■ 茅ヶ崎ロック(2001年1月3日)

 明るく開けているので、風がなくて日が当たっていれば冬でも暖かい。 ただし風が吹くと寒く、「幕岩ってこんなに寒かったっけ?」と思うこともある。

 ルートは短いものが多く、下地もよいので取り付きやすい。 初級者に人気の岩場なのだろう、5.10 のルートは混雑しているけれど、5.11以上のルートはすいていることが多い。 講習会が開かれて、5.10 の人気ルートにトップ・ロープがすだれのようにかかることがある。

 「伊豆の踊り子」や「シャクシャイン」に代表されるように、茅ヶ崎ロックで登って楽しいルートの多くは一番初期に佐藤政和さん達により開拓されたものです。 もともとあるルートから1メートルも離れていないところに造られた派生ルートは意味のないものばかりと言ったら言い過ぎでしょうか?  カンテの左に既にルートがあるのに、数十センチも離れていない反対側にまでボルトを打ってルートを造る意味があるのでしょうか?

[梅林ボルダー]

 「一寸法師」に背を向けて、右下に70mほど斜めに降りた梅林の中にあるボルダー。 取り付きは平ら。
 以下の三本のルートはボルダー課題として登られており、昔あったボルトはなくなっています。(2015年1月21日追記)

龍角散(10a)00/4/9 RP
 「一寸法師」下の踏み跡を斜め右に80mほど下りて行くと「梅林ボルダー」があります。 短いルートが三本造られている。
 ボルト一本の、ボルダー的なパワー・トレーニングの課題?  カンテの部分は苔だらけです。 ボルダーの下手な私は 10c/d くらいに感じたけど、登るラインが間違っているのか?
アイアンメイデン(11a)00/4/9 RP
 薄かぶりのボルト二本のカチのフェイス・ルート。 指が痛い。 抜け際は苔だらけです。
ガンバレ西村君(10b)00/4/9 OS
 ボルト二本のやさしいフェイス。 これが 10b なら「龍角散」の 10a はおかしいと思う。
[割礼塔]
一寸法師(10c)
 ボルト二本の短いルートで、やや限定気味です。 ボルト通しに真っすぐに登ります。 小さなフット・ホールドへの立ちこみが核心です。 これが登れるようになると茅ヶ崎ロックで楽しくクライミングできるようになるでしょう。
ベンケイ(10b)
 一本目のボルトにクリップしてからが少し難しい。 カンテを登る時の足の使い方がポイントになるでしょう。
アロー・エンジェル(10d)00/12/16 OS
 三本目と四本目のボルトの間が核心でしょうか?  カンテのすぐ左が「ベンケイ」で、一見して「ちょっとなー」という感じのルートです。
ジロー(10b)
 最後のボルトにクリップしてからのハング越えが核心でしょう。 茅ヶ崎ロックには珍しいガバ系のルートです。
最高カンテ(11d ★★)
 一本目と二本目のボルトの間では、カンテの先の滑り台状のフェイスにあるガバは使わないようです。 ちょっと限定っぽいけど少し持久力がいって面白い。 足の使い方がポイントでしょう。 立派なケミカル・アンカーに打ちかえられました。(00/12/16)

