04年6月25日 | 下町のハイボールを飲みまくろう! | ||||||||||||
ゲスト:下平さやか、なぎら健壱、浅草キッド、山崎円美、堺由夫(解説) | |||||||||||||
8月10日はハイボールの日、らしい。今回はこれに向けた前哨戦である。といっても、一般に知られているウイスキーのソーダ割りとしてのハイボールではなく、焼酎をソーダで割り、さらにハイボールの素というか、エキス「Aハイボール」を加えることでできる下町風ハイボールに焦点を当てる。ということでハイボールの素の製造元、天羽飲料社長である堺を迎え、下町ハイボールを呑んで一本。 まずは焼酎ハイボールのつくりかたからだが、氷を入れた2合グラスを用意。それに1:2:3でハイボールの素、甲類焼酎、強い炭酸水を入れる。さらにレモン片をいれてできあがり。ウイスキーのハイボールより呑みやすいようだ。ここで、タモリが実はAハイボールの存在を知っており、ウイスキーに入れて呑んでいたことが明らかに。昔の行きつけの居酒屋で愛飲していて、堺の母に対面したこともあったとのこと。実際、ウイスキー用の黄ラベルと焼酎用の赤ラベルがあるようだ。なぎら達はウイスキーを使った下町ハイボールを呑んだことがなかったようで、タモリ作のウイスキー下町ハイボールを呑んでみるが、わりと好評。 意外と原液も濃いわけではないAハイボール。原料は企業秘密とのことだが、とりあえず工場密着取材のVTRを鑑賞。調合室の20年来使っている秤で材料をはかり、原液をタンクで濾過、熱交換器で殺菌処理してタンクに貯蔵。エキスを入れる瓶はリサイクル瓶。あたりまえだが注入・王冠・ラベルは自動で。ただ、機械が古いのかなんなのか、ラベルは手で貼ることもあるようだ。 実は天羽飲料、Aハイボールだけ作っているのではないので、他の商品も紹介してもらう。ガラナ飲料(ガラナは入ってないらしいが)「ニューガナー」(割合は1:2:3)、梅割り用の「うめ」(うめ1:焼酎9)、ワイン風「ワイナー」(ワイナー1:焼酎1)などが登場。ワイナーなどは、かなりワインに近い味わいになるようでみんなびっくり。 さらに、下町のハイボールが飲みたい人のために、飲めるところを大まかな地図で紹介。店名などは明らかにはならなかったが、当たりをつけるなら天羽飲料周辺(竜泉)、大塚、町屋、青砥、亀戸あたりに何軒かあるようだ。タモリが行っていた店は最南端の飛び地に近い場所なので、よくもピンポイントで引き当てたものだと一同感心。このあたりでなぎらは酔いが完全にまわったようで、半分睡眠。「あんたもうちょっとリアクションしなさいよ」「もっと食いつきなさいよ」と博士に諭されてしまう始末。 最後に堺から一同に手ぬぐいのプレゼント。一瞬現金を期待した一同だが、それでも喜んだ風だった。 「また呑み会の実況中継だよ」というタモリの言葉以上でも以下でもない回。まあ、天羽飲料に迫るという側面も持ち合わせているので、ラーメン屋で呑んだときとは多少趣は違うのだけれど、浅草キッド+馴染みの飲兵衛(前回井筒・今回なぎら)という組み合わせは同じだし、実際はわからないけど女子アナきっての酒豪というイメージのある下平がさらに加わって、顔触れとしてはほぼ完璧。だが物足りなさがあるのはなぜだろう…。ハイボールばかりだったからか? 出てくるハイボールは、見た目美味そう。下戸なのでグラス一杯飲み干せるとはとても思えないが、一口味わってみたい。C。 安斎、以前空耳でタモリにチョコベビーズのCDを渡したが、見事に忘れられたようで再度渡した。
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04年6月18日 | 塗装専門校で(個展に間に合わなかった)安斎肇の作品を仕上げよう!! | ||||||||||||
ゲスト:アリtoキリギリス(石井が進行)、安斎肇、城戸真亜子、加藤正雄(指導) | |||||||||||||
