01年6月27日新宿二丁目は今!?  オカマちゃん世論調査!!
ゲスト:六平直政、石田靖、勝田和宏(司会)、相田翔子、ノッチ、加藤明日美、マリヤ、玲子、ミウ
日本人の意識が変革の時を迎えている。小泉首相の誕生を筆頭に、これまでは見られなかった傾向が多々見られているのだ。もちろんそれは新宿二丁目の住人たちも同様。そこで今回は、クイズ形式でオカマたちの意識に鋭く迫る。

クイズは「クイズ100人に聞きました」タイプで、オカマ100人に行った質問で上位になった回答を当てるもの。本家の「あるあるあるある…」が「カマカマカマカマ…」になっている。人数がそのままポイントになり、タモリ・相田・ノッチのタモリチームと六平・石田・加藤の六平チームで点数を競う。解答権はオンエアを見る限りでは1問につき一人1回のようだ。

オンエアされた問題は「今、一番抱かれたいタレントは誰?」「オカマになってよかったなと思う時はどんな時?」「オカマであることが悲しく感じるのはどんな時?」。ここまででタモリチームが36ポイントリードということで、最終問題はチーム戦で40ポイント獲得ということに。

その最終問題は番組スタッフ8名の中でオカマちゃんの一番人気は誰だったかというもの。1回目は両チーム不正解だったが2回目でタモリチームが正解、結局タモリチームが勝利。賞品はカマぼこ。


今回はオカマ企画ということでオカマたちが番組をかきまわすのがいつものパターンだが、彼女らよりも鮮烈な印象を残したのが相田だった。過ぎるくらいのマイペースさで他の出演者もやや戸惑っていたというか、自分のペースを作れていなかった感じ。企画自体は確実なものであったしオカマのキャラも悪くなかったけど、いまひとつ収まりが良くないのはひとつに彼女のマイペースっぷりがあったのかも。それはそれでよいのだが。あとノッチ、出番なさすぎ。コンビ芸人のピン出演はすっかりおなじみになってしまっているが、これはどういう意図なんだろう。石田がすっかり番組慣れした感じでいいタイミングで積極的に絡むのがよかった。さすが関西の雄(違う?)。C

空耳アワーの結果

タモリ、1本目の映像を見て「俺の友達の実話なんだよ」と言っていたが、賞品を見せるときに「わたしの実話ということで」とポロリ。

ミュージシャン曲名賞品
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンタウンシップ・リベリオン手ぬぐい
ホイットニー・ヒューストンイッツ・ノット・ライト・バッド・イッツ・オー・ケイ手ぬぐい

 

01年6月20日ガイド付ピアノによる曲名当てクイズ
ゲスト:ガダルカナル・タカ(進行)、田中章、眞鍋かをり、真矢、うな加藤
タモリの元にピアノリサイタルの招待状が届いた。差出人は不明。誰かと思ったら、案の定と言えば案の定、プリンプリン田中だった。そんなわけで今回は「田 中章(デン チュウショウ)ピアノリサイタルアゲイン」と題して前回放送から練習を積んだ田中の腕前を拝見、ということだったが演奏した「いとしのエリー」がお話にならず。2曲目はナビ付きで演奏するもクイズっぽくなってしまい、結局は企画変更(とはいえこれは予定調和)。前回同様の上記の企画に。

今回は前回より難しい問題が多く、途中からうなも加わってわけのわからない連弾(もはや現代音楽の世界)が繰り広げられるも真矢も眞鍋も次々に当ててタモリは圧倒されっぱなし。真矢などは誰もわからないような難問でもばしばし当ててゆくので驚異的。一方タモリは前回優勝でそれなりに自信を持っていたのに全く当たらず答えられず、へこみ気味。

それでも「このクイズに関してはフェアでいきたい」というタモリ、自分が解答しても「わかったのは真矢の方が早かった」と得点を譲るという、勝負事なのに思わぬ面を見せる。で、最終問題を前にして真矢50点、眞鍋30点、タモリ10点と真矢がリード。最終問題はお決まりの逆転問題になりかけるが、「フェアにいこう」というタモリの一声で最後も10点に。栄冠は誰の手に(笑)?

