04年10月29日森田JAPAN! ペサパッロに挑戦!! 他2編
ゲスト:石井正則(進行)、ふかわりょう、劇団ひとり、KABA.ちゃん、井口光雄(ルール解説)、フィンランド人大勢
今回はフィンランド式の野球・ペサパッロを秋晴れの青空の下、のびのびとやろうという回。だったのだが、折しも収録日の10月9日は台風22号の接近で雨。せっかく在日フィンランド人のみなさま・国内のペサパッロ協会の人も来ているので、まずは屋内でルールを学んで天候の回復を待とうということになった。

ルールは札幌ペサパッロ協会会長で、妙に馴れ馴れしい口調の井口から聞く。ペサパッロとはフィンランド語で野球を意味するようだが、ルールはかなり野球と違う感じ。まずグラウンドが五角形。ベースの配置が全然違う。ピッチャーはバッターのすぐ横で、トスバッティングのように真上に投げる。これを打たなければボールワンとなるのだが、これで四球のように一塁に行ってもよい。オーバーフェンス(野球では間違いなくホームランでも)はファウル。一方で三塁打を打つと名誉得点として1点入り、ホームインでさらに1点。また、バッターは3ストライクまで、凡打なら打ち直して構わない。ヨケリと呼ばれる代打の切り札(ジョーカー)が存在し、1イニングに2名まで出場できる。番組で出てきたのはこれで全部だが、なんだかこれでもさっぱり。「ルールアドリブで言ってないですか」とふかわが言うのももっともだ。

一応は天候回復を待ったのだが、結局一向に雨が止む気配はない。そこで緊急特別企画、「フィンランド人と話そう」。本来ペサパッロのために集まってくれたフィンランド人のみなさんとフィンランド料理を食べながら交流する。「緊急で用意した」というわりにはふかわが突っ込むくらいの量の料理が出ていたわけだが、おそらくは昼食・休憩を兼ねてそういうパートを企画していたのだろう。パン、サーモンスープ、一部にキッシュ?と言われたサーモンプティングをいただいた。もう当初の企画が潰れた関係で出たとこ勝負の企画連発で、この流れに乗って劇団ひとり対ふかわのフィンランドについての知識の披露対決。ふかわはNOKIAとかサウナ(フィンランド語)とか適切な発言をする一方で、劇団ひとりはビョーク(アイスランド)とか男性のスカート(スコットランド)とか見た感じ天然でボケていた。これに対するツッコミがなかなかで、前列にいた3番のビブスをつけた青年?が注目されることに。

また、日本人にあまり知られていないフィンランドのことも紹介。バスタブがなくてサウナが150万基ある(人口は500万)、交通違反の罰金が収入に応じて変わる(例として、携帯電話会社重役が速度違反で1350万円)、コーヒー消費量が世界一、いろいろな選手権がある(奥さんかつぎ選手権やカラオケ選手権)、苗字に「ネン」がつく人が非常に多い(大統領ハロネン、女優オウティネン、F-1ライコネン、ジャンプニッカネン、サッカーリトマネン)といったあたりが出てきた。「上を向いて歩こう」はフィンランドでも唄われているようで、カラオケの話題に関連して唄われたが、なぜかタイトルが「京都から来た女」になっているよう。一同騒然。

さて、フィンランドにはネンがつく人が非常に多い(今回出場予定者にもものすごくいた)ということからやっつけ企画第2弾、「ふかわが歌う【ネン】の唄曲名当てクイズ!」へ。ふかわがヘッドホンを着けて曲を聴き、歌詞の中の「ネン」という言葉のみを発して曲名を当てるという難度の高いクイズだ。しかし口パクが下手なふかわ、声が漏れている。しかも歌詞に「ネン」が出てきたのに普通にスルー。だのに劇団ひとりに当てられてしまった(正解は「なごり雪」)。これを受けてふかわはわずか一問で見切りをつけられ、出題者はKABA.ちゃんに交替。KABA.ちゃんはしっかりノッて、「ネン」も綺麗に入れて問題成立、と思いきや、2回目の再生時にAD松岡がラジカセのボリュームを上げすぎてヘッドホンからの音漏れで答えがバレるというオチに(「硝子の少年」でタモリ)。三問目、四問目もどちらかというと情報集めで正解(「まんが日本昔ばなし」ふかわ、「やっぱ好きやねん」タモリ)を導いた感じ。そして最終問題はタモリも劇団ひとりも素で「七年目の浮気」と間違え、「三年目の浮気」と正しく答えたふかわが正解。優勝もかっさらっていった。賞品はフィンランドに白樺が多いということで白いかまぼこ。これも近所のスーパーで急いで買ってきた感ありありのものだ。