安斎が個展を開催、というのは既報のとおり(とはいえオンエア時点で終了してるが)だが、そして初日になってもまだ準備をしてるというのが前回の放送だったが、やはりというかなんというか、下絵だけで塗りが間に合わなかった作品があるらしい。そこで今回は色を塗って作品を仕上げたいということで、塗装の専門学校に一日体験入学して塗装について学び、みんなで作品を完成させる。 体験入学ということできちんと作業着に着替えて校歌を唄ってから、城戸言うところの「悩みが感じられない」安斎の絵に色をつけるための基礎を学ぶ。刷毛は油性用と水性用があるが、最近はローラーがあるので、刷毛でだみ込んで(塗布面の縁取りをする)ローラーで塗るということが多いようだ。この「だみ込む」という言葉、一同の中で大ヒットして以降至るところで使われることに。また、高価なものになれば20万近くする工具セットもあるとのことで、それを使えば鉄板に木目塗装することもできるようだ。ペンキは白・黒・青・黄・赤錆の5色を基本にする。出ない色は特殊色を使うらしい。 続いてイメージトレーニングというか、シャドーペインティングを。ワルツと言っているけど実際は四拍子のリズムでテンポよく、ペンキが垂れないように刷毛を動かしてゆく。ある程度やったところで実際の塗装練習。最初は一同に自由に塗ってもらうが、加藤からはダメ出しの連続。刷毛には均す部分と材料を乗せる部分があって、塗る方向は列で塗る場合は右から左へ、行で塗る場合は下から上へで、縁だけ向きを変えることなく一貫した方向で塗るというのが重要らしい。また、ペンキをたっぷり刷毛に乗せることも綺麗に塗るポイントであるようだ。 これを踏まえて引き戸の持ち手部分の塗装にもチャレンジ。加藤はマスキングも行わずいとも簡単に塗っていたが、最初に挑戦した石塚はダメ出しされまくり、ペンキを含ませすぎて失敗。タモリも「その刷毛の動かし方は違うでしょ」と言われてしまった。さらに応用テクニックとして大理石模様の塗装、花火のような光塗りに挑戦。これはそう難しくないようで、一同楽しんでいた。 さていよいよ安斎の絵を塗ってみるが、安斎が一番上手くないような気が…。ベースは加藤に塗ってもらって、さらにスタッフも動員して30分で完成。でもこれでようやく一枚、作品はあと二枚。「また来週だよ」とタモリはうんざりした風。 アリキリ久しぶり?というわけでもないか、半年ぶりのコンビ出演とか久しぶりのABパート編成とか、本筋と関係ないところで目につくところはあったけれど、本編はごく普通に「へー、そうなんだ」と勉強になる回。安斎が本編に出てくるとダメ面白くなることが多いような気がするが、期待したほどではなかった。みんなだみ込む言い過ぎ。加藤の受け方が変で妙に気になる。なんでのけぞりますか。城戸のスケジュールもなんか気になります。平日早朝番組やってて、土曜日にこんな仕事してていいんですか。で、結局今回できあがった作品は個展に展示されたんだろうか。行ってないのでよくわからない。もし展示されたとしたら、彼の個展は最終日近くに行くのが作品が揃ってて吉? それとも初日と最終日に行って違いを見極めるのがいいんだろうか。C。 後ろでみんなが塗っている中で進行。
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04年6月11日 | アテネオリンピックに備えてギリシャ通になっておこう | ||||||||||||
ゲスト:やくみつる、安めぐみ、ガダルカナル・タカ(進行)、ヨルギオス・パホス、アナスタシア・ジョザワ、スピリドン・メンザス | |||||||||||||
今回の夏のオリンピックはギリシャで開催。そこで今回は、ギリシャ料理を食べながらギリシャ人からギリシャについて学ぼうという便乗企画。そもそもギリシャ語ではエラーダというらしいが、まあギリシャ。日本人に住んでいるギリシャ人はわずか120名らしいが、その中から3人も連れてきて(みんな日本語が達者!)いろいろと話を聞く。 さっそく今回の本題ともいえようか?アテネオリンピックについて聞いてみるが、「オリンピックに当たったギリシャ自体が驚いていると思う」「(完成が遅れている)屋根のことは気にしなくてもいい」「楽しく終わればそれでいい」と、歓迎はしているようだがやや微妙な反応。ただ、仕事が遅れていることについては「ギリシャ人はやるときはやる」などと、それを否定・非難するわけではないようだ。大まかな性格付けとしては、一般的なラテン民族のイメージでよさそう。そして何でも「ギリシャ発祥」と言う。 話をしながらギリシャ料理をいただいてゆく。たらことパンを和えるタラモサラダ、オリーブペースト、羊のチーズを鉄板で焼いたチーズサガナキ、牛ひき肉と茄子とじゃがいもの重ね焼き・ムサカ(ラザニアの原型?)、鱈のフライ・バカリャロ、牛肉ベースのスープに米のようなパスタが入ったユベチをいただいた。