文章には 漢字・カタカナ・ひらがな と3種類の書き方がありますね。
これをうまく使い分ける工夫をしてみましょう。
例えば
・ できる営業マンはここがちがう!
・ デキる営業マンはココがちがう!
・ 出来る営業マンはここが違う!
3つとも 読みは同じですが 視覚的にはずいぶん違って見えますし
伝わってくるイメージもずいぶん違います。
漢字ひとつとってみても
・ 寂しく悲しい
・ 淋しく哀しい
これも 伝わる印象がちがいますね。
文章を考えていくうえで どれが一番 自分のイメージに合っているか
いろいろと考えてみてください。
● 同義語・類義語
日本語というのは面白いもので 同じ意味合いをもつ言葉も多く
言葉を選ぶのに苦労することがあります。
ちなみに同義語というのは 発音がちがっても同じ意味の言葉
類義語というのは 発音がちがっても意味合いが似た言葉
というのは 既にわかっていらっしゃると思います。
もちろんホームページの場合も同様にこれらに気を付けて 言葉を
選んでいく必要があります。
ホームページを作っているとついつい夢中になって 知らない間に
違った言葉を使いがちになってしまいます。言葉にはたとえ同じよう
な意味であっても 微妙にニュアンスのちがうものもありますので、
ホームページ全体を通して 同じ言葉を使い回すように気を付けて
欲しいと思います。
● その言葉は相手に通用するか?
私は 自営業で 鍼灸院を経営しているのですが、あるとき
こんなお電話をいただいたことがあります。
「中川鍼灸院さんですか? おたくでは はりとかきゅうとかは
やってくれないのですか?」
つまり このお客さんには 鍼灸(シンキュウ)という言葉には
認識がなく「はり・きゅう」のほうに なじみがあるわけです。
制作者側のほうでは 普段からあたりまえに使っている言葉でも、
相手にはちゃんと伝わっているのか、なじみのある言葉を使って
いるのか、というのはとても重要です。
これがきちんとマッチし
ていないと 訪問者との意志の疎通もできませんし 認知されて
いない言葉 ということは 検索エンジンでも その言葉は検索
されるわけがありません。
ですから 訪問者が普段から使っているなじみのある言葉を選んで
文章を書くことを心がけましょう。つまり 同義語・類義語は
いつもチェックして いろいろと置き換えてみるわけです。
そうやって工夫することで 自然とわかりやすい文章ができあがる
というわけですね。
箇条書きを上手に使おう
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