今週は3年半ぶり!の急遽企画変更の回ということでそのぐだぐだっぷりを満喫。楽しくて仕方ない。曲名当てクイズは前回も行われた(前回は「雨」の部分だけ唄ってた)ので、今後不測の事態の場合の定番になるかも。ほとんど推理ゲームの様相を呈しているのがよかった。ツッコミらしいツッコミがいない中にあってはふかわの存在が案外と貴重で、ツッコむだけではなくちょっとしたことも拾っていって好感触。このような状況下にあってそれが非常に有効だったと思う。KABA.ちゃんも、まあ贔屓目はあるだろうけれどよく唄って踊った。そこまでは全然目立たなかったのもこれで相殺。前の企画変更時もそれなりに高評価にしてたようだが、今回もけっこう良いかと。保存版。A

関連リンク:ペサパッロ公式ホームページ


空耳アワーの結果

ルール解説を終えて天候回復を待つ間に、という感じで早めの投入。安斎はダイエットのためにジムに行っているらしいが、タモリはウォーキング(つうか散歩?)を推奨。

ミュージシャン曲名賞品
ジプシー・キングスオー・エー・オー・エー手ぬぐい
マイケル・ジャクソンブラッド・オン・ザ・ダンス・フロア手ぬぐい
「ブルース・ブラザーズ2000」オリジナル・サウンド・トラックファンキー・ナッソーTシャツ

 

04年10月22日祝 統合一周年 タモリ東京海洋大学の大海原を行く!! 後編
ゲスト:松尾貴史(進行)、ほんこん、眞鍋かをり、やくみつる、堀部圭亮、小池義夫、片山亮、木内淑雄、上田貴裕、和泉充、清水悦郎、岩永恵子、石橋篤
今週は先週に引き続き、東京海洋大学のあれこれに迫る回。前回が練習船・海鷹丸の汽笛を誰が鳴らすかで揉めたところで終わったので、そこからスタートして越中島キャンパスへ向かい、海洋工学部を見学する。

大揉めの現場を「いい大人なんだから」と収めようとするタモリ。しかしその実、いちばん鳴らしたいのはタモリであって、「年長者を立てる」と自分に有利な条件を持ち出してきた。相手もなかなかで「わたし一応67です」「僕昨日で70になりました」などと虚偽申告。そのようなものを何が何でも跳ね返したいタモリは結局1万円+回転寿司を提供することで話をつけ、見事汽笛を鳴らすに相成った。なんだその結論。汽笛の余韻に浸っているときに運行もしていないのに突然眞鍋がえずき、介抱するほんこんとともに下船。これで前後編のゲストが入れ替わった。

残った一同はもう少し海鷹丸に滞在。船のへさきのほうには海賊などの外部からの侵入者対策として放水銃が備えてあり、これも撃つチャンスに恵まれた。撃ってみたのは大人気ない争いをした末にやっぱりタモリ。また、小池に航海難所を3点挙げてもらう。それによれば、来島海峡、関門海峡、明石海峡が難所であるようだ。航海難所の話が本格的になりそうだったのでキッチュがばっさり切り上げ、交通艇に乗り換えて越中島キャンパスへ。いろいろな話に花を咲かせながら海の男たちが川を上ってゆくと、海事普及会の会員が手旗で迎えてくれた。

海洋工学部に入って最初に訪れたのは2号館。ここでは超電導について見る。実際は超電導を海の分野に応用しようとしているようだが、今回は超電導の何たるかを見る程度で。冷やしたバルク磁石を永久磁石に乗せて浮いたまま回してみたり、永久磁石をバルク磁石の塊の上に乗せてみたり。永久磁石を乗せたものはもう人が乗るにも十分で、浮いたまま堀部とやくの二人を乗せたしキッチュがパントマイムをすることもできたしといったふう。

次は第1実験棟へ。波による船の揺れを再現させたうえで、乗組員が体感する揺れを極力抑えられるようなシステムをつくるための没入型シミュレータを試してみる。今回企画では何でも首を突っ込みたがるタモリ、ここでもいちばんに乗ってみる。小型船の揺れを体感したあと、次は揺れはそのままに乗っているタモリがあまり揺れを感じないように調整。縦揺れは残るものの、横揺れはほとんどなくなるようだ。次は堀部が乗ってみるが、揺れもジョイスティックでマニュアル操作。ヘルメットをかぶらせて、やくが適当にいじってみる。堀部はあっちに振られこっちに振られとたいへんそう。機械制御も入れてみるが、これはやくの操作範囲が大きすぎてリミッターが作動してしまうというあっけない幕切れになった。

さらに操船シミュレータセンターへ。世界有数のシミュレータで、225度もの視野を実現している。もちろん様々な状況を再現することができ、脇から他の船が出てきたり、靄を霧にしたり、雨を降らせたりといったことが可能。当然ながらタモリはすごい食いつきで、不審船の追尾にチャレンジする。黙々と操船して見事成功した。