タカ曰く「アバウトな人たちが作っているわりには」味は概ね好評で、やくが以前南アフリカで食べたギリシャ料理をニセモノだったのでは?」と疑ってしまうほどのようだ。 料理を一通り食べたところで、ギリシャのお国柄、個性についてもう少し突っ込んでみる。ギリシャの人はいいことを大袈裟に言う傾向があるようで、メンザスが店を開くときも「日本初」とでかでかと載ったそうだ(実際は既に何店もあるのに)。また、食事時はテレビなどを見ずに家族でとるそうで、絆が強い模様。親戚一同が集まる宴会も年に何回もあるようだ。 軽くギリシャ語について勉強したあとは音楽について。イアニス・コトスラスの唄うオリンピックのオフィシャルソングはジョザワも「最高いいよー、わたし初めて聴きましたけど」と、一瞬あれ?と思ったけどまあ絶賛。また、誰が格付けしたか知らないけれどギリシャの歌姫ベスト5も紹介。エレフセーリア・アルヴァニタキ、エレーニ・ペータ、エリー・パスパラ、ハリス・アレクシウ、アンナ・ヴィッシが紹介された。 最後はこれもギリシャ発祥?のコーヒーフラッペをいただいて終了。ロケ地になったのはメンザスのギリシャ料理店なのだが、最後は電話が鳴ってるのに誰も出ないというヌルい終わり方だった。 今回はなんといってもスピローズオーナー、メンザス氏に尽きる、かな? 「文字化け」「お好みで」「おふくろの味」「明らかに」「出たい気持ちはやまやまなんですけど」とさらっと言える日本生まれのメンザス氏はいいです。もっと喋ってほしかった。音楽コーナーではジョザワが曲タイトルを邦訳していたのだが、まあ直訳してるんだろうから仕方ないんだろうが、「一回」とか間抜けな訳になっていたのがよかった。あと安が不必要に老け顔。というか疲れ顔? 嫌いじゃないだけにもったいなかった。もっとも、今回はタレントはあくまで数合わせのような印象があるし、素人ギリシャ人がみんな達者だからいいといえばいいんだけれど。にしてもギリシャ語はわからない。学生時代選択しておけばある程度読めたのに。もったいないことした。B。 関連リンク:スピローズ 安斎、個展の初日にまだ準備をしているらしい。序盤にモニターの映りが悪いというアクシデントが発生。
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04年6月4日 | T-SQUAREをバックに従え縦笛(EWI)を吹きまくろう! | ||||||||||||
ゲスト:ふかわりょう、堀部圭亮、T-SQUARE、クリス・ペプラー(進行) | |||||||||||||
過去2回(1回目・2回目)の経験で民族音楽の道を諦めたふかわが、今度は別の道を志向し、あわよくばFUJI
ROCK FES.に出るとともに全国を回ろうという野望を抱き始めた。そこで彼や堀部が目をつけたのがEWI。「縦笛」と称して簡単にできるかのような失礼な姿勢でいるようだ。今回はふかわ・堀部にタモリも加えた3人がEWIに挑戦してT-スクエアと共演する企画。 課題曲はおなじみ「TRUTH」。まずはT-スクエアの模範演奏からだが、タモリは一発で無理だと判断。しかしふかわや堀部はあくまで「できる」と主張。この自信はどこから来るのか。ともかくも音を出してみるところからスタート。伊東もどこから教えたものか戸惑い気味だが、ドレミファソラシドから。運指はリコーダーと一緒だが意外とできないもので、タモリ以外はずれがち。 だのにドレミファソラシドができたと見なして曲の練習に移ってしまう。当然のことながら、できてない。有名なさわりの部分ならできそうだということで、そこに焦点を当ててみるも、やはりできない。15分ばかりやってみてもできないが、バックをあまり待たせるのもアレなので合わせてみることに。やはりぐだぐだ。3拍目裏の入りからばらばらで、それっぽいフレーズも出てこない。タモリだけはソロでもやってみるが、入る前のアドリブにだけ力を入れて結局まともに演奏できず。 ここでメンバー紹介。キーボード・ドラム・ベース・ギターの順に。キーボードでは、ピアノをやってたふかわがトルコ行進曲を弾いたりタモリが持ちネタ?のチックコリア風ピアノプレイ(白鍵だけ使う)や中国の弾き語り(黒鍵だけ使う)を披露したりした。また、ベースでは少々嗜みのあるクリスがチョッパーを交えた演奏を披露。ちょっとモノが違う印象で、タモリの立場がないとふかわや堀部はブーイング。 