地殻の下にある物質はマントル(包むという意味)と呼ばれ、その厚みは約2900km、また地球の中心部分を構成するものは核で約3500kmの半径です。
地球の内部に向かって掘り進んでいくと徐々に温度は上がり、一般に深さ100kmのところでは1000℃〜 1500℃になります。
したがって地殻の下にあるマントルは、かなりの高温・高圧の状態の物質であると考えられます。
地球物理学によるとマントルは、下図の様に対流という動きをしており、太平洋海底は年間数 10mmずつ拡大して日本列島とアメリカ大陸にぶつかる所で地球内部に潜り込むことが証明されています。