この最終問題、タモリが当ててしまったので途端に「最後、50ポイント?」とごね始めてしまうが、結局は真矢が優勝。賞品は現代音楽CDセット。


前回からわずか3ヶ月のインターバルでこの企画が放送されるということは、なかなかに好評だったようだ。実際、わずかな手がかりから正解の曲を考えるのはテレビの前であっても楽しいし、タモリにも受けたのだろう(と言いつつ前回はC評価にしているが)。連弾時の現代音楽ばりの不協和音が聴きもの。真矢が出たというのが驚きであった。お笑いっぽい真矢も叩いてる真矢も好きな人間だから嬉しい出来事。初登場なのに番組にしっくり馴染んでるのも意外といえば意外。驚異的な解答能力はさらに意外。しかし何より驚いたのはうな加藤の痩せっぷりである。病気じゃないのか?B

空耳アワーの結果

1本目は先週のネタに続きがあったというもの。賞品はTシャツになりかけたが、スタッフの投稿ということで賞品なしに。

ミュージシャン曲名賞品
コーナーショップコール・オール・デストロイヤーなし
プロコル・ハルムボーダム手ぬぐい

 

01年6月13日業界相談役シリーズ第4弾!  さまぁ〜ず三村億ションを買う!!
ゲスト:藤崎奈々子、さまぁ〜ず、ファンキーモンキークリニック、村上一郎、桑原賢児、山澤達生
さまぁ〜ず三村が将来のことを考えてマンション購入を検討し始めた。それも、何を思ったか一足飛びで億ションを狙うという。そこで今回は例のシリーズ企画の一環として、タモリが三村に賢いマンション購入術を伝授。という触れ込み。藤崎が美人秘書となってタモリをサポート。

まずはデザイナーズマンションモデルルームを見学。一室一室武田のナレーションとともに間取りが見られるのでわかりやすい。モダーンで広い内装に驚きはしゃぐ一行。それもそのはずで3LDKながら至るところに工夫がなされているのである。ただ、驚きのあまり人間の小ささを露呈する人もちらほら。

ここで芸人連の自宅をフリップで拝見。タモリを呆れさせた貧困な発想の源を探る。大竹の小さすぎる絵などある程度の見物はあるが、やはり中心となるのは三村の家である。意外にも(失礼)3LDKものしっかりしたところだが、やや手狭とのこと。さらに今の支払いを考えれば購入しても、ということで今回の相談に至ったと。しかしわりと現実的な金額が得られたこのマンションはあっさり(パスとも何とも言わずに)スルー。

次に訪れたところは平成10年リフォーム済ということで築年は古いながらも広々とした、家具付きのマンション。3.8畳の浴室や2階も付いたゴージャスなところだが、前のマンションより価格も上がりパス。ただ、次第に住宅事情が見えてきた三村、戸建て住宅も視野に入ってきたようで次は戸建てを見学。

これは「夢の一戸建て」と言われるだけあってタモリすらはしゃぐ広さ・豪華さ。他のメンバーの驚きようは言うに及ばず、である。しかし価格も当然段違いで、タモリの交渉による値下げも計6,200万円と非常に大きい。これだけ値下げしても払える額になるはずもなく、結局は現実感を覚えることなく終わってしまった。タモリの戦績としては今回は惨敗、と。


間取りが見られたので間取り好きとしては面白く見たし驚きの連続だったが、それ以外は特にどうということもない回。ボケがさほどなかったので三村のいつものツッコミもあまりなく。藤崎の棒読みの案内がわりとよかった。あそこまで棒読みだとかえって気持ちいい。先述のとおり、触れ込みは「購入術を伝授」なのだが、単なる現地見学会になってるのがなんというか、ああやっぱりねというか。最近の傾向と言えなくもないが、笑えるかどうかという点で見ればやや低調(むしろ感心とか高尚とかいうことが多い)である。D

空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンキック・アウト・ザ・ジャムズ手ぬぐい
コーナーショップコール・オール・デストロイヤー手ぬぐい

 