練習再開にあたり、いいかげん全部通すのは不可能だと気付いた一同は、簡単な(そしておいしい)部分だけを演奏してあとは伊東にやってもらうことに。30分あまりの練習のあと、できたからというわけではないようだが、疲れがピークということでいよいよ披露。3人が担当したのは出だし8拍と、A-A'-B-CのうちのBのところ。途中テンポを落としてもらいながらも曲がりなりにも完奏。「できた!」「途中バックがテンポを落としたの、あれやりづらかったよね」となぜか最後まで根拠のない自信に溢れるふかわと堀部であった。 民族楽器が2回続いて次がウインドシンセとはまた随分と方向が変わりましたな…。今回はこれまでと違って楽器の紹介というよりは演奏に焦点をあてた構成だったのでちょっと残念。もうちょっとウインドシンセに突っ込んでほしかった。縦笛と言われて「それぐらいの気持ちでいたほうが」と言ったりフリープレイに血道をあげているのに対して「音楽をそうやって考えるのもアリですよね」と言える伊東は大人です。心が広い。堀部たちが(うわべだけだろうが)不満を言ってはいたものの、テンポをしっかり落とせるあたりもさすがプロ。あたりまえか。ただ、よく見ると音楽ネタは2ヶ月に1回ペースですね? 間隔が短すぎやしないか。まあ、音楽ネタは外れは少ないからいいんだけど。C。 安斎、チョコベビーズでピアニカを吹いているらしい。吹いているだけで演奏は別の人なのだとか(笑)。
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04年5月28日 | 新ビジネス誕生! 家庭で撮ったVTRをプロユースにしよう | ||||||||||||
ゲスト:はしのえみ、浅草キッド(博士が進行)、黒澤隆昌、黒川亜樹、勝田和宏 | |||||||||||||
浅草キッドが新事業を立ち上げた。AV(Asakusa
Video)プランニングなる会社までつくって行うその内容は、素人撮影のどうしようもない家庭用ビデオにSEやNaを追加して本格的な作品にするというもの。今回は実際に番組のスタッフとして働いている黒澤や黒川の助けを得て、AVプランニングの業務に挑戦する。 1本目は中年女性が商店街を歩いているというだけのもの。博士が瞬間視聴率を心配するくらいの逸品だ。これにとりあえず黒澤がつけてみたのは「エマニエル夫人」。しかしタモリが提案するのは「春よ、来い」。エマニエルのほうが合っている気もするのだが一同はユーミンに乗っかり、更に踏切SEを加えて完パケに。妙にしんみりした空気に一同感動。 2本目は親戚一同で行った旅行の、旅館での食事の映像。2歳くらいの子どもが動き回っている。タモリも呆れる躾の悪さ。最後に入っていた衝立を倒すシーンから、子どもをゴジラに見立ててゴジラのテーマを挿入。これをベースにイメージが膨らみ始めた。衝立を倒すシーンでゴジラの鳴き声や物が倒れる音、女性の悲鳴を入れたり、馬刺が映るところで馬のいななきを入れたりして、最後には子どもの躾について大人に警告するJCみたいな映像になった。原題は「思い出の旅行」なのに。 最後は草野球の試合風景。締まりという言葉を知らないかのようなだらけた試合だが、番組のスポーツ企画でもよく使われる「朝日に栄光あれ」を入れたとたんに締まったような印象。ここからSE・歓声等入れまくりの大加工がスタート。投球音、捕球音等のSEに加え、実況、解説、ウグイス嬢、黄色い声、選手の声、ヤジまで入れて一応見られる作品に仕上がった。 そして次週は最後の草野球の雰囲気を素材はそのままに、音だけで変えた草野球ドラマチック編を放送予定(笑)なんだとか。 VTRをプロユースに、というよりは音効に焦点を当てた企画と解釈しているがよろしいか。やや大袈裟に過ぎるきらいはあったが、3本とも音楽やSEによっていかようにでも印象が化けるという好例であったと思う。昨今のゴールデンの番組は音楽やSE(とくに音楽)を入れすぎだが、そうした状況に対する警告でもある、というのは穿ちすぎか。何にしても、学生時代音効に憧れて音効でNHKを受けようかとも思ったことがある身としては音効にスポットが当たったのはちょっと嬉しい。まあ、ゆえに真剣に見てしまってタレントの意向が優先されるのには少々納得のいかないところもあったのだけれど。願わくはもう少し黒澤や黒川に振ってほしかったところ。C。 安斎、奥田民生のツアーパンフ作成のときにママさんチアガールと交流したらしい。記念写真を撮るときに「はい、ボーキャー天!」と言われたとか。