このあともいろいろとあるようだが、堀部とやくはリタイア。あまり気乗りしていなさそうなキッチュを引き連れ、タモリの探検はまだ続くのであった。


基本的には先週と変わらず。ゲストが入れ替わって落ち着きが増したように思うが、面白みも減った。総じて冴えがない。ただ、「高校の頃こういう大学があるというのをあまり教えてくれない」というやくの発言が意外といいと思う。実際そうだと思う。そういう進路指導がなされて然るべきだ…って、中学生の頃から図書館情報大学に憧れつつも理系を選択して普通の進路を採ってしまった自分があまり言えたものではないけれど。全体的に出る人出る人が、この研究が、ここで学ぶことが楽しくてたまらない!という空気が滲み出ていていい感じ。翻って自分はどうかと思うと自省するしかない。やっぱりいろんなところで進路を誤ってるな…。眞鍋はあんなえずき演技をして事務所の戦略として大丈夫なんだろうか? D

関連リンク:東京海洋大学


空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
セルジュ・ゲンスブール恋文採点手ぬぐい
ベイビー・バッシュステイ・パーキンTシャツ
リンプ・ビズキットマイ・ジェネレーションTシャツ

 

04年10月15日祝 統合一周年 タモリ東京海洋大学の大海原を行く!! 前編
ゲスト:ほんこん、眞鍋かをり、松尾貴史(進行)、東海正、野田勉、鈴木健、鈴木克彰、前田玄、村瀬敦宣、内田圭一、小池義夫、堀部圭亮、やくみつる
近頃は大学も学生不足の時代に突入しつつあり、統廃合(下手すると閉校)が活発になってきている。首都大学東京など、その象徴のように思える。そうした流れを受けてかどうかは知らないが、昨年10月には東京商船大学と東京水産大学が統合して東京海洋大学として船出した。今回は統合一周年を迎えた海洋大学のさまざまな施設を探訪する。最初の時点で2週連続と宣言した大型企画だ。

前編の今回は品川キャンパスの海洋科学部が中心。最初に訪れたのが回流水槽実験棟。巨大水槽に海流を再現して漁具の開発に役立てているようだ。例として、中層トロールなるトロール網の一種で網目の様子(ひし形の網目は水流が早いと小さくなる。四角い網目は小さくならないので、幼魚は逃がせる)を見た。他にもいろいろな漁具を見る。鱗などにひっかけて獲る刺網や、全部つなげると1kmにもなるという網の一部を見せてもらった。網が長くなると、獲りすぎで逆に船が転覆することもあるようだ。

次は誰でも入館できるという水産資料館へ。船好きのタモリらしく、製作費200万円という船の模型から見学。タカアシガニや、海老・貝の標本もあって、ここまでは普通だが、なぜか鰹節が。しかも本節だけではなく削り節まで。一応学生実習で鰹節を作るらしいが…。そしてここでは「家庭でも出来る!」というスケルトン標本(つくる主目的は骨の研究)の作り方を学ぶ。「簡単にできますから」とキッチュが言うのも納得の作り方はこちら。一足飛びで完成品までたどりついたが、できあがった完成品は骨だけが着色されて見えて綺麗になっており、一同興奮。さらにお土産でウマヅラハギのスケルトン標本をもらって一同はご満悦だ。

昼食がてら食堂のある学生会館へ。ここでは学生が実習でつくった缶詰をいただく。さば水煮、チーズかまぼこ、まぐろ油漬、魚肉ソーセージなどなど、最初は「大丈夫ですのん?」と不安そうな感じもあったが、いざ食べてみるとその味のよさに絶賛の嵐。ちゃっかり未開封分をもらって、「そんな気じゃなかったのに」と言いつつも顔が笑顔だ。

さらには学生の課外活動を覗こうと、課外活動施設棟へ。要はBOX棟か? お邪魔したのは水産生物研究会部室。エビとイソギンチャクを研究する鈴木、ナマコを研究する前田、イソギンポを研究する村瀬と、課外活動においても海の生物を研究し、研究対象について熱弁をふるう彼らは本当に好きみたいだ。

最後は実習艇に乗って東京湾クルーズ。行き着いたところは海洋科学部の研究練習船、海鷹丸。「行きたいか?」と問われて「行きたい!」と即答するタモリを筆頭に、一同乗船。海鷹丸は漁業練習船という位置付けで、船を運航する実習をメインとして使われるが、漁労設備や観測・研究設備、教育設備も備えているらしい。ここで、海上保安庁の許可を取って行われる「お一人様限定! 海鷹丸の汽笛を鳴らそう!!」なるプチ企画。これにはタモリはもちろん、あまり興味なさそうな眞鍋やほんこんもかなりやる気。後編に出演するため待機していた堀部とやくまで出てきて現場は混乱。誰が鳴らすか収拾がつかないまま、キッチュが締めておわり。


収録時点でどう思っていたかは知らないが、オンエアでははじめから2回連続と構えているので、これ収拾つくんだろうか?と不安に思うことなく見られるといえばそうなんだけど、ちょっと方向が真面目すぎる嫌いがあるので、MITAKA-SEAばりに何かひねってほしかった気もする。タモリは「一度来たかったんだよね」と言いつつ、竹とんぼの回で来てるじゃんか! オンエア日が若干離れてるけど同日収録なのかなあ…でもほんこんも両方に出てるよなあ…。中層トロールが変形するところでこっそり「海綿体みたいだ」とスレスレの発言をするキッチュ素敵。誰にも突っ込まれなかったけど。眞鍋とほんこんも興味なさそうなわりにはよく溶け込んでたような。ほんこんの適応能力はほんとに高い。なんて便利なゲストだ。サークル活動にこっそり混ざって「そうですね」のシーンがすごく良かった。C