01年6月6日草野球  人間関係ウォッチング
ゲスト:130R、梶原しげる(実況)、広瀬哲朗(解説)
今野球界で熱いのはプロ野球でも大リーグでもなく、草野球である。と断言すれば嘘になるかもしれないから、草野球らしい。何せ某誌によれば「草野球の友」「草野球王国」なる専門誌も出ているほどで、実は結構なブームなのかもしれない。さてその草野球、実力の世界であるプロ野球や大リーグとは違って構成員は会社の同僚など近しい人である場合が多いので、人間関係まで垣間見えるものである。今回は原田工業野球部の今年の開幕戦を観戦しながらその人間関係を観察しようという企画。ちなみにタイトルの「草野球」は「フィールド」と読むらしい。

オンエアは原田3点リードで迎えた2回表、相手チームのドリフターズの攻撃から。130Rの手にするチームの公式(?)ガイドブックから得られる情報を基に目立つ選手を追ってゆく一行。若手のヒットで暴走し本塁憤死する選手、マウンド上の若手に声を送る定年間近の選手、凡フライを頭で受けてしまう選手などに視線を送りつつ淡々と試合は進む。途中タモリが偶然にも原田工業の社長と友達であることや、趣味が野球の選手が一人もいないこともわかったりした。

ここで選手交替。マウンド上の3人目の投手の直属の部下がセカンドに。どうも折り合いが良くないらしく注目されたが代わり端、ゴロを無難に捌いて上司と固い握手。麗しい。

で、試合は一度追いつかれるも突き放し、見事原田が今季の初戦を飾った。「来年も来ますかね」とか「原田工業野球部追いかけますか」「楽しみになってきた」などというのが、原田工業ウォッチングに妙にやる気を出してきた一行の最後の弁。


今回はレビューが書きづらい、やけに起伏のない回だったような気がする。また、人間関係の観察というよりは単なる試合観戦に比重が置かれたような感じでもあり、これでいいのか?と思ってしまう。しかも「盗塁が見たいなァ」などとけしかけられたり何だりで原田工業のメンバーもやりにくそうで、これで負けたらどうするつもりだったんだろうという思いもなきにしも。もっとも、一番かわいそうなのは全く注目されなかった相手方のドリフターズか。原田の4番の選手のデータが「スポーツ嫌い」というのはよかった。広瀬の解説は番組用のそれであるとしてもあまり良いものではなく、おとなしく「今夜もあなたのパートナー」に骨を埋めたほうがいいような気がする。とは言い過ぎ?D

空耳アワーの結果

安齋、個展に際して作ったグッズを披露。個展タイトル「スリーピース」にちなんでスーツ・スラックス・シャツのスリーピース(もちろんキャラ入り)やランニングに獏の絵が入った「ランニングバッグ」、ランニングに「COOL」と書いてある「クールランニング」など。とほほ。ネタは1本だけだが久しぶりに著名人が出演。なぎら健壱。

ミュージシャン曲名賞品
ムトゥ・踊るマハラジャ(サウンドトラック)主はただ一人Tシャツ

 

01年5月30日激論! 私の食べたいカレーはこれだ!!
ゲスト:佐藤正宏、こずえ鈴、乙葉、勝田和宏(進行)
横浜にカレーミュージアムがオープンした。横浜といえばラーメン博物館もあるが、このラーメンと同様カレーも日本人の大好きな食べ物、嫌いな人はあまり見かけない。そこで今回は横浜までは足をのばせないものの、全国有数のカレー店激戦区である神保町でカレーを食しようという企画。ただし、食べ歩きのしにくさから食べるのは1軒のみ。それをトークなどを基に決める。

まずは30軒ある神保町のカレー店から勝田を除く4人が食べたいカレー店を2軒ずつ、計8軒選ぶ。佐藤はどろどろした全部かけのものを選び、こずえは辛そうでやや水っぽい、ごはんにも工夫を凝らした海老入りを、乙葉は非常に水っぽそうなものとチーズかけのものを、タモリは中間くらいのとろみのものを選択。

出演者の若い頃のカレーの思い出やカレーを食べる時の飲み物(水党だけでなくコーヒー党や味噌汁党もいることが明らかに)を聞きながら次の段階へ。次は出演者が選んだ店へ試食に向かったスタッフの情報をもとに8軒から4軒に絞り込み。

