「日本のカキ王」と称された宮城新昌の長女で、琉球最後の国王である尚泰の孫・尚明と婚姻。
夫の尚明は、日本住宅公団の初代住宅計画部課長をつとめ、住宅に革命をもたらした、いわゆる「ダイニングキッチン」の導入を提案した人物である。
尚道子はNHKの「きょうの料理」の講師を長くつとめた料理研究家であるが、お弁当で広く愛されているタコさんウインナーの考案者でもある。
その次男の尚承は母の影響を強く受け料理人となり、母と同じく「きょうの料理」の講師をつとめるほか、NHKドラマの「ちゅらさん」の料理指導もおこなっている。
なお「おいしゅうございます」で知られる岸朝子は実妹。またその母・ツルは同霊園に眠る親泊朝擢の長女にあたる。つまり親泊朝省や親泊朝晋は尚道子や岸朝子からは叔父ということになる。