関連リンク:東京海洋大学


空耳アワーの結果

タモリの著作「タモリのTOKYO坂道美学入門」が15日に発売になったとか。安斎は「坂道美人学問」と、半端な覚え方でミス(笑)。安斎は「どうせくれないと思うから」買うらしい。

ミュージシャン曲名賞品
ドゥノッツレッチド・ボーイ手ぬぐい
スリップノットビフォア・アイ・フォーゲット手ぬぐい
プロコル・ハルム青い影手ぬぐい

 

04年10月8日あなたもオーナー!? 居抜き店舗物件情報!!
ゲスト:伊集院光(進行)、金村義明、安めぐみ、山邊浩、小能武、加賀山大士、近藤道子
伊集院が不動産仲介業者を仲介する事業を立ち上げた。そこへやってきたのがサイドビジネスとして店舗を構えたいと考えているという金村と安。今回はさまざまな居抜き物件を見てサイドビジネス展開の可能性を探る。タモリもうどん屋「都留庵」の経験があるということで(てか「太助」の経験もあるんじゃないのか?)経営コンサルタントという位置付けでノリ悪くも参加。

まず訪れたのは要町の山手通り沿いの元中華料理店。呉服屋と花屋がくっついた物件で、元呉服屋部分は反物入れの棚が残っていたり大鏡が残っていたりもちろん段差もあったりで、元花屋部分は厨房になっているが形が三角形なのでかなり狭く、調理をシミュレートしてもやはりかなり苦しそう。ワンフロア51.53m2で賃料18万で、営業の山邊が言うには「考える余地は何もない」とのことだが、それにタモリは「あります」と即答、そんな物件。「(金村の)現役時代の1安打の給料はこれ(18万)より高いでしょ?」と妙に納得しそうなセールスを展開するも、あっさり却下。他の物件を見ることになった。

1軒目は現場で見たが、あとはVTRと間取りで検討。まずは湯島の元スナック。タモリや金村が見る前からさんざんスナックの悪いイメージを言っていて、薦める側の小能もなぜか「だいたい合ってますね」と同意してしまう昨今のスナック業界だが、紹介された物件はなかなかいいかも? 6路線に面しており、急な階段を下った地下店舗。全部で12人くらいしか入れない小ぢんまりとした店内で、フックも多い。ホスト側も通路が狭く、太った人は通れない。ただ24.50m2で233,415円とかなりなお値段で保留。

次は大森の元焼鳥屋。角地の三角形店舗は狭いながらも木を中心とした素朴なつくり、白熱灯ベースの照明でかなりいい感じ。調理スペースも狭いけれど好感触だ。そもそもオーナーの健康上の理由で泣く泣く手放した店であるようで、普通の居抜きとは条件が違うようだ。賃料も1F・2Fともに13.65m2で11万とかなりお得な感じ。山邊のわざとらしい演技もあるにはあったが、山邊の会社が自ら買い取った(1軒目は買ってないらしいが)だけあってけっこう自信の物件であるよう。しかしこれも保留。

さらに出てくるのが三軒茶屋の元カラオケボックス。世田谷通り沿いという抜群の立地だが、細長い形状が難点? 前の持ち主は13年もやっていたようだが、近郊に大手が進出してきたこともあって撤退したらしいというワケあり店舗で、さらに82.64m2で42万という価格もあって保留。一応カラオケに代わる業態として芸人を置くとか占い師を置くとかいう案も出たけど…。最後は自由度が高く、広い物件ということで120坪の深大寺の元日本料理店。飛騨から歌舞伎町に移築され(タモリはこの時代を知っているようだ)、さらに深大寺に移築された木造合掌造り。1F5部屋、2F4部屋、宴会場30畳、駐車スペース19台という広さに客商売から離れ分譲という案も出てきたこの土地。1F242m2、2F154m2という広さなので賃料も84万と微妙なお値段。結局全て保留で今回は見送りという結果に(あたりまえだ)。


そもそも居抜きという言葉を知らなかったのだが、調べて意味を知って思ったことには、もう少し物件の負の部分をさらしたほうがいいんではないかと。まあ副業云々も本気でないのだろうからいい部分だけでいいのかもしれないけれど。ただその中にあっても、大森の焼鳥屋はかなりいい気がした。やるなら間違いなくあの物件だろう。山邊が演出(テレビ側の演出と見た)とはいえ追い込みをかけるのも理解できる。「なのこり」なんて信じられない日本語を使うけれど、山邊のキャラはそれなりによかった。やる気のなさそうだったタモリが急に経営コンサルタントぶるところも良かった。家賃が現実的でないにしても物件を見るのも不動産好きとしては楽しかった。一方で、細かいところこそ気を遣いそうなものなのに、最初に出てきた伊集院の名刺のURLが「htp://ww.chuukai_cam」なんてかなりいいかげんになっていたのはちょっとがっかりだ。実際に入力したら案内画面が出てくるくらいの遊びがほしい。そこまでの余裕はないですかそうですか。B

