全国の警察に配備された警備艇を紹介。大きなものから小さなものまで、その種類は多様です。
　多くの都道府県で水上警察署に配備されていますが、任務の性質上、性能はおろか隻数・船名なども詳しくは公表されていません。

　重要港湾やコンビナート港などで火災に対する即応体制にあるのが消防船艇。
　近年火災の多様化・大規模化に伴い、ハイテクを詰め込んだ新型艇が次々に就役しています。

　海の上で誰も見ていないだろうと、悪いことをしてはいけません。税関の監視艇その他が人や物の動きを見張っています。
　税関・検疫・入国管理などが、各省庁ごとに海上・水際の安全・衛生を守っています。

　海上権益を守るのは海上保安庁だけではありません。水産庁や都道府県の漁政課等に所属する漁業取締船が、日夜広大な日本近海を哨戒しています。
　密漁の悪質化・ハイテク化に対し、ハイテクを駆使した大型船や高速船が各地に配備されています。

　日本近海では、学術調査のためや訓練のため、各種の調査船などが活躍し、成果の一部は世界に誇るものとなっています。
　ここでは、海洋開発研究機構の調査船や、学校機関の実習船など、多種多様な船艇を紹介します。

　港湾内では、国土交通省が各地方整備局において、また各自治体で、海上の安全や環境を守るために様々な船艇が活躍しています。
　海上工事などに用いられる監督測量船、海上のごみを回収する海面清掃船など、多種多様な船艇を紹介します。