Aug.5th(Sat)
See You!!

さて,インタビュータイム。オフリンクで見ると横顔の端正なマスクの色っぽさにときめいてしまう。金髪の前髪はレッ スン中はおろしていたのに,上にあげてしまった。おろしている方が若くみえていいんだけど。
タンクトップだから露出度が高いんだけど,あんまり胸毛とか腕の毛は濃くないのよね。

「何が聞きたい?」と言うので,前々から彼のコレオグラフィーについていろいろとききたかったのでメインはそれ。
内容はInterviewに載せてあるので御覧下さい。
私が興味があるのは彼の才能。プライベートだって興味ないといえばウソだが,それは何かとお騒がせなジューリンさまの こと,何かある度にBOIを始め,メディアが真偽取り混ぜ十二分に書き立ててくれる。

Q&Aの合間にもいろんなエピソードなどを話してくれる。"Variations" などのウソワ&ジューリン作品を手がけたコレ オグラファー,イタリアのGuiseppe Arenaをとても尊敬しているという。ペトレンコのロメ&ジュリはジューリンさまが作ったの かときいてみたら,自分ではなく彼の作品だと言っていた。

ジューリンさまは会話のテンポがよくて,話し方が上手い。早すぎも遅すぎもせず,こちらの気をそらすこともない。 なんといってもフランクに話せるのが心地いい。気易いというのとは少し違うけど。耳に抵抗なく入る声質のせいも あるかもしれない。ロシア語がわかればもっと気分よく話せるような気がする。

"Flowers(Ausencias)" を作った時の話しは興味深かった。
「あの頃は・・・本当にいろいろと大変だったしね・・・」
目が遠くを見つめ,少し寂しげな顔で時々何かを懐かしむかのようにふっと笑ったり黙りこんだりしながら言葉をひと つひとつ選んでしみじみと語る。
恋愛沙汰だけではなく,ソ連崩壊で経済的な面や,モスクワで練習環境に恵まれなくてアメリカへ移住したことなど, いろいろと思うところがあったそうだ。
しかし,妙齢の美中年にそんな顔をされるとこっちの理性は消え去ってしまい,途中から顔ばかり見ていたので半分 ぐらい話しが右から左へ抜けてしまった。インタビュァー失格・・・

ききたかったこと以外にもいろいろと話してくれるので,10分の予定が30分近くになってしまう。
ジューリンさまはタチアナから「あとどれぐらい?」ときかれて「2〜3分で終ると思う」と答えたのに20分以上 たっているので自分で時計を見て驚いている。ききたいことはとっくに終っているのでおひらきにする。

再度レッスンとインタビューの御礼を言うと
「今度,レッスンがとりたかったら直接連絡してくれればいいから。連絡先は昨日,言ったよね?ヨーロピアンは難しい けど,頑張って。あと,テープを本当にどうもありがとう」
と頭をなでてくれる。子供か,私は・・・
リップサービスかもしれないけど,そんなこと言ったら今度はヨーロピアンをクリアして,新たな課題を抱えて来 ちゃうんだから(この時点で「ンじゃあ,お言葉に甘えて来年もその次も,これから毎年」と決心するSancerre)。

近くにいたローマン君との2ショットを撮らせてもらう。よかった,ローマン君,ちゃんとボトムをはいている。

ジューリンさま,本当にどうもありがとう。
"See you again!!"

おやじらいくな足元→
Photo by Sancerre


3時過ぎ,Craigにもよく御礼を言って,Ice Houseをあとにする。また来れるかどうかはわからないけれど,とても楽し くて有意義な2日間を過ごしたリンクと素敵なスケーター達に感謝!!


(おわり)

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Aug.5th(Sat) Tatiana Navka ここで滑る??? See you!!



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Create:2000.09.07