空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
ストラトヴァリウスリージョンズ手ぬぐい
スレイヤーエンジェル・オブ・デス手ぬぐい
トーキング・ヘッズワンス・イン・ア・ライフタイム手ぬぐい

 

04年10月1日企業最前立腺! 価格破壊の大人のコンビニ登場!!
ゲスト:みうらじゅん、浅草キッド(博士が進行)、中田義実、関川将人、新保力、堀井明大、渋谷健太、角井太司
JR秋葉原駅前に巨大ビルを構えるアダルトグッズショップのM'S。ここはアダルト業界に革命を起こしたリーディングカンパニーだそうで、今回はこの企業の実像に迫る、まさかあるとは思わなかった企業最前立腺の第2弾(第1弾が随分前なので番組では一切触れられてなかったが。それとも前回は「前立『線』」だったから別物?)。

M'Sは社長の中田が風俗業界で働いていたときにグッズの高さに疑問を感じたことから始まったらしい。前半は会社の経営方針を追って企業の姿を捉える。
・企業目標に向かって邁進
「人類快楽補完計画」なるスローガンを設け、アダルトグッズだけではなく、世の中にある快楽、楽しいことがすべてある店を目指す。
・女性に優しい店作り
路地裏ではなくあくまで路面店とする。女性客はコスチュームを着て写真撮影をさせてもらうと30%OFF(女装も可)。
・徹底した社員教育
マニュアルを作って社員もバイトもそれに準じた応対をしてもらう。社長自ら指導。新商品が出たらまず社員が使って感想をWebに掲示。
・独自の採点システム
来客に従業員の接客を採点してもらう。
・客のニーズに応える新商品開発
顧客の意見を反映させる。例えば薄いローション・濃厚ローションをつくった。グッズクリーナーをつくった。

社員教育のところでは教育の行き届きぶりを見るために「店長対抗 M'Sテレビショッピング」を開催。各店の店長におすすめ商品を紹介してもらう。知ってて当然ということで、うまく説明できなかった場合はその場でクビだとか。関川が「V-Flex」(膣圧測定器みたいなもの)、新保が「HOTいてクリ!」(接触によって自動的に振動する。挿入時にペニスにはめるものみたい)、堀井が「エンマII 電動」(乳首を吸引かつ襞で愛撫するおもちゃ)、渋谷が「ミコスリーNO.1」(指3本が振動して三点攻めができるグローブ)、角井が「羨望鏡」(内視鏡になっていてライトアップもできるバイブ)を紹介したが、新保はいまいちで実際はどうだかわからないけど降格とのこと。

後半は実際に店内をめぐってみた玉袋やみうらが見つけたアイテムやエロセレブ向けのアイテムを紹介。玉袋は「課長田中晴夫2」なるバイブを、みうらはジュード麻縄、ボールペン兼用ローター、リングスーツを発掘してきた。また、セレブアイテムとしては前立腺マッサージ用の「電動オナマグラ」、用途不明だがスカトロマニアやSMに使えそうな「スケルトンおまる」(おまるの下に入ることができる)、肛門用バイブ兼リモコンとスラスト運動する手を模した器具がついた究極のオナマシン「Men's SOM」が紹介された。

最後に驚異の触感、リアルさの「FIST」を紹介しておしまい。


M'Sはオープン当時だったと思うのだが、エロ本を立ち読みしていたら広告が載ってて、最上階まで全部アダルト関係なんてスゴイなあと思っていたし、実際秋葉原店はどこにあるかもはっきりわかるし、そういう意味ではずっと興味の対象だっただけに、今回取り上げられてよかった。こういうところで働いてみたいわ。ゲスト構成も最も濃い面子を掬い上げていてよかった。みうらも玉袋もどんどん赤裸々になっていくのもいい。玉袋が乳首で感じるのはかなりわざとらしかったけど。女性ゲストも乾貴美子あたりならいてよさそうだけれど、さすがに今回はセクハラ発言が連発してしまうか。グッズの勉強にもなった。いろいろあるんだな…。やっぱりこの番組のエロはドキュメンタリーっぽく堅い顔で言うんじゃなく、こういう雰囲気で、ちょっとニヤニヤしながら話すのが楽しい。保存版。A

関連リンク:ADULT SHOP M'S(番組に登場したグッズも通販トップで紹介)


空耳アワーの結果

3本目のVは全裸で大便をする人だったが。だからといってとくにネタがなさそうなことを言っていたが。あんた下むき連やったじゃん! 「それは全裸連のほうですね」言ってたじゃん!

