始めに
この観察日記は
2002年夏〜秋、鯉の稚魚観察日記(その5)
2002年夏、鯉の稚魚観察日記(その4)
2002年初夏、鯉の卵観察日記(その3)
2002年初夏、鯉の卵観察日記(その2)
2002年初夏、鯉の卵観察日記(その1)
の続きです。
10月31日(186日目):孵化から26週間
今日でもう10月も終わり、明日からは11月です。浜松でも今週から急に寒くなり、こたつなしではすごせなくなってきました。さて、稚魚達は孵化から無事26週間生き抜くことができました。生き残った4匹は皆元気そうです。当初フィルターの影に隠れがちだったぬしもだいぶ慣れたのか、顔を出してくれるようになりました。今はもう少し長く生きてくれることと、少し手ごたえを感じています。
さて、まただいぶまとまったドキュメントにまとまったのでホームページにアップしようと思います。どうかこのまま稚魚達が元気に育ってくれて、(その7)としてこの観察日記が続けられますように。(つづく)(2002年10月31日記)

10月24日(179日目):孵化から25週間
稚魚達は孵化から25週間経ちましたが、経過は玉砂利を入れてからも順調です。残った4匹はみな元気そうです。でも、玉砂利の視覚効果か、稚魚の色が玉砂利を入れる前と比べて少し茶色っぽく見えるようになりました。また、ぬしもまだフィルターの影に隠れてその姿をなかなか見せてくれません。結構ナイーブな様で、そんな姿が結構かわいいです。写真におさめてみました。


実はナイーブだったぬしの様子(2002年10月24日撮影)

ただ、このまま元気でえさを食べてくれるのならば、稚魚達はもう少し長生きしてくれるのではないかと思っている今日この頃です。願わくば、ぬしが環境の変化についていけず、ストレス死にしないように。(2002年10月24日記)

10月22日(177日目):玉砂利購入、そして水槽に導入
今日は金魚屋さんに行く用事があったので、かねてから念頭にあった玉砂利を500円でついでに購入してきました。


500円で買ってきた玉砂利(2002年10月22日撮影)

今残っている稚魚はまだ小さいのでしばらく玉砂利を入れるのはよそうと思います。でも、次の水替えのあたりで思いきって入れてみようかな?玉砂利のパッケージに書いてあることによると、水槽内の水はえさの食べ残しや排泄物の腐敗により酸性になりやすく、魚も病気になりやすいそうですが、大理石の成分(炭酸カルシウム)の働きにより、玉砂利は水槽内の水の安定の役目もはたすそうです。いろいろ勉強になるなあ。

昼御飯にうどんを食べた後、ころっと気分が変わって思いきって水槽の中に玉砂利を入れてみようと決意しました。バケツで4回程水洗いして、ついに念願の玉砂利導入です!記念に写真におさめてみました。


玉砂利を入れた水槽の様子(2002年10月22日撮影)

これで稚魚達が急に死ぬことなどありませんように。しばらくは経過に注目です。

午後2時頃、水槽の様子をのぞくと、一番大きいぬしが環境の変化によっぽど驚いたのか、また、フィルターの影に隠れるようになってしまいました。まるで、不登校で部屋に引きこもっている学生さんのようです。はやくなじんでくれるとよいのですが。(2002年10月22日記)

10月17日(172日目):孵化から24週間
稚魚達は孵化から24週間経ちましたが、その数はとうとう4匹になってしまいました。内訳は、5cm位の一番大きいぬしが1匹、2,3cm程の中位の稚魚が2匹、1cm程の小さな稚魚が1匹です。1cm位の稚魚は次々と死んでいったので、最終的には3匹で落ち着くと思うのですが、残った稚魚も全部背骨が曲がっているので、後どれだけ生きられるかは見当もつきません。長い目で見てやろうと思います。また、水槽の水は前回ふれたようにとてもきれいなので、しばらく水替えの必要はないでしょう。(2002年10月17日記)

10月10日(165日目):孵化から23週間
最近はだいぶ涼しくなり、長袖なしではすごせなくなってきました。稚魚達は孵化から23週間経ちましたが、経過は自分の部屋に移し替えてからとても順調です。小さな稚魚の中には瀕死のものもいますが、ぬしを含めた7匹はまだ生きています。ぬしも新しい環境にだいぶ慣れたのか、フィルターの裏に隠れたり、飛び跳ねたりすることはなく、落ち着いています。また、あおこの発生がほとんどありませんし、水槽の水は本当にきれいです。ただ、水がきれいなせいか、よけいに水底に沈んでいるふんや食べ残しが目立ってきました。はやいうちにきれいな玉砂利を敷きたいところですが、もう少し様子を見ようと思います。(2002年10月10日記)

10月03日(158日目):孵化から22週間
この観察日記もついに10月に突入しました。稚魚達は孵化から22週間経ちましたが、経過は自分の部屋に移し替えてから順調です。瀕死だった1匹が死んでしまいましたが、ぬしを含めた7匹は健在です。また、前より日射しが強くないので、あおこの発生がほとんどありません。なにか、魚の飼育の本来あるべき姿になったような気がします。ブクブクの音が夜寝る時少し気になっていたのですが、今はもうだいぶ慣れました。


水槽の様子(2002年10月03日撮影)

これからだんだん秋も深まっていくことでしょう。それまで、稚魚達が元気に育ってくれると良いのですが。(2002年10月03日記)

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