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巡視船艇

ここでは、海上保安庁の中心部隊として業務を遂行する巡視船艇について、写真を交えて紹介しています。

スライド状になっている写真をクリックすると、詳細なデータや写真を見ることができます。

ヘリ搭載大型巡視船(PLH)

 海上保安庁における旗艦船として、各管区に配備されています。(1, 3, 10管は2隻ずつ、6管は未配備)
 PLHには4タイプが存在し、それぞれヘリを1機もしくは2機搭載し、警備救難業務に携わっています。
 その中でもPLH31 "しきしま" は世界最大の巡視船です。

大型巡視船(PL)

 海上保安庁における基幹船として、各管区の主要な保安部に配備されています。
 PLには9タイプが存在し、うち7タイプはヘリ甲板を有しますが、固有のヘリは搭載していません。
 PL21「こじま」のように通常は教育業務に携わる船も在籍しています。
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中型巡視船(PM)

 前述の大型巡視船を補完する形で、中堅的な保安部に配備されています。
 PMには6タイプがあり、不審船事案を受け最近では軽合金製の高速型船が次々と就役しています。
 中でもPM95「あまみ」は北朝鮮の工作船と壮絶な銃撃戦を行ったことで有名です。
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小型巡視船(PS)

 巡視船の中で最小のカテゴリーに分類されるPS型は、高速度と高機動性を持って日本近海の治安維持に従事しています。
 PS型には5タイプがあり、近年では武装を強化するなどして対不審船の急先鋒として日本全国で活躍しています。
 今や語源の"Small"のSではなく、"Special(Task)"のSのようです。

大型巡視艇(PC)

 巡視艇として比較的大きな船型を有するPC型は、小回りのよさと汎用性を生かして日本全国の重要航路などで哨戒や治安維持に従事しています。
 PC型は11タイプとバラエティに富んでいて、消防機能を強化した船や各国VIPの迎賓艇を勤めるPC01「まつなみ」などが在籍しています。
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巡視艇(CL)

 実は海保で一番の働き者は、このCL型巡視艇?
 全国津々浦々の保安部・保安署に配備され、警備救難業務に携わっています。
 現在主流のすずかぜ型は、十年以上にわたり「船体の幅広化」などの改良を重ねながら、現在も建造が続けられています。
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海洋情報業務用船(HL,HS)

 海洋・水路測量などを行う海洋情報業務用船を紹介します。
 このカテゴリーには、"Ship of the year 98"に輝いた測量船HL01「昭洋」や、無人測量船HS11「じんべい」を搭載運用する測量船HL02「拓洋」などのユニークな船が存在します。

航路標識業務用船(LL,LM,LS)

 灯台・浮標の整備を行う航路標識業務用船を紹介します。
 海上保安庁の船艇の中でも特に一般には目に付きにくい船種ですが、海上交通を支える縁の下の力持ちです。
 灯台部が交通部に再編されたこともあり、近年船艇の運用形態が変わりつつあります。
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消防船艇(FL,FM,OR,OS,OX)

 船舶火災時の消火や油流出時の回収に携わる船艇を紹介します。
 以前は大型タンカーの火災が頻発したこともあり、強力な放水能力を備えた消防船が整備されました。
 また同時に、油が流出した時に様々な方法で回収する船艇も、全国の主要な港湾に整備されました。

警備艇・監視取締艇(GS,SS)

 浅海域での高機動のため、ウォータージェット推進であるのが特徴です。
 全国の保安部署に配備され、小回りを利かせて密漁取締などに従事しています。
体験航海の際にも、すぐ後ろで転落者救助の任に当たっているのもよく見かけますね。
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その他(MS etc)

 当HPで上記に分類した以外のものを紹介します。
 放射能測定船は、米海軍の原子力推進艦入港時に、放射能漏れなどをチェックする特殊な船です。
 教育用船は、舞鶴の海上保安学校に配備され、学生の免許取得教育に使用されています。
 その他、雑船の括りとされる怪しげな船も盛りだくさんです。

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