有限会社 トチオ構造設計室/Report・地震のあれこれ5

 
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7. まとめ
日本は、世界の内でも非常に地震の多い国の1つです。もちろん地震に対する研究も進んでいるようです。ただし未だ、「いつ地震がおこるか。」、「今後どの程度の地震がおこるか。」という事を正確に知る事は、困難な状態のようです。「地震は、突然に前触れもなくおこる。」この事が昔から恐いものの4つ「地震、雷、火事、親父」のうちの1つにあげられている要因ではないでしょうか。
地震に対しては、日頃から心がけをしておく事が大事です。家庭においては、下記のような心がけを常に持っておけばいいのではないでしょうか。
  1. 建物が、地震に耐えるか知っておく事。(建物の耐震診断等を行う。)
  2. 寝る場所や幼児、老人のいる所には、家具や重いものはなるべく置かない。
  3. 重いものは、高い所に置かない。
  4. 出火を防ぐため、台所をはじめ火気を使う場所の内装は、燃えにくい材料にし、可燃物を遠ざける。
  5. 食料、飲料水、救急医薬品、ラジオ、懐中電灯などを非常持ち出し品として用意しておく。
    (阪神大震災の経験で非常食は家族3日分、水は1人1日3リットルで最低3日分が必要)
  6. 家庭の防災会議を開いて、災害時の老人・幼児の保護、持ち出し品の搬出などの役割分担や、家族が離れ離れになった時の連絡方法と集合場所などを決めておく。
地震は地球にとってはほんのひび割れにすぎませんが、我たちにとっては命さえ危ぶまれる現象です。地震による災害を最小限に押さえる事、これが今、私たちが各々考えていく事だと思います。
・・・参考文献・・・
    ◆阪神大震災の教訓(日経アーキテクチュア)
    ◆建物と地震災害 竹内吉弘・島田耕一著(学芸出版社)
    ◆巨大地震と大噴火 伊藤和明監修(世界文化社)
    ◆地震と活断層の本((株)国際地学協会)
    ◆欠陥建築が死を招く(青谷社)        
    ◆液状化はこわくない 渡辺具能(山海堂)
    ◆理科年表 平成10年 国立天文台編(丸善)

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