ミュージシャン曲名賞品
ビーチ・ボーイズ太陽あびて手ぬぐい
ビー・ジーズジャイヴ・トーキン手ぬぐい
ナイトウィッシュクリーク・メリーズ・ブラッド手ぬぐい

 

04年9月24日スーパー竹とんぼを作って子供から尊敬されよう!!
ゲスト:ほんこん、松澤一之、YOU、渡辺祐(進行)、石田俊治、佐藤六三
手作りのもの、おもちゃが減ってきた昨今、子を持つ芸能界の親たちが集結して、竹とんぼを作って子どもに尊敬されようという野望を抱いた。まあ、YOUはタモリに「あんた興味ないでしょ」と図星を指されていたけれど。ともかく今回は竹とんぼの中でも高度50m、飛距離100mにもなるというスーパー竹とんぼをみんなで作る。

一口にスーパー竹とんぼといってもいくつかの用途があるようで、高く上がる高度用、旋回させて滞空時間を長くする対空用、まっすぐに飛んでいく距離用があるらしい。そのいずれも常軌を逸したレベルで、一同は驚嘆の声を連発。スカイヤンマなる発射器もあるようだ。それらの中から、今回は距離用を製作する。

松澤の長男が作った竹とんぼを石田にあっさり否定される哀しい場面を織り込みながら、翼の形になった竹を削る工程からスタート。小器用なタモリは薄さを追求してすいすい、ほんこんは左利きであるせいか苦戦、YOUはやる気なさそうでいて「バンド崩れとは思えない」というくらい案外順調、そして松澤は不器用すぎてぼろぼろ。本人は「いい感じ」と思っていても佐藤に言わせれば形が崩れてしまってるということだ。しまいには割ってしまい、瞬間接着剤で補修する始末。

観賞用竹とんぼの鑑賞を間に挟み、竹とんぼが何とか完成。当然それで飛ばしっこをしてみるわけだ。トップバッターのほんこんは無難に飛ばして11m40cm。松澤は製作の流れからして全然ダメかと思いきや、上に向けて飛ばしたのがよかったようで13m70cm。いっぽうYOUは綺麗に仕上がったのに、飛ばし方がまずくて3m20cm。実は作っていた渡辺はまっすぐ飛んだものの最初が低くて6m40cm。そして真打ちタモリが登場。今までとは全く違う飛びで22mを叩き出した。竹とんぼの作り方はこちら


本編は淡々と進んであまり印象に残らない。作り方が中心になってしまって、石田や佐藤のキャラクターがあまり前に出てこなかったせいもあるのだろう。飛ぶのを見ても、あー、よく飛ぶなあ、とそれくらい。その中ではほんこんのツッコミやYOUの毒舌が効果的だった。自分がそれなりにやる気があるためか、「カンペと違うことをシュールと思ってるやろ」などと明らかにやる気が見えないYOUをいじめるほんこんや、松澤にぼそっと「父子揃ってダメ竹とんぼ」と吐くYOU。いいんじゃないですか? それくらいしかいい場面はないんだけれど。C

関連リンク:国際竹とんぼ協会(PDFだらけの極悪サイトにつき要注意)


空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
シンディ・ローパーマイ・ファースト・ナイト・ウィズアウト・ユー手ぬぐい
ニール・イネスヒューマン・レースTシャツ
ウータン・クランベイビーズ手ぬぐい

 

04年9月17日吸盤の素朴な疑問に答えます スターQ盤どA!!
ゲスト:松尾貴史(進行)、山田五郎、高橋昇(解説)、印南勝弥
タモリは「そんなことするわけないだろう」と言っていたけど、先週ひっそりと番組内で募集された「吸盤に関する素朴な疑問」に、数多くの葉書が届いた。今回はこれを受けて、世界有数にして日本唯一の吸盤メーカー、タカプラS・C・Jで吸盤のさまざまな謎を解決する。

さっそく葉書を読むキッチュ。タモリはなお疑いの目を向けていて、消印を確認。確かにある。これにはタモリも納得せざるを得ないようだ。さて、読まれてその場で解決させた質問は「吸盤はどうしてくっつくのか、でっぱりをつかむとはがれるのか」(大気圧で押さえつけられている、でもくっついているのは縁だけなのでちょっと空気を入れるとはがれる)、「吸盤はいつどこで発明されたか」(わからない。ゴムができた19世紀くらい?)、「なぜ風呂場のタイルからははがれやすいのか」(つかないから。素焼きの裏側から空気が入ってくる)、「吸盤の寿命は」(可塑剤が染み出すので、商品としては1年くらい)、「なぜ透明ではなく青色が入っているのか」(綺麗だから)、「ネジがついた吸盤とは」(ネジで絞って中の圧を低くする)、「今まで全然売れなかった吸盤は」(社長の手を象ったバイバイハンドや紙挟みになるビッキーハンド、時計が入るペッタンクロック)、「ヒット商品は」(ニンジャダーツ)。