最後はカレーにまつわるなぞなぞを出題、それを当てた人の選んだカレーを食べるという算段に。結局タモリの選んだ「トプカ」のポークカリーをいただくことに。評判もよくめでたし。しかし、カレーの飲み物としては味噌汁はどうやら合わない模様。


今回は流れ自体がタモリ倶楽部らしいというか、そういう感じなのでつくりがオーソドックスな印象。面白さも並かやや面白くない部類ではあったが。なんとか台本通り進めたそうな勝田がやや苦しい。それでも喋りの師匠が辻や小久保と言ってる時点で今後の出演も保証されたか。しかし辻・小久保系のままだとテレ朝の主流にはなれなさそう。タモリは敵対視しているのか、妙に佐藤に絡んできた。反撃が覚束ない佐藤がちょっと辛い。個人的な収穫は企画と全く関係のないところで、名前だけ長い間知ってた乙葉が覚えられたこと。また、一番面白かったのは急遽企画変更した回に大活躍したデスクの片山さんがまた出てきたときだった。最近スタッフの顔出し・名前出しが多い気がするが、彼女はいいキャラだと思う。C

空耳アワーの結果

2本目の賞品として贈られた靴下は撮影場所である車内に無造作に置かれていたもの。

ミュージシャン曲名賞品
ジルベルト・ジル&ジョルジ・ベンブロンド娘のネーガ手ぬぐい
ソウルフライトライブ手ぬぐいと靴下

 

01年5月23日光り輝く究極の泥だんごを作ろう
ゲスト:ふかわりょう(進行)、大仁田厚、山口智充、加用文男(指導)
いま泥だんごがブームを呼んでおり、新聞などマスコミ各方面からも取り上げられる事態になっている。これを牽引するのが光り輝く泥だんごの作り方を編み出した加用。今回は彼から手ほどきを受けて出演者が光る泥だんごを作成する。

こちらに示す作り方に沿ってじっくりと泥だんごが作成されるわけだが、加用の容赦ない発言に出演者は圧倒されっぱなし。タモリですらたじろぐほどの勢いで次々と指示を出す加用であった。オンエアでは第2段階の球体作りに比較的時間が割かれ(最も重要な段階と思われる)、この段階で個人差が大きく出てきた。第2段階の終盤から、単純作業ながらメンバーも面白さを感じ始め、以降口数も少なく作ってゆくことになる。

山口の物真似を交えてようやく完成した球体からは駆け足で。だんだんと寡黙になってゆく4人。見事完成した泥だんごは、加用から簡単な評価をもらうことになった。山口・大仁田・タモリは誉められるが、球体作りでつまずいたふかわにはちょっと酷い結果に。


時流に乗った企画というのは珍しい気もするが、妙なヌルさはやっぱりタモリ倶楽部であった。素人が出るときのお約束というか、加用が突出した印象。タモリにタメ口をきくなどの他にも山口の物真似の腰を折るなどまさに大暴れ。他の出演者は普通(むしろおとなしかった)だったし加用のための回といった感じ。泥だんごは作りたいとはあまり思わないけど、一度生で見てみたいなあという思いだ。実際、どのくらい光ってるんだろう。B

なお今回のOPは久々に直立のタモリソロから始まるオーソドックスなものだった。やっぱりこれだよこれ。

空耳アワーの結果

安齋は競技用(?)泥だんごの名人だったらしい。

ミュージシャン曲名賞品
マンブレイクレディ・オア・ノット手ぬぐい
ザ・ロネッツビー・マイ・ベイビーTシャツ

 

01年5月16日プロジェクトSEX  性の挑戦者たち
ゲスト:乾貴美子(進行)、崔洋一、パトリック・ハーラン(以上出演)、坂井雅己、神長眞史(以上VTR出演)
平成10年8月、シリコンでダッチワイフを作った男たちがいた。しかも彼らは、業界の新参者であった。こんなつかみから始まる今回は、「シリコンの女神を創った男達−ダッチワイフの革命−」と題してシリコン製ダッチワイフができるまでをドキュメンタリータッチで追う。もちろん、評判の高いNHK「プロジェクトX  挑戦者たち」のパロディ。