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04年5月21日 | 土木界のアート! ジャンクション鑑賞会 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ゲスト:ほんこん(進行)、江川達也、柳瀬直裕 | |||||||||||||||||||||||||||||||
きょうのテーマはジャンクション。といっても所謂アイキャッチではなくて、高速道路が合流するポイントのほう。その美しさは土木系芸術の最高峰とも呼べるもので、マニアも存在するらしい。今回出演の江川や柳瀬もマニアで、江川は小学生の頃からジャンクションを描いており「東京大学物語」にもしれっとジャンクションを登場させたし、柳瀬は柳瀬で同人誌を発行するほどで、ともに筋金入り。さらにはタモリも潜在的ファンを告白して盛り上がる今回は、そうしたジャンクションの魅力に迫る。 ジャンクションには合流点から伸びる主要道の本数で三枝交差と四枝交差に分けられ、三枝はさらにY型とトランペット型に、四枝はクローバー型・タービン型・対向ループ型に分類される。日本にはここ20〜30年くらいの間で増えているらしい。あまり乗れていないほんこんも子どもの頃何とはなしにジャンクションに未来を感じたらしいが、それに周りがすごい食いつき。ほんこんも実はジャンクションファンと認定された瞬間だった。しかし、日本最初のクローバー型ジャンクション・鳥栖JCTで内輪的盛り上がりを見せる三人に対してはちょっと引いてた感じ。 アイキャッチのほうのジャンクションも交えつつ、ジャンクション鑑賞へ。鑑賞したのは以下のとおり。模型を見ながら(スタッフ作成、よくできてる!)進めてゆくが、周りの地形までは再現できず。江川はそれに不満のようだが、予算という厳しい現実もあるのだった。また、マニアの楽しみは走るよりも愛でること、なぞることにあるようで、それはタモリに言わせれば「前戯しっぱなし」、柳瀬に言わせれば「行く(イク)ことがない」とのこと。
後半は、後付けでバイパスができたせいで高速道路なのに右折車用信号がついてしまった美女木JCTの理想形を考える。江川はこの企画の話を受けてから仕事そっちのけで10パターンくらい考えていたようだが、その中でも最良と思われる案(右折専用の層を追加する)をその場ですっとタモリが出すというマジックが炸裂。他にもドイツのようにUターンを取り入れる、地下を使う、信号をなくして警官を真ん中に配する、単純に信号をなくしてクルマは注意して進む、という案が出てきた。 最後はタモリ案を江川が描いた理想の美女木JCTを見つつ締め。江川はほんとうにジャンクション漫画を描きたいようだが、さすがに一般には受けないようだ。 あーだめです、こういうのには弱いのです。理系の血を感じてしまう回。もう少しじっくり模型を使って構造を見たかったところだが時間的に致し方なしか。それにしても去年あたりから土木・建築関係ネタがやけに目につきますがどういうことですか。構成作家が代わった感じもしないから、趣味が変わったってことか? 江川はいままででいちばん良かった。ジャンクションスキスキってのが滲み出ていた。こういう人は憎めない。と言いつつ前回の気象予報士はダメだったわけだが…好みの問題か。番組内で猛烈な成長を見せたのがほんこんで、前半は一線を画していたのに後半は普通に会話に入ってくるのが素晴しい。彼の成長物語かと見紛うばかりである。B。 安斎、今回はジャンク品でアートする回だと思ってたらしい。はいわたしもそう思ってました。3本目は女子の投稿ということでTシャツ。女子が興味を持つネタを全然やってないことを踏まえ、「来週から、スイーツ情報でもやるか(笑)」とタモリ。
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04年5月14日 | 春爛漫 呑む気満々 気象予報士空見会 後編 | ||||||||||||
ゲスト:森田正光、木原実、依田司、石原良純、乾貴美子(進行) | |||||||||||||