併せて、スタッフ内の吸盤所持数の実態調査結果を報告。基本的にはみんな持っていないようだが、持っている人は桁違いの量を持っているようだ。傾向としては、賃貸住宅に住んでいる、小さな子どもがいる、整理整頓が好きという人が吸盤持ちであるようだ。また、「普通サイズの吸盤はどのくらいの吸着力があるのか」という質問を受け、一般的な吸盤で6kgの書類ケースを持ち上げる実験を開始。他の進行と並行して実施する。

また、「吸盤はどうやって作るのか」という質問から、実際に吸盤ができる工程を印南の手さばきとあわせて見学する。顆粒状のプラスチック(ゴム?)を機械に投入して溶かし、型に吹き付けて吸盤の形にするという、至極もっともな工程だった。最後には「一番強力な吸盤は何キロのものまで引っ張りあげられるか」(20kgで設計しているけどそれ以上は不明)という質問に関連して、吸盤の耐荷量をさぐることに。新製品のダイヤモンド型で21kgの重しを吊るすところからスタートし、ペットボトルで0.5kgずつ加載する。順番に入れていたのに途中で順番がおかしくなるなんてことがあった(キッチュずるい)が、30kgまではもった。なお、番組途中で吊るした書類ケースは1時間半もったようだ。要するに、強力だったってこと?


途中までタモリは本当に募集があったのか疑っていたが、その疑いは当たってるわけで。募集した回の初回放送が9月10日なのに、収録日は8月28日だったわけだから。所謂やらせですなあ。でもまあ、こういう演出もいいかなあ、と。葉書の形を借りて質問をぶつけていくのはやりやすそうだし。ただ職人系の企画にしてはどうも弱いかな?という気が。「タイルにはつきません!」「綺麗だから」といったあたりの高橋の気風の良さは目についたがそれくらいか。質問をもう少し絞って深く突っ込んでいったほうが面白かったかもしれない。最後の実験で、ADが公式記録員みたいな格好をして出てきたのは良かった。一瞬しか出てこないのに! D

関連リンク:タカプラS・C・J


空耳アワーの結果

キッチュのバー(という言い方だったが本当は共同運営)のカレーが旨いらしい。山田五郎はギターが巧いらしい。と、適当な話をして「急場んしのぎ」なんだとか。

ミュージシャン曲名賞品
ビースティ・ボーイズトリプル・トラブルTシャツ
AC/DCミストレス・フォー・クリスマス手ぬぐい
ウエストサイド・コネクションライツ・アウトTシャツと手ぬぐいと吸盤2個

 

04年9月10日低予算対応型の特効さんに再び挑戦!!
ゲスト:小池栄子、浅草キッド(博士が進行)、杉木優子(解説)、岡田くん
タモリに「アレダメだったよな」と回顧されるほどで、一度きりかと思っていたAVプランニングが戻ってきた。今回キッドが目をつけたのはVFXを低価格で、たとえばハンカチに火を点けても燃えないなんてことができる…ってそれは一度やってますがな。何はともあれ有名監督から次々発注も来ているみたいだし(筆跡が全く同じだけど)、今回は特殊効果の名を借りた化学実験をいろいろと。

まずは北野武から「ロード・オブ・ザ・リングのような次々に色が変化する魔法の聖水」が。のっけからゴーグルをつけたりゴム手袋をはめたりと若干危険な実験だが、インジゴカルミンの酸化還元反応で色が次々変わるという結果は鮮やかで一同びっくり。この特殊効果で映画をつくるのも前回と一緒で、「ロード・オブ・ザ・キング」がつくられた。続いて井筒和幸から「スターウォーズのライトセーバーのような怪音を発する銀の剣」。たぶんタンバリンのロールあたりと一緒で、摩擦により音を出すというもの。やや薄い反応だが、一応鳴ることは鳴った。てか剣って感じでもないけど…。つくられた短編は「アルミパイパーX」。

さらに堀内恒夫からは「デイ・アフター・トゥモローのような万物が凍りつくシーン」。ジクロロメタンの気化を使った格好で、早回しのように凍ってゆくさまに小池などは興奮。つくられた短編は「FREEZE WORLD」。そして崔洋一から「ハリー・ポッターのような白い粉が黒い巨大なモンスターに変化するシーン」。劇薬である濃硫酸の脱水作用を使うので、プラケースで蓋をするにもかかわらずゴーグルに防毒マスクといういでたちで様子を見る。なぜかシモの感想に走るタモリたち。つくられた短編は「怪奇大作戦 恐怖の白い結晶」。

以上、かかった金額はハンカチ235円、聖水44円、剣485円、冷凍1,207円、色とりどりの卵(オンエアカット)572円、モンスター200円。最後にもはやVFXとは遠い位置付けで過冷却の実験を。玉袋は事前にスタッフから「失敗しますから」と聞かされていたようだが、一応成功でめでたし。なお、オンエアされたVFXのつくりかたはこちら