本編はダッチワイフの歴史を簡単にたどってから、再現映像を交えながら開発者の視点でダッチワイフができるまでを順に見てゆく趣向。途中開発者をゲストに、などと言いながら崔とパックンが登場。再現映像の合間にコメントを残す。

本編ほとんどが再現映像で終わるので完成までの道のりを簡単に。
株式会社チェスナットはシリコンを中心とした医療器具メーカー。開発部長坂井は新製品としてシリコン製ダッチワイフの開発を提案するが周囲の猛反発に遭う。しかし「究極の人形を作りたい」という熱い思いが実って制作がスタート。試作の4分の1モデルフィギュアは評判となり、いよいよ実物大モデルの制作へ。人間らしい体型の維持に苦慮しつつ、試行錯誤の繰り返しでついに完成。ただ、局部まで細密に作ったために猥褻物陳列罪にあたる可能性が出てしまい、やむなく局部を分離させることで対処。そして平成11年3月、従来品との差をつけた命名、RARE-BORGが発売。高額にもかかわらず注文殺到でハッピーエンディング。現在は更に改良を加えた二人目を世に送り出したところである。


似たようなつくりで最近「イッてるつもり!?」があったが、今回は元ネタのせいもあってかそれよりずっと硬派な、番組らしさが存分に出た気合の入りようであった。「地上の星」は流れなかった(代わりに「時代」が流れた)けど、オープニングや再現映像とスタジオとのつなぎ、開発者インタヴューの原稿を読んでるのか談話なのかよくわからないぎこちなさなど、ほぼ元ネタと一緒なのがたいしたもの。もともと語感も似てるからか。元ネタとの整合性で言うならば、ナレーションにもう少し重みを持たせてもよかったかもしれない。元ネタのNAは田口トモロヲだから、交渉すれば出そうな気もした。しかし天下の公共放送の番組をいじるということは、パロディ企画の時は関係者に連絡を入れてるわけではないようだ。ほか、序盤の乾の台本通りというわけではないんだろうけでも強引な進行が中野安子っぽくてよかった。あとパックンの身も蓋もないコメントも素敵。笑う場面はほとんどないが、ただただ感心の非常に高尚な企画だったと思う。B。でも保存版か。

ただ、今回企画の性格上か、「毎度おなじみ…」がなかった。前回は辛うじて武田が喋っていたが今回はそれすらなし。それはあまりに寂しい。また、わたしはこれを見てから初めて「プロジェクトX」を見たのだが、真面目な話なのに妙に安っぽく感じられて笑いっぱなしという失礼な視聴者になってしまった。余談。

空耳アワーの結果

デスメタルデイ。タモリがデス風に叫んだら2本目はその通り始まって、会場大ウケ。

ミュージシャン曲名賞品
セパルトゥラディクティターシット手ぬぐい
カテドラルミッドナイト・マウンテン手ぬぐい

 

01年5月9日タモリと恵里佳  見知らぬネパール人と語る
ゲスト:山川恵里佳、プロディプ・カドゥカ、サントス
今回は街で出会った名前もわからぬネパール人のお宅にお邪魔する企画。導入もなくいきなり本筋。はじめはネパール人であるということしかわからない状況で、彼も日本語を解さないため意思疎通は極めて困難。とりあえずは部屋の内装を見たり飾ってある不思議なカレンダーについて考えたりするばかり。

日本語の話せるお隣のサントスを交えて話すうち、次第に彼の名がプロディプ・カドゥカといいネパール料理店でコックとして働いていることがわかってくる。加えて家族構成など、いろいろとサントスを介して会話。しかしネパール料理をふるまってもらっている最中にサントスが退場、会話が困難に。

タモリや山川が片言の英語での会話を試みている最中に通訳・サントスが戻ってきてくれたため、再びカドゥカとのスムーズな会話ができるようになる。彼の夢や目標貯金額、カレンダーの謎解き(ロケ日はネパール暦で2058年元日)、ネパールの諺などを聞いた。

続いてカドゥカの人生三大ニュース、好きな曲トップ3を聞く。三大ニュースはなかなかにヘビーなものが並んでいた。曲のほうはネパール民謡と思しき曲やレゲエ。このあたりのパートでカドゥカがかなり女々しい人だということがわかってきた。と、これからと思われるところで終了。記念撮影をしてカドゥカ邸から引き上げた。


