ジョークUA制作指南
ここではCSS2の穴(?)を縫って、むちゃくちゃなUAの作り方を考案します。とっっっても不易です。ただのジョークだと思って読んでください。実際に作ってくれる暇なお方がいらっしゃれば、わたくし ばあど は涙して感動致します(嘘)。
結果的に実装不要なセレクタ一覧
これらのセレクタは結果的に無視してもCSS2に対応出来ます。ですので、思いっきり(?)無視しましょう。また、かなり中途半端に実装するのも、制作者の混乱を招いてステキかも知れません。
結果的に実装不要なプロパティ一覧
これらのプロパティは結果的に無視してもCSS2に対応出来ます。ですので、思いっきり(?)無視しましょう。
- border-top-style
- border-bottom-style
- border-left-style
- border-right-style
- border-style
- white-space
- display
- unicode-bidi
- outline-style
アホな事が考えられるもの一覧
これらのプロパティは細かい仕様までは書かれていません。ですので、思いきり非常識な指定をしてあげましょう。
- 'background-attachment'は、わざと実装しておくのが理想です。
- 'letter-spacing'や'word-spacing'は、初期値から増減させます。つまり、初期値はUA依存なのです。-.8emや20emなど、微妙に(?)読みにくい値を指定しておくと、絶賛されるかも知れません。
- 文字コードセット関連の声明はすべて読まなくても良い事になっていますので、文字コードセット関連の声明をすべて無視して、Unicode big endian辺りで読むようにします。そうすれば、大概のCSSは全く読めない!
- ':first-letter'でドロップキャップを行うと、文字はフロートした状態になります。通常、テキストは幅を指定しない限り、幅ゼロのものとして扱われます。結果として、文字は幅ゼロのボックスからはみ出し、以降の文字の下敷きになった状態が正しいのです。公式仕様に従いましょう。また、一部のみをサポートしても良いので、中途半端に実装してみるのも
面白い良いでしょう。 - 下線・上線に関しては、太さの指定がありません。太さは…そうですね、500pxぐらいが
迷惑さ見かけも適度で良いでしょう。「これは何だ」と聞かれたら、「幅500pxの線です」と自信をもって答えましょう。 - 点滅に関しても、細かな規定はありません。大体10Hzぐらいにしてみると、喜ばれるのでは無いかと推測します。
- 'min-width'、'min-height'に関しては、UAがその最小値を指定しても良い事になっています。やはり500pxぐらいが妥当でしょうね。いやいや、ここは今流行りのダイナミックな変化をつけると更に良いでしょう。名付けて、Dynamic Minimum Length Control(DMLC)! 幅を設定したはずでも、てんでバラバラになります。規則正しい表示は不可能となり、カオスの世界を垣間見る事が出来ます。そこがランダム・アートの素晴らしさです。なんだか意味もなくそれっぽいです。
- 'clear'は、該当する要素の下に来るまで、上のマージンを広げなければなりません。しかし、インライン要素ではマージンをいくら大きくしたところで要素の位置を動かす事は出来ません。そして、処理し切れない大きさの値になるまでずっと処理し続けた挙げ句、スタックオーバーフローを起こし、異常終了。いつでも、どこでも異常終了。素晴らしいです。駄目アプリケーションの鏡です。