ダーク・ヘラー(5.9)をオンサイトする I さん。00/4/9

ダークヘラー(5.9)<写真右>
 出だしに注意。 中間部の傾斜の緩いところはボルトが少し遠いので慎重に。 上部はあまり右を登るともろいです。
[希望峰]
NEGRITA なすがまま(11c ★★)
 ボルト三本目付近でどうしても「シャクシャイン」の方に行きたくなるのが玉に傷です。 若干、限定気味かなという気もしますけど、私には面白かった。 上部はやさしい。
シャクシャイン(10d ★★★)
 茅ヶ崎ロックに来たらまず登りたいルート。 ムーブが多彩で終了点からのながめも良い。 核心部分はいろんな登り方があるけど、ロープを足にひかけないように気をつけましょう。 上部は 5.9 程度。
CONQUESTADOR(12a ★★)00/03/18 RP
 ボルト二本目まではガバで、そのあと細かくなる。 核心付近は手順が鍵でしょう。 ムーブが分かってからは簡単に感じました。 12a ならお買い得だと思います。
もうじきバカンス(11c ★)
 ボルト一本目から二本目が核心で、その後は 5.10c 程度です。 指が痛い垂直のフェース・ルートです。一本目は木でクリップした方がよいでしょう。 昔は 11a だったけど、11a じゃないよね。
帰還兵(10c ★)
 体を左右に振ってホールドを効かせましょう。 人工壁ではあまり経験できないような(?)ムーブが楽しめます。
鶴芝居(10a)
 ワン・ポイントのボルダーです。 「鶴の恩返し」の1ピッチ目として登るといいかも。
マグネットうりがもも(11a ★)
 出だしの被っている所が核心です。 その上も見た目よりは難しいです。 あまり登られていないようですけれど私には面白かったです。
[黒望峰]
鶴の恩返し(10b/c)
 カンテ登りが下手なのか私には難しかった。 取り付きが悪く、イバラも生えているので気をつけて。 「鶴芝居」から続けて登ると楽しいかもしれません。
[ヒヒ岩]
トモロー(5.8)
 ルート図では、上部は「トゥデイ」と共通になっているように見えます。 しかし、5.8 の部分は下部だけです。 ボルト二本の下部だけを登ると 5.8 ということでしょうか?
トゥデイ(10b)
 下部は 5.8 程度です。 上部のカンテの部分が 10b ということでしょう。
[大滝フェイス]
ブライト(5.7)00/12/16 OS
 「馬返し」から左に二本目のルートです。 最後のボルトの手前がポイントでしょう。 終了点がないので、木で懸垂することになります。
馬返し(5.9)
 梅雨の季節には滝になっていそうなスラブを登ります。 アルパイン・クライマーになった気分(?)が味わえます。 これも最後は木で懸垂です。
[桃源郷]
夕はん時(10b)
 出だしが少し難しい。 左から入った方がラクです。 上部はやさしい。
夕ぐれ時(10b)
 穴ボコのあいたフェースを快適に登ります。 抜け口でボルトが足元になりますけれど、ホールドがガバなので落ちついて行けば大丈夫です。
アボリジニ(10a)
 カンテを登ります。 二本目から三本目のボルトの間が少し難しい。 ラインが自然で良い。 終了点が整備されていて使いやすく安全になっていました。(00/12/16)
伊豆の踊り子(12a ★★★)
 ホールドは全部小さいので、いかにうまく足に体重をのせて指の負担を減らすかがポイントでしょう。 短いけれど内容は濃い微妙なルート。
ダイヤモンド・ヘッド(11c)
 限定ルートです。 一本目のボルトの右にあるテラスに立ってからはテラスの左のフェースとカンテを使い、右の壁は使わないという限定で登って 5.11a に感じました。 良く分からない限定があるらしいです。 これを試みるなら「伊豆の踊り子」をやったほうが楽しいと私は思います。
ダイヤモンド・ヒップ(11a ★)
 被ったフェースからカンテを回り込む。 ボルト二本目から三本目が核心でしょう。 ホールドは豊富だけれど登りにくい変わったルート。
サンセット(10a)
 ガバが続く垂直のフェース。 見た目に負けないで。
シルクロード(5.7)
 茅ヶ崎ロックのルートとしては長い、階段状のやさしいフェイス。 リードを始めたばかりの人向きです。
いんちきするな(5.8)
 「シルクロード」よりも下部が少しだけ難しい。 終了点からの眺めも良く、天気がいいと大島が見えます。
おたまじゃくし(5.6)00/12/23 FS
 傾斜のゆるいボルト二本の少しきたないホールドだらけのフェース。
とけいワニ(10c)
 スラブからアンダーを取ってのっこす。 スラブが核心という人もいる。 出だしのスラブに新しいボルトが一本打たれている。(00/03/18)