山川がやたらくつろいでいて普段出ない訛まで出していた。しかもけったいな髪型(ヘアウィッグか?)で度肝を抜かれた。それ以外は特にどうということもない回。笑うところもないに等しく、ただ淡々と国際交流をしている感じ。言うなれば最初から最後までぬるま湯に浸かりっぱなしというか。ヌルくユルい企画だった。というか企画だろうか?本当に行き当たりばったりなら(たぶん違うだろうけど)企画とすら呼べない代物のような気も。まあ視聴者はともかくとしてタモリや山川は楽しそうだったからそこは救いか。ただ山川さんよ、人の貯金額は聞いちゃいかんでしょう。D

なお今回、「毎度おなじみ流浪の番組…」をタモリが言わず、武田が喋った。OPだけでなく随所に新趣向?

空耳アワーの結果

安齋が3日から13日の日程で個展を開いたらしい。期間中に東京にいたんだが、知ったのは戻ってきてからだった。もったいない。

ミュージシャン曲名賞品
マヌ・ディバンゴソウル・マコッサ手ぬぐい
クリスタル・ウォーターズイズ・イット・フォー・ミー手ぬぐい

 

01年5月2日100%満喫  東京JONANテーマパークJAPAN  他1編
ゲスト:渡辺祐(案内・司会)、おさる、雛形あきこ、スタッフ3名
USJがオープンしたこともあってか、再びテーマパークが注目されつつある。ただ、番組がUSJまでロケに行くのはほぼ不可能だ。そこで今回は近く、混んでいず、しかもびっくりするようなアミューズメント施設を訪れる。しっかりとフリーパス(発行日が関東での放送日にあたる4月20日になっていたのでたぶんスタッフの手製)を手にしての入場だ。

まずはアドベンチャーゾーンへ。道がまっすぐの迷路(?)で冒険を楽しみつつ、点在するオブジェを鑑賞。しかも乗り物のアトラクション、名付けてスーパーライドもあり、フリーパスに添付された20円で存分に楽しめる。ただ、デパートの屋上遊園地にあるような子供用の乗り物なので大人の彼らにはきつそう。このアドベンチャーゾーン、もともとはマーケットだったらしい。

ところで今回のロケ当日、非常に寒い日で雪まで降るほどであった(たぶん3月31日だろう)。次の目的地へ向かおうとするもあまりの寒さにタモリがゴネて、次々に先の予定のオチを読みきる始末。結局は急遽企画を変更して、「スタッフが唄う!!  雨の歌曲名当てクイズ」に。タイトルを見ただけではわかりにくいが、このクイズはヘッドフォンをしたスタッフがそこから流れてくる曲を口パクで唄い、「雨」という詞の部分だけ声を出して唄い、それで曲名を当てるというものである。

第1問から企画の成立が疑問視されるほどさっぱりわからない問題ばかりだが、司会の渡辺の大甘なヒントを元になんとか進行。優勝は渡辺の全面バックアップを受けた雛形。ただし急に決まった企画ということもあってか賞品はなし。


今回はめったにない(少なくとも初めて見た)、予定外の企画変更があったということで珍しい回であるといえよう。個人的にはテーマパークの続きが見たかったところだが、曲名当てのどうにもならないヌルさもまたよかった。後半が完全に台本を無視した流れになった関係で、渡辺がうろたえた感じに。普段見ない姿が見られたのが収穫。また、フリーパスがちゃんと関東の放送日にあたる4月20日発行になってるあたりに芸の細かさを見た。タモリがスタッフを名前で呼んでいるらしいことも判明。いろいろなところに番組らしさが出たような印象。B

空耳アワーの結果

1本目はTシャツになりそうだったが、「手ぬぐい2枚ください」と書いたばかりに二人の反感を買って手ぬぐい1枚になった。

ミュージシャン曲名賞品
ピーター、ポール&マリーア・ソーリン手ぬぐい
アレステッド・ディベロップメントルールズ・トゥ・ザ・ゲームTシャツと手ぬぐい