間隔が短いように思っていたけど、前回から1年半も経ってたのか…前回出演時は確か白衣だったと思うけど、今回は杉木だけかなり可愛めの衣装で登場。やや歳もいってるのでは、と思うが、似合ってしまうのがおそろしい。前回キッチュは「整形ですけど」なんてことを言っていたが、今回博士も「かなりCG入ってます」と。お約束なのか。顔触れは前回と似たり寄ったりだが、まるっきり前回と同じ展開なので感動もあまりない。「ロード・オブ・ザ・キング」が「王の道」になってたのはちょっと良かったけど。もう少し工夫があっても、とは思うがこんなもんか。岡田くんも前回に引き続きの登場だが出番が少なかった。もっといじれば面白そう。これも思い出したようにやるのだろうか? C

なお、番組途中で告知として吸盤の疑問を募集するとのこと。〒106-8001 東京都港区六本木テレビ朝日「タモリ倶楽部」吸盤係まで。

空耳アワーの結果

安斎、高校の実験で乱視が発覚したらしい。

ミュージシャン曲名賞品
オージェイズ裏切り者のテーマ手ぬぐい
ブリトニー・スピアーズプリーズ・オン・ミーTシャツ
ジプシー・キングスパパもママを愛してるTシャツ

 

04年9月3日好きです!シャキシャキ 八百屋さんで呑む!!
ゲスト:堀部圭亮、アリ to キリギリス、井筒和幸
今年は涼しくなるのが心なしか早いとはいえ、収録時はまだ暑い頃。暑いときといえば食欲が落ちるため、シャキシャキ・さっぱりしたものを口にしたいところ。そこで今回は、シャキシャキしたものの宝庫、即ち八百屋で呑む。と、普段呑まないところで呑む企画となるとラーメン屋で呑んだ回があったが…今回はあらかじめナレーションで「タモリ料理長のお酒によく合う野菜料理フルコース」とネタばらししているように、ラーメン屋の回の後半をまるまるやったような回。

セルフサービスながら凍ったジョッキもビールサーバーもある状態でまずは乾杯。何も口にしてないのに「焼鳥屋で呑んでるより旨いやろ」と言い出す井筒はもしやスタート時点から酔ってる? 今回は新鮮なシャキシャキ野菜をちょいちょい持ってきてガッといくのが趣旨らしいが、生よりも調理したほうがよりシャキシャキするというのがタモリの論調。ということで、タモリはしっかり用意されている簡易厨房へ。「やるよ、だから」というくらいだから予定調和とはいえ相当我慢ならなかった風。

まずは最後まで包丁を入れずに小口で切った胡瓜をポン酢マヨネーズ和えで。水分がよく入ることでシャキシャキするようだ。と、ここでピンの仕事を終えた石塚が到着。さっそく買い出しに行かされる相変わらずの弱い立場である。さて次の料理はラーメン屋の時もつくったもやし炒め。「生よりシャキシャキしてる」という評価は得たが軽く流されて、次の茄子とトマトの胡麻和え・茄子と大葉の即席漬けへ。これには一同感動。かなりな驚きをもって迎えられた。それでいて石塚のコメントにはみんな沈黙と息の合ったところを見せる。

このあたりでラーメン屋の回みたいなニセ設定てんこ盛りのタモリの身の上話がスタート。曰く吉兆に居たとか日テレの食堂に居たとか佐野の健康ランドに居たとか女房に逃げられたとか板長が厳しかったとか娘に作った最後の料理のこととかお花茶屋にいたとか、そういう話を時に涙混じりに語る。もうめちゃくちゃな設定だ。

茗荷の薀蓄を語りながら次に出てくるは厚揚げの野菜盛り。ここでも石塚のコメントはひどい扱い。そして酔いが完全に回った井筒は石塚のビールジョッキに日本酒を混ぜ込むなどやりたい放題だ。料理はなおよどみなく出続け、次に山芋そうめんが登場。これも一同絶句の出来。締めの一品は野菜冷やし中華。当然ながらこれも高い評価を得て、最後までニセ設定話でおわり。総じて「もう呑みには肉も魚もいらない」「もうそうめんいらない」「これからの冷やし中華はこれだ」といったような、非常に高い評価を得たタモリ料理長の品々であった。


「酒呑んで酔わない奴嫌いやねん」なんてことを井筒は言っていたけど、度を越すのもよくないとおもいます! たとえ相手がいじられ役でも、ビールと日本酒をチャンポンにするなんて酒に対して失礼だ! 酔って自分を失くすような、そういう性質の悪い飲兵衛こそいくないと下戸は思うわけです! さてそんな井筒の相手は堀部やアリキリでは荷が重かったように思われる。やはりキッドのような適当にあしらえる人材が欲しかった。他は…前回とたいして変わりない。妙に武田のナレーションが癇に障るのがまた。武田が癇に障るというのは非常に珍しい。D

空耳アワーの結果

安斎、高知で茄子のたたきを食ったのだとか。曰く「鰹のたたきより旨い」と。

ミュージシャン曲名賞品
ドゥービー・ブラザーズ君の胸に抱かれたいTシャツ
ジンギスカン家に帰って手ぬぐい
エミネムキムTシャツ