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今年もPLH31"しきしま"を先頭に、観閲式が始まりました。
以前はある意味秘密のベールに包まれていた"しきしま"も、最近はかなり露出度が高いですね。
"しきしま"の後、PLH21"みずほ"、LL01"つしま"、HL05"海洋"と続き、今回の参加船艇の中で最も注目されていたのが、第二小隊の指揮船を勤めたこのPL41"あそ"。
第二小隊はPL02"えりも"、PL107"まつしま"、PL121"あまぎ"(ちょっと前までは"げんかい")と続いた後、PS型巡視船で構成される第三小隊が、PS204"かいもん"、PS205"あさま"、PS02"さろま"、PS108"たかつき"の順に受閲。PC型巡視艇で構成される第四小隊が、PC17"しののめ"、PC24"うらなみ"、PC105"はまゆき"、PC106"むらくも"の順に続く。
巡視船艇の受閲が終わると、関係機関船艇のパレード。
上写真の横浜税関の監視艇"つばさ"を先頭に、千葉県警察の警備艇"ぼうそう"、千葉市消防局の消防艇"まつかぜ"が続く。
海上自衛隊からの参加は、今年は"はつゆき"型汎用護衛艦のDD-123 "しらゆき"。
ここ3年間で見ると、平成15年のDD-101"むらさめ"、平成16年のDD-151"あさぎり"、今年のDD-123"しらゆき"と、年々古くなっていくのが気になります。この順番だと来年はDD-121"ゆうぐも"かと思ったが、退役してしまったので来年の参加艦が気になる。
これらの後、「キーン」というガスタービン独特のエンジン音を轟かせて登場したのが、今年の外国招待船である、アメリカ沿岸警備隊の巡視船 WHEC-725"Jarvis"。
Jarvisは1971年に竣工し、1972年にハワイ州ホノルルに配備された3,250トンのHamilton級カッターです。主な装備は、OTO Melara 76mm単装速射砲、CIWS、50口径重機関銃、25mm機関銃、チャフランチャーで、HH-65Aヘリを1機搭載しています。
このJarvis自体は、2年前の2003年8月辺りに米軍横須賀基地に来航し、搭載ヘリも横田基地オープンハウスで展示されたので、一部の人にとっては珍しくはない。
続いて、かなり慌しくヘリ部隊が航過。固まってドーッと来たので、落ち着いて写真も撮りにくく。
Bell 212×2機で構成される第一群、Bell 412×2機で構成される第二群、AS332×2機で構成される第三群が航過。
最後に固定翼部隊。Beech 350×2機で構成される第四群、Saab 340とYS-11で構成される第五群が航過。安全のためか、かなり間延びして最後の第六群、Falcon 900とGulfstream V×2機がやってきました。
最後の最後で、今年のもうひとつの注目の的が飛来。
これらもまた、先ほどのPL41 あそと同じく、かなりの注目を集めていましたね。
複数年予算でようやく手に入れた新型機、裏を返せば、このために他の機体の更新がまったく出来なかったわけです。