でみごとオメデタになっていました。通気という検査をすると精子の通りが良くなって、その後に妊娠する例が多いそうです。
経験談と治療法(無排卵性排卵)・・・これは私の場合です。体温表が2層になっていなかったので予想は付いていましたが、検査では他に異常がなく、飲み薬の排卵誘発剤で治療することになりました。症状的には軽かったのですが、4年間かかったというのは多分精神面が大きかったように思います。排卵誘発剤と言うとイコール五つ子と誤解されていますが(私もそう思っていました)、誘発剤には飲み薬と注射があります。
経験談と治療法(卵管閉鎖と貧精子症)・・・原因は妻の卵管閉鎖(片側)と夫の貧精子症が重なり、他の病院で治療していたのですが7年間妊娠せずに、後は体外受精しかないということで転院して来ました。私の通っていた病院は、地方にある割には不妊治療に対しては比較的有名で来院する人が多く、体外受精なども積極的に行っていました。この方の場合は、幸いなことに体外受精をすることなく早い段階で自然に妊娠しました。数年後、この病院で偶然お会いしましたが、2人目が欲しくて又不妊治療に通っているとのことでした。
経験談と治療法(体外受精)・・・主な原因は上記と同様に妻の卵管閉鎖(両側)や夫の貧精子症・無精子症などです(それ以外は勉強不足)。 1回体外受精をするのに確か50万位かかったように思います。妻の卵巣から取った卵子(多めに取っておく)と精子を受精させ、その後子宮に戻します。この時、受精卵を多めに戻すので多胎の可能性が出て来ます。子宮に戻した後は着床し易いように半日〜1日をベッドの上で過します(トイレもです)。体外受精と一口に言っても2通りあります。
治療したばかりの人に話を聞いたことがありますが・・・その人は何度か治療していて、前回は残念にも流産してしまい後悔ばかりの毎日だったそうです。「今度は10ヶ月の間ベッドの上で生活する事になっても頑張れる」と言っていましたが、その覚悟の程が痛々しく感じましたが、目一杯悲しんだ上での開き直りの気持ちは理解出来ました。
おまけ・・・検査の項にも書きましたが、子宮の付きかたが不全でハート形になってしまうことがあることを私もその時初めて知りました。その後病院の待合室でその症状の人と話する機会がありました。その方は最初に手術で子宮の形を治してから妊娠したそうです。出産は帝王切開だったと言うことです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
あくまでも個人的な意見ですので、参考までにして下さい。
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