アブラカタブラ(10a)をオンサイトする I さん。00/4/9

アブラカタブラ(10a)<写真右>
 フェースの中の良いホールドを探しながら登りましょう。 ルート・ファインディングよく登らないと難しくなってしまいます。
ゼルダ(11a)
 でだしが核心でリーチが影響します。 その上は少しかぶっているけどホールドは大きいです。 リーチがある人には、とってもお買い得ですが、限定があるという話もあります。 私は 10c 程度に感じました。
[紅葉展望塔]
紅葉前線Var.(10a)をオンサイトする I さん。00/12/23 紅葉前線Var.(10a)<写真左> 00/12/23 FL
 コーナーを登りテラスへ。 テラスからフェースを登るが、最後が少し難しい。 変化に富んだルートと言えるかもしれない。
[マコロン・ランド]
ゲイシャワルツ(11b ★★)
 面白い、ボルトが近い、お買い得、三拍子そろったお勧めルート。 右の壁は使わないという限定がありますけれど、気になりませんでした。
クリスマスローズ(10b ★)
 一見ホールドだらけに見えますが登ってみるとちがいます。 左の変なボルトにまどわされないで、フェースの中の好きなところを登りましょう。
スパー・タクティクス(12b ★)01/1/3 RP
 前傾したアレートと左のフェースを使って登るボルト三本の短いルート。 核心は三本目のボルトへのクリップか?  限定があるそうです。 二本目のボルトへクリップするときに使うガバより上は右奥のカンテのホールドを使わないということでしょうか?  このカンテは「マゾおけさ」を登る時にも使います。
マゾおけさ(10b)
 「クリスマスローズ」とは趣の異なる 5.10b。 抜け口ではボルトが足元になるので慎重に。 ボルトがゆるみ気味なのか自作ハンガーがクルクル回ります。 気をつけた方がいいと思います。(00/12/16)
ニュー・アライ(10a)01/1/3 OS
 変なゴツイハンガーのついたボルト二本のルート。 二本目のボルトは少し遠目なので気をつけて。
シャワーコロン(5.9)
 「アリババ」の左のルートです。 ルート図では「アリババ」と「コンマクラック」の間にはルートはありませんが、実際にはボルト三本のルートがあります。 これが「シャワーコロン」でしょうか?
 最後が木登りになってしまいます。 上に大きな枯れ木が倒れているので気をつけてください。
[アリババの岩場]
アリババ(10b ★★)
 見た目よりも立っています。 最後のボルトの前後がポイントでしょう。 カチ系のルートで、短いけれどお勧めです。
アニー(10b)
 ルート図では三つ星になっているけれど面白くなかった。 なにしろ隣のルートとボルトが近すぎる。 「あえて登ろう凹角君」という感じでした。
アラジン(10c/d)00/03/18 RP
 見たとおりのところが核心です。 三本目のボルトには下からクリップできません。 通常だと、ハングの上に立ってから腰クリップになってしまうのでは?  ここで落ちるとかなり吹っ飛ぶので気をつけて。 三本目はもっと下にあるべきだと思いました。 恐いだけのルートと言ったら言い過ぎか?
[シンデレラ・フェイス]
シンデレラ(5.7 ★)
長いやさしいフェイスのルートです。 眺めも良くて初心者の人にお勧めです。 ボルトの二本目と三本目の間が少し遠いので慎重にいきましょう。 ボルトは全部で六本くらいあります。
かぼちゃ馬車(5.6)00/12/23 OS
 「シンデレラ」の右のやさしいカンテを登る。
[ピーターパン・ロック]
ピノキオ(10a)
 「ピーターパン」のウォーミング・アップにどうぞ。
シンドバッド(10b)
 見た目はよくないけれど登ってみるとそれなりに面白い。
ピーターパン(10d ★)
 大きな出っ張りをのっこします。 足をキョンにしたピーターパンのような格好になるらしいです。 でも私は足ブラになってしまいました。

茅ヶ崎ロック  サンバリー  サイレント・バレイ  ウィングス・ロック
ハイランド  てんとうむしロック  正面壁
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