先週に引き続き、空見会の後編。 OPの挨拶も武田に任せ、のっけから呑んでいる一同。相変わらず人の話などお構いなしの木原、やっぱりわりと喋る森田、今回はちょっと落ち着いた石原、やっぱり喋らない依田といった感じ。 出てきた話題は ・大先輩の思い出 ・時雨や驟雨など雨のはなし ・気象予報士の気になる映画(トゥルーマン・ショーやパーフェクトストームやタイタニックや白い嵐) ・飛行機雲のはなし ・お気に入りの天気図(依田は天気図上ではすぐには読み取れないけど大雨が降った平成12年7月4日、石原は見た目に怖いとわかる強い台風のもの、森田は晴れることが明らかでラクができる移動性高気圧が東シナ海上にあるもの、木原はキレイだから強い冬型のもの) ・雲・空の写真 終盤になると再度石原が盛り返す。夕陽が沈んだところでは「空の楽しさを知ってもらいたい」などと熱を入れて話そうとするが、タモリはお手洗いに立ってしまう。それに続いて石原以外次々と立ってゆき、とうとう彼ひとりに。でも「天気はひとりでも楽しいんだよ」と拗ねつつ楽しんでいる風。それで終わってしまった。 とりとめない、いろいろ入り乱れている雑談をまとめるのはむつかしい。印象は前回と変わらず。とくになし。MITAKA-SEAで披露されたタモリのタイタニックの話がまた出てくるとは思わなかった。リンスの話もそうだけど、繰り返しするということは自分で気に入っているのであろう。これだけベクトルが異なるとまとめる乾も大変だろうけれど、強気に出たりあやしたり、いい進行っぷり。いま番組に出る中で最も安定した進行役。D。 ちょっと気になったのが、前回との経過時間の関係。概ね時間の流れどおりに編集しているのだろうが、前回途中で一瞬だけ乾がジャケットを着ようとしてたシーンがあって、だのに後編になってもしばらくTシャツのままで、あれは何だったのかな、と。まあいっか。 古田たかし、チョコベビーズに参加するもバンマスのリズム感のなさにあっという間にさじを投げたらしい。3本目は安斎が仮装大賞ばりにゴネてTシャツになった。
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04年5月7日 | 春爛漫 呑む気満々 気象予報士空見会 | ||||||||||||
ゲスト:石原良純、乾貴美子(進行)、依田司、森田正光、木原実 | |||||||||||||
良い日柄のある日。天気の話をすべく、民放各局の気象予報士と元お天気お姉さんの乾が会してビル屋上で空を見ながら呑み会をすることになった。今回はこの呑み会にお邪魔して天気に関する雑談をする。 全員集合したところで乾杯。「アサヒ」スーパードライとか「空」とか「雷」おこしとか、天気に関係する酒・つまみを取り揃えて呑み始める。わりと早い段階から一同酒が回り始める。ひたすらテンションの高い石原、周りの話無視で突拍子もない行動をとり、さらに妙に絡んでくる木原、話そうとしても両脇(画面左から木原・森田・石原、90度折れてタモリ・依田・乾という配置)が前に出てきてなかなか話せない森田、幹事という位置付けだからか性格なのかほとんど話さない依田、といった風。 出てきた話題は ・天気予報は大変だ、身体に悪い ・天気予報は当たっても外れても文句がある ・どうして気象予報士になったのか(木原はバイトの一環でとんとん拍子で、森田は気象協会に入ってそのまま、石原は「風が見えるようになりたかった」と言うようにもともと天気が好きで森田のすすめで、依田ももとからの天気への興味が高じたのと森田らの活躍を見て) ・お天気キャスターと気象予報士との違い 終盤はすっかり酒のまわった石原の独壇場。「僕は人の命を預かってますから」(天気予報を信じて布団を干したのに雨に見舞われたADの話を聞いて)「布団と天気を一緒にしないでほしいのよ」などなど、オーバーアクションを交えて誰も手がつけられない状態。そして非常に勢力の強い気象予報士の群れは今週いっぱい停滞、次週に続くとのこと。 すんません石原良純は苦手です。木原も森田も意外に自己主張が強くて驚いた。それだけならまだしもあまり人の話を聞かないってのはどうなのかなあと。これを来週も見せられるのか…確かにその場の話は盛り上がっているんだけれど、どうも乗り切れない。石原に強気にあたっていく乾が唯一の安らぎ。今回も素敵です。D。 タイトルバックは本物の空で。安斎、個展開催のおしらせ。5月8日〜23日、LAPNET SHIPにて。一度も来たことがないと指摘されたタモリ、「今回はじゃあ行きましょう」と宣言。
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