個展&劇「あしあと」あじ感想文



安元亮祐10年の歩み展 1999.11.13-11.24 金井画廊
安元さんとの偶然の「出会い」です。
このとき、ネットで知り合った作家さんの絵が金井画廊さんに行けば見られるということで、おじゃましたら、この企画展中でした。
実は、”画廊さん”
というものに初めて行ったのでした。
当然ほんとにまともにまだまだ絵を見たこと無い頃でした。
ですが、その知らない人の絵に妙に惹かれて見入っていました。
金井さんはド初心者の私にもとても親切で、安元さんの話なども聞かせて下さり、同時開催している不忍画廊さんの場所を教えてくれました。

後で思えば、この企画展は「10年の歩み展」だったので、幅広い時代の作品を それも、ガラス絵から大作まで一気に見られたわけで。。。本当に「縁」じゃないかな?なんて。。。(*^^*)
安元さんとの出会いでもあり、私の「絵」の第一歩であったりもするのです。(あらためて、そうなんだ〜第一歩でもあるんだ〜とつくづく。。)


安元亮祐新作展 1999.11.13-11.27 不忍画廊
金井さんに教わって、無事行けましたが、当時の私に老舗画廊「不忍画廊」さんのことなどわかるはずもなく(^^;
安元さんの作品が並んでいることは即わかりましたが、入って安元さんご本人がいたことにもびっくり!
それでも広くはない画廊さんの中をコワイモノシラズと言われる(^^;私は、長い間作品を行ったり来たりしながら見ていたんだと思います(笑) 本人あまりその時のことはよく覚えていなかったりしますが(^^;
後日談としては、なかなか印象深かった?変な?お客だったようです(^^;
この時は、これまた長い時間かけて?作品集1冊選んで、サインを入れていただきました。
不忍画廊さんのこの新作展はUで、11/3〜7に開催のNiCAFがTだったわけですが、NiCAFはレリーフオブジェが主だったようで、当時の私はまだまだ立体にまで気が行っていませんでした。。。
今は立体も平面と同じくです(^^)
これが というか 安元さんがご縁で その後すっかり不忍画廊さんにはお世話になっています。
画集は行くたびに1冊ずつ揃えていったりして。。。
私のその他の作品を見る目も不忍画廊さんの作品、情報を通して広がっていった部分が大です。


安元亮祐 個展 −小さな神話− 2000. 3.18- 3.30 Bunkamura Gallery
安元亮祐さんという作家さんをきちんと認識して、初めて心待ちにして迎えた一度にたくさんの本物の作品が見られる「個展」。
Bunkamuraギャラリーの大きなウインドウ。。。一歩その空間に入り、どこから見ようかドキドキしたような気がします。
もちろん安元さんご本人もいらっしゃったことにもドキドキでしたね。
大作、アクリル・コラージュ、モノクロドローイング、水彩、ガラス絵、レリーフオブジェ、銅版画。。。隅から隅まで何度も見ましたね。今思うと、かなり高揚していた気がします(笑
当時、一番すきだったのが、「街モノ」建物のある風景で、街モノ作品をモチーフを見比べたりして、「月」のあるものがいいな、とか、「猫」がいるのがいいな、とか世界に浸っていました。
と、同時に「早く持ちたいナ」という目で、思い憧れながら見ていました。
それと、安元さんはろうあ者ですので、お客さんにもろうあ者の方も多く、それはそれで私にとって新しい世界であり、
ちょうどすぐ後にある手話劇(でいいのかな)「RASYOMON」が縁で、知り合えた方もいて、その人と初めて会ったのもこの個展会場でしたね。



舞台美術「RASYOMON−鳥・風の迷路− 2000. 4.13- 4.16 シアターX
安元さんが舞台美術を担当するという手話劇があると聞き、私たちが見てもわかるのだろうか、と思いましたが、セリフもついているから大丈夫とのことで見に行くことにしたのでした。
もともと舞台というもの自体を見たことがなかったので、楽しみでもありました。
舞台美術がよく見えるように前列に座りました。
始まる前から舞台には天井から安元さんが美術を担当していることが一目でわかる人形がブランコに吊られている。

舞台は手話と声の吹き替えで進んでいき、内容も充分普通に楽しめ、安元さんらしい舞台美術も楽しめました。
視覚だけでなく、音響効果、音響効果といっても振動で体で音を感じられる効果なども抜群で、安元さんの絵をとおして、また別の世界を知ることができました。
そういう意味では、「RASYOMON」が縁で知り合えた別な方との出会いもあり、私にとって安元さんがろう者であったことで、広がった世界と出会いがありました。
知り合った方とはたくさん筆談しました(^^) 本当は手話も覚えたいのですが(^^;


安元亮祐新作展「いのちのざわめき」 2001. 1.20- 2. 3 不忍画廊
安元さんのアクリルを初めて持った記念の個展。
前回のBunkamuraの時から次には…て思っていたから、作品を観る目も自然とそんな実感を持ちつつ、余計に混乱したり(^^;
結果的にこの時選んだ作品は、何度か足を運びながら私の中に焼き付いた作品となったわけで…理由はこちらで(^^)
この時の作品は、今までに比べて…表現の仕方は様々だと思うけど、さっぱりと洗練された感じ…といったような少し違う印象を持つ人がほとんどだったと思う。私も最初とまどった。
もう一つに「顔ができてきた」笑)ということだった。
あと…わたしとしては、「手」、「手話」を連想するような「手」に印象が残ったかな。。。


舞台美術「オルフェウス」 2001. 3. 1- 3. 4 横浜ランドマーク・ホール
2002. 7.31 世田谷パブリックシアター




NiCAF TOKYO'01 にて 2001. 3.28- 4. 1 国際フォーラム
 後のガラスオブジェが見えない(^^;


安元亮祐作品展 in甲府 2001.12. 7-12.16 アサヒギャラリー
 感想文はこちらを見てください


安元亮祐新作展「BOX ART 2002」
2002. 3. 2- 3.16 不忍画廊 
不忍画廊さんの企画展詳細ぺーじ



舞台美術「雨月」 2002. 4.26-4.29 シアター][カイ] 
-


「道化師と、花と、音楽と。」
2002. 3. 2- 3.16  Bunkamura Gallery
安元亮祐さん、藤浪理恵子さん、伊藤馨一さんの3人展。
Bunkamura Galleryさんの企画展記録





■トップへ■  ■版画作品■  ■ガラス絵「出を待つ」■  ■アクリル「古代の詩」■  ■アクリル「月への慕情」■  ■「MYSERENITY」■