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かずみ けんすけ

香積見弼

かずみ けんすけ

1886.9.23(明治19)〜 1951.1.10(昭和26)

明治・大正・昭和期の陸軍軍人(中将)、 航空技術者

埋葬場所: 20区 1種 25側 1番

 山口県出身。1907.5.31(M40)陸軍士官学校卒業(19期)。同期に阿部規秀(後に中将:21-1-13)、田路朝一(後に中将:9-1-17-14)、沼田徳重(後に中将:20-1-29)、浅野嘉一(後に少将:15-1-15)、森本義一(後に少将:20-1-39)、後藤和儀(後に大佐:21-1-13)らがいた。同.12.26砲兵少尉に任官。東京帝国大学工学部電気工学科卒業。
 '25.5.1(T14)航空兵少佐に転科し、陸軍航空本部部員となる。'27.3.15(S2)中佐、'31.8.1大佐と昇進。この間、'29〜'35三菱航空機(三菱重工に統合)において技術主任。 当時の飛行機は羽布張り複葉機が主体であったが、巨大な主翼を持つ巨人機(全幅44m、全長23m、総重量25トン。主翼の中を人が立って歩けるほどの大きさ)で「おばけ」とあだ名された「陸軍九二式重爆撃機」を開発した('31)。ディーゼル・エンジン搭載というのも我が国初であった。'35.8.1陸軍航空技術研究所所員になる。
 '36.3.7少将に進級し、同.8.1陸軍航空本廠長に就任。'37.8.2陸軍航空技術研究所長を歴任し、'38.12.10陸軍航空本部附を経て、'39.3.9中将に累進し、再び陸軍航空本廠長に就任した。'40.8.1待命、同.8.31予備となった。享年64歳。

<帝国陸軍将軍総覧>
<日本陸軍将官総覧など>


*墓石は「香積家之墓」。戒名は碧雲院見性忠英居士。墓誌には享年66歳と刻む。

*未里周平の著作、2005発刊の『おばけと呼ばれた巨人機 ある陸士十九期卒技術者の軌跡』は香積見弼の半生と、彼を取り巻く同期や同郷、陸軍航空関係者の様々な人物を活写し、第二次大戦に到る時代を読み解く本である。


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