メイン » » » 西郷従親
さいごう じゅうちか

西郷従親

さいごう じゅうちか

1881(明治14)〜 1943.11.23(昭和18)

明治・大正・昭和期の海軍軍人(機関大佐)

埋葬場所: 23区 1種 1側

 東京出身。父は元帥海軍大将・侯爵の西郷従道(10-1-1-1)の5男として生まれる。母は新橋の桃太郎とて有名の芸妓であったナカ(従道の妾)の子。伯父に西郷隆盛。従叔父に大山巌。兄弟に、西郷家の嫡男であったが早死した兄の西郷従理(10-1-1-1)、兄で次男の陸軍少将の西郷豊彦(14-1-9)、兄で三男で西郷家を継いだ陸軍大佐の西郷従徳(10-1-1-1)、兄で四男は上村家に養子となった海軍大佐で男爵の上村従義、弟で六男で古河林業部代表社員の西郷豊二、弟で七男は小松家の養子となった伯爵の小松従志(8-1-15)。
 1904.2.29(M37)海軍兵学校機関科卒業(12期)、少機関士候補生となる。同.9.10 少機関士に任官。'06.1.26 機関少尉、同.9.28 機関中尉、'09.10.11 機関大尉と累進し、明石分隊長に就任。同.12.28 高千穂分隊長を経て、'16.12.1(T5)機関少佐に進み、鎮海防備隊機関長に着任。
 '17.12.1 淀機関長、'18.12.1 対馬機関長、'20.11.20 吾妻機関長を歴任し、舞鶴海兵団教官を兼ね、機関中佐に昇進。'22.11.10 舞鶴防備隊機関長に補され、'23.4.1 分隊長を兼ねた。同.11.20-同.12.1 扶桑機関長を務めた。最終階級は機関大佐。正5位 勲3等。享年62歳。

<平成新修旧華族家系大成>
<日本海軍士官総覧など>


墓所

*墓石は和型「西郷家之墓」。右側に墓誌があり、「正五位 勲三等 西郷従親 昭和十八年十一月二十三日歿」と刻む。妻は紀見(1890-1954.10.20)。子は道親。


関連リンク:



| メイン | 著名人リスト・さ | 区別リスト |
このページに掲載されている文章および画像、その他全ての無許